皆さんは季節の変わり目はご注意ください。
それにしても急に寒くなり過ぎです。
では本編へ、どうぞ。
学年別クラス代表戦。各学年のクラス代表がトーナメント形式でISを使用しお互いの力量を比べ会う学園行事。今日はその当日だ。
ウチのクラスからは自薦(笑)のセシリア・オルコットが出る事になっている。まぁ、実力ははっきり言えば上の方だし準決勝か決勝戦くらいはするだろう。
情報では一年生のクラス代表で専用機持ちは二人、四組と一組。二組に鈴が入ったが、クラス代表は決定していたし本人もやる気が無かった為に交代は無し。それよりも男性操縦者のデータを取るように言われたと愚痴を言って来た。本人に言う事じゃないと思う。
そう理由からの二人だけだ。しかし、四組の生徒は一夏君の機体のせいで製作が凍結になったとかで正式に専用機持ちとは言えない。・・まぁ、そのデータを流用して更に強い機体に仕上げようと云うのが日本政府の考えなんだろうけど、果たしてそこまで説明する事に頭が言っているのか・・。甚だ疑問に思うよ。
・・その子のIS、開発して前のパッケージを与える事も思案に入れておこう。
上手く行けば日本のイメージを保ちつつ、強力なパッケージかもしれない。それならもう二つも考えていた案のパッケージを作成しても良い。打鉄用のイメージだから使う事無かったけど、ラファールだけじゃなくてこっちにも貢献しておくか。ラファールではイメージにも兵装バランス的にも悪いからな。
今は会場のアリーナに居る。隣には一夏君が座っていて、周りを良く話す女子が囲んでいる。女尊男卑派は離れているので目に見えて分かる関係図式だ。
「んじゃ、ソレ作りに行くか。」
そう言ってボクはアリーナから出ようとした。すると振動と共に警報が鳴り、アリーナと客席を塞ぐように隔壁が現れる。一瞬目の前のドアがロックされたが、何故か次の瞬間にはロックが外れてオープン状態になった。
「・・?」
一体今のは・・それよりも今の振動と隔壁が降りた理由の方だ。
「織斑先生、緊急事態ですか?!」
ボクよりも早く一夏君が連絡をしながらドアの前にくる。ドアを開けて皆を外に誘導しながらボクに先頭に行けと促す。ボクは走って外に繋がる最短ルートを確認。途中の防火扉等は降りてない事を確認して外に出る。
「こちらパラド。防火扉等は降りていないのでアリーナからの脱出は可能・・!?」
急にロックオンアラームが鳴りボクは緊急展開。その場から空中へと飛ぶ。そこには発砲した後らしきIS。腕部が大きく、そこにいくつものパイプが背中からつながっている。
「・・いきなり攻撃とは穏やかじゃない・・?」
通信が帰って来ない。一夏君からも何も聞こえない。更に言えば目の前の機体からノイズが発せられている。
「ジャミングか・・。ならば、敵と見なし・・破壊する。」
【マイティアクションX!ガシャット!レッツゲーム、ムッチャゲーム、メッチャゲーム、ワッツユアネーム?アイアム仮面ライダー!】
アリーナに被害を出さないようにコイツよりも高高度で戦う方がいいだろう。なら、
【ジェットコンバット!】
「第三戦術・・!」
【マイティジャンプ、マイティキック、マイティアクションX!アガッチャ、ジェットジェット イン ザ スカイ!ジェットコンバーット!!】
ボクは《ゲンムジェットコンバットレベル3》で相手する事にした。ジェットガトリングで撃ちながらも空中をスラスターとジェットコンバットのブースターで加速。こちらの攻撃を当てつつ相手の攻撃は空へと逃がす。アリーナの方をちらりと見ると似たような機体がいてそれに何故か一夏君がIS状態のエターナルで戦いを挑んでいた。相手が攻撃しているがエネルギー武器だからどうやら一夏君が零落白夜で切って、無効化しつつ他の専用機持ちが生徒を逃がす為に行動しているようだ。
