花火達は、緑の大陸の港町から1番近い巨蛾の里へ行こうとしていた。菜々子はパンザワとの一件がよほど応えたのか、しょんぼりと落ち込んでいた。
菜々子「はー、パン君どこ行ったんだろう?」
菜々子はため息をこぼす。
カイネ「まぁ元気だしな、もしかしたらパンザワはDポリスの一員だったのかもしれないし」
小次郎「いや絶対違ぇよ、吸い込まれる時、叫んでたし」
カイネ「でもあの時のワームホールはDポリスのそれに似てたんだよね〜」
花火「安心しろ菜々子、パンザワは元気でやってるさ!またあったら今度こそ一緒に旅させてやろうぜ!」
菜々子「・・・・・そう、だよね!元気でやってるよね!花ちゃんにそう言われるとなんかそんな気がしてきた!」
そんなこんな話をしていると巨蛾の里に到着した。赤の大陸のアカダッケ村の砂漠じゃなくて森バージョンとも言えるような感じであった。
菜々子「よし!みんなでご飯食べに行こう!」
花火「う、うん」
小次郎「そ、そだね」
菜々子ははしゃぐが花火と小次郎は少し暗い顔をする。菜々子とカイネは2人に対して疑問を抱く。
カイネ「どうしたんだ2人とも?暗い顔して」
小次郎「いや、ねー、えーーっとすっごく言いづらいんだけど」
花火「実は・・・・」
*
菜々子「え!?!お金がもうない!?」
花火&小次郎「ホントっもうすみませんでした!」
2人は深々と頭を下げる。
カイネ「よく今まで黙ってこれたなー、」
菜々子「でもなんで?アカダッケ村の人達からあんなにもらったのにもうなくなったの?」
花火「ほら、あれだよ武龍村の時の襖!あれ2つ分の代金で飛んだんだお金が」
菜々子「あれほんとに払ってたんだ、」
実はあの時、花火が蹴破った襖は花火がシュリにバトルで勝利したことにより帳消しとなったのだが、小次郎とシュリが突き破った襖は結局小次郎が払ったのである。因みに旅の一行のお金の管理は小次郎が仕切っている。
小次郎「カイネはいくら持ってる?」
カイネ「ん?私か?私は当然ほぼ無一文だ!あんた達が持ってると思ってたから全然心配してなかったなー!お金のことなんて」
小次郎「お前もよく今まで黙ってこれたな!」
花火「まぁとりあえずこの里で何かいい働きどころを探さないとなー、ん?」
花火が気楽に立ち直ろうとすると、一枚の看板に目がいく。そこにはバトスピ大会の説明が記されたチラシが貼ってあった。
花火「おい!みんな!これ!見てみろよ!」
小次郎「え?んーっと、なになに?今年も始まる!巨蛾の里杯!、飛び込み参加OK、優勝者には・・・・・賞金100万円(円変換)!?」
花火「2位でも50万(円変換)だってよ!俺らで出れば合計150万(円変換)もらえるぞ!」
カイネ(花火にしては珍しくテンション高めだなー、意外と欲が強いのか?)
花火と小次郎はテンションが上がっていた。まぁ無一文からのこれは2人のテンションを上げるのには申し分ない情報だっただろう。だが、小次郎はあることに気づく。
小次郎「あっ!この大会よく見たら女性限定って書いてあるぞ!」
その大会は女性限定であった。
花火「なぁーに心配ねぇよ!こっちには敏腕女子バトラーが2人もいるんだ!ワンツーフィニッシュ間違いねぇよ!」
カイネ「女の子に敏腕とか言わない」
菜々子「大会かー、」
花火「生活かかってるんだ!頼む!」
菜々子「いいよーそういうことなら!この菜々子におまかせあれ!」
合掌してお願いする花火に対し、菜々子は「えっへん!」と胸を張って承諾する。カイネも「まぁいいか」と仕方なく承った。
こうして菜々子とカイネは巨蛾の里のバトル大会に参加することになった。4人は早速会場に行く。
そこには200人ほどの人達が集まっていた。女子2人は受付してくるときに花火は少しだけ疑問を抱く。
花火(なんか変なんだよなー、なんでこんな小さい村に150万なんていう大金が集まるんだ?)
