時は少し遡り、サツマがカジに強制的にバトルフィールドに連れていかれた直後、
カイネ&ウズシオ「ゲートオープン!解放!」
妨げるものがなくなり、地下でカイネとウズシオのバトルが始まる。普通のバトルフィールドとは違い、開始時に透明なバリアが周りに展開された。マキシオは固唾を飲んでそれを見守る。
カイネ(大丈夫、小次郎も菜々子も・・・・花火も必ず生きている、これが終わったら私が助けに行くんだ)
ウズシオ(・・・・!?、アドス、ビュー、ポイズが負けた!?、ポイズはドグマーと同じく、力自体が消失している。・・・まぁ良い、オメガモンを手に入れた後、俺が直々にいたぶってやろう、)
ウズシオは自分の使徒であるアドス達の敗北を感じていた。だが、足止めができれば上出来だった。ウズシオは自分さえ生き残っていればいつでもいたぶってやれると思っているからだ。
ーバトルはカイネの先行だ。
[ターン01]カイネ
スタートステップ
ドローステップ 手札4⇨5
カイネ「メインステップ!ゴマモンを召喚!」
手札5⇨4
リザーブ4⇨0
トラッシュ0⇨3
カイネのフィールドに海洋生物のような愛らしい姿のスピリット、ゴマモンが姿を見せる。
カイネ「召喚時効果!」
オープンカード
【五行寺院】
【イッカクモン】
成熟期のイッカクモンがカイネの手札に加わる。
カイネ「ターンエンド、あんただけはこの私が絶対にぶっ倒す!この命に代えても!」
手札4⇨5
ゴマモンLV1(1)BP3000
バースト無
ウズシオ「そうだカイネ!その感情を俺にぶつけろ!オメガモン復活は目の前だ!」
[ターン02]ウズシオ
スタートステップ
コアステップ リザーブ4⇨5
ドローステップ 手札4⇨5
ウズシオ「メインステップ、ネクサス、甲竜の狩り場」
手札5⇨4
リザーブ5⇨1
トラッシュ0⇨4
ウズシオの背後に崩壊した都市が浮かび上がる。
ウズシオ「ターンエンド」
甲竜の狩り場LV1
バースト無
[ターン03]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ0⇨1
ドローステップ 手札5⇨6
リフレッシュステップ
リザーブ1⇨4
トラッシュ3⇨0
カイネ「メインステップ!ゴマモンのLVを2に!アタックステップ!【進化】!イッカクモン!LV3!」
リザーブ4⇨1
カイネのゴマモンが一本の立派なツノが生えたスピリット、イッカクモンに進化した。
カイネ「イッカクモンでアタック!アタック時効果でデッキから3枚破棄!」
ウズシオ「!!!」
デッキ35⇨32
イッカクモンはツノをミサイルのように飛ばす、ミサイルはウズシオのデッキに直撃し、ウズシオのデッキを3枚破棄した。
カイネ「さらに!【超進化】!ズドモンに進化!」
イッカクモンは再び姿を変え、ハンマーを所持したスピリット、ズドモンに進化した。
ウズシオ「・・・・ズドモン」
ズドモンLV2(4)BP11000
カイネ「いけ!ズドモン!アタック時効果!【大粉砕】!デッキを上から10枚破棄!」
ウズシオ「・・・・・」
デッキ32⇨22
ズドモンは自身のハンマーを地面に叩きつけ、電気を走らせる。その電気はウズシオのデッキまでいき、ウズシオのデッキを10枚破棄した。
カイネ「本命のアタックだ!」
ウズシオ「ライフで受けよう」
ライフ5⇨4
ズドモンはハンマーをウズシオのライフに叩きつけて破壊した。
カイネ「ターンエンド(よし!この調子だと次のターンにはあいつのデッキを全部破棄できる!いける!勝てるぞ!)」
ウズシオのデッキは残り22枚、カイネは次のターンでデッキを全て破棄する予定だったが、
そう簡単にいくものではなかった。
[ターン04]ウズシオ
スタートステップ
コアステップ リザーブ2⇨3
ドローステップ 手札4⇨5
リフレッシュステップ
リザーブ3⇨7
トラッシュ4⇨0
