バトルスピリッツ オメガワールド   作:バナナ 

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第32話です!ではどうぞ!


第32話 太古からのリベンジマッチ、勃発!恐竜大戦争!!

1回戦第三試合、シデンと景光のバトルは、逆転に逆転をやり返したシデンの勝利に終わる。そして現在は1回戦最後とのなる第四試合、小次郎VSイカナマズのバトルが行われていた。

 

 

小次郎「……うぉぉお!いけ!アトラーカブテリモン!!」

 

イカナマズ「………くそ!こんな奴に、前回優勝者の俺がダイジェストで負けるなんてぇぇえ!!」

ライフ1⇨0

 

アトラーカブテリモンの自慢の一本ツノがイカナマズの最後のライフを砕いた。1回戦第四試合は小次郎の勝利で終わった。

 

実況者「……決まったぁぁぁぁあ!!なんと言う大波乱!!小次郎選手が昨年の優勝者、イカナマズ選手に勝利を収めましたぁぁぁぁあ!!」

 

ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

実況者がそう言うと、観客の人々も大盛り上がり、小次郎に大歓声が送られる。

 

実況者「……これにて1回戦は終了!!2回戦はまた翌日!!皆さん!またお会いしましょう!」

 

本日のプログラムは全て終了、翌日から行われるフロンティアリーグ2回戦は1回戦とは違い勝ち抜き順で並んで、バトルすることになる。つまり、2回戦第一試合は牙VS花火、第二試合はシデンVS小次郎と言った順に行われる。

 

 

 

 

大会1日目の終了後の夜、花火達は外で夕食をとっていた。

 

菜々子「……花ちゃんと、小次郎くんの1回戦突破を祝して、カンパーイ!!」

 

1人テンションの高い菜々子、それもそのはず、花火と小次郎が、1回戦を突破し、次の2回戦に進むことができたのだから。

 

花火「……そういや小次郎、お前、次の試合はシデンとだな」

 

小次郎「……格の違いを見せつけてやるよ」

 

カイネ「……逆に見せつけられそうだけどね〜」

 

カイネの悪態のついた喋り方に小次郎は「なんだと!!」とツッコミを入れる。まぁ、シデンに格の違いを見せつけるのは本当に難しいことなのだが……

 

菜々子「……花ちゃんはやっと、牙さんとの再戦かー」

 

花火「……ああ、この日を待ってたぜ!あいつのスーパーディラノスと戦うのが楽しみでしょうがねえ!」

 

花火は2回戦で牙と戦うのが、とても楽しみな様子、牙が1回戦で、あれだけの成長っぷりと力を見せつけたのだ。当然だろう。

 

カイネ「……【クロノス・アルファ】のことを忘れるなよ、あんたらがリアルワールドに帰れるかもしれない奇跡のアイテムなんだから」

 

花火「……わかってるって!!」

 

小次郎「……て言うか本当に帰っちゃったな、景光姐さん」

 

全員、少なからず景光が帰ってしまった事に寂しさを感じていた。

 

花火「……あの人は気まぐれだからなぁ、まぁ、あんだけ神出鬼没ならまた1回くらいは会うだろ」

 

花火達は知らない。この瞬間に景光がくしゃみをしていることを。

 

 

 

 

シデン「……イトニが……消えただと!?」

 

シュリ「……ええ、どこを探しても見当たりませんでした」

 

大会後の夜、ようやく控え室から出られたシデンを待っていたのはとんでもない悲報だった。

 

行方不明になったイトニ、謎の黒フードに連れていかれてしまったのだが、そんなことシデン達が知る由もなかった。

 

親のいないシデンにとってイトニは唯一の肉親、例え反乱軍のリーダーと言えど、行方不明となったら当然心配するに決まっている。

 

シデン「……く!!イトニ!!」

 

ドューケ「……どこへいくつもりですか?」

 

シデンは今度は自分でイトニを探そうとする。が、ドューケが行く道を妨げる。

 

シデン「……イトニを探し出してくるに決まっているだろう!!そこをどけ!ドューケ!!」

 

ドューケ「……フロンティアリーグはどうするのです?」

 

シデン「そんなの棄権するに決まってるだろ!!」

 

