シンフォギアのほうは難産中です。
それでは、ネクストゲーム・・スタート。
VRーX アナザ―ライディング 01
ISを宇宙に上げてそのあとには結婚式も挙げた。
あれから数年。俺は今湾岸線をバイクで走っている。
新しくとった免許と仕事で稼いで買った新車のバイクだ。パラドのバイクも思ったがアレは如何せん見た目が俺には合わない。黄色の派手なバイクよりもカウルのあるスポーツマシンタイプが欲しかったので、ブルーメタリックのハヤブサを買った。音がなかなか良い。
パラドも新しく車の免許を持っている。車は普通だそうで。ナンバーはお気に入りの数字をとるのに苦労したそうだ。でも一番のお気に入りは自転車だそうだ。ガシャットも自転車を使っていたのを見たことがあるし。
そして、今はパラドの会社に呼ばれたので移動しているのだ。
パラドはライダーシステム関係で独立した会社の社長となった。
IS学園の近い位置に合って、実験施設も多く充実した設備が有り、女尊男卑の思想は排除された会社で、デュノア社と更識家の後ろ盾があるので更に成長しつつあるらしい。
「しっかし、パラドが俺に頼みごととはなかなか珍しいな。」
大体は自分で完成させるのに俺に頼み事が有るから会社に今すぐ来てくれ。なんて初めてなんじゃないか?
そう思いながらパラドの新しい会社、【クリエイト・コーポレーション】の前で停車する。
ガードマンに伝えて身分証代わりに、パラドのくれている端末を見せると、
「お待ちしておりました。社長がお待ちです。バイクはこちらでお預かりしますので、失礼ですがお急ぎで社長室へと向かっていただけますか?先ほどから・・まだ来ないのかと催促の電話が鳴り続けておりますので・・」
「はい。頑張ってください。」
俺はガードマンにそう言う事しかできなかった。
それから社内に入り、待っていた社員が先導して社長室へと誘導してくれる。
・・が、如何せん早歩きだ。小走りになって居る時が有るくらいだ。
それから部屋の前で両手を掴まれた。
「・・心して挑んで下さい。頑張ってください。挫けないで、諦めないで、最後まで気を緩めないでください。」
「何故そこまで言われなきゃいけないのか、怖くて聞けれねぇよ。」
あまりの発言に年上の社員でも突っ込みを入れてしまった。
「では、お気をつけて。」
そう言って社長室の前から走って消えて行く社員。おいこら置いて行くのかよ。社長室目で入れて挨拶するんじゃないのかよ?明らかに逃げただろアイツ。
「はぁ・・意を決して行くか。」
俺はノックを三回してドアを開く。
「呼ばれ他から急いで来たが・・」
「ヴァハハハハハハハ!!」
「帰るわ。」
「待てぇーい!!神たるこの頭脳を持って作ったシステムの被験者に逃げられてたまるか!!」
「俺で実験するのかよ!?自分ですればいいんじゃないのかよ!?」
「・・ふぅ・・これは一夏の話から生まれて物なんだ。だから一夏に試してもらわなければ意味が無い。」
急にテンションが落ちたパラドがまともに話す気になった様なので会話をする事に。
「俺の話?何かあったか?」
首をかしげると、腕を組んで頷く。社長室の革張りの椅子から立ち上がり、来客用の椅子へと座りなおして手で対面を示す。
「まぁ、座りたまえ。・・昨日、夢で自分に良く似た自分が大勢出てきたと話していただろ?でも、それぞれが見た目が違ってた気がすると言った。」
「あぁ、その話か・・・。でも、夢の話だぜ?」
「それがもしも平行世界論の可能性だったら・・そう考えた。そして、もしかしたら・・・つまりは【IF】のライダーが存在するかもしれない。それで、その平行世界に干渉できる因子を持つかもしれない君に協力を要請したんだ。」
「・・よくわからんがあの夢が実は夢じゃなくて、平行世界の俺に会ったという実話だったらの話だろ?確定事項が少なすぎる。」
「だからこそ、実現出来たら可能性を見る事が出来る装置を作る道になる。未来予知に近いシステムが出来れば事故による死亡数が激減し、ISに組み込むことで宇宙空間と言う未知の状態でも、事故を未然に防げるかもしれない。今だISの事故は減っていないからね。」
手を広げながら上を見上げる様にして眼を瞑り何かを考えているパラド。
「あぁ、そう言う事なら世界中に人々に役立つな。わかった、協力しよう。」
「あぁ、ありがとう。君ならそう言うと思っていたよ。実験はすぐに始めれるから。」
「お前・・。俺が断ったらどうするつもりだったんだよ?」
