花火達は黙々と緑の大陸を歩いていた。
花火「よし!一旦休憩しよう!」
カイネ「急だね、」
花火「いや〜お腹すいてさ」
小次郎「そういや食糧もらったはいいものの、直ぐに巨蛾の里を出たから一回も飯食ってなかったな」
菜々子「じゃあさ!あそこのお寺で休まない?」
菜々子が指をさした方には今は使われてなさそうな巨大なお寺であった。鳥居はなく、ほとんど木と一体化しかけていた。花火達はこのお寺で一休みすることにした。
小次郎「暗黒の力!?」
花火「あぁ、巨蛾姫は確かにそう言ってた、黒いオーラの正体はきっとそれだと思う」
菜々子「でもそれをアグモンのカードが吸い込んでたけど、大丈夫なの?」
花火「おう、俺は特に問題はない、アグモンのカードもあの時以外はなんも反応してない、Dパラディンには暗黒の力を浄化させる効果があるかもしれないな」
カイネ「暗黒の力・・・・・・・そういえば昔私が読んだ絵本でもあったような」
花火「まじ!?何か知ってるのか?」
カイネ「いや、私も詳しくは知らないけど、その絵本では、暗黒の力はDパラディンの敵役として出てきたんだよ」
花火「敵役?だったらオメガバーストで葬られたんじゃないのか?」
そんなことを話している矢先に花火達の足元からワームホールが出現する。突然のことに全員は驚く暇もなく落下した。
花火「うわぁぁぁぁぁ!!」
小次郎「のわぁぁぁぁぁぁ!!」
菜々子「きゃぁぁぁぁぁ!!」
カイネ「え!?!うわっ!」
*
花火「ん?ここは?」
菜々子「花ちゃん!」
花火が目を覚ますと、先に目を覚ました菜々子達が声をかける
花火「なんだ?ここは?」
カイネ「どこかの場所に飛ばされたようだけど、どこの遺跡だろう?」
小次郎「もういい加減驚けないよなー、慣れって怖い」
花火達が飛ばされたところはどこかの遺跡のようだ、だが、どこの大陸の遺跡なのかは花火達はもちろん、大陸中を旅してきたカイネすら分からなかった。
花火「まぁでも遺跡にきたらやることは1つだ」
カイネ「そうね」
菜々子「そうだね!」
小次郎「いや、何すんだよ」
花火「いや決まってんだろ?宝探しだよ!」
菜々子「小次郎君ってば本当天然ーー」
小次郎「お前らの方が天然だろー!!!状況を確認しろ!俺ら変なワームホールに飛ばされたんだぞ!」
今日も小次郎は大変そうである。
カイネ「まぁまぁ先ずは宝探しが先決じゃない?」
カイネは小次郎の肩に片手をポンっと置いて言う。
小次郎「・・・・お前はツッコム側に回ってほしかったなー」
なんやかんやで花火達は遺跡の最深部まで進んでいく。
そして、とうとうそれらしき祠がある場所に到達した。
花火「ちぇー、途中でゾンビとか出てくれば面白かったのになー」
小次郎「仮に出たとして、どう戦うつもりだったんだよ」
そんな時だった。突然遺跡の祠が緑色に光だす。
そして、謎のカード達が棺のようなものを突き飛ばして現れる。
花火「!?なんだ?」
菜々子「ピヨモンの時と同じだ、祠のカードが飛び出して、」
花火、菜々子、小次郎にとってこの光景はデジャブだった。一度アカダッケ村のピヨモンの件で似たような現象を目撃しているからだ。1人カイネだけ、頭にはてなの文字を浮かべていた。祠のカードはそのまま、今度は小次郎のもとへ、吸い込まれるように飛んでくる。
小次郎「え!?」
小次郎は突然のことに驚く。
花火「小次郎!そのカードは?」
小次郎はカイネ達にカード見せる。絵本でDパラディンの姿がわかるカイネは・・・・・・」
カイネ「間違いない、このカードも絵本に出ていたDパラディンの1体だ」
菜々子「じゃあこれで5体目のDパラディンだね、でもなんで、小次郎君に?小次郎はすでにテントモンを持ってるのに」