確かに500人もいなさそうな里に150万という大金が集まるという話は妙に信憑性に欠けていた。
花火はここで「D-ワールドだからかー」という判断でこの考えを捨ててしまう。
そして、バトル大会が幕を開けた。カイネと菜々子はお互いに順調に勝ち進んでいき、とうとう決勝で当たることになった。
実況者「えー、只今より第51回、巨蛾の里杯、決勝戦を行います。両選手前え、」
暗い感じの実況者が細々としたマイク音で2人を呼ぶ、菜々子とカイネはステージに上がり目を合わす。
小次郎「よし!やったな!これで150万確実にもらったぜ!てか!実況者元気全然ねぇな!」
花火「あぁそうだな、(今までの試合全部観てきたけど実況者どころか観客もあんまり盛り上がってなかったんだよな〜こんなに賞金貰えるのに、なんでだろう?)」
花火が自分の疑問に答えが出ないまま、2人のバトルが始まる。
菜々子&カイネ「ゲートオープン!解放!」
2人はゲート開きバトルフィールドに行く。花火と小次郎を含む他の人達も皆観客席に向かった。
菜々子「カイネちゃんとのバトル!すごい楽しみにしてたよ!」
カイネ「奇遇だね〜私もだよ!男達の尻拭いさせられてる感ハンパないけど」
菜々子「ははっ、それは言えてるかも」
菜々子はカイネの一言に苦笑いした。
カイネ「先行は譲るよ」
菜々子「うん!いくよ!」
菜々子の先行でバトルが始まる。
[ターン01]菜々子
スタートステップ
ドローステップ 手札4⇨5
菜々子「メインステップ!角タヌとビーバンをLV1で召喚!」
手札5⇨3
リザーブ4⇨1
トラッシュ0⇨1
菜々子のフィールドにツノを生やした狸とビーバーが召喚される。
【角タヌ】赤属性 0コスト 軽減無
系統:皇獣
LV1(1)BP2000
LV2(3)BP5000
シンボル赤
【ビーバン】赤属性 2コスト 赤2軽減
系統:皇獣
LV1(1)BP2000
LV2(3)BP4000
シンボル赤
LV1・2『このスピリットのアタック時』
このスピリットにソウルコアが置かれているとき、自分はデッキから1枚ドローする。
菜々子「ターンエンド!」
角タヌLV1(1)BP2000
ビーバンLV1(1s)BP2000
バースト無
[ターン02]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ4⇨5
ドローステップ 手札4⇨5
カイネ「メインステップ、じゃあ先ずはネクサス!五行寺院をLV1で配置!」
手札5⇨4
リザーブ5⇨2
トラッシュ0⇨3
カイネの後ろに巨大なお寺がそびえ立つ。
【五行寺院】青属性 3コスト 青1軽減
ネクサス
LV1(0)
LV2(3)
シンボル青
LV1・2『相手のアタックステップ』
相手のコスト3以下のスピリットがアタックしてきたとき、ボイドからコア1個を、系統:「獣頭」を持つ自分のスピリット1体の上に置く。
LV2『お互いのアタックステップ』
系統:「獣頭」を持つ自分のスピリットすべてを、そのスピリットが持つ最高LVとして扱う。
菜々子(!五行寺院!厄介なネクサスが早速がきたね!でも、小次郎君はそれに苦しめられてたけど私のデッキは対処法がある!)
