バトルスピリッツ オメガワールド   作:バナナ 

25 / 44
第25話です、少しでも楽しんでいただければ幸いです、では、どうぞ!


第25話 勝利へ導け!奇跡のヴルムグレイモン!

花火はようやくアトーライの地下闘技場に到着した。

 

ウズシオ「なぜだ!なぜ貴様がここに!?第一なぜ生きている?!」

 

ウズシオは少々混乱していた。花火がなぜ生きていたのか、なぜこの場所がわかったのか、なぜ、バリアを張っていたバトルフィールドに入ることができたのか、というてんについて、バトルフィールドは入ることさえできればスピリットの召喚は可能なので、ウォーグレイモンがいるのはそうおかしいことではなかったのだが、バリアには穴が空いている様子はない。花火がバトルフィールドにいたのは不自然だった。

 

花火「生きてる理由はしらねぇけど、場所はアグモンが教えてくれた」

 

花火がカイネを探している時にアグモンのカードが突然浮遊して花火の元を飛び去った、花火は何かあると見て、アグモンの後を追った。そしたらこの地下に着いたのだ。

 

サツマ「カードが!?(Dパラディン同士が惹かれあったのか!?)」

 

バトルフィールドのバリアが崩れて消滅していく。花火とウォーグレイモンという不純物がバトルの妨げをしたからエラーが発生したのだ。ウズシオのフィールドにいたメタルシードラモンをはじめとしたスピリット、ネクサスはバリアとともに消滅していく、カイネのネクサス、花火のウォーグレイモンも同様に消滅する。カイネとウズシオのバトルはこれで無効試合となった。

 

花火「ウズシオ、俺は何回だってお前の邪魔をし続けるぞ、カイネを倒したいなら俺を先ず倒せよ!お前にはもう俺を倒すことはできないけどな!」

 

ウズシオ「・・・どこからそんな言葉が出てくるんだ!いいだろう!かかって来い!死に損ないめ!」

 

花火の言葉にイラついたウズシオは眉間にしわを寄せる。花火はカイネ側のフィールドに足を運ぶ。バトルをするために、

 

花火「・・・よう、カイネ、なんか久しぶりな気がするな、1日も経ってないけど、・・・てか、それ俺のゴーグルじゃん」

 

カイネ「・・・・なんで来た、」

 

花火「なんでって俺たちはお前を助けに来たに決まって・・・・」

 

カイネ「助けろなんて言った覚えない!!生きてたならさっさと失せろよ!!ほら!!これ持ってさっさと行け!!」

 

カイネは自身のひたいにつけていた花火のゴーグルを彼の足元まで叩きつける。当然花火達が来てくれたことは嬉しい、だが、巻き込みたくはなかった、だからあえてカイネは花火を突き放そうとする。

 

花火「・・・こんな汚ねぇゴーグルいらねぇよ、洗って返せ、しっかり生きてな」

 

花火は足元に来た自分のゴーグルを再びカイネの方へ投げつけた。確かに返り血を浴びて汚ない。

 

カイネ「・・・・」

 

花火「・・・言いたくないことばっか言うなよ、こんくらいで俺も小次郎も菜々子も誰も逃げやしねぇ、少しは頼りにしろよな、まったく、・・・早くそこどきな」

 

カイネ「?!なんでよ!なんで、私なんかのためにそこまですんのよ!?」

 

 

花火の服はよく見たらボロボロだ。たくさん返り血を浴びている。なんで生きてきるのかがわからないくらいに。何故出会ってたかだか2ヶ月程度の自分にここまでするのか。カイネはその点が気になっていた。だが、本当はカイネ自身もその真意に気づいている。

 

 

花火「友達を助けたいのに、理由なんていらないだろ」

 

カイネ「!!!!」

 

花火「だからさ、カイネ、あとは・・・・俺たちに任せろ!!」

 

カイネ「花火、」

 

花火の言葉で、カイネの溜め込んでいた、悲しい思い出や苦しみが溢れ出していく、自分はこいつらに頼っていいのだと自覚していく、そう思うと込み上げてくる涙が止まらなくなる。止めようと、何度も止めようと思ってもそれは流れ落ちるばかりであった。

 

カイネ「・・・・うっ、うう、・・・うん!!・・・あとは、、、、任せた・・・!」

 

カイネは涙しながらも花火に頷くと力尽きたのか、気を失い、倒れ込んでしまう、それを花火は両腕で抱えて、一旦バトルフィールドを降り、サツマとマキシオのとこへ行く、

 

サツマ「・・・花火君」

 

花火「サツマさん、カイネを頼む、ひどい怪我だ、でもまだ助かる、早く治療できるところに」

 

サツマ「君はどうする気だ?」

 