ドューケ「……あなたは仮にも反乱軍のリーダーなんですよ、ここで【クロノス・アルファ】を逃してしまったら、もう二度と白の大陸には行けず、ましてやDポリスを滅ぼすなんてまた夢の話、」

 

シデン「……!!」

 

シデンはドューケに確信を突かれて珍しく何も言い返せずに黙り込んでしまう。確かに、フロンティアリーグ中のシデンがイトニを探しに行くのは愚策中の愚策と言えるだろう。シュリはドューケの言葉で頭が冷えたようだ。そして、いつもの冷静な調子を取り戻して行く。

 

シデン「……そうだ、すまない、頭に血が上っていた。イトニのことはお前達に任せる。俺も明日、優勝したら直ぐに加勢する」

 

シデンはイトニを探したい心を抑えて、ドューケ達に任せる。この時、シデンはどれほど心苦しかったろうか。

 

ドューケ「……仰せのままに、リーダー、できれば加勢する前にはイトニを見つけましょう」

 

シュリ「………………」

 

ドューケはシデンに真っ直ぐお辞儀をするが、シュリはあまりその光景をよく思っていないのか、喧騒な顔つきで、ドューケのことを見つめていた。

 

そして夜が明ける。

 

 

 

 

ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

 

実況者「……さぁ!皆様!昨日ぶりにございます!!今日はいよいよ第96回、フロンティアリーグの頂点が決まります!!!」

 

 

第96回フロンティアリーグ、2日目が幕を開ける。残った4人のうち2人の選手はすでに中央フィールドにいた。花火と牙だ。退治する2人は睨み合い、メラメラと闘志を燃やしている。

 

 

牙「……やっとだ、やっと貴様にリベンジを果たすことができる」

 

花火「……嬉しいぜ、牙、あんたみたいなやつと楽しくバトルができること」

 

花火と牙がかけるのは自分自身のバトラーとしてのプライドのみ。そして始まる。

 

実況者「……さぁ!行きましょう!2回戦第一試合、開始!!」

 

花火&牙「……ゲートオープン!解放!」

 

会場に透明のバリアが展開され、花火と牙のバトルが幕を開ける。先行は牙でスタートする。

 

 

 

[ターン01]牙

スタートステップ

ドローステップ 手札4⇨5

 

牙「……メインステップ、俺はネクサスカード、角竜の山を配置してターンエンドだ」

手札5⇨4

リザーブ4⇨0

 

角竜の山LV1

 

バースト無

 

牙の背後にツノを生やした竜の頭を模した山が出現する。最初のターンにネクサスカードを配置するのが牙の得意戦術だ。

 

花火「……カイネの時と同じネクサス……」

 

花火は角竜の山の効果を熟知している。牙とカイネの試合を見ていたからだ。角竜の山には手札と煌臨元カードを整える便利な効果がある。煌臨元カードの数を参照にする牙の新エーススピリット、スーパーディラノスのサポートに適したネクサスと言える。

 

[ターン02]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ4⇨5

ドローステップ 手札4⇨5

 

花火「……メインステップ、俺もネクサスカード、竜射砲台を配置!」

手札5⇨4

リザーブ5⇨1

 

花火のフィールドにもネクサスカード、巨大な龍を模した砲台、竜射砲台が配置される。このネクサスは自分のライフが減った時、BP5000以下の相手のスピリットを破壊できる効果がある。この効果は牙のエース、ディラノスが召喚されてしまえば、その効果で牙の地竜スピリットのBPが上昇して竜射砲台の効果が効かなくなるが、逆にそれまでは相手の攻撃を迎撃できる。

 

花火「……俺はこれでターンエンド」

 

龍射砲台LV1

 

バースト無

 

[ターン03]牙

スタートステップ

コアステップ リザーブ0⇨1

ドローステップ 手札4⇨6⇨5

リフレッシュステップ

リザーブ1⇨5

トラッシュ4⇨0

 

牙「……メインステップ、ネクサスカード、恐龍同盟本拠地を配置」

手札5⇨4

リザーブ5⇨2

 

牙は2枚目のネクサスカード、恐龍同盟本拠地を配置する。背後に祠のような場所が出現した。

 