菜々子は自身満々だったが自身がありすぎて顔に出ていた。
カイネ「(何か対処法があるって感じの顔だな)バーストをセットしてターンエンド」
手札4⇨3
カイネのフィールドにカードが裏向きでセットされる。
五行寺院LV1
バースト有
[ターン03]菜々子
スタートステップ
コアステップ リザーブ1⇨2
ドローステップ 手札3⇨4
リフレッシュステップ リザーブ2⇨3
トラッシュ1⇨0
菜々子「メインステップ!ピヨモンをLV2で召喚!」
手札4⇨3
リザーブ3⇨0
トラッシュ0⇨1
カイネ「!菜々子のデジタルスピリットか!」
菜々子のフィールドにピンクの体毛の鳥型のスピリット、ピヨモンが召喚される。
菜々子「召喚時効果!ネクサスを1つ破壊!五行寺院を破壊するよ!」
ピヨモンは登場するなり嘴から緑色の炎をくるくると吹き上げ五行寺院を焼き尽くした。
【ピヨモン】赤属性 3コスト 赤2軽減
系統:成長期・空牙・爪鳥
LV1・2『このスピリットの召喚時』
相手のネクサス1つを破壊する。
LV2【進化:赤】『自分のアタックステップ開始時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「成熟期」を持つ赤のスピリットカード1枚を、コストを支払わずに召喚する。
カイネ「くっ!やるね!」
菜々子「まだまだ!アタックステップ!ピヨモンの【進化:赤】を発揮!ピヨモンを手札に戻して、手札のバードラモンに進化!」
ピヨモンは0と1のコードに卵状に包まれる、次第に膨らんでいき、破裂、中からピヨモンの進化形態、体が炎に包まれた巨鳥、バードラモンが召喚される。
【バードラモン】赤属性 4コスト 赤2軽減
系統:成熟期・空牙・爪鳥
LV1(1)BP3000
LV2(2)BP5000
シンボル赤
LV1・2【超進化:赤】『このスピリットのアタック時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「完全体」を持つ赤のスピリットカード1枚を、コストを支払わずに召喚する。
LV2『このスピリットのアタック時』
自分はデッキから1枚ドローする。
カイネ「おーー!綺麗なもんだね!」
バードラモンLV2(2)BP5000
角タヌLV1(1)BP2000
ビーバンLV1(1s)BP2000
バースト無
菜々子「ビーバン!お願い!アタック時効果で1枚ドロー」
手札3⇨4
ビーバンはソウルコアが乗って入ればアタック時に1枚デッキからドローできる。
カイネ「ふっ、ライフで受ける」ライフ5⇨4
ビーバンはカイネのライフを体当たりで破壊した。だが、ここでカイネのバーストが火を噴く。
カイネ「ライフ減少によりバースト発動!No.26キャピタルキャピタル効果によりノーコスト配置!」
菜々子「え!?ネクサスのバースト!?」
カイネのフィールドに宙に浮かぶ島が出現した。
【No.26キャピタルキャピタル】青属性 6コスト 青3軽減
ネクサス
LV1(0)
シンボル青
ソウルバースト:自分のライフ減少時
このネクサスカードをコストを支払わずに配置する。
LV1『相手のアタックステップ』
ソウルコアが置かれていない相手のスピリット/アルティメットがアタックするとき、相手は、相手のリザーブのコア1個をトラッシュに置かなければアタックできない。
このネクサスにソウルコアが置かれている間、この効果でトラッシュに置くコアを+1個する。
カイネ「キャピタルキャピタルの効果で菜々子のソウルコアが置かれていないスピリットはリザーブのコアを1個トラッシュに置かないとアタックできないよ!」
菜々子「え!?じゃあこのターンは・・・・・」
カイネ「そう!アタックできないよ!」
菜々子「・・・・ターンエンド」
菜々子は少々悔しそうな顔をしながらターンエンドを宣言した。
小次郎「カイネのデッキ破壊が決まるまでに決着をつけたい菜々子君にとって、あのネクサスはキツイぞ」
小次郎と花火は観客席でバトル分析をしていた。
花火「でも、菜々子は【進化】で召喚時にネクサスを破壊できるピヨモンを手札に戻しているから、次でまた破壊されるんだよなー、」
小次郎「あっ!そっか!意味ないじゃん」
花火「でも、カイネがこれで終わるとは思えない」
[ターン04]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ3⇨4
ドローステップ 手札3⇨4
リフレッシュステップ リザーブ4⇨7