ウズシオ「メインステップ、鉄砲機兵タネガシマをLV2、メノウドラゴンをLV2で召喚!」
手札5⇨3
リザーブ7⇨2
トラッシュ0⇨1
ウズシオのフィールドに火縄銃のような銃を所持した機兵、タネガシマと花火のバトルでも彼を苦戦させたメノウドラゴンが現れる。鉄砲機兵タネガシマは系統:甲竜を持たないが、それでもウズシオはこのカードを採用する理由があった。
ウズシオ「鉄砲機兵タネガシマがいる限り、お互いのデッキは破棄することができない」
カイネ「・・・!?」
ウズシオ「さらに、ソウルコアが置かれている時、スピリット、アルティメット、ネクサスの効果を受けない」
タネガシマのこの効果でカイネのデッキ破壊の戦術を難なく止まららてしまった。さらに効果耐性持ちとあれば除去も困難を極めた。
ウズシオ「さらに、甲竜の狩り場をさらにもう一枚配置!」
手札3⇨2
リザーブ2⇨1
トラッシュ1⇨2
ウズシオのフィールドにもう一枚甲竜の狩り場が配置される。
ウズシオ「ターンエンド、・・・無駄だ、カイネ、お前にバトスピのいろはを教えたのは誰だと思っている、お前の戦法など、俺には手に取るようにわかるわ!」
鉄砲機兵タネガシマLV2(2s)BP5000
メノウドラゴンLV2(2)BP6000
甲竜の狩り場LV1
甲竜の狩り場LV1
バースト無
ウズシオの言う通り、カイネにバトスピのいろはを叩き込んだのは他でもないウズシオなのだ、ウズシオはアタックを何もせずにターンを終えた。
カイネ「昔のままの私だと思うなよ!」
[ターン05]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ1⇨2
ドローステップ 手札6⇨7
カイネ「メインステップ、バーストをセット」
手札7⇨6
カイネのフィールドに裏向きでカードが置かれる。
カイネ「さらに!海傭師団スナ・メリー、ゴマモン!」
手札6⇨4
ズドモンLV2(4⇨3)
リザーブ2⇨0
トラッシュ0⇨1
カイネのフィールドにゴマモンと甲冑を着けた、ジュゴンのような愛らしいスピリット、スナ・メリーが召喚された。
ズドモンLV2(3)BP11000
ゴマモンLV1(1)BP3000
海傭師団スナ・メリーLV1(1)BP1000
バースト有
カイネ「アタックステップ!いけ!ズドモン!」
ウズシオ「ライフで受ける」
ライフ4⇨3
ズドモンは再びハンマーでウズシオのライフを破壊した。
カイネ「・・・ターンエンド」
[ターン06]ウズシオ
スタートステップ
コアステップ リザーブ2⇨3
ドローステップ 手札2⇨3
リフレッシュステップ
リザーブ3⇨5
トラッシュ2⇨0
ウズシオ「メインステップ、何が変わったと言うのだ!カイネ!なら俺は、お前が見たことない俺のキースピリットで決着をつけるとしよう!」
カイネ「!!!」
ウズシオ「召喚!メタルシードラモン!LV2!」
手札3⇨2
鉄砲機兵タネガシマLV2⇨1(2s⇨1s)
リザーブ5⇨0
トラッシュ0⇨2
突如現れた巨大な渦潮の中から蛇のようなスピリット、メタルシードラモンが現れる。メタルシードラモンはズドモンを超える究極体だ。
メタルシードラモンLV2(4)BP15000
メノウドラゴンLV2(2)BP6000
鉄砲機兵タネガシマLV1(1s)BP3000
バースト無
カイネ「!?!な、なに!?こいつ、」
ウズシオ「お前は見たことなかろう、これが俺のキースピリットにして、暗黒四天王の象徴!アタックステップ!いけ!メタルシードラモン!」
ウズシオの指示に従い、メタルシードラモンはバトルフィールドを泳ぐように進む、まるで海蛇のようだ。
ウズシオ「アタック時効果!メタルシードラモンのコスト以下の相手のスピリット1体を破壊!消え失せろ!ズドモン!」
カイネ「!?」
メタルシードラモンは鼻先にある強力なレーザー砲を発射し、ズドモンを撃ち抜く、ズドモンは耐えることができず、そのまま爆発した。