「なら・・こっちも応援に行きたいね!?」
≪ガガガガ≫
太陽を背にして急降下しながら片手のガトリングを連射。反対の手でジェットコンバットガシャットをキメワザホルダーに入れる。
【キメワザ!ジェット!クリティカルストライク!】
ブースターとスラスター全開で急加速して体を回転させつつエネルギーを込めた蹴りを放つ。
「セイヤアァァ!!」
「・・!?」
ソレは相手の胸部分に当たり、ボクはそのまま体を突き抜けてアリーナに飛び込む事になる。その落下途中で
「な・・絶対防御が無いのか!?」
驚いたが周りには血肉はなく、オイルとパーツが散らばっていた。機械・・無人機だと!?なら、・・・こんな事を考えたのはあの人か。流石天災、僕を始末しつつ、一夏君が目立つように仕向けようとしたわけだ。だからあの時一回ロックをかけても、外して外におびき出したのか。
アリーナにはシールドが無くそのまま降りる事に成功。そしてバラバラになった無人機が落下してがっしゃんと音を立てた。
「な!?どういう・・何が・・あぁ、パラドか。さっきから通信してたんだから答えろよ!」
「一夏くん、そいつもボクが倒したこいつもジャミングしているんだ。通信妨害で連絡できなかった。だから・・」
『一夏ァァァ!!』
放送用のスピーカーから声が聞こえる。見るとそこには篠ノ之箒が。
『その程度の敵、男なら倒して見せろ!!』
こっちがエネルギー兵器を使う相手に何も考えてないわけじゃない。下手をすると充填中だったエネルギーが暴発して何処に飛ぶか分からないから、退避を先にしていたというのが分かっていないのか!?あの馬鹿!!もし、あそこに逃げ遅れた奴がいたら・・。
「くそぉ!?あの馬鹿が叫んだせいであっちに方向が向いた!」
一夏君が叫ぶ。見ると既にエネルギーは充填完了しているようで発射状態だ。一夏君がスラスターを吹かして近付くが遅い。ボクの位置は対角線上で一番遠く、間に合わない。
ガシャットを入れ替える暇も、メモリを代える時間もなかった。
そして、
≪ズキュウゥゥゥン≫≪ドガァァン≫
発射されてしまった。極太のビームは放送室を越えてその向こうの空まで続いた。そこにいたであろう人の命を奪って。
「・・貴様ァァァ!!」
そう叫んでエネルギーが無い状態の腕を零落白夜で一太刀。返す様に体を捻りつつエターナルエッジで腕の関節を切り逆の腕も落とす。そのまま。蹴りつつ、腰のマキシマムホルダーにヒートメモリを挿しこみマキシマムドライブを起動。
【ヒート・マキシマムドライブ】
マキシマムドライブを起動した後、一瞬だが蹴る直前に青い炎が上がる。アレは‥。
「はあぁぁぁ・・ハァアァァァッ!!」
ソレをくらい機体は後ろによろめきつつ数歩下がり、スパークし始める。
「さぁ、地獄を楽しみな。」
親指を下に向けてそう言葉を発すると、敵ISは爆発を起こす。その際にやはりパーツとオイルが巻かれたので無人機だったようだ。
「・・くそ、俺が・・守れなかった・・。」
放送室にはまだ避難中の放送委員がいたらしく、篠ノ之が外から開けた後、退避する暇はなかったらしい。つまり数人は死んだ事になる。ボクは手に白と黒のガシャットを持つ。
「・・最終手段だ。行くよ一夏君。」
「何を・・パラド?」