トラッシュ3⇨0
カイネ「メインステップ、よし!使ってみようかな!召喚!ホエーモン!LV2!」
手札4⇨3
リザーブ7⇨0
トラッシュ0⇨5
突然、地面から噴水のように水しぶきが飛んでくる、水しぶきが晴れると、鯨のような見た目で完全体のデジタルスピリット、ホエーモンが姿をあらわす。
【ホエーモン】青属性 6コスト 青3軽減
系統:完全体・海首
LV1(1)BP5000
LV2(2)BP8000
LV3(4)BP10000
シンボル青
LV1・2・3
相手の『このスピリットの召喚時』効果は発揮されない。
LV1・2・3『相手によるこのスピリットの消滅/破壊時』
ブレイブのコストを無視して、コスト6以下の相手のスピリットすべてを破壊する。
LV3『相手のアタックステップ』
コスト5以下の相手のスピリットのアタックでは、自分のライフは減らない。
菜々子「!それって船の大会の優勝商品!?!」
カイネ「そうだよ!これで私はターンエンド!」
ホエーモンLV2(2s)BP8000
キャピタルキャピタルLV1
バースト無
花火「で、でかい!」
小次郎「まさしく鯨そのものって感じだな、」
花火も小次郎もホエーモンの体の大きさに驚く。
[ターン05]菜々子
スタートステップ
コアステップ リザーブ0⇨1
ドローステップ 手札4⇨5
リフレッシュステップ
リザーブ1⇨2
トラッシュ1⇨0
ビーバン疲労⇨回復
菜々子「メインステップ!このまま頭数で押し切る!ピヨモンを再度召喚!」
手札5⇨4
リザーブ2⇨0
トラッシュ0⇨1
菜々子「召喚時効果!ネクサスを破壊!対象はもちろん!キャピタルキャピタル!」
菜々子のフィールドに再びピヨモンが召喚される。ピヨモンは登場するなり緑色の炎をくるくると吹き上げキャピタルキャピタルを狙うが、、、
カイネ「ホエーモンの効果、相手はスピリットの召喚時効果を発揮できない!」
菜々子「ええ!?」
ホエーモンはまるで鯨の潮吹きの要領で水を出し、ピヨモンの炎を打ち消した。
菜々子「くっ、アタックできるのはソウルコアが置かれてるスピリットだけ、それ以外はコアを支払わないといけない、、、んんーーーターンエンド」
菜々子はフィールドの状況を考えてこのターンは終了した。
バードラモンLV2(2)BP5000
角タヌLV1(1)BP2000
ビーバンLV1(1s)BP2000
ピヨモンLV1(1)BP2000
バースト無
[ターン06]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ0⇨1
ドローステップ 手札3⇨4
リフレッシュステップ
リザーブ1⇨6
トラッシュ5⇨0
カイネ「メインステップ!ネクサス!No.2ブルーフォレストをLV1で配置!」
手札4⇨3
リザーブ6⇨5
トラッシュ0⇨1
カイネの後ろに色が青い森が出現する。
【No.2ブルーフォレスト】青属性 3コスト 青2軽減
ネクサス
LV1(0)
LV2(3)
シンボル青
LV1・2『自分のアタックステップ』
系統:「獣頭」を持つ自分のスピリット/アルティメットの効果で相手のスピリットを破壊したとき、ボイドからコア2個を自分のフィールドに置く。
LV2『自分のエンドステップ』
自分のフィールドにソウルコアがあるとき、相手は相手の手札が3枚以下になるように破棄する。
小次郎「ここぞとばかりに、ネクサスを配置してきたな」
花火「ネクサスの配置が青の真骨頂だからな」
カイネ「さらに!イッカクモンをLV2で召喚!」
手札3⇨2
リザーブ5⇨1
トラッシュ1⇨3
頭に一本ヅノを生やした海洋生物のような成熟期のデジタルスピリット、イッカクモンが召喚される。
【イッカクモン】青属性 5コスト青3軽減
系統:成熟期・戦獣
LV1(1)BP4000
LV2(2)BP6000
LV3(4)BP8000
シンボル青
LV1・2・3【超進化:青】『このスピリットのアタック時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「完全体」を持つ自分の青のスピリットカード1枚を、コストを支払わずに召喚する。
LV3『このスピリットのアタック時』
相手のデッキを上から3枚破棄する。この効果でマジックカード/アクセルを持つスピリットカードが破棄されたとき、コスト5以下の相手のスピリット1体を破壊する。
菜々子「でた、イッカクモン!」
カイネ「ふふっ、ここからが本番よ!アタックステップ!