カイネ「ズドモン!!!」
ウズシオ「メタルシードラモンのもう1つの効果で、甲竜の狩り場を1つ疲労させて、自身を回復させる」
甲竜の狩り場(回復⇨疲労)
メタルシードラモン(疲労⇨回復)
メタルシードラモンは青い光を浴びて回復する。
ウズシオ「アタックは継続中だ」
カイネ「く、ライフで受ける・・・」
カイネはライフで受ける宣言をするが、
カイネ「・・・ブ、フォォ!!」
ライフ5⇨4
メタルシードラモンの尻尾の強烈な一撃をライフで受けるが、花火同様、カイネは吐血してしまう。
カイネ「・・・はっ?なにこれ!?」
バトルダメージもここまでくればもう訳がわからなくて仕方ないだろう。
ウズシオ「そのくらい当然だ、俺たち暗黒四天王との一戦はそれほど重い」
カイネ「・・・(痛い、でも、負けられない!みんなのためにも!)ライフ減少によりバースト発動!ネクサス!No.26キャピタルキャピタル!効果でノーコスト配置だ!」
ウズシオ「・・・!?」
カイネのフィールドの背後に、多くの寺院が密集する空中都市が飛来する。
カイネ「キャピタルキャピタルの効果!ソウルコアが置かれていないあんたのスピリットはリザーブのコア1個を払わないとアタックできない!」
ウズシオ「なに!?」
今現在、ウズシオのスピリットでソウルコアが置かれているのはタネガシマ、これにより残ったメタルシードラモンとメノウドラゴンのアタックは少なくともこのターンは完封したことになる。
ウズシオ「くっ!小癪な、・・・・ターンエンドだ」
[ターン07]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ4⇨5
ドローステップ 手札4⇨5
リフレッシュステップ
リザーブ5⇨6
トラッシュ1⇨0
カイネ「(ズドモンは破壊されたけど、まだまだやれる!)メインステップ!イッカクモンを召喚!」
手札5⇨4
リザーブ6⇨3
トラッシュ0⇨2
カイネのフィールドにイッカクモンが再び現れる。
カイネ「さらに!異魔神ブレイブ、二頭魔神!」
手札4⇨3
リザーブ3⇨0
トラッシュ2⇨5
カイネのフィールドに顔を2つ持つ青の異魔神ブレイブ、二頭魔神が召喚された。
ウズシオ「・・・二頭魔神」
カイネ「二頭魔神!イッカクモンと左合体だ!」
二頭魔神は左手に持っている剣の先から光線を放ち、イッカクモンと自身を繋ぐ。
イッカクモン+二頭魔神LV1(1)BP8000
ゴマモンLV1(1)BP3000
海傭師団スナ・メリーLV1(1)BP1000
カイネ「アタックステップ!イッカクモンでアタック!二頭魔神の左合体アタック時でメタルシードラモンからコア1個をリザーブへ!」
ウズシオ「・・・」
メタルシードラモンLV2⇨1(4⇨3)
二頭魔神の飛ばす斬撃がメタルシードラモンを襲う、メタルシードラモンは弱体化を余儀なくれる。
カイネ「さらに、この効果に成功したら、トラッシュからネクサスを1枚配置できる!五行寺院を配置!」
カイネのフィールドに一軒の寺院が配置された。このカードはカイネの最初のターンでゴマモンの効果でトラッシュに送っていたものである。
カイネ「アタックは継続中」
ウズシオ「ふっ、メタルシードラモンでブロック」
メタルシードラモンのBPは弱体化したとはいえ、甲竜の狩り場2枚分でBP+4000、合計16000だった。イッカクモンが突進するが、メタルシードラモンはこれをひらりとかわし、返しにレーザー砲でズドモンと同じようにイッカクモンを貫き、あっさりとイッカクモンを倒してみせる。
カイネ「ターンエンド」
[ターン08]ウズシオ
スタートステップ
コアステップ リザーブ1⇨2
ドローステップ 手札2⇨3
リフレッシュステップ
リザーブ2⇨4
トラッシュ2⇨0
