只一言・・タイトル通りだ。
では、本編へどうぞ。
ボクはガシャットを最終調整を完了した。
ソレを収めてガシャットを引き抜く。そして、変身を解く。
『な、パラド!?また変身を解いてどうするつもりだ!?ぐぅ・・コイツ強い!』
ゲムデウス・ゴスペルに押される一夏と鈴。ラウラと簪が射撃をして、高速で攻撃して居るシャルロットが居てもなかなかと倒せない。決定打がないのだ。
「ごめん、でも・・これしかないんだ。」
そう言いながらボクはまた別のベルトを展開する。
『バグルドライバーツヴァイ』
ベルトを展開して手に持ち、ソレをベルトのバックルに装着する。
『ガッチャーン』
そしてガシャットを持つ。
『仮面ライダークロニクル!』
ソレのボタンを押すと夕刻を過ぎ、暗くなり始めた空に時計が浮かぶ。
その時計は11時59分を指していた。
そして、バックルのAボタンを押して待機状態にする。
「・・今こそ・・審判の刻(とき)。」
手を放し落ちるガシャットは空中でボクの手が動く通りに向きを変えてベルトに刺さる。
『ガシャット!』
ガシャットがベルトに刺さると共に時計の針が進み、0時を指す。
「・・変・・身。」
『バグルアップ!天を掴めライダー!・・刻めクロニクル!今こそ刻(とき)は極まれり!!』
変身したのは【仮面ライダークロノス】。
ボクはすぐさまとびかかるようにして近付き、蹴りをくらわせる。
「・・パラド・・それが・・お前が使う最強なのか?」
「・・。」
ボクはこの姿になると性格が変わるのであまり口は開きたくない。
ガシャットの力が強力で、ボクがボクで無くなるからだ。
そして・・ある意味でこのガシャットは危険だからだ。
その能力と性能はゲームドライバーでは使用できない。だからこそのこのベルトだ。
「・・ゲムデウスウィルス・・貴様は絶版だ。この世から消し去るまで。」
「・・パラド?」
ボクは即座に体勢を立て直しこちらに攻撃を向けて来たゴスペルを見て、ベルトのABボタンを同時押しする。
『ポーズ・・』
その音声と共に時計の止まる音がして世界は停止した。
ボクはそのままゆっくりと近づき、バックルを外してグリップにつけ直す。
『ガッチューン・・ガッチャーン!』
そして、チェーンソーで切り刻み、Aボタンを押して待機音の後Bボタンを押す。
『決め技 クリティカル・サクリファイス!』
大型ねエネルギー体で出来たチェーンソーの刃が斬りかかる。そして逆に向けてグリップにつけ直す。
『ガッチューン・・ガッチャーン!』
銃で攻撃を何度もくらわし、Bボタンを押してAボタンを押す。
『決め技、クリティカル・ジャッジメーント!』
高エネルギーの攻撃をくらわす。そしてまた元の位置に戻る。
「・・・時を刻め。」
『リスタート!』
また同じようにABボタンを同時押しすると世界は動きだす。
『☆○■♪★▼――!?』
ゲムデウス・ゴスペルはとんでもない攻撃の嵐に合い、一気にSEが減ったようだ。そして、驚いている所にボクは近づき、ベルトのBボタンを押す。待機音がしてAボタンを押すと音声が流れる。
『決め技・・クリティカル・クルセイド!!』
「・・終焉を迎えろ。・・はぁ!!」
足元の時計の針のように背中を向けていたボクが体を反転させて上段蹴りをくらわす。
「――――――!?」
『終焉の・・一撃!』
ゴスペルはSEが完全に無くなったようで海へと落ちる。
「い・・一体何が?」
「・・時を止めてその間にボクが攻撃。最後に最高出力の蹴りで始末した。全ては天刻の裁きと、地刻の贄だ。」
「意味が分かんねぇ・・つまりはお前が時間を止めてその間に攻撃をくらわせて最後に動きだしてから倒したと?」
「全ての刻は今、この一瞬でさえもボクの管理下だ・・。」
「・・お前・・。」
「軽蔑してくれてかまわない。そうでもしないと勝てな・・感染が進行し過ぎていたか・・。もう・・最後の手段しか・・ないのか・・?」
そうボクが言うのは落ちて行ったはずの位置から高出力エネルギーを検知したからである。
『まさか・・二次移行!?』
「このタイミングでか!?」
「くっそ!」
そう言っていた瞬間には、下から高出力のエネルギーが何方向にも飛んで来た。
『ポーズ・・』
そのエネルギーの当たりそうな位置から皆を動かし、時間を再開させる。
『リスタート・・』
戻った時の中で敵の攻撃を皆が無事に避けていた事で安心したと、気を抜いたボクの目の前に急に赤いエネルギー波が襲って来た。
そこでボクの意識は消えた・・。
▼
私達が目を放した一瞬だった。
『パラド!?パラド!?返事をして!!パラドォ!?』
シャルロットが痛いほどに叫ぶがパラドは見えない。一瞬のうちに攻撃が飛んで来てそのエネルギーに巻き込まれたのだ。そして水から上がってきたのは・・
「で、・・デカイ・・。」
「なんて大きさだ!?」