イッカクモンでアタック!アタック時効果で【超進化:青】を発揮!イッカクモンを手札に戻して完全体のズドモンに進化!LV2!」
リザーブ1⇨0
イッカクモンは青い光に包まれていき、姿を変えていく。光が弾ける時、イッカクモンが進化したズドモンが現れる。ズドモンは自前のハンマーを構え、やる気があることを示す。
【ズドモン】青属性 8コスト 青4軽減
系統:完全体・獣頭
LV1(1)BP8000
LV2(3)BP11000
LV3(6)BP14000
シンボル青
LV1・2・3[大粉砕】『このスピリットのアタック時』
相手のデッキを上から、このスピリットのLV1につき5枚破棄し、バースト効果を持つカードが破棄されたとき、相手のスピリット1体を破壊する。
LV2・3『自分のアタックステップ』
系統:「完全体」/「究極体」を持つ自分のスピリットの効果で破壊されたスピリットの効果は発揮されない。
花火「でやがった!ズドモン!一気にバトルが進むぞ」
小次郎「ここまで相手の動きを制限した上で【大粉砕】使おうとするとか、相変わらず情けがねぇよなあの女」
カイネ「いけ!ズドモン!アタック時効果!【大粉砕】ズドモンのLV1につき5枚破棄する!LVは2!よって10枚破棄するよ!」
菜々子「きゃぁ!」
残りデッキ22枚
ズドモンはハンマーを地面に叩きつけ電気を菜々子のデッキまで走らせ、デッキを10枚破棄した。
そして、その中には、バーストカードの戦国覇王ギュウモンジが、
菜々子「あっ!ギュウモンジ!」
カイネ「バーストカード戦国覇王ギュウモンジを確認!【大粉砕】の追加効果でバードラモンを破壊!」
ズドモンはハンマーをブーメランのように投げ、宙を飛んでいるバードラモンに命中させる。バードラモンは力つき墜落、爆発してしまう。
菜々子「バードラモン!」
カイネ「ここでさらに!ブルーフォレストの効果を発揮!系統:「獣頭」を持つスピリットの効果で相手のスピリットを破壊した時、ボイドからコア2個を自分のフィールドに置く、ホエーモンにコア2個を追加でLV3にアップ!」
ブルーフォレストが光りだすとホエーモンにコア2個を追加される。ホエーモンはLVが上がり空中で宙返りをする。
カイネ「さぁ、アタックは継続中!」
菜々子「ライフで受ける!」ライフ5⇨4
ズドモンはハンマーで菜々子のライフを破壊した。
カイネ「ターンエンド」
ズドモンLV2(3)BP11000
ホエーモンLV3(4s)BP10000
キャピタルキャピタル
ブルーフォレスト
バースト無
[ターン07]菜々子
スタートステップ
コアステップ リザーブ3⇨4
ドローステップ 手札4⇨5
リフレッシュステップ
リザーブ4⇨5
トラッシュ1⇨0
菜々子「メインステップ!ソウルコア乗ってないとダメだったらアタックするスピリットを1体に絞ればいい!いくよ!私のデッキのスピリット達!先ずはビーバンのソウルコアをピヨモンのコアと入れ替える!」
ビーバンのソウルコアとピヨモンのコアが同時に入れ替わる。
菜々子「さらに!ピヨモンをLV2に上げてアタックステップ!ピヨモンの【進化:赤】を再び発揮!ピヨモンを手札に戻して2体目のバードラモンを召喚!LV2」
リザーブ5⇨4
ピヨモンはもう一度同じ方法でバードラモンに進化した。