花火「さっき言ったろ、ウズシオと決着をつける」

 

サツマ「それは大人の仕事だ、君が姫様を送るんだ」

 

サツマは花火をウズシオと戦わせるつもりはなかった。こうなったことにDポリスであるサツマは責任を感じているのだろう。

 

花火「んだよ、俺ら騙してたくせに」

 

サツマ「・・・気づいていたか、」

 

サツマは花火達に白の大陸にリアルワールドへの道があると嘘をついていた。

 

花火「話したいことはいっぱいあるけど、先ずは、俺たちを騙した罰だ、カイネを頼むよ、終わったら、国の兵と解放軍を止めてください、今、菜々子と小次郎がいます。Dポリスのあんたなら説得力もある」

 

国の兵と解放軍の戦いは確かに不毛な争いであった。国の兵もマキシオが王女を殺したことは信じきれなかったからだ、『悪いのは全てウズシオ』と言うことを伝えねばならない、Dポリスの副総司令官のサツマなら可能だと花火は睨んだ。

 

サツマ「・・・わかった、ただし条件がある・・・・・・・・・絶対に勝ちなさい、」

 

花火「そんなの当然」

 

花火はカイネをサツマに託して、バトルフィールドの階段を登る。サツマはカイネを抱えて地下闘技場を後にした。

 

マキシオ「本気でウズシオに勝つつもりなのか?あの花火と言う少年は」

 

ウズシオのバトルはアトーライの国の中でも世界から見ても超一流であった。兄弟であるマキシオは彼の実力をよく知っていた。どこの馬の骨ともしれない花火が勝つのは信じ難いだろう。まだサツマや自分の方が良かったとも思っていた。だが、こうなってしまったものはしょうがない、マキシオは花火を信じるしかなかった。

 

花火「行くぞ!ウズシオ!」

 

ウズシオ「来い!一木花火!!」

 

花火&ウズシオ「ゲートオープン!解放!」

 

2人の叫びと共に再びバトルフィールドにバリアが展開された。バトルの先行はウズシオだ。

 

[ターン01]ウズシオ

スタートステップ

ドローステップ4⇨5

 

ウズシオ「メインステップ、ネクサス、甲竜の狩り場をLV1で配置してターンエンド」

手札5⇨4

リザーブ4⇨0

トラッシュ0⇨4

 

ウズシオの背後にに崩壊した都市が浮かび上がる。

 

甲竜の狩り場LV1

 

バースト無

 

[ターン02]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ4⇨5

ドローステップ 手札4⇨5

 

花火「メインステップ!来い!アグモン!」

手札5⇨4

リザーブ5⇨1

リザーブ0⇨3

 

花火のフィールドにデフォルメされた恐竜のようなスピリット、アグモンが召喚される。

 

花火「召喚時効果!2枚オープン!」

オープンカード

【グレイモン】

【ダイナバースト】

 

この中の成熟期か完全体が加えることになるので花火の手札にグレイモンが加わる。

 

花火「いくぞ!アタックスステップ!いけ!アグモン!」

手札4⇨5

 

ウズシオ「ライフで受ける」

ライフ5⇨4

 

アグモンは口内から球状の炎をを放ち、ウズシオのライフを破壊した。

 

花火「ターンエンド」

 

アグモンLV1(1)BP3000

 

バースト無

 

[ターン03]ウズシオ

スタートステップ

コアステップ リザーブ1⇨2

ドローステップ 手札4⇨5

リフレッシュステップ

リザーブ2⇨6

トラッシュ4⇨0

 

ウズシオ「メインステップ、ネクサス、氷宙遺跡スカイ・リオをLV2で配置」

手札5⇨4

リザーブ6⇨2

トラッシュ0⇨3

 

ウズシオ背後にまたしてもネクサス、スカイ・リオが現れる。

 

ウズシオ「さらに、メノウドラゴンをLV1で召喚」

手札4⇨3

リザーブ2⇨0

トラッシュ3⇨4

 

ウズシオのフィールドに鋼鉄のように固そうな甲竜のスピリットが召喚される。甲竜のスピリットの登場により、スカイ・リオの効果でウズシオのコアが1つ増えた。

 

ウズシオ「メノウドラゴンをLV2へ!ターンエンド、」

 

メノウドラゴンLV2(2s)BP11000

 

甲竜の狩り場LV1

氷宙遺跡スカイ・リオLV2(1)

 

バースト無

 

[ターン04]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ1⇨2

ドローステップ 手札5⇨6

リフレッシュステップ

リザーブ2⇨5

トラッシュ3⇨0

 

花火「メインステップ、・・・・・俺もネクサス、竜の尻尾奇岩と原始の森をLV1ずつで配置!」

手札6⇨4

リザーブ5⇨1

トラッシュ0⇨4

 