菜々子の疑問に花火が少し考えてから口を開く。
花火「シュリが確か、5人の兵士のパートナーの8種のスピリットって言ってたんだ。つまり、5人のうちの3人がDパラディンを2体パートナーにしていたことになる。別におかしい話じゃあないさ」
カイネ(あぁそういえば、絵本も5人だったけ)
小次郎「マジか!じゃあ俺めっちゃ!特別じゃないか!」
カイネ「いや、5人のうち3人はそうでもなくない?」
???「ほほぅ、ただのお客さんかと思ったらそうじゃないらしい」
花火「誰だ!」
花火達が声の方に目を向けると、赤髪の若い男性が姿を見せる。
マーゼ「おおっと!これは失礼!俺の名はマーゼ、この遺跡の番人みたいなもんさ、早速だが、選ばれたお前にはそいつが相応しいかどうか、実力を確かめさせてもらうぜ、」
カイネ(どこから現れたんだろう、人の気配なんてこれっぽっちもしなかったのに)
マーゼと名乗る男はデッキを手に取り、小次郎に勝負を挑む。
小次郎「いいぜ!存分に確かめさせてやる!」
小次郎はこの後直ぐにデッキを調整して、マーゼとバトルをすることになる。
小次郎「よし、もういいぜ!」
デッキの調整を終えた小次郎は自身満々にデッキをマーゼに向ける。
マーゼ「じゃあいくぞ!」
小次郎&マーゼ「ゲートオープン!解放!」
2人はバトルフィールドへ向かう。花火達も観客席へ移動した。マーゼのバトルアーマーはただの赤黒い鎧だった。
先行はマーゼだ。
[ターン01]マーゼ
スタートステップ
ドローステップ 手札4⇨5
マーゼ「メインステップ、ネクサス、千識の渓谷をLV1で配置!」
手札5⇨4
リザーブ4⇨0
トラッシュ0⇨4
マーゼの背後に化石のようなものが複数ある、渓谷が現れた。
【千識の渓谷】赤属性 4コスト 赤2軽減
ネクサス
LV1(0)
LV2(2)
シンボル赤
LV1・2『自分のメインステップ』
自分の手札にある系統:「覇皇」/「古竜」を持つスピリットカードすべてに、軽減シンボル赤を与える。
LV2『自分のドローステップ』
ドローの枚数を+1枚にする。
マーゼ「ターンエンド」
千識の渓谷LV1
バースト無
[ターン02]小次郎
スタートステップ
コアステップ リザーブ4⇨5
ドローステップ 手札4⇨5
小次郎「メインステップ!召喚!テントモン!効果でコアブースト!」
手札5⇨4
リザーブ5⇨1
トラッシュ0⇨3
【テントモン】緑属性 3コスト 緑1軽減
系統:成長期・殻虫
LV1(1)BP2000
LV2(3)BP3000
シンボル緑
LV1・2『このスピリットの召喚時』
ボイドからコア1個をこのスピリットに置く。
LV2【進化:緑】『自分のアタックステップ開始時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「成熟期」を持つ緑のスピリットカード1枚をコストを支払わずに召喚する。
てんとう虫型のスピリット、テントモンが召喚される。
テントモンの召喚時効果でコアが1個増えた。
小次郎「さらにテントモンをLV2へアップ!いくぞ!テントモン!【進化:緑】を発揮!テントモンを手札に戻してカブテリモンに進化だ!」
テントモンは0と1のコードに包まれていく。コードはやがて弾け飛び、テントモンはカブテリモンに進化した。
【カブテリモン】緑属性 5コスト 緑3軽減
系統:成熟期・殻人
LV1(1)BP5000
LV2(3)BP8000
シンボル緑
LV1・2『このスピリットの召喚/アタック時』
相手のスピリット1体を疲労させる。
LV1・2【超進化:緑】『このスピリットのアタック時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「完全体」を持つ緑のスピリットカード1枚を、コスト支払わずに召喚する。