牙「……さらにマジック、ジュライドローを使用、デッキからカードを2枚ドローする」

手札4⇨3⇨5

トラッシュ3⇨5

 

牙はさらにドローマジック、ジュライドローで手札を増やす。使用できるコアも尽きたので、そのままターンを花火に渡した。

 

角竜の山LV1

恐龍同盟本拠地LV1

 

バースト無

 

[ターン04]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ1⇨2

ドローステップ 手札4⇨5

リフレッシュステップ

リザーブ2⇨6

トラッシュ4⇨0

 

花火「……メインステップ、さらにネクサスカード、原始の森とボルカニックキャニオンを配置だ」

手札5⇨3

リザーブ6⇨2

トラッシュ0⇨4

 

花火はネクサスカードを一気に2枚配置する。約1億年前の森と、壮大な台地が花火の背後に出現した。

 

実況者「……なんとbeautiful!!!バトルフィールド意外では決して見られないレアな景色だ!!」

 

花火と牙のフィールドには合計5枚のネクサスカード、その景色は1つ1つが奇跡に満ち溢れている。実況者の言う通り、確かにバトルフィールド意外ではこのような景色を拝めることはできないだろう。

 

牙「……なんだお前、俺に合わせてくれんのか?」

 

花火「……へ!まさかー、行くぜ、牙!俺はアシガルラプターをLV2で召喚!」

手札3⇨2

リザーブ2⇨0

 

花火のフィールドに足軽姿がお似合いの地竜スピリット、アシガルラプターが召喚される。アシガルラプターはコスト、軽減、効果、どれを取っても使いやすい地竜スピリットだ。

 

花火「……さらにバーストをセットしてアタックステップに移行するぜ」

手札2⇨1

 

アシガルラプターLV2(2s)BP4000

 

龍射砲台LV1

原始の森LV1

ボルカニックキャニオンLV1

 

バースト有

 

花火「……やれ!アシガルラプター!アタック時効果、ソウルコアが置かれている時、デッキから1枚ドローする!」

手札1⇨2

 

ここでようやく花火が動く、アシガルラプターが意気揚々と走り出す。目指すは牙のライフ。

 

牙「……いいぜ、ライフで受けてやるよ」

ライフ5⇨4

 

アシガルラプターは体当たりで牙のライフを1つ破壊した。

 

花火「……ターンエンドだ」

 

実況者「……先制点は花火選手が決めたぁぁぁぁあ!!牙選手はここから反撃できるか!?」

 

牙「……やるじゃねぇか!今度は俺から行くぞ!!」

 

[ターン05]牙

スタートステップ

コアステップ リザーブ1⇨2

ドローステップ 手札5⇨7⇨6

リフレッシュステップ

リザーブ2⇨7

トラッシュ5⇨0

 

牙「……メインステップ、俺もアシガルラプターを召喚だ」

手札6⇨5

リザーブ7⇨6

 

牙も花火と同じアシガルラプターを召喚した。アシガルラプターはその便利すぎるコスパと効果で大抵の赤デッキに入ることができる。その中でも特に地竜デッキとは相性がいい。

 

牙「……そして、こいつだ、来い!相棒!!暴双龍ディラノスをLV2で召喚!」

手札5⇨4

リザーブ6⇨1

トラッシュ0⇨2

 

地響きとともに牙の絶対的エーススピリット、暴双龍ディラノスが姿を見せる。ディラノスの登場に会場は大盛り上がりしていた。4ターン続いたネクサス合戦からようやくスピリットのバトルが見れることを期待したこともあるのだろう。

 

花火「……久しぶりだな、ディラノス」

 

牙「……さらにバーストをセット」

手札4⇨3

 

牙のフィールドに裏側でバーストカードが伏せられる。牙がバーストを使ったとこを見たことない花火は当然そのバーストを警戒する。警戒したところですることは変わらないが……

 

牙「……そして、マジック、ダイナパワーを使用する!」

手札3⇨2

リザーブ1⇨0

トラッシュ2⇨3

 

花火「……!!」

 

牙「何驚いてやがる、地竜デッキだったらダイナパワーくらい予測できるだろう」

 