「一服盛って、鈴に強制的に納得させる。」
しれっと真顔で言うパラド。殴りてぇ。
「卑怯だとか言う前に、友人を何だと思っている。」
「今回に至っては実験材料。他に代えが無い分貴重だけど。」
「後で覚えてろ。シャルロットと簪に言いつけるからな。」
「彼女達が怖くて、実験をやめることなどできない!!自重など遠の昔に捨てた。」
「自重は捨てるもんじゃない!拾って来い!!」
そんな言い合いそしながら実験に関する資料を読む事に。
「ふーん。コレが[試作型IF世界体験装置・VR-X]・・か。」
大型のベッドの様な物にいくつものコードをつないだ状態のヘッドマウントディスプレイが渡された。
「今回は本当にIFの世界を体験できるかのテストだからね。さぁ、そのVRモニターをヘッドマウントにつけて、更にベルトを装備してそこにプラグを繋いでくれ。」
「べルトにもか?」
「いざ、何かあった時に変身できなくては自分を守れないかもしれないからな。」
「なるほど・・。でも、片方のスロットに挿す状態なのか・・。これじゃエターナルにしか変身できないぞ?」
「君のエターナルなら十分さ。エターナルエッジもベルトに連動して反応するからメモリを使用することは問題ないから。」
「分かった。なら・・位置は、こんなもんだな・・電源起動。」
「よし、では、実験を開始する。ミッション・スタート!!」
そう言うとパラドが装置を起動したようで、俺の意識はすいこまれる様に意識が落ちて行った。
▼[ゲーム・スタート]
俺はきらきら青く光るトンネルの様な世界を飛ぶように高速で移動していた。
ISで細い空間を高速移動するとこんな感じだろうと思いながらも・・急に光りが変わって出口の様な所で光に包まれた。
そして、俺はデジタル模様が有る空間に立っていた。
周りを見渡していると、
「おや?こんな所へ珍しいね。」
女の子の声がして振りかえると、
「やっはろー。」
そう言いながら手を振る、赤と白の服に金髪の少女が立っていた。それよりも印象が・・
【で・・デカイ・・】
何と言うか篠ノ之箒と同じくらいに・・いやもしかしたらそれ以上かもしれない特大サイズ・・。アレは絶対肩がこるだろうと予想した。
「は、初めまして・・所で珍しいって?」
「此処は世界の狭間でいろんな可能性の重なりあった世界なんだよ?君はそこにいるんじゃなくて入り込んで来たでしょ?時々だけど居るんだよ。それでまぁ、色々と話した事もあるわけだ。」
「なるほど・・あー。これで俺が異世界に対しての因子を持っている可能性が実証されたと・・。」
「んー?よくわかんないけど・・君から不思議な力が感じられるんだよねぇ?君・・特別な人間なの?」
「夢の中で良世界の自分と会ったことが有る・・ただの夢だと思ったら、友人の科学者が事実だった可能性の実証実験を行いたいという事で此処に来たんだ。」
「むっずかしい話だなぁ。そんなの良くわかんないや。それよりも・・君、そのベルトをつけてるって事はライダーだね?」
「え!?」
「私もそうなんだよねー。いっちょ、御手合わせでライダーバトルとしゃれこもうじゃないか。私は自身の専用道具が有るからさ!」
そう言って取り出したのは・・・黄緑色とマゼンタのベルト。
「ゲームドライバー・・だと!?」
「ん?へぇ・・知ってるんだぁ。でも、ガシャットは知らないだろうけどね。この世界で作られた専用ガシャットだからね。
そう言って手を横にして構える。そこには白と紺色のガシャットが握られていた。
「さて・・それじゃ・・始めようか。」
そう言ってガシャットを目の前に構えた少女。
「そうそう・・私の名前・・『弦巻マキ』だよ。君は?」
「俺は織斑一夏。俺も・・正義の仮面ライダーだ!!」
そう言ってメモリとロストドライバーを構えた。
今ここから異世界のライダーとのバトルが始まろうとしていた。
記憶に残らないと言ったな?あれは嘘だ。
と言うか無意識上の分で夢としての認識になるようにしていたのに、それをパラドは並行世界論と推測したのがきっかけです。だってパラド自体が夢でライダー見てたからこの世界にライダーがあるわけだし。
でも、自身は見るしかできないのに、一夏はそこに行ったという事で実験が始まったという事です、はい。
ちなみに弦巻マキを出したのは、
『私の趣味だ。いいだろう?』
という感じです。
まぁ、映画を見て閃いたんですけどね。
では、また次回。
しーゆー、ねくすと・すてーじ!