花火の背後に、尻尾の様にくねくねした岩と、恐竜時代のような森が出現する。

 

花火「ターンエンド」

 

アグモンLV1(1)BP3000

 

竜の尻尾奇岩LV1

原始の森LV1

 

バースト無

 

[ターン05]ウズシオ

スタートステップ

コアステップ リザーブ0⇨1

ドローステップ 手札3⇨4

リフレッシュステップ

リザーブ1⇨5

トラッシュ4⇨0

 

ウズシオ「メインステップ、・・・・甲竜の狩り場をLV2へ上げて、さらにストロングドローを3枚使用する、不足コストは氷宙遺跡スカイ・リオのLVを下げて使用」

甲竜の狩り場LV1⇨2(0⇨3)

氷宙遺跡スカイ・リオLV2⇨1(1⇨0)

リザーブ5⇨0

 

ウズシオはデッキから3枚ドローして2枚破棄、カードの使用を考えると手札に増減はない、この行為を3回繰り返し、手札の入れ替えを行なった。

 

ウズシオ「ターンエンド」

 

花火「・・・・・」

 

[ターン06]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ1⇨2

ドローステップ 手札4⇨5

リフレッシュステップ

リザーブ2⇨6

トラッシュ4⇨0

 

花火「メインステップ、(こいつやっぱりメタルシードラモンが来るまで待つ気だな、俺を一気に仕留めるために・・・・でも、今度はそうはいかねぇぞ!)アグモンをLV2へ上げて【進化】発揮!来い!グレイモン!」

リザーブ6s⇨3s

 

花火はアグモンをグレイモンに進化させる。

 

花火「いけ!グレイモン!今度はメタルグレイモンに【超進化】!」

 

グレイモンは身体が半分サイボーグのメタルグレイモンへと進化した。

 

花火「さらに!フラッシュタイミング!煌臨!メタルグレイモンをウォーグレイモンに煌臨!」

手札5⇨4

リザーブ3s⇨2

トラッシュ0⇨1s

 

ウズシオ「来るか」

 

花火「鋼鉄の龍よ!今こそ最強の龍戦士となりて突き進め!ウォーグレイモン!!究極進化!!!」

ウォーグレイモンLV3(4)BP16000

 

メタルグレイモンは荒ぶる炎の中でウォーグレイモンに進化を遂げた。

 

ウズシオ「何度やっても同じだ、言っただろう、貴様にカイネは救えないと、」

 

花火「これでもそんなこと言えんのかよ!いけ!ウォーグレイモン!」

 

ウォーグレイモンはウズシオのライフめがけて飛び立つ。

 

ウズシオ(ふっ!あの時とまるで変わらない戦法、こいつはやはり出来損ないだ、ウォーグレイモンよ、とんだ雑魚を選んでしまったな)

 

確かにここまでは最初のバトルとほとんど変わらない展開だった。だが、花火は、できればこのターンでウズシオを倒すつもりでいた。

 

花火「フラッシュタイミング!マジック、ガイアフォース!!!ウォーグレイモンを回復!」

手札5⇨4

リザーブ2⇨0

トラッシュ1s⇨3s

ウォーグレイモン(疲労⇨回復)

 

ウズシオ「なに!?」

 

ウォーグレイモンは赤い光を浴びて疲労から回復した。

 

ウズシオ「ライフで受ける」

ライフ4⇨3

 

ウォーグレイモンは腕に装着したドラモンキラーの一撃でウズシオのライフを1つ砕く。

 

「さらに!ウォーグレイモンのLV2、3のアタック時効果発揮!バトルの終了時、ソウルコアをウォーグレイモンに置くことで、お前のライフを1つボイドに送る!」

トラッシュ3s⇨2

ウォーグレイモン(4⇨5s)

 

ウズシオ「ぐっ!」

ライフ3⇨2

 

ウォーグレイモンは両手で巨大な火球を形成すると、それをウズシオへ投げつける。ウズシオのライフは溶けるように消滅した。

 

花火「もう一回だ!ウォーグレイモン!」

 

花火の言葉にウォーグレイモンは頷くとそのまま再びウズシオのライフを狙う。

 

ウズシオ(・・・・ライフが1になっても次のターンでまたメタルシードラモンを出せば、関係ない、ここは当然・・・)

 

花火「ライフで受けさせねえよ!」

 

ウズシオ「!?!」

 

花火「フラッシュタイミング!マジック!ダイナパワーを使用!コストはウォーグレイモンのソウルコアから使う!」

手札3⇨2

ウォーグレイモン(5s⇨4)

トラッシュ2⇨3s

 