ダイナパワー、それは地竜スピリット全てにBP+3000と指定アタックの効果を付与させる。地竜スピリット専用のマジックカード、トラッシュから回収できる便利な効果から、地竜デッキでの汎用性の高さは群を抜いている。

 

牙「アタックステップ!」

 

アシガルラプターLV1(1s)BP10000

暴双龍ディラノスLV2(3)BP13000

 

角竜の山LV1

恐龍同盟本拠地LV1

 

バースト有

 

暴双龍ディラノスは地竜スピリット全てにBP+5000させる効果がある。この効果とダイナパワーで下級スピリットのアシガルラプターでも上級スピリットに匹敵できるBPになっていた。

 

牙「……いけ!アシガルラプター!ダイナパワーの効果でお前のアシガルラプターに指定アタックさせてもらうぜ!」

手札2⇨3

 

花火「……く、アシガルラプターでブロックだ」

 

同じアシガルラプターでもBPは雲泥の差、花火のアシガルラプターは牙のアシガルラプターにあっさりぶっ飛ばされて破壊されてしまう。

 

牙「……続け!ディラノス!」

 

花火「……そいつはライフだ!」

ライフ5⇨4

 

ディラノスはゆっくりと花火の元へと歩みを進める、そして近づくと強靭な両腕のパンチで花火のライフを1つ玉砕した。だがしかし、その行為が花火のバーストの条件を満たす。

 

花火「……ライフ減少により、バースト発動!ダイナバースト!BP10000のアシガルラプターを破壊!」

 

牙のアシガルラプターの足元から火柱が上がってくる。アシガルラプターはその火柱にそのまま焼き切られてしまう。

 

花火「……さらにコストを払って、カードを2枚ドローする」

手札2⇨4

リザーブ3⇨1

トラッシュ4⇨6

 

牙「……おぉ、やるじゃねぇか、……俺はこれでターンエンドだ」

手札3⇨4

 

やることを全て終えた牙はターンを終えると同時にダイナパワーのカードが牙の元へと舞い戻ってきた。

 

花火「……やっぱ強えぜ、牙は……でも俺だって負けてねぇ!次は俺の番だ!」

 

[ターン06]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ1⇨2

ドローステップ 手札4⇨5

リフレッシュステップ

リザーブ2⇨8

トラッシュ6⇨0

 

花火「……メインステップ!……頼むぜ!アグモン!」

手札5⇨4

リザーブ8⇨6

トラッシュ0⇨1

 

花火のフィールドにデフォルメされた恐竜のようなスピリット、アグモンが召喚される。

 

花火「……アグモンの召喚時!」

オープンカード

【ダイナパワー】

【メタルグレイモン】

 

アグモンの召喚時効果で完全体のメタルグレイモンが手札に加えられる。そしてダイナパワーは破棄、だが、条件を満たせばダイナパワーも手札に加えることが可能になる。

 

花火(よし、このまま一気にメタルグレイモンまで………)

手札4⇨5

 

花火の手札には成熟期のグレイモンも既に加わっており、アグモン⇨グレイモン⇨メタルグレイモンと進化コンボが可能な状況であったが……

 

牙「……お前のスピリットの召喚時効果発揮後で、俺のバーストだ!!」

 

花火「……!?」

 

花火のアグモンの効果に反応して牙のバーストカードが勢いよくひっくり返る。

 

牙「恐龍同盟 刃雷のエレクトロサウルス!バースト効果でアグモンとボルカニックキャニオンを破壊だ!」

 

花火「……なに!?、アグモン!!」

 

突如放たれた青い稲妻がアグモンとボルカニックキャニオンを一直線に貫く。アグモンはたちまち爆発してしまい、ボルカニックキャニオンはその場から消滅してしまう。

 

牙「……その後、こいつを召喚する」

恐龍同盟 刃雷のエレクトロサウルスLV2(2)BP12000

暴双龍ディラノスLV2⇨1(3⇨2)

リザーブ1⇨0

 

青い稲妻はその後牙のフィールドに落雷し、中から、青い鎧を纏った肉食恐竜のようなスピリット、エレクトロサウルスが現れた。

 

 

実況者「花火選手、エレクトロサウルスのバースト効果で出鼻をくじかれてしまったぁぁぁぁあ!!持ち直せるのか!?」

 