ウズシオ「メインステップ、メタルシードラモンを再びLV2へ上げ、タネガシマのソウルコアとメタルシードラモンのコアを入れ替える」
リザーブ4⇨3
タネガシマとメタルシードラモンのソウルコアと普通のコアが入れ替わった。キャピタルキャピタルの影響だろう。
ウズシオ「さらに異魔神ブレイブ、幻魔神!」
手札3⇨2
リザーブ3⇨1
トラッシュ0⇨2
カイネ「!!?あんたも異魔神を!?」
白き異魔神ブレイブ、幻魔神が召喚された。
ウズシオ「幻魔神よ、メタルシードラモンを左に、メノウドラゴンを右に合体だ」
幻魔神は両手から光線を出してメノウドラゴンとメタルシードラモンに繋がる。
ウズシオ「これでメタルシードラモンは青の超装甲を得た」
カイネ「!!!」
メタルシードラモン+幻魔神LV2(4s)BP18000
メノウドラゴン+幻魔神LV2(2)BP9000
鉄砲機兵タネガシマLV1(1)BP3000
バースト無
ウズシオ「アタックステップ、やれ!メタルシードラモン!アタック時効果で、二頭魔神を破壊!」
メタルシードラモンのレーザーが、二頭魔神の腹部を貫く、二頭魔神は耐えられず爆発してしまう。
ウズシオ「メタルシードラモンのもう1つの効果で回復」
甲竜の狩り場(回復⇨疲労)
メタルシードラモン+幻魔神(疲労⇨回復)
メタルシードラモンは青い光を浴びて回復する。
カイネ「ライフで受ける!・・・・がっ、ぁぁあ!!」
ライフ4⇨2
カイネのライフを2つ、メタルシードラモンは尻尾でいとも容易く切り裂く、カイネは足がふらつき、意識が飛びそうな状態になっている。それでも尚も踏ん張ってみせる。家族と仲間のために。
カイネ「・・・はぁ、はぁ、」
ウズシオ「メタルシードラモンで再びアタック、アタック時効果でゴマモンを破壊!」
メタルシードラモンは今度は標的をゴマモンにする。ゴマモンはあえなく吹き飛ばされて破壊される。
ウズシオ「ネクサスを疲労させて回復」
甲竜の狩り場(回復⇨疲労)
メタルシードラモン+幻魔神(疲労⇨回復)
メタルシードラモンは三度青い光を浴びて回復する。
カイネ「フラッシュタイミング!マジック!キングスコマンド!」
手札3⇨2
リザーブ4⇨2
トラッシュ5⇨7
ウズシオ「!!!」
カイネ「キングスコマンドの効果でこのターンの間、コスト4以上のスピリット全てはアタックできない!・・・そのアタックはスナ・メリーでブロック!」
スナ・メリーはメタルシードラモンに果敢に挑むも体格差が違いすぎてメタルシードラモンが通り過ぎただけで吹き飛び、爆発してしまう。
カイネ「スナ・メリーの破壊時!コスト3以下のスピリット、鉄砲機兵タネガシマを破壊!」
青い斬撃がタネガシマを切断し、破壊した。ソウルコアが置かれていないタネガシマは効果耐性を持てない。
ウズシオ「・・・ターンエンド」
キングスコマンドの効果でこのターンはどうしても攻め出さない、止むを得ずウズシオはターンを終える。
[ターン09]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ3⇨4
ドローステップ 手札2⇨3
リフレッシュステップ
リザーブ4⇨11
トラッシュ7⇨0
カイネ(最初からわかっていたんだ、本当は、Dパラディンのことは、それを知って花火達に近づいた。新聞の記事であいつらのことは知った。【この世から抹消されたDパラディン、ウォーグレイモン】それを本当に所持してるのは驚いた。武龍村で反乱軍に出くわしたことを知った時から、あいつらに絡めば、Dポリスに会えると思っていた、最初はただそれだけだった。旅の道中で反乱軍に会った時に彼らについていこうとも思った。だけど行けなかった、あいつらとの旅が、冒険が、楽しかったから、でもその結果、パパの執行猶予が短くなった。全ては私の責任だ、私があいつらに甘えてしまったから、あいつらを好きになってしまったから、だからこの件は絶対に私だけで解決してみせる!)