カイネ「!2枚目か!だけど無理かな?ホエーモンのLV3効果でコスト5以下の相手のスピリットのアタックじゃあ私のライフは減らないんだ」
菜々子「5以下?だったらギリギリかな?」
カイネ「?どういう・・・・はっそういうこと!」
カイネは菜々子のやろうとしていることに気づく。
菜々子「そう!そういうことだよ!バードラモンでアタック!アタック時効果で1枚ドロー!さらに【超進化:赤】を発揮する!バードラモンを手札に戻して完全体のガルダモンに超進化!LVは3!」
手札5⇨6
リザーブ4⇨1
バードラモンは赤い炎に包まれ、姿形を変えていく、そして、翼を広げると同時に包まれた炎を打ち消し、中から大きな翼と鉤爪を持つ鳥人、完全体のデジタルスピリット、ガルダモンが現れる。
【ガルダモン】赤属性 6コスト赤3軽減
系統:完全体・獣頭・爪鳥
LV1(1)BP5000
LV2(3)BP8000
LV3(5)BP12000
シンボル赤
LV1・2・3『このスピリットのアタック時』
自分のデッキを上から1枚オープンできる。そのカードが赤のスピリットカードのとき、このターンの間、このスピリットに赤のシンボル1つを追加する。オープンしたカードは手札に加える。
LV3『このスピリットのアタック時』
バトル終了時、自分の手札にある赤のカード2枚を破棄することで、このスピリットは回復する。
ガルダモンLV3(5s)BP12000
角タヌLV1(1)BP2000
ビーバンLV1(1)BP2000
バースト無
カイネ「これが、菜々子の完全体か、カッコいいじゃん!」
菜々子「でしょ!いくよ!ガルダモン!アタック!」
ガルダモンは菜々子の言葉に頷くと巨大な真紅の翼を羽ばたかせ、カイネに向かって急降下する。
菜々子「ガルダモンのアタック時効果!自分のデッキを上から1枚オープン!」
オープンカード【ヒートエッジウルフ】
菜々子「これが赤のスピリットの時、ガルダモンに赤のシンボル1つをこのターンの間加える!ヒートエッジウルフは赤のスピリットだからガルダモンに赤のシンボルを1つ追加!オープンカードは手札に!」
手札6⇨7
ガルダモンに赤のシンボルが1つ追加されダブルシンボルになる。
カイネ「なるほど、別にダブルシンボルくらい受けるよ、まだライフ4つあるし」ライフ4⇨2
ガルダモンはそのまま鋭い鉤爪の2連撃でカイネのライフを2つ破壊した。
菜々子「ふっふーん!ガルダモンの効果はまだ終わらないよ!カイネちゃん!」
カイネ「!?!」
菜々子「ガルダモンのLV3効果でバトル終了時に赤のカードを2枚破棄することで、ガルダモンは回復する!ヒートエッジウルフとヒノシシの2枚を破棄!」
手札7⇨5
カイネ「え!?回復!?」
小次郎「すごい!菜々子君の手札が尽きるまでアタックを繰り返せるじゃないか!」
花火「それだけじゃない、あいつ、シンボルはダブルシンボルのままだ、このままホエーモンを切り崩して、角タヌとビーバンがアタックできるようになれば菜々子の勝ちはほぼ確実だ」
菜々子「もう一回お願い!ガルダモン!アタック時効果で1枚オープン!」
オープンカード【秘剣二天一龍】
菜々子「!マジックかーでも!ダブルシンボルでも十分!いっけー!ガルダモン!」
手札5⇨6
ガルダモンが再びカイネのもとに迫ってくる。
カイネ「・・・・・やるじゃない菜々子!、まさか奥の手を使うことになるなんて」
菜々子「え!?おくのて!?」