LV2『このスピリットのアタック時』
疲労状態の相手のスピリット1体をデッキの上に戻す。
花火「早速、進化したな」
カイネ「あいつのデジタルスピリットは後攻1ターン目から進化できるのが強みだね」
小次郎「いけ!カブテリモン!」
マーゼ「ライフで受けよう」
ライフ5⇨4
カブテリモンは腕でマーゼのライフを叩き割った。
小次郎「ターンエンド」
カブテリモンLV2(3)疲労
バースト無
[ターン03]マーゼ
スタートステップ
コアステップ リザーブ1⇨2
ドローステップ 手札4⇨5
リフレッシュステップ
リザーブ2⇨6
トラッシュ4⇨0
マーゼ「メインステップ、千識の渓谷をもう2枚配置、ターンエンド」
手札5⇨3
リザーブ6⇨1
トラッシュ0⇨5
マーゼのフィールドに千識の渓谷が連なった。
小次郎「!?!」
菜々子「え!?そんなことしてる場合なの?」
花火「これは、何かを待ってるんだろうな」
スピリットのいない状況で、コアを全て使ってネクサスを配置するのは相当な覚悟がいる。花火は何か必殺の展開を待っているんだと考えた。もちろん小次郎もそのことを警戒している。
千識の渓谷LV1×3
バースト無
[ターン04]小次郎
スタートステップ
コアステップ リザーブ0⇨1
ドローステップ 手札4⇨5
リフレッシュステップ
リザーブ1⇨4
トラッシュ3⇨0
小次郎「メインステップ!もう一回テントモンを召喚!コアブースト!」
手札5⇨4
リザーブ4⇨0
トラッシュ0⇨2
小次郎のフィールドに再びテントモンが召喚される。
でてくるなり、テントモンにコアが1個追加される。
小次郎「アタックステップ!いけ!カブテリモン!テントモン!」
マーゼ「2つともライフだ!」
ライフ4⇨2
カブテリモンは腕で、テントモンは体当たりでマーゼのライフを壊した。
小次郎「ターンエンドだ!」
カブテリモンLV2(3)疲労
テントモンLV1(2)疲労
バースト無
[ターン05]マーゼ
スタートステップ
コアステップ リザーブ3⇨4
ドローステップ 手札3⇨4
リフレッシュステップ
リザーブ4⇨9
トラッシュ5⇨0
マーゼ「メインステップ!準備は整った!いくぞ!」
小次郎はマーゼの言葉に気を引き締める。
マーゼ「先ずはモダニック・ドラゴンをLV1で召喚!ネクサス、千識の渓谷で軽減をつけられてるからノーコストで召喚だ!」
手札4⇨3
リザーブ9⇨8
【モダニック・ドラゴン】赤属性 3コスト 2軽減
系統:古竜
LV1(1)BP2000
LV2(3)BP4000
シンボル赤
LV1・2『自分のメインステップ』
自分が系統:「古竜」を持つスピリットカードを召喚するとき、このスピリットに赤のシンボル2つを追加する。
コスト3の小型の系統:古竜のスピリット、モダニック・ドラゴンが召喚される。ネクサス、千識の渓谷は系統:古竜を持つスピリットに軽減シンボルを1つ追加する効果がある。これによりモダニックはノーコスト召喚されたのだ。
マーゼ「さらに!モダニックの効果!古竜を召喚するとき、シンボルを2つ追加!これにより1コストで焔竜魔人マ・グー(リバイバル)をLV2で召喚!」
手札3⇨2
リザーブ8⇨3
トラッシュ0⇨1
溶岩の中から突如焔竜魔人マ・グー(リバイバル)が眠りから目を覚まし、現れる。
【焔竜魔人マ・グー(リバイバル)】赤属性 6コスト 赤2軽減
LV1(1)BP3000
LV2(3)BP5000
LV3(7)BP9000
シンボル赤
LV1・2・3
系統:「竜人」を持つ自分のスピリット1体につき、このスピリットをBP+5000する。
LV2・3『このスピリットのアタック時』