カイネは今までの花火達との旅を振り返りながら、ターンシークエンスを進めていった。
カイネ「メインステップ!いくぞウズシオォォォ!召喚!アルティメットカード!戦国六武将タイダル・ブルー!LV4!」
手札3⇨2
リザーブ11⇨0
トラッシュ0⇨6
ウズシオ「!!そいつはアルティメットか!!」
大波がザブーンと音を立ててバトルフィールドをかけていく、その中で目が1つ光ったかと思うと、大波は真っ二つに割れ、中から、戦国六武将が1人タイダル・ブルーが姿を見せる。アルティメットとは、ブレイブに続く第五のカード、LVが3からスタートするため、スピリットと比べるとBPが高く、スピリットのみを対象にした効果を受け付けないが、召喚条件など、デメリットも多数。
戦国六武将タイダル・ブルーLV4(5s)BP26000
カイネ「アタックステップ!いけ!タイダル・ブルー!アタック時効果【ソウルドライブ】!私のソウルコアを除外!」
ウズシオ「なに!?」
カイネのソウルコアが青い炎を灯し消えていく。
カイネ「ソウルドライブの効果であんたは次のターン、リフレッシュステップとメインステップを行えない!」
ウズシオ「!!」
タイダル・ブルーのソウルドライブは下手すればほとんどエクストラターンのようなものだが、ウズシオのデッキでは・・・
ウズシオ「俺のデッキにそんなものは通用せん!ブロックだ!メタルシードラモン!」
カイネ「なっ!あいつ!BPが低いスピリットで!?」
メタルシードラモンのBPは甲竜の狩り場2枚分でもBP22000、タイダル・ブルーのBP26000には及ばなかった。だが、
ウズシオ「フラッシュタイミング、マジック、オーバードライブ!メタルシードラモンのBPを+5000し、さらに、白の連鎖で回復!」
手札2⇨1
リザーブ2⇨1
トラッシュ2⇨3
メタルシードラモン+幻魔神BP22000⇨27000
カイネ「!?!」
メタルシードラモンはBPが高くなり、吠えると、タイダル・ブルーに巻きつき、そのまま締め付ける、タイダル・ブルーはなにもできず、耐えられなくなり、メタルシードラモンのなかで、大爆発を起こす。
ウズシオ「全く、こんなこけおどしで勝てると思ったのか?」
カイネ「・・・・」
ウズシオは別にタイダル・ブルーのアタックをブロックしなくてもライフで受ければ、次のターンで回復状態のメタルシードラモンとメノウドラゴンで決着がついていた。ウズシオはあえてブロックして破壊したが・・・・カイネは知っていた、ズドモンが破壊された時点で、いや本当は鉄砲機兵タネガシマを召喚された時点で、既に自分の負けは確定していると、ウズシオは仮にも自分の師匠、簡単に超えられる壁ではなかった。それでもこのターンにカイネはかけていた。奇跡を起こしたかった。花火のように
カイネ「・・・ターン、エンド」
カイネは涙ぐんでターンを終える、とても悔しいのだ、どうしても勝ちたかった勝負、自分の負けが確定していた勝負だからこその涙であった。
[ターン10]ウズシオ
スタートステップ
コアステップ リザーブ1⇨2
ドローステップ手札1⇨2
ウズシオはこのターン、タイダル・ブルーの効果でリフレッシュステップとメインステップを行えない、そのまま、アタックステップに入る。
ウズシオ「これで、オメガモンが復活する!さすれば、俺は真の王に!!感謝するぞ!カイネ!」
カイネ「・・・・・・・」
カイネは悔しくて仕方がなかった。こんな欲望まみれで、自分のことしか考えることができない男に負けるのが、そんな奴に昔バトスピを教えてもらっていたと思うと反吐がでる。そしてなにより、この男はこれから自分を殺してから家族や仲間たちまで殺そうとしていると思うと腹立たしくてしょうがなかった。
ウズシオ「終わりだぁぁぁあ!メタルシードラモンンンン!!」
マキシオ「やめろぉぉぉぉ!!ウズシオォォォ!!」
マキシオがバリア越しで叫ぶ、その声はフィールド内でもよく聞こえたが、そんな言葉にメタルシードラモンは止まるわけでもなく、どんどんカイネの元に迫り、カイネの眼前にまで来た。今にもカイネのライフをかみ砕こうとする。
カイネ「・・・・しょう、ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょう!ちくしょぉぉぉぉぉぉお!!!!」
その時だった、メタルシードラモンの頭部に唐突に火球がぶつけられる。メタルシードラモンはその衝撃でバトルフィールドの端まで吹っ飛ばされてしまう。カイネ、ウズシオ、マキシオ、サツマは何事かと火球が飛んで来た方を見る。するとそこには
ウズシオ「・・・ば、馬鹿な!!なぜお前が!!?!」
カイネ「・・・花、火?」
サツマ「花火君!」
そこには花火とウォーグレイモンがいた。どうやら火球はウォーグレイモンのガイアフォースだったようだ。
マキシオ(あ、あれはウォーグレイモン!?この世にはもう存在しない筈、・・・あの少年は一体!?)
その中でも特に驚いたのがマキシオ。アトーライの伝説上では既に消滅しているはずのウォーグレイモンが何故か今目の前にいるからだ。
花火「お客さん、ご注文はガイアフォースだけでしたでしょうか?今なら地獄への片道切符2人前をサービスですよー、一緒にどうです?」
花火とウォーグレイモンは威風堂々としていた。
最後までお読みいただきありがとうございます!
一方的な勝負になってしまいましたが、この小説では珍しく、10ターンまでバトルが進みました。バトスピは他と比べて結構スピードゲームなので、飽きられないよう、極力10ターン以内にターンを納めるよう心がけています。