カイネ「えぇ、ブロックよ!ホエーモン!」
ホエーモンがガルダモンの視界を遮るように邪魔をする。
菜々子「でもBPはガルダモンが上だよ!」
カイネ「いいのよ!BPは!奥の手は後から楽しみに待ってて!」
菜々子「?」
ガルダモンは自分より遥かに大きな体躯のホエーモンを持ち上げ、空中へ投げる、ガルダモンはそのまま腕から炎の鳥を打ち出し、ホエーモンに命中させ、破壊する。
カイネ「この瞬間!ホエーモンの破壊時効果発揮!コスト6以下の相手のスピリットすべてを破壊!」
菜々子「・・・・・え、え〜〜〜〜〜!!」
ホエーモンが破壊された瞬間、大波が菜々子のフィールドを襲う。角タヌ、ビーバン、そして、ガルダモンまでもが大波に飲まれて破壊された。
菜々子「そんな!ガルダモン!みんな!」
小次郎「なっ!まだそんな効果隠してたのか!?!」
花火「ぶったまげた効果だなーー」
菜々子「これじゃ何もできない、・・・・・・ターンエンド」
フィールドを更地にされた菜々子はなすすべなくターンエンドを宣言する。
[ターン08]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ6⇨7
カイネ「ドローステップ、!!いいの引いた!」
菜々子「?」
カイネは引いたカードを見て口角を上げる。
リフレッシュステップ
リザーブ7⇨10
トラッシュ3⇨0
ズドモン疲労⇨回復
カイネ「ズドモンをLV3にアップ!」
リザーブ10⇨7
菜々子(大丈夫、まだデッキは15枚より多い、厄介なホエーモンもいなくなったし、次のターンが来ればまだ勝機はある)
カイネ「さぁこれでフィニッシュかな?異魔神ブレイブ、二頭魔神!召喚!」
手札3⇨2
リザーブ7⇨4
トラッシュ0⇨3
菜々子「!異魔神ブレイブ!?」
カイネのフィールドに巨大な水柱上がると中から青属性の異魔神ブレイブで竜の頭を2つ持つ二頭魔神が水柱を切り裂き、現れる。
【二頭魔神】青属性 青2軽減 紫2軽減
異魔神ブレイブ
系統:異魔神・海首
LV1(0)BP4000
合体(0)BP4000
シンボル青
このブレイブは疲労せず、スピリット状態のとき、アタックとブロックができない。
《右合体条件:コスト5以上》
【右合体時】【強襲:1】『このスピリットのアタック時』
このスピリットは、ターンに1回まで、自分のネクサス1つを疲労させることで回復する。
《左合体条件:コスト5以上》
【左合体時】『このスピリットのアタック時』
相手のスピリットのコア1個を相手のリザーブに置くことで、自分のトラッシュにあるネクサスカード1枚を、コストを支払わずに配置する。
花火「ここにきて、異魔神ブレイブ!?」
カイネ「さぁ二頭魔神!ズドモンに右合体だ!」
二頭魔神は右腕に持っている剣をズドモンに向ける、さらにそこから光線を放ち、自身とズドモンをつなげて合体スピリットとなる。
ズドモンはいっそう力が強くなり、咆哮する。
ズドモン+二頭魔神LV3(6)BP18000
キャピタルキャピタルLV1
ブルーフォレストLV1
カイネ「アタックステップ!ズドモンでアタック!【大粉砕】でデッキを上から15枚破棄だ!」
菜々子「っ!」
残りデッキ3枚
ズドモンはハンマーを地面に叩きけて電気を走らせ、再び菜々子のデッキを破棄する。これで菜々子のデッキは残り3枚となる。