ダイナパワーにより、ウォーグレイモンのBPが3000上がるが大事なのはそこじゃない、

 

ウズシオ「(またソウルコアがトラッシュに!?)ぐっ!ブロックだ!メノウドラゴン!」

 

ウズシオの判断は正しい、ここでまたライフで受ければ、ウォーグレイモンの効果で再びソウルコアを戻された挙句、ライフを0にされるからだ。

 

花火「覚悟しろ!メノウドラゴン!いけ!ウォーグレイモン!!」

 

ウォーグレイモンは自身の体をドリルのように回転させて、メノウドラゴンに突撃し、そのまま衝突する。火花を飛び散らせながら甲高い金属音が鳴り響く、しかし、それはほんの一瞬のことであり、メノウドラゴンは耐えられずウォーグレイモンに体を貫かれてその場で爆発してしまう。ウズシオは苛立ったように顔を歪ませる。

 

ウズシオ「くっ!」

 

花火「ウォーグレイモンの効果!」

トラッシュ3s⇨2

ウォーグレイモン(4⇨5s)

 

ウォーグレイモンは再びガイアフォースを形成し、ウズシオのライフへ投げ飛ばす、ウズシオのライフ1つはまた溶けるように消滅した。

 

ウズシオ「ぐおぉぉお!!」

ライフ2⇨1

 

花火「BP勝負で俺のスピリットが勝った時、原始の森LV1効果で1枚ドローする、」

手札2⇨3

 

マキシオ「信じられん、あのウズシオを押している!?、、、」

 

マキシオは花火の実力に目を疑った。当然だ、見ず知らずの少年が自分の知る最強のバトラーのライフを1にして今にも勝ちそうな状況だからだ。

 

花火「ターンエンド、ダイナパワーの効果、トラッシュから回収する、・・・・どうだウズシオ!これが俺の、俺たちの力だ!!」

手札3⇨4

 

花火の声に応えるようにウォーグレイモンが咆哮する。

 

ウォーグレイモンLV3(5s)BP16000

 

竜の尻尾奇岩LV1

原始の森LV1

 

バースト無

 

ウズシオ「なめるなよ!!クソガキが!!」

 

下だと思っていた者にやられたことからか、ウズシオの怒りは極限まで達していた。

 

[ターン07]ウズシオ

スタートステップ

コアステップ リザーブ5⇨6

ドローステップ 手札4⇨5

 

ウズシオ「メインステップ、ゲッコ・ゴレムを召喚、スカイ・リオの効果で1つコアブースト」

手札5⇨4

 

ウズシオのフィールドに目やエラが鉱石でできている青のスピリット、ゲッコ・ゴレムが召喚される。

 

ウズシオ「さらに、マントラドロー!3枚ドローし、2枚破棄する!」

リザーブ6⇨5

トラッシュ0⇨1

 

ウズシオは再び3枚ドローして2枚破棄した。その加えたカードを見て不敵な笑みを浮かべている。

 

ウズシオ「ゲッコ・ゴレムはメインステップ時、白のシンボル2つを追加できる、」

 

花火「!?!」

 

ゲッコ・ゴレムの頭上に白のシンボルが2つ浮かび上がる。

 

ウズシオ「いくぞ!メタルシードラモンをLV2で召喚!」

手札4⇨3

リザーブ5⇨0

甲竜の狩り場LV2⇨1(3⇨2)

トラッシュ1⇨4

 

突如現れた渦潮の中から、海蛇のような見た目のスピリット、究極体のメタルシードラモンが飛び出してくる。

 

花火「来やがったな」

 

ウズシオ「さらに、異魔神ブレイブ!幻魔神!召喚!」

手札3⇨2

甲竜の狩り場(2⇨0)

トラッシュ4⇨6

 

幻魔神が氷の中からそれを砕いて現れる。

 

ウズシオ「メタルシードラモンと幻魔神を左合体!」

 

幻魔神は左手から光線を放ち、メタルシードラモンと自身を繋げて合体スピリットとなる。

 

メタルシードラモン+幻魔神LV2(4)BP18000

ゲッコ・ゴレムLV1(1)BP1000

 

甲竜の狩り場LV1

氷宙遺跡スカイ・リオLV1

 

バースト無

 

ウズシオ「アタックステップ!メタルシードラモンでアタック!アタック時効果でウォーグレイモンを破壊!」

 

メタルシードラモンの現在のコストは幻魔神と合わせて12、12以下なら破壊が可能、ウォーグレイモンはメタルシードラモンの鼻先から放たれるレーザー砲に逃れられず、腹部を貫かれ、破壊されてしまう。

 

花火「くっ!ウォーグレイモン」

 