BP10000以下の相手のスピリット1体を破壊する。この効果でスピリットを破壊したとき、このスピリットのソウルコアを、このスピリット以外の自分のスピリットに置くことで、このスピリットは回復する。
小次郎「これを狙ってたのか!」
マーゼ「まだまだ!こんなもんじゃないぜ!さらに、焔竜魔皇マ・グーをLV1で召喚!こいつも1コストだ」
手札2⇨1
リザーブ3⇨0
トラッシュ1⇨2
雷雲の中から、焔竜魔皇マ・グーが召喚される。焔竜魔皇は先に来ていた焔竜魔人とともに、雄叫びをあげる。
【焔竜魔皇マ・グー】赤属性 7コスト 赤3軽減
系統:竜人・古竜
LV1(1)BP5000
LV2(3)BP8000
LV3(5)BP10000
シンボル赤
LV1・2・3『自分のアタックステップ開始時』
ステップ開始時、自分のトラッシュのコアを好きなだけこのスピリットに置くことができる。
LV1・2・3『自分のアタックステップ』
系統:「竜人」/「古竜」を持つ自分のスピリットすべてをBP+3000する。
LV2・3
系統:「古竜」を持つ自分のスピリットすべてに赤のシンボル1つを追加する。
カイネ「!すごい、新旧のマ・グーを揃えた」
菜々子「強そう!」
花火「でもやばいな、このままじゃ・・・・・」
マーゼ「アタックステップ!焔竜魔皇の効果でトラッシュのコアすべてを焔竜魔皇にそのままLV2へアップ!」
焔竜魔皇マ・グーはトラッシュのコアを竜巻のように巻き上げ、取り込み、自身のLVをあげる。
マーゼ「焔竜魔皇マ・グーはLV2のとき、系統:古竜のスピリットすべてにBP+3000と赤のシンボルを1つ追加させる効果がある!」
小次郎「!」
モダニック・ドラゴンLV1(1)BP5000
焔竜魔皇マ・グーLV2(4)BP11000
焔竜魔人マ・グーLV2(4s)BP18000
千識の渓谷LV1×3
バースト無
菜々子「これで、シンボルは合計6つ、・・・・・・これじゃ、ライフ5なんてあっという間になくなっちゃう!?」
マーゼ「その通りだ!やれ!焔竜魔人マ・グー!アタック時効果でBP10000以下のスピリットを破壊!カブテリモンだ!」
焔竜魔人マ・グーは自身の斧で斬撃波を飛ばし、カブテリモンに命中させる。カブテリモンは堪らず爆発してしまう。
小次郎「なに!?」
菜々子「カブテリモンが!」
カイネ「まずいね、こりゃ、」
マーゼ「さらに、破壊に成功したら焔竜魔人のソウルコアを別のスピリットに移すことで、焔竜魔人は回復する!移動先は焔竜魔皇!そのままLV3にアップ!」
焔竜魔人マ・グー(4s⇨3)疲労⇨回復
焔竜魔皇マ・グーLV2⇨3(4⇨5s)
焔竜魔人マ・グーは自身のソウルコアを焔竜魔皇に向かって投げつけ、赤く光り、回復した。焔竜魔皇はそのままソウルコアを取り込み、LV2からLV3へアップする。
マーゼ「さぁダブルシンボルだ!どう受ける?」
小次郎「普通に受けてやるよ!」
ライフ5⇨3
焔竜魔人マ・グーは自身の斧で小次郎のライフを思いっきり叩き割った。
マーゼ「もう一度だ!焔竜魔人!今度はテントモンを破壊だ!」
焔竜魔人はその場にいたテントモンを斧でなぎ払った。
マーゼ「さぁどうする?」
小次郎「・・・・あんたは強いぜ、だが!同じ赤デッキでもあいつ(花火)と比べれば全然大したことねぇ!フラッシュタイミング!マジック!ウィンドウォール!」
手札4⇨3
リザーブ7⇨3
トラッシュ2⇨6
マーゼ「!?!」
【ウィンドウォール】白属性 4コスト 白2軽減
マジック
フラッシュ
このバトルが終了したとき、アタックステップを終了する。
【連鎖:緑】(自分の緑シンボルがあるとき、下の効果を続けて発揮する。)