花火はエレクトロサウルスのバースト効果でアグモンを失っただけでなく、牙に強力なスピリット2体を並ばせてしまうこととなった。

 

牙「……どうした?、そんなもんじゃねぇだろ?」

 

 

花火「……当然だ!行くぜ!……グレイモンを召喚!LVは3だ!」

手札5⇨4

リザーブ7⇨1

トラッシュ1⇨3

 

花火はこんなものでは転ばない。彼の背後から立派な頭角を持つ恐竜型の成熟期デジタルスピリット、グレイモンが召喚される。

 

花火「……原始の森のLVを2に上げて、さらにバーストをセット!」

手札4⇨3

リザーブ1⇨0

原始の森LV1⇨2(0⇨1)

 

花火のフィールドに再び、バーストカードがセットされる。

 

花火「……準備は整った、行くぜ」

 

グレイモンLV3(4)BP7000

 

竜射砲台LV1

原始の森LV2(1s)

 

バースト有

 

花火「グレイモン!【超進化】!グレイモンをメタルグレイモンに!」

 

花火はグレイモンのアタック時効果で完全体のメタルグレイモンに進化させる。

 

牙「……ほお、一段階進化したか」

 

花火「……メタルグレイモン!召喚時効果でエレクトロサウルスを破壊だ!」

 

メタルグレイモンは登場するなり、胸部のハッチを開き、巨大なミサイルを発射する。そのミサイルは真っ直ぐエレクトロサウルスに向かっていき、命中、エレクトロサウルスはそのまま大爆発してしまう。

 

花火「そのままいけ!メタルグレイモン!……メタルグレイモンのアタック時効果!BP10000以下の相手のスピリット1体を破壊して、メタルグレイモンを回復させる!破壊対象はもちろんディラノスだ!!」

 

 

メタルグレイモンは左手のアームを勢いよく伸ばして、ディラノスを貫き、破壊、これで、メタルグレイモンは回復し、牙とのライフ差を一気に詰められる……と思われたが、

 

花火「……なに!?」

 

メタルグレイモンのアームの一撃は体全体を使ってディラノスに受け止められていた。メタルグレイモンのアタック時効果はディラノスには効かなかったのだ。

 

花火「……なんで破壊されない!?」

 

牙「……あぁ、そう言えばこいつの効果は全く使ってなかったからな、わからないのも無理ないか、……ネクサス、恐龍同盟本拠地の効果で、疲労状態の俺の地竜スピリットは相手のスピリットとブレイブの効果を受けない」

 

花火「……なに!?メタルグレイモンと同じ耐性効果……」

 

牙の2枚目のネクサス、恐龍同盟本拠地の効果は疲労状態の地竜スピリットにスピリットとブレイブの効果耐性を与える効果、この効果に阻まれてメタルグレイモンはディラノスを破壊できなかった、当然回復もしない。だが、一度決められたアタックは中止はされない、メタルグレイモンのアタックは今尚も継続中。

 

牙「……メタルグレイモンのアタックはライフで受けてやるよ」

ライフ4⇨3

 

メタルグレイモンは左手のアームにしなりをつけて牙のライフを叩き割った。

 

花火「……くそ、ディラノスを破壊できなかった、……ターンエンドだ」

手札3⇨4

 

殆どの動きを封じ込められて花火はターンを終えてしまう。バトルの流れは牙のペースだ。

 

[ターン07]牙

スタートステップ

コアステップ リザーブ3⇨4

ドローステップ 手札4⇨6⇨5

リフレッシュステップ

リザーブ4⇨7

トラッシュ3⇨0

 

再びディラノスが活動を始めようと重たい腰をあげる。

 

牙「……メインステップ、ディラノスをLV3にアップだ」

リザーブ7⇨5

暴双龍ディラノスLV1⇨3(2⇨4s)

 

ディラノスは力が最高潮に達し、力強く咆哮した。

 

牙「……2枚のネクサスのLVを2に上げてバーストをセットだ」

手札5⇨4

リザーブ5⇨3

恐龍同盟本拠地LV1⇨2(0⇨1)

角竜の山LV1⇨2(0⇨1)

 