ウズシオ「あの時と全く同じだな!一木花火!これで終わりだ!メタルシードラモンの効果で、甲竜の狩り場を疲労させて自信を回復させる!」

甲竜の狩り場(回復⇨疲労)

メタルシードラモン+幻魔神(疲労⇨回復)

 

花火「フラッシュタイミング!マジック、リアクティブバリアを使用!このアタックでお前のターンは終わりだ!」

手札4⇨3

リザーブ5⇨1

トラッシュ2⇨6

 

ウズシオ「なに!?、」

 

花火「アタックはライフ!」

 

メタルシードラモンは尻尾の強靭な一撃で花火のライフを2つ破壊する。

 

花火「・・・・ぐっはぁぁぁぁ!!!」

ライフ5⇨3

 

花火は正直しんどかった、最初のウズシオとのバトルで一度死にかけ、次に自我がない状態で暗黒の使徒のポイズと戦い、ウズシオを探すために国中を走り回り、そして現在に至る。体はとうに限界を超えていた。

 

花火(やっぱ、きつい、こんなの何度も受けるわけにはいかねぇ、)

 

花火は足元がふらつく、口から顎まで吐血で吐いた血が流れる。

 

ウズシオ「ふん!やはり限界のようだな、ターンエンドだ」

 

花火のリアクティブバリアでやることを失い、ウズシオはターンを終える。

 

[ターン08]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ3⇨4

ドローステップ 手札3⇨4

リフレッシュステップ

リザーブ4⇨10

トラッシュ6⇨0

 

花火「メインステップ、アグモンとグレイモンを召喚!」

手札4⇨2

リザーブ10⇨5

トラッシュ0⇨3

 

花火のフィールドに再びアグモンとグレイモンが召喚される。

 

花火「アグモンの召喚時効果!2枚オープン!」

オープンカード

【リミテッドバリア】

【スカルグレイモン】

 

完全体のスカルグレイモンが手札に加えられた。

 

花火「いくぞ!召喚!スカルグレイモン!」

手札3⇨2

リザーブ5⇨1

トラッシュ3⇨6

 

ウズシオ「!?」

 

花火のフィールドに全身が骨とかしたグレイモン、スカルグレイモンが召喚される。ウズシオはその姿を見て驚愕する。

 

ウズシオ「なんだ!?あのスピリットは?!なぜ暗黒の力をその身に宿している?!」

 

花火「いやまあ、俺も知らないんだけど、なんか入ってた・・・気を取り直して!スカルグレイモンの召喚時効果!相手のスピリット3体ののコアを1個ずつリザーブへ!」

 

スカルグレイモンは登場するなり、黒炎の炎をウズシオのフィールドに撒き散らす。メタルシードラモンは幻魔神との合体でこの効果を受けないが、ゲッコ・ゴレムはまともに受けてしまい、消滅してしまう。

 

ウズシオ(なぜだ、なぜ、一木花火が暗黒の力を宿したスピリットを所持している!?まさかポイズやドグマーの力が消滅していたのは奴に力を奪われたから?そんなバカな!ウォーグレイモンといえども、そんなことは不可能だ、いったいどんなカラクリが、)

 

花火「原始の森をLV2へアップ」

リザーブ1⇨0

原始の森LV1⇨2

 

アグモンLV1(1)BP3000

グレイモンLV1(1)BP4000

スカルグレイモンLV1(1)BP5000

 

竜の尻尾奇岩LV1

原始の森LV2(1)

 

バースト無

 

花火「アタックステップ!このターンで終いだ!いけ!グレイモン!」

 

現在、花火のフィールドのスピリットは3体、対するウズシオのフィールドはメタルシードラモンが1体でライフが1、花火は物量さで押し切るつもりだった。グレイモンがどったばったと走りだす。

 

ウズシオ「(ええい!!考えても無駄だ!このバトルであいつを倒してからじっくりと調べればよかろう!!)メタルシードラモンでブロック、フラッシュタイミング、メタルシードラモンの効果で、スカイ・リオを疲労させて自信を回復させる」

氷宙遺跡スカイ・リオ(回復⇨疲労)

メタルシードラモン+幻魔神(疲労⇨回復)

 

メタルシードラモンは青い光を浴びて回復する。

 

花火「!?!俺のターンでも使えたのか!?」

 

ウズシオの指示でメタルシードラモンはグレイモンを迎え撃つ。グレイモンは口内で炎を限界まで溜めて放つも、メタルシードラモンはビクともせず、そのまま逆にメタルシードラモンのレーザー砲をくらい、瞬殺されてしまう。

 

花火「くっ!・・・原始の森のLV2効果発揮、自分のスピリットが破壊された時、トラッシュの地竜スピリットを回収する、帰ってこい!ウォーグレイモン!」

手札2⇨3

 