「巨大化とは・・どこまで進化するつもりだ!?」
『ラスボスの最終形態・・てこと?』
シャルロットはまだパラドが居た位置を探しているが、反応はロスト。消えてしまっている。
そこに攻撃が飛んできた。
「危ない!!シャルロット!!」
そう言いながら一夏がシャルロットの楯になるようにして、背中のローブを広げた。
「ぐああぁぁ!?」
爆発が起きて、一夏も海へと落ちて行く。途中で鈴が抱えて捕まえたが、意識はなく、所々に火傷の痕が有ることから、絶対防御を抜いてダメージが有ったことは間違いない様だ。
「・・作戦失敗。しかも未知の存在で判断をできる物が居ない。一時撤退します。」
『・・エイタはどうした?モニターから消えたが・・。』
「・・パラドは・・消えました。敵の攻撃によって・・。一夏もダメージを喰らい」
『・・・・。分かった遅滞戦闘に移行。更識は援護して敵が近付かないようにしろ。』
『はい・・。』
『デュノア、撤退命令だ。三人を運べ。高速離脱しろ。これは・・命令だ。』
『ぱら・・ど・・・・。わかり・・ました。』
また脚部にアンカー等を出して俺と鈴を先に固定。更に反対向きでラウラを固定し、射撃を始める。更に簪からの援護射撃により私達はその海域から脱出した。
気絶した一人を担ぎ・・海に没した一人を除いて・・。
■
「・・真の終焉を迎える・・か。」
■
私達は旅館に無事戻る。でかくなったせいか、それともそう言う機能がないのか、海の中をゆっくりと進むだけのゲムデウスをモニターに映しつつ、私達はどうすればいいのか悩んでいた。
「敵はISとは違う未知の存在だ・・。パラドが言っていたのはゲムデウスウィルス。察することからウィルス系統なのは分かるが・・シャルロットはどうだ?」
「駄目‥。パラドが居ない事を認めたくなくて逃避してる。話を聞く事も出来ない・・。」
「・・いたしかたない・・か。織斑先生、今作戦は敵ISの排除だったはず。それが変わった今、作戦の続行は不可能です。」
「あぁ、私もそれについて話をしたら検討するとだけだった。IS委員会はISを容易く落とす存在を認めたくないのであろう。だから‥今回の件は今だ継続と言う事になっている。しかし、SEを補充し装備を整えても被害が増える一方の現在は手を出す方が危険だ。故に、一時的に監視をつける状態で作戦会議と敵存在の能力把握に努める。その間は装備者は休憩をして休んでおけ。また収集をかける。」
「分かりました。それぞれ休憩を取れ。自身の機体の整備と調整、武装の補充などは怠らないように。行動しろ。」
そう言うとまずは簪がシャルロットを抱えて部屋を後にした。そして、鈴も一夏が寝かされている部屋に行く許可を貰って退室。私はエネルギー補給と弾薬補給だけなのでソレは担当官に任せて織斑先生と作戦会議をする。
「・・エイタはどうして落ちた?」
「敵の大型腕部から出た高エネルギーのレーザーらしき攻撃にて・・。次の瞬間には姿が無くなっていました。」
「・・誰も落ちた瞬間を見て居ないという事か?」
「・・まさか。織斑先生はパラドが生きていると?」
「その攻撃の特性がもしも取り込むことだったりしたら、奴の中に取り込まれている可能性もあるという事だけだ。もしかすると高エネルギーで一瞬で蒸発した可能性もあるが、予想がつかない状況ならすべての事を考えるのが指揮官の役目だ。」
「なるほど‥。しかし、同じような攻撃で一夏は落ちました。やはり攻撃エネルギーとしか認識が出来ません。」
「・・そうか。」
そう言って背中を向けてモニターを見る。
「コイツが私の生徒を奪ったというなら容赦するつもりはないな。次の出撃は私が後方からの援護と指揮を取る。機体は唯の打鉄だが、後方支援くらいはする。遠距離パッケージ『撃鉄』をインストールしておくので、更識妹と共に後方からの支援と式に徹する。前線は頼む。」
「・・はっ!了解いたしました。」
「一時離れる。何かあれば連絡してくれ。」
そう言って織斑先生は部屋を出て行った。残されたのはモニターを監視している山田先生と私だけだ。
「・・コレは一体何なのでしょうね?」
「分からないですが・・とんでもない敵で、倒すべき相手です。」
そうはっきりと述べると、
「そうですね・・でも、勝てるのでしょうか?」
とつぶやいた。しかしそれに対しては、
「勝てる勝てないではなく・・勝つのみ。パラドが私達を助けたように、私達もこの学園の生徒や国の人間を助ける。それしか許されません。」
誰にでもなく、許されない事になるのだ。
敵は強大で私達は比べれば脆弱だ。だが、負ける事は許されないのだ。
消えたパラドに強化した【銀の福音ゲムデウスウィルス体】。
この作品の織斑先生は【撃鉄】は使えます。普通に山田先生も射撃タイプなので使えますが、山田先生を出さない理由は指揮能力の差を考えてです。
それでは、次回もまた見てらいだー。