牙はフィールドのカード達のLVを上げていき、着々とあのスピリットを呼ぶ準備を進めていた。

 

牙「……さらに、ダイナパワーを使っておくぞ」

手札4⇨3

リザーブ3⇨2

トラッシュ0⇨1

 

牙は再びダイナパワーを使用してBP+3000と指定アタックの効果を地竜スピリット達に与えた。

 

牙「……アタックステップ」

 

暴双龍ディラノスLV3(4s)BP17000

 

角竜の山LV2(1)

恐龍同盟本拠地LV2(1)

 

バースト有

 

牙「……行くぜ!やれ!ディラノス!ダイナパワーの効果を受けてメタルグレイモンに指定アタックだ!!」

 

メタルグレイモンも疲労状態の時、スピリットとブレイブの効果を受けないが、ダイナパワーの指定アタックは厳密には効果を付与しているのではなく、マジックの効果で指定アタックさせるというもの、この効果は意味を成さなかった。

 

花火「……メタルグレイモンでブロックだ」

 

牙「……来たぜ!来たぜ!さらに煌臨を発揮!対象は暴双龍ディラノス!」

暴双龍ディラノスLV3⇨2(4s⇨3)

トラッシュ1⇨2s

 

花火「……!?」

 

牙「……その目に映るものすべてを薙ぎ払え!煌臨!暴双恐龍スーパー!ディラノス!」

手札3⇨2

暴双恐龍スーパーディラノスLV2(3)BP23000

 

ディラノスは赤黒い炎に包まれ姿を変えて行く。その姿はカイネ戦でも見せたディラノスの正当進化系、スーパーディラノスだ。スーパーディラノスは暗黒の力とはまたちがう感じで禍々しかった。

 

実況者「……でたぁぁぁぁあ!!牙選手の新たなるエーススピリット!!1回戦の時のようにこのまま押し切ってしまうのか!?」

 

牙「……指定アタックは止まらない、やれ!スーパーディラノス!」

 

煌臨スピリットが煌臨した時、その降臨元カードの情報を全て引き継ぐ。スーパーディラノスは左の拳をメタルグレイモンに突きつけた。メタルグレイモンはそれに耐えきれずバトルフィールドの端まで吹っ飛ばされてしまった。メタルグレイモンは当然爆発してしまう。

 

花火「……!!メタルグレイモン!!」

 

牙「……スーパーディラノスの効果を忘れてはいないだろうな?」

 

花火「……!!……ぐわ!!!」

ライフ4⇨3

 

スーパーディラノスは両腕に豪快な炎を纏わせて花火のライフを叩く。爆発音とともに花火のライフが1つ消し飛んだ。

スーパーディラノスはバトルの終了時にスーパーディラノス自身の煌臨元のカード1枚につき、相手のライフを1つ破壊する効果がある。現在は1枚、よって花火のライフを1つ破壊した。

 

牙「……さらに、角竜の山のLV2効果、自分のスピリットが相手のライフを減らした時、手札の地竜スピリットを煌臨元に追加する!俺は恐同盟 マノブロウサウルスをスーパーディラノスの煌臨元に追加する」

手札2⇨1

暴双恐龍スーパーディラノス 煌臨元1⇨2

 

花火「……!!」

 

牙「……そしてこのアタックで終わりだ!!」

 

スーパーディラノスの煌臨元カードが角竜の山のLV2効果で1枚+される。これにより、効果ダメージ量は2となる。

 

牙「ディラノスがアタック時に煌臨元にされた時、そのスピリットは立て続けに攻撃できる!やれ!スーパーディラノス!!」

 

牙はディラノスのアタック時効果を使用してスーパーディラノスで2回目のアタックを仕掛ける。花火のフィールドにブロッカーは存在せず、ライフは3、スーパーディラノスのアタックと効果ダメージでライフがゼロになってしまう状況であった。だが花火はこの時を、牙がスーパーディラノスを使って攻撃を仕掛けてくるのを待っていた。

 

 

花火「……待ってたぜ!」

 

牙「……!?」

 

花火「……アタック後のバースト発動!煌星銃ヴルムシューター!!その効果でお前のネクサス、恐龍同盟本拠地を破壊して、デッキから1枚ドロー!!……そしてこのブレイブを召喚!」