原始の森の効果でウォーグレイモンのカードが花火の手札に舞い戻ってくる。

 

ウズシオ「ウォーグレイモンが戻ったところで、貴様に勝機はない!!」

 

花火「じゃあこのターンをしのいでみやがれ!スカルグレイモン!」

 

花火はスカルグレイモンでアタックを仕掛けるが、

 

ウズシオ「フラッシュタイミング、マジック、アルティメットストリーム!コスト5、6、7を1体ずつ破壊する!消えろ!不完全な暗黒よ!」

手札2⇨1

リザーブ1⇨0

メタルシードラモン+幻魔神LV2⇨1(4⇨3)

トラッシュ6⇨8

 

花火「!!?」

 

メタルシードラモンのレーザーと酷似したレーザーが飛んでくる、スカルグレイモンはもろに受けてしまい、吹っ飛ばされて爆発してしまう。

 

ウズシオ「・・・所詮は完全体か」

 

花火「くそ!原始の森の効果でメタルグレイモンを回収する・・・・、ターンエンドだ」

手札3⇨4

 

残ったアグモンだけではウズシオの残り1つのライフを破壊することはできない、花火はここでターンを終える。

 

[ターン09]ウズシオ

スタートステップ

コアステップ リザーブ0⇨1

ドローステップ 手札1⇨2

リフレッシュステップ

リザーブ1⇨9

トラッシュ8⇨0

 

ネクサス2つは再び回復状態となる。

 

ウズシオ「メインステップ、再びメタルシードラモンをLV2へ」

リザーブ9⇨8

メタルシードラモン+幻魔神LV1⇨2(3⇨4)

 

メタルシードラモンは激しく雄叫びをあげる。

 

ウズシオ「アタックステップ!やれ!メタルシードラモン!効果でアグモンを破壊!」

 

メタルシードラモンはアグモンを尻尾で薙ぎ払う。アグモンは吹っ飛ばされて爆発してしまう。

 

花火「原始の森LV2効果でグレイモンを手札に」

手札4⇨5

 

グレイモンのカードがトラッシュから花火の元へ舞い戻ってくる。

 

ウズシオ「戻ったところで意味はない!終わりだ!」

 

メタルシードラモンがドンドン花火との距離を縮めていく。

 

花火「・・・・終わらないし、終わらせない!…フラッシュタイミング!マジック!リアクティブバリア!もう一度お前のアタックステップを終わらせる!」

手札5⇨4

リザーブ3⇨0

原始の森LV2⇨1(1⇨0)

トラッシュ6⇨10

 

ウズシオ「なに!?2枚目!?・・・だが、貴様にこのダメージを受けられる余力はないだろう!!メタルシードラモン!!!」

 

花火「(くそ!受けるしかない、持ってくれよ、俺の身体!)ライフで受ける!」

 

ウズシオ「死ね!」

 

メタルシードラモンは花火のライフを噛み砕いて2つ破壊する、

 

花火「・・・・う、うわぁぁぁぁぁぁあ!!!」

ライフ3⇨1

 

ウズシオは勝ちを確信し、花火は今にも倒れそうになる。体中から血が流れ、意識が朦朧とする。花火はまた、走馬灯とは違うかもしれないが、薄れていく意識の中で色んな人の言葉を思い出していく。

 

 

『あたしはどうしても白の大陸に行かなくちゃいけなくてねー』

『え!?カイネちゃんが姫様!?』

『お前のつれの2人もカイネも直ぐにお前と同じ場所に送ってやる』

『必ず勝ちなさい』

『あとは、、、任せた・・・・!』

 

 

 

花火「!!!!ぐっ!!うぅぅぅぅぅう!!」

 

ウズシオ「なに!?」

 

花火は倒れるギリギリで右足を前に伸ばして踏ん張る。そして自分は色んな人達の思いがあってここにいることを自覚する。尚更負けるわけにはいかない。

 

ウズシオ「・・・まだ、立ち上がるのか、」

 

何度も何度も倒しても、打ちのめしても何度でも挑んでくる花火のその姿に、ウズシオは恐怖すら覚える。

 

花火「・・・俺のライフは、まだ、残ってるぞぉぉぉお!ウズシオぉぉぉお!」

 

ウズシオ「くっ!ターンエンド」

 

[ターン10]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ2⇨3

ドローステップ 手札4⇨5

リフレッシュステップ

リザーブ3⇨13

トラッシュ10⇨0

 

花火「メインステップ、グレイモン、メタルグレイモンを召喚!バーストをセット!!」

手札5⇨2

リザーブ13⇨0

トラッシュ0⇨6

 

グレイモン、メタルグレイモンが同時に召喚される。そして、花火のフィールドに裏向きでカードが置かれる。

 