緑:相手のスピリット1体を疲労させる。
小次郎「このマジックの効果でこのバトルの終わりにアタックステップを終了させる!焔竜魔人のアタックはライフだ!」
ライフ3⇨1
焔竜魔人は再び小次郎のライフを斧で破壊するが、マーゼのフィールドに氷の壁が出現し、そのターンのアタックを封じた。
マーゼ「・・・・・ターンエンド」
[ターン06]小次郎
スタートステップ
コアステップ リザーブ5⇨6
ドローステップ 手札3⇨4
リフレッシュステップ
リザーブ6⇨12
トラッシュ6⇨0
小次郎「メインステップ!いくぜ!俺のデッキの新戦力!パルモンをLV2で召喚する!」
手札4⇨3
リザーブ12⇨6
トラッシュ0⇨3
小次郎のフィールドに頭にトロピカルな花を咲かせたデジタルスピリット、パルモンが召喚される。パルモンは元気に飛び跳ねている。
【パルモン】緑属性 3コスト 2軽減
系統:成長期・樹魔
LV1(1)BP3000
LV2(3)BP4000
シンボル緑
LV1・2『このスピリットにの召喚時』
自分のデッキを上から2枚オープンできる。その中の系統:「成熟期」/「完全体」を持つ緑のスピリットカード1枚を手札に加える。残ったカードは破棄する。
LV2【進化:緑】『自分のアタックステップ開始時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「成熟期」を持つ緑のスピリットカード1枚を、コストを支払わずに召喚する。
マーゼ「・・・・来たか、」
花火「あれが、5枚目のDパラディン!」
小次郎「召喚時効果で2枚オープン!」
オープンカード
【リリモン】
【オオヅツナナフシ】
小次郎「その中の緑の完全体、リリモンを手札に加え、残りは破棄」
手札3⇨4
小次郎「よし!いくぞ!バーストをセットして、アタックステップ!パルモンの【進化:緑】を発揮!パルモンを手札に戻して、成熟期のトゲモンに進化だ!」
手札4⇨3
パルモンはテントモンと同じように0と1のコードに包まれていく、そしてコードは弾け飛び、中からパルモンの進化した姿、巨大なサボテンのような成熟期スピリット、トゲモンが召喚される。
【トゲモン】緑属性 4コスト 緑2軽減
系統:成熟期・樹魔
LV1(1)BP4000
LV2(3)BP6000
シンボル緑
LV1・2『このスピリットのアタック時』
相手のスピリット1体を疲労させ、ボイドからコア1個をこのスピリットに置く。
LV2【超進化:緑】『このスピリットのアタック時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「完全体」を持つ緑のスピリットカード1枚を、コストを支払わずに召喚する。
菜々子「!?!サツマさん!?」
花火「ちげぇよ、バカ」
カイネ「?」
そのサボテンの姿はまるで花火達が初めてサツマと出会った時のことを彷彿とさせた。天然でボケる菜々子に対し、小次郎の代わりに花火がツッコんだ。
小次郎「よし!いけ!トゲモン!アタック時効果でモダニックを疲労させ、コアブースト!」
モダニック回復⇨疲労
トゲモンは体中の棘をモダニックに撒き散らし、モダニックを疲労させる。
マーゼ「!ふっ!馬鹿め!BPの高い焔竜魔皇を残してどうする!」
小次郎「なんのなんの!これからだぜ!」
マーゼ「!」
小次郎「トゲモンの【超進化:緑】を発揮!トゲモンを手札に戻して、完全体のリリモンにLV3で進化だ!」
リザーブ6⇨5
トゲモンはピンク色の花びらに包まれていく、花が開花すると中からまるで妖精のような女性型のデジタルスピリット、リリモンが召喚される。
【リリモン】緑属性 7コスト 緑4軽減
系統:完全体・樹魔
LV1(1)BP7000