手札4⇨5

煌星銃ヴルムシューターLV1(4)BP6000

 

赤い光線が恐龍同盟本拠地を崩壊させてしまう。そして赤い魔法陣の中から煌星銃ヴルムシューターが召喚される。

 

牙「……なるほど、昨日の銃ブレイブか、……だが、恐龍同盟本拠地は破壊時にデッキから2枚ドローすることで、疲労状態でフィールドに残る」

手札1⇨3

 

ヴルムシューターの弾丸で崩壊した恐龍同盟本拠地はみるみるうちに元どおりになって行く。

 

花火「……なに!?……でもこれで条件は揃った、行くぞ牙!」

 

牙「……来るか、お前の相棒が!!」

 

花火「……煌星銃ヴルムシューターを対象に煌臨発揮!!」

原始の森LV2⇨1(1s⇨0)

トラッシュ3⇨4s

 

花火もカウンターの煌臨を行う。煌臨するのはもちろん自身のエーススピリット、今まで何度も自分と試練をくぐり抜けてきた最強の相棒。

 

花火「最強の龍戦士よ!今こそ星々の力とともに突き進め!ウォーグレイモン!!煌臨!!」

手札5⇨4

 

燃え盛る炎の球体の中を切り裂いて、花火のエーススピリット、ウォーグレイモンがフィールドに降り立つ。

 

実況者「……花火選手も負けじとエーススピリットを召喚!!!これはアツい展開だぁぁぁぁあ!!!」

 

ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

2人のエーススピリットが並び立ったことで会場はとてつもない盛り上がりを見せる。

 

 

花火「……ヴルムシューターの【装鎮】!ウォーグレイモンにヴルムシューターを合体!!」

ウォーグレイモン+煌星銃ヴルムシューターLV3(4)BP22000

 

ウォーグレイモンの背中のシールドと両腕のドラモンキラーが消滅する。その後、背中には新たに4枚の薄桃色の翼が生え、空いた手にはヴルムシューターが握られる。ウォーグレイモンのカラーリングも黄色を基準とした色から赤を基準に変わっていった。

 

牙「!!姿が変わった!?」

 

花火「……勝負だ!スーパーディラノス!俺のウォーグレイモンが相手になるぜ!!」

 

花火は合体スピリットとなったウォーグレイモンでスーパーディラノスのアタックをブロックする。ウォーグレイモンはヴルムシューターにガイアフォースの力を込めて連射するも、体格差がありすぎるせいかスーパーディラノスには全く通用しない。スーパーディラノスは少しずつウォーグレイモンとの距離を縮めようと近づいて来る。

 

花火「……フラッシュタイミング!マジック!ダイナパワーを使用する!ウォーグレイモンにBP+3000!」

手札4⇨3

リザーブ1⇨0

トラッシュ4s⇨5s

ウォーグレイモン+煌星銃ヴルムシューターBP22000⇨25000

 

花火は回収したダイナパワーを使ってウォーグレイモンのBPを底上げする。これでBP23000のスーパーディラノスを超えた。

 

ウォーグレイモンはヴルムシューターにガイアフォースの力を纏わせ、剣のようなものを形成し、スーパーディラノスの懐に飛び込んで行く。そのまま一閃、通り過ぎるようにスーパーディラノスを一瞬にして引き裂いてみせた。スーパーディラノスはたちまち大爆発を起こしてしまう。

 

実況者「……ななななんと!牙選手のエーススピリット、スーパーディラノスをウォーグレイモンが倒したぁぁぁぁあ!!牙選手が有利と思われたこの状況で、花火選手見事な大逆転劇です!」

 

花火「……どうだ!牙!!お前のエーススピリットは倒したぜ!」

 

牙「……あぁ、なかなかやるじゃねぇか、……お前はやっぱ最高だぜ花火!!」

 

牙はエーススピリットを倒されたもののなぜだか妙に落ち着いていた。花火もそれが気になるが、どちらにせよこのターン牙はターンを終了するしか選択肢がなかった。エンドステップ時に地竜スピリットがいなくなったことで牙のダイナパワーは回収されなかった。

 