花火「ターンエンド」

 

グレイモンLV2(3s)BP5000

メタルグレイモンLV3(4)BP11000

 

竜の尻尾奇岩LV1

原始の森LV1

 

バースト有

 

ウズシオ「踏ん張れたところで、この程度、、、、壁にもならんわ!!!」

 

[ターン11]ウズシオ

スタートステップ

コアステップ リザーブ8⇨9

ドローステップ 手札2⇨3

リフレッシュステップ

メタルシードラモン+幻魔神(疲労⇨回復)

 

ウズシオ「メインステップ、マジック、2枚目のアルティメットストリームを使用!メタルグレイモンを破壊しろ!」

手札3⇨2

リザーブ9⇨7

トラッシュ0⇨2

 

レーザー砲が今度はメタルグレイモンを襲う、メタルグレイモンもスカルグレイモンの時と同様、吹き飛ばされて爆発してしまう。

 

ウズシオ「アタックステップ!今度こそ終わりだ!いけ!メタルシードラモン!アタック時効果でグレイモンを破壊!」

 

メタルシードラモンは鼻先のレーザー砲でグレイモンを貫く、グレイモンは堪らず爆発してしまう。

 

だが、これで花火のバースト条件が達成される。咄嗟にドローした奇跡の一枚が花火を勝利へと導く。

 

花火「・・・終わんのはお前の方だぁぁあ!!!スピリットのアタックでバースト発動!【煌星銃ヴルムシューター】!バースト効果でお前のネクサス!甲竜の狩り場を破壊して1枚ドロー!その後こいつを召喚する!」

手札2⇨3

リザーブ7s⇨3s

煌星銃ヴルムシューターLV1(4)BP6000

 

ウズシオ「な?銃ブレイブ!?」

 

花火のバーストが勢いよくひっくり返る。赤い魔法陣の中から、伝説の龍のスピリットをモチーフに造られた、銃が召喚される。甲竜の狩り場はヴルムシューターの弾で、貫かれて、消滅してしまう。

 

花火「いくぞ!ウズシオ!・・・煌星銃ヴルムシューターを対象に煌臨発揮!ウォーグレイモン!!」

リザーブ3s⇨2

トラッシュ6⇨7s

 

ウズシオ「!!」

 

煌星銃ヴルムシューターは銃ブレイブ、当然【装鎮】を持つ、コストが6のヴルムシューターはウォーグレイモンの煌臨対象にすることが可能だ。

 

花火「最強の龍戦士よ!星々の力と共に勝利への道を切り拓け!!ウォーグレイモン!!煌臨ー!」

 

ウォーグレイモンが球状の炎の中から眼光を放ちながら再び現れる。そして、

 

花火「ヴルムシューターの【装鎮】の効果で煌臨元からウォーグレイモンに合体!!」

 

ウォーグレイモンのドラモンキラーと背中のシールドが消滅する。背中からは薄桃色の翼が4枚、新たに生え、空いた手にはヴルムシューターが握られる。ウォーグレイモンの体色も橙色から澄んだ赤色を基準にカラーチェンジしていく、瞳の中でさえも赤く染まった。

 

ウズシオ「!?!姿が、、変わった!?」

 

花火「いけ!ウォーグレイモン!メタルシードラモンと決着をつけるぞ!」

ウォーグレイモン+煌星銃ヴルムシューターLV3(4)BP22000

 

花火はメタルシードラモンを変化したウォーグレイモンでブロックする。メタルシードラモンは鼻先のレーザー砲で再びウォーグレイモンを貫こうとするが、ウォーグレイモンは翼で飛翔し、難なくそれを避ける、ウォーグレイモンも負けじと上空からヴルムシューターにガイアフォースの力を込めて弾丸として連射する。メタルシードラモンはそれらが当たっても物ともせず、ウォーグレイモンをかみ砕こうと接近してくる。ウォーグレイモンはしばらくこの攻撃を避け続ける。

 

ウズシオ「俺は負けん!!負けん!!フラッシュタイミング!マジック!オーバードライブ!!メタルシードラモンにBPを+5000!!」

手札2⇨1

リザーブ7⇨6

トラッシュ2⇨3

メタルシードラモン+幻魔神BP18000⇨23000

 

花火「!?」

 

ここに来てウズシオの渾身の一手。メタルシードラモンにBPが加算され、ウォーグレイモンのBPを一気に追い抜く、さらに、オーバードライブの効果はこれだけではなかった。

 

ウズシオ「さらに、オーバードライブは【白連鎖】を条件に追加効果を使用できる!その効果でメタルシードラモンを回復させ、シンボルが2つのウォーグレイモンを手札に戻す!消えろ!最強の龍戦士よ!!」