LV2(3)BP10000
LV3(5)BP12000
シンボル緑
LV1・2・3『このスピリットのアタック時』
ボイドからコア2個を自分のスピリットに置き、ターンに1回、このスピリットは回復する。
LV2・3【旋風:1】『このスピリットのアタック時』
相手のスピリット/アルティメット1体を重疲労させる。(重疲労状態のカードは逆向きにし、1回の回復で疲労状態になる)
LV2・3
自分の緑のスピリットすべては、相手の効果でコアを取り除かれない。
小次郎「どうだ!これが俺の2体目の完全体だ!」
小次郎は言うが、
カイネ「・・・なんか、あいつのイメージと合わないよね〜〜リリモン、」
菜々子「トゲモンまでは、調子よかったのにね〜〜」
女子2人は少々厳しい判決を下した。確かに小次郎のあつくるしい性格とは正反対の可憐なスピリットであった。
小次郎「いけ!アタックだ!リリモン!アタック時効果!【旋風:1】!相手のスピリット1体を重疲労させる!対象はもちろん焔竜魔皇だ!」
焔竜魔皇マ・グー疲労⇨重疲労
リリモンは花の形をした銃を両手に持ち、焔竜魔皇めがけ撃つ、直撃した焔竜魔皇はあまりの疲労により、その場に倒れこむ。
マーゼ「!?!焔竜魔皇!」
菜々子「旋風?重疲労?」
カイネ「重疲労は疲労のさらに上の状態、一回の回復でも疲労状態になる、緑特有の厄介な効果だ」
重疲労がわからない菜々子にカイネが説明を加えた。
菜々子「え!?じゃあ、リフレッシュステップでも疲労状態のままってこと!?」
菜々子は重疲労の厄介さを理解した。
小次郎「まだあるぜ!リリモンはアタック時にコアを2つ追加し、ターンに1回、回復する!」
リリモン(5⇨7)疲労⇨回復
リリモンは緑の光を纏い回復した。
花火「すげぇ!緑の強い効果がすべて詰まってやがる!」
小次郎「さぁアタックは継続中!」
マーゼ「そう簡単には死なないさ、フラッシュタイミング!マジック、リミッテッドバリアを使用!不足コストは焔竜魔皇マ・グーをLV1にして確保!」
手札1⇨0
焔竜魔皇マ・グーLV3⇨1(5s⇨1s)
トラッシュ0⇨4
小次郎「!?!」
【リミッテッドバリア】白属性 4コスト 白1軽減
マジック
フラッシュ
このターンの間、コスト4以上のスピリット/アルティメットのアタックでは、自分のライフは減らない。コストの支払いにソウルコアを使用していたら、さらに、相手のネクサス1つを手札に戻す。
リリモンは手から緑の波動を出し、マーゼのライフを砕こうとするが、リミッテッドバリアの壁に塞がれてしまう。
マーゼ「このターンの間、俺のライフはコスト4以上から減らされないぜ」
小次郎「・・・・・減らされないだけ、だろ?もう一度だ!リリモン!2つコアブーストして、さらに、【旋風:1】の効果で今度は焔竜魔人を重疲労だ!」
リリモン(7⇨9)
焔竜魔人マ・グー疲労⇨重疲労
リリモンは今度は焔竜魔人に向かって花形の銃を撃つ、焔竜魔人も焔竜魔皇のように倒れてしまう。
マーゼ「くっ、ライフだ」
マーゼのライフはリミッテッドバリアで守られた。
小次郎「・・・・ターンエンド」
リリモンLV3(9)BP12000
バースト有
[ターン07]マーゼ
スタートステップ
コアステップ リザーブ0⇨1
ドローステップ 手札0⇨1
マーゼ「リフレッシュステップ!」
リザーブ1⇨5
トラッシュ4⇨0
マーゼはリフレッシュステップを行うが、モダニックは普通に回復したものの、残ったマ・グー2体は倒れ込んだ状態から膝をついた状態になるだけであった。
マーゼ(くっ、マ・グー達はもうほとんど使い物にならない!だが、奴のライフは残り1!回復状態のスピリットもいない!このターンで押し切る!)