カイネ「さらに、二頭魔神の右合体時効果で【強襲:1】を
発揮させる!」
菜々子「えぇ!?強襲!?」
カイネ「そう!ネクサスを1つを疲労させることで、ズドモンは回復する!キャピタルキャピタルを疲労!」
キャピタルキャピタル回復⇨疲労
ズドモン+二頭魔神疲労⇨回復
ズドモンは一瞬青く光り疲労状態から回復状態になる。
カイネ「さぁ、アタックは?二頭魔神はシンボル持ちのブレイブだから、受ければライフを2つ減らすよ!」
菜々子「ライフで受ける!」
ライフ4⇨2
ズドモンは菜々子のライフをハンマーで2回叩きつけ、2つ破壊する。
カイネ「これで最後!ズドモンでもう一回アタック!【大粉砕】で残ったデッキをすべて破棄!」
菜々子「っ!」
残りデッキ0
ズドモンは同じ手法で菜々子のデッキを破棄する、これで菜々子のデッキはゼロ、菜々子の敗北が決まるが、デッキアウトの確認があるスタートステップを待たずして決着がつこうとしていた。
菜々子「カイネちゃんとのバトル楽しかったよ!」
カイネ「えぇ私もよ!さぁ菜々子ラストコールを!」
菜々子「ライフで受ける!」ライフ2⇨0
ズドモンは再びハンマーの2連撃で菜々子のライフを一気に破壊する。ライフがゼロになった菜々子はバトルフィールドから弾かれる。
カイネ「やったね!ズドモン!大勝利!」
カイネがピースサインを掲げると、ズドモンと二頭魔神もガッツポーズを決めた。バトルが終わり、カイネたちはもとの巨蛾の里のバトルステージに戻った。
早速表彰式が行われる。もちろん1位はカイネ2位は菜々子だ。
花火「いやーいいバトルだったな!」
小次郎「にしてもカイネってどんくらい強いんだ!?ライフとデッキを両方0にするって!」
花火「まだまだそこを見せてない感じはするよな〜」
花火と小次郎は2人で表彰台にたつ菜々子とカイネを見届けていた。
そこで花火は隣に座っていた里の男性達の会話が耳に入る。
里の男性1「はぁ、今年はあんな可憐な女の子が2人も巨蛾姫の餌になるのか」
里の男性2「まったくだ、見たところ里の娘じゃないし、観光に来たところを捕まってしまったのだろう可哀想に」
花火はこの話を聞いた瞬間、背筋が凍りついた。嘘だと信じたかった。
花火「おい!あんたらどういうことだそれ!この大会で勝ったらどうなるんだ!?」
花火は里の男性1の胸ぐらを掴んで脅すように聞こうとする。
里の男性1「なっなんだよー急に!!ヒィィィィ」
小次郎「おいどおした?花火」
里の男性2「あんたら旅の者かい?それは知らないわけだ、この里では年に1回この大会で勝ちあがった優勝者と準優勝者はこの里を治める巨蛾姫に・・・・・・」
里の男性2が言おうとした瞬間、表彰台に立っている菜々子とカイネの前に身長が高めの女性が現れる。恐らく190センチはあるだろか、まるで花魁のような格好で、とても顔が美しかった。
巨蛾姫「優勝そして、準優勝おめでとう、妾は心から祝福しているぞよ」
菜々子「ありがとうございます!150万(円変換)欲しくて2人で出ました!」
カイネ「こら、そういうこと言わない」
菜々子は天然ぶりを発揮する、カイネも菜々子に対するツッコミが板についてきた。
巨蛾姫「ふふっ、いいねぇ!今年の娘はおいしそうだねえぇ!!」
巨蛾姫の舌がじゅるりと回る。そして、里の男性2は再び口を開いた。
里の男性2「・・・そう、あの巨蛾姫に魂を喰われるんだ」