メタルシードラモン+幻魔神(疲労⇨回復)

 

青のマジック、オーバードライブは白のシンボル1つで、青のスピリット1体を回復させ、白のシンボル2つで、相手のシンボル2つ以上のスピリットを全て手札に戻す効果がある。今のウズシオのフィールドの白シンボルは2つ、この効果を余すことなく使うことができるのだ。だが、

 

花火「俺のネクサス、竜の尻尾奇岩の効果で、地竜のスピリット全ては相手の効果で手札とデッキには戻らない!ウォーグレイモンは地竜!よってオーバードライブの効果を受け付けない!!」

 

ウズシオ「なんだと!?!」

 

花火「叩き伏せろぉぉぉお!ウォーグレイモン!!」

 

強力な突風がウォーグレイモンを襲うが、ウォーグレイモンは微動だにしなかった。そして、近づいてきたメタルシードラモンを紙一重で避けて、顔面に回し蹴りを入れる。メタルシードラモンを地面に叩き落とし、自身も地に足をつける。

 

花火「・・・・フラッシュタイミング!マジック!ダイナパワーを使用!ウォーグレイモンのBPを+3000!」

手札2⇨1

リザーブ2⇨1

トラッシュ7s⇨8s

ウォーグレイモン+煌星銃ヴルムシューターBP22000⇨25000

 

ウォーグレイモンのBPもパンプアップされる。ウォーグレイモンはガイアフォースの全エネルギーをヴルムシューターに集中させる、メタルシードラモンも自身のレーザー砲の威力を上げるために力を溜め込む、両者互いにこの一撃で決着をつけるつもりだ。そしてそれらはほぼ同時に放たれる。ぶつかる2つのエネルギーがバトルフィールドを、地下全体を大きく揺らす。張りつめた衝撃が空気を震撼させる。

 

ウズシオ「・・・くっ、メタルシードラモン!!」

 

花火「うぉぉぉお!!!打ち上げろぉぉぉお!!!ウォーグレイモン!!」

 

花火の叫びに反応するかのようにウォーグレイモンの眼光が赤く強く光りだす。ウォーグレイモンはより一層力をヴルムシューターに込める。すると、ガイアフォースはメタルシードラモンのレーザーの大きさをはるかに超え、一気に押し返す、やがてメタルシードラモンのレーザーは完全にかき消されて、とうとう莫大なガイアフォースがメタルシードラモンに直撃する。メタルシードラモンは流石に耐えきれずに大爆発を起こす。花火とウォーグレイモンはついに強敵、メタルシードラモンを撃破した。

 

ウズシオ「・・・・俺のメタルシードラモンが、ダークマターズが!力の象徴が」

 

マキシオ「なんという男だ、」

 

ウズシオは目の前の事実にうち削がれてそれ以外の言葉が出ない、残った1枚の手札をパラパラっと地に落とす。当然もうやることはないのでターンエンドとなる。

 

[ターン12]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ1⇨2

ドローステップ 手札1⇨2

リフレッシュステップ

リザーブ2⇨10

トラッシュ8⇨0

 

花火「メインステップは何もしない、そのままアタックステップだ、……ウォーグレイモン!」

 

ウォーグレイモンはウズシオのライフへとヴルムシューターの銃口を向ける。ウズシオに残されたのはこの状況では使えない1枚のカードと、ブロックできない異魔神ブレイブの幻魔神、ネクサスのスカイ・リオ、もはや何も抵抗することができなかった。

 

ウズシオ「・・・くっそぉぉぉお!俺は真の王になるのだぁぁあ!オメガモンを手に入れてぇぇぇえ!誰もが認める、真の王にぃぃぃい!!」

 

ウズシオは負け犬の遠吠えとも取れる叫び声をあげる。だが、いくら叫んでも泣き喚いても結果はもう変わることはない。

 

花火「・・・王になる前に!、オメガモンとかいうやつを手に入れる前に!、誰かに認められる前に!、自分の兄くらい!、自分の姪っ子くらい!、救ってやれぇぇぇえ!」

 

ウズシオ「!!?!」

 

次の瞬間、強力な銃弾とかしたウォーグレイモンのガイアフォースがウズシオの最後のライフを撃ち抜き、破壊する、ウズシオはあまりの衝撃にバトルフィールドから吹き飛ばされた。花火が、いや、花火達が暗黒四天王の一角に勝利を収めたのだ。

 

 

 




最後までお読みいただき、ありがとうございます。ヴルムグレイモンと言うのはこの話のタイトルだけの造語です、小説内では普通にウォーグレイモン+煌星銃ヴルムシューターと表記いたします。また、花火達がヴルムグレイモンと言うこともありません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。