マーゼ「メインステップ!もう一体モダニックを召喚!」
手札1⇨0
リザーブ5⇨4
マーゼのフィールドにもう一体モダニックが出現する。
マーゼ「さらに、コアを移動させて、LVを調整!」
焔竜魔皇マ・グーLV2(3)BP11000疲労
焔竜魔人マ・グーLV1(1)BP16000疲労
モダニック・ドラゴンLV2(3)BP7000
モダニック・ドラゴンLV2(3)BP7000
千識の渓谷LV1×3
バースト無
マーゼ「アタックステップ!焔竜魔皇の効果で、全ての古竜にBP+3000と赤のシンボルを追加!」
膝をついた焔竜魔皇が咆哮すると、全てのスピリットが咆哮し、一瞬赤く発光した。
マーゼ「やれ!モダニック!トドメだ!」
小次郎「甘いぜ!俺の知ってる最強の赤バトラーはそんなんじゃねぇぞ!アタック後バースト!風刃結界!リリモンをBP+10000して回復!さらに、フラッシュ効果を使用して、回復してるモダニックを疲労!」
リザーブ5⇨3
トラッシュ3⇨5
リリモン疲労⇨回復
【風刃結界】緑属性 3コスト 緑2軽減
バースト:相手のスピリット/アルティメットのアタック後
このターンの間、自分のスピリット1体をBP+10000し、そのスピリットを回復させる。その後コストを支払うことで、このカードのフラッシュ効果を発揮する。
フラッシュ
相手のスピリット1体を疲労させる。または、コスト4以下の相手のスピリット3体を疲労させる。
マーゼ「なん、だと、」
モダニック回復⇨疲労
リリモンは風を纏い、疲労状態から回復状態になる。逆にアタックしてなかった方のモダニックは疲労してしまう。
小次郎「アタック中のモダニックはリリモンでブロック!」
リリモンは掌から緑の波動を打ち出し、迫ってくるモダニックを撃ち抜く。モダニックはたちまち爆発を起こす。
マーゼ「・・・・ターンエンド」
[ターン08]小次郎
スタートステップ
コアステップ リザーブ3⇨4
ドローステップ 手札3⇨4
リフレッシュステップ
リザーブ4⇨9
トラッシュ5⇨0
小次郎「メインステップはなにもしない、このままアタックステップを行う!いけ!リリモン!アタックだ!コアを2つ追加し、ターンに1回、回復!さらに、【旋風:1】で、焔竜魔皇マ・グーを重疲労!」
リリモン(9⇨11)疲労⇨回復
焔竜魔皇マ・グー疲労⇨重疲労
リリモンは再び、焔竜魔皇を打ち抜き、叩き伏せた。
マーゼ「ライフで受ける」
ライフ2⇨1
リリモンは掌から緑の波動を打ち出し、マーゼのライフを破壊した。
小次郎「これでラスト!リリモン!効果でコアブースト&重疲労!今度は焔竜魔人マ・グー!」
リリモン(11⇨13)
焔竜魔人マ・グー疲労⇨重疲労
焔竜魔人マ・グーも焔竜魔皇マ・グーに続くようにリリモンの巨大な砲撃に叩き伏せられた。
マーゼ「・・・合格だ!緑坂小次郎!これからもリリモンをよろしくな!ライフで受ける!」
ライフ1⇨0
マーゼはライフ0に伴い、バトルフィールドから弾かれる。
小次郎「もちろんだとも!これからもよろしく!リリモン!」
小次郎が言うと、リリモンもピースサインを上げて喜んでいた。バトルが終わり、みんな戻ってきたが、
カイネ「!?ここって」
花火「元いたお寺だ」
花火達は謎の遺跡ではなく、元いたお寺に帰ってきてしまった。
菜々子「マーゼさんもいない」
花火「夢だったのか?」
小次郎「いや、夢じゃない」
小次郎は他の3人にパルモンのカードを見せて、今までのことが夢ではないことを伝える。
花火「!じゃあ一体マーゼさんは何者だったんだ」
4人はお寺を眺めるが、ただ眺めるだけでは当然答えは出なかった。花火達のなんとも摩訶不思議な体験であった。
一方その頃、反乱軍の飛行船内では、
シュリ「間も無く、緑の大陸です、シデンさん」
シデン「あぁ、そうか、・・・・・奴に会うのが楽しみだ」
シデンはシュリの言葉に薄く笑い、答えた。その手には、究極体、メタルガルルモンが握られていた。