ボクがしかめっ面をしているのを気がついたらしく、それでも放送室後についてくる。そこは人が焦げたにおいと熱を持っていた。数人は熱で死んだらしくまさしく黒焦げ状態。マイク付近にある一体が篠ノ之、そのほかに黒焦げが一体、普通だが、うつぶせで頭から血を流しているのが一体、一部は綺麗なままだが皮膚が焼けただれているのが三体。計六体の遺体が有った。
「うぐっ・・これを・・どうするつもりだ?」
「・・・。」
ボクはガシャットを見せる。そこにはまだ何も書かれていない。
「これには死に対してのデータを蓄積させている。完成させるには後六体の死のデータ必要となる。そして・・丁度六体。」
「た、助けれるのか?」
「助かるんじゃない。ボクは・・死の情報を捻じ曲げるだけだ。一部には火傷の痕が残るが・・生き返らせる。外道な手だけど、コレは今回限りしか使えない手だ。」
そう言って一番近くの遺体からガシャットを当ててボタンを押す。
≪キュイン≫
機動音がして段々と皮膚が元に戻る。焼けていた髪も戻り腕の一部に火傷の小さな痕が残るだけとなった。そして、呼吸を始めて胸が上下し始める。
「黒焦げの方は一夏君は見ない方がいい。彼女を見てて。異常があったら教えて。」
そう言ってそのまま三人蘇生させる。一人はまったく焼けていなかった。つまりは・・撲殺。つい舌打ちをしつつ、アリーナ側に向けて歩く。
彼が目を反らしたのを見て黒焦げの遺体に当てて起動。黒焦げの皮膚組織が再生される前に筋組織が丸見えで一瞬、生皮をはがしたような見た目となる。そして、皮膚が再生され服が無い彼女に制服の上着をかける。最後、篠ノ之を一瞬蘇生させるのをためらう。この惨状を作り出し、一人を撲殺している彼女にはふさわしい最後なのではないかと思った。しかし、それでも、・・・罪を償わせる必要が有ると認識し同じようにガシャットを当ててボタンを押した。そして、彼女は生き返った。
「何故私が拘束されているのです千冬さん!?」
「貴様・・いくらアイツの妹は言え、人を一人撲殺しかけたのだ!!許せるか!?許すわけ無かろうが!!人を殺す所だったのだぞ!?その自覚が無い危険人物を許すはずがないだろうが!!貴様は、唯の犯罪者だ!!篠ノ之束の妹?旧知のお世話になった家族?知るか!!そんなに死にたいなら私が殺してやろう!!」
拘束衣に身を包まれた篠ノ之箒がわめくがすぐに織斑先生によって沈黙させられる。
「わ、私はあんな相手に手間取っている一夏の応援を・・」
「逆に時間稼ぎをしていたにすぎない!!貴様が要らない事をしなければ、けが人もなく無事に終わるはずだった!」
そう言いながら篠ノ之が拘束されているまま殴られ受け身も取れず、管制室の床に転がる。
「レベル3の独房に連れて行け!・・昔のよしみで面倒は私が見る。」
「分かりました。・・立ちなさい・・。」
「立て。来い!」
二人の教師に腕を持たれて連れていかれていく篠ノ之。
「そ、そんな・・千冬さん!?千冬さん!!・・くそ、放せ!!私は篠ノ之束の妹だぞおオォォぉ…」
ドアが閉まった後、織斑先生は頭を抱えて席に座る。
「・・パラド・クリ・エイタ、織斑一夏。学園長、生徒会長が呼んでいる。私と共に学園長室に来てくれ。他の教師たちは各代表候補生および退避時の先導していた物に状況を聞いておいてください。また今回の件は、緘口令を敷きます。各自行動開始をお願いします。」
そう言って織斑先生は顔をあげる。まだ青い顔のままだがしょうがない。色々とあり過ぎた。
色々とヒロインについて考察されている方も居る様ですが・・、
まぁ、私は過去作から見ても貧乳派らしいです。
と言う事で貧乳組はかなり優遇と言う事で。
まぁ、ヒロインの一人はかなりの魔改造されてますが。
では、また見てらいだー。