[ターン08]花火

スタートステップ

コアステップ リザーブ0⇨1

ドローステップ 手札3⇨4

リフレッシュステップ

リザーブ1⇨6

トラッシュ5⇨0

 

花火「……メインステップ!このターンで一気に決着をつける!……もう一回頼むぜ!グレイモン!」

手札4⇨3

リザーブ6⇨3

トラッシュ0⇨2s

 

 

花火のフィールドにグレイモンが再びフィールドに入ってくる。花火はこのグレイモンの召喚コストのコアにソウルコアで1つ支払った。ウォーグレイモンのアタック時効果のためだ。

 

花火「2つのネクサスのLVを上げてアタックステップだ!」

リザーブ3⇨0

原始の森LV1⇨2(0⇨1)

竜射砲台LV1⇨2(0⇨2)

 

ウォーグレイモン+煌星銃ヴルムシューターLV3(4)BP22000

グレイモンLV1(1)BP4000

 

原始の森LV2(1)

竜射砲台LV2(2)

 

バースト無

 

花火「……楽しかったぜ!牙!……でもこれで終わりだ!!いけ!ウォーグレイモン!!」

 

現在牙のライフは3、ダブルシンボルのウォーグレイモンのアタックとその効果でちょうど0にできた。

 

牙「……ライフで受ける」

ライフ3⇨1

 

花火「……ウォーグレイモンのLV2、3の効果!トラッシュにあるソウルコアをウォーグレイモンにおいて相手のライフのコア1個をボイドへ!」

トラッシュ2s⇨1

ウォーグレイモン+煌星銃ヴルムシューター(4⇨5s)

 

牙「……まぁ、待てよ、慌てるな、お前の効果前に俺のライフ減少のバーストだ、……絶甲氷盾を使うぜ、ライフを1つ回復させ、フラッシュ効果でお前のアタックステップを終了させる」

ライフ1⇨2

リザーブ6⇨2

トラッシュ2s⇨6s

 

ウォーグレイモンが特大のガイアフォースを形成し、牙に投げつけるも、あと一歩遅く、牙のライフは1つ回復した。それはすぐにガイアフォースにより、溶かされたが…

 

牙「……」

ライフ2⇨1

 

実況者「……なんと牙選手、持ちこたえたぁぁぁぁあ!!まだまだ勝負はわからないぞ!!」

 

盛り上がる実況者と会場の観客達、確かにここまでアツい展開を見せられたら、誰だって興奮を隠しきれないだろう。

 

花火「……ターンエンド」

 

このターンは絶甲氷盾に阻まれなすすべがない、花火はターンを牙に渡す。

 

[ターン09]牙

スタートステップ

コアステップ リザーブ3⇨4

ドローステップ3⇨5⇨4

リフレッシュステップ

リザーブ4⇨10

トラッシュ6⇨0

 

牙「……メインステップ、マジック、フェイタルドロー……カードを2枚ドローする、さらに、俺のライフが2以下なら追加でもう1枚ドローできる」

手札4⇨3⇨6

リザーブ10⇨8

トラッシュ0⇨2

 

牙はドローマジック、フェイタルドローのカードを使い、デッキから計3枚のカードをドローする。その3枚のカードを見て、牙は思わず口角がニヤリと上がってしまう。どうやらこの状況下において、最高のカードを引いた様子。当然花火は牙の僅かな顔の変化を見逃さず、より一層警戒心を強めていく。

 

牙「……いくぜ、先ずは恐龍同盟 鉄面のダスプレトンをLV3で召喚」

手札6⇨5

リザーブ8⇨1

トラッシュ2⇨5

 

地中から鉄仮面を着用した巨大な肉食恐竜のスピリット、ダスプレトンが姿を見せる。ダスプレトンは登場するなり強烈な雄叫びをあげる。その雄叫びは花火のネクサス、原始の森を瞬く間に消滅させた。

 

花火「……なに!?」

 

牙「……ダスプレトンは召喚時にお前のネクサスを掻き消す効果がある、……そしてこっからが本番のアタックステップだぜ!!」

 

恐龍同盟 鉄面のダスプレトンLV3(4)BP8000

 

角竜の山LV2(1)

恐龍同盟本拠地LV2(1)

 

バースト無

 

牙「……いけ!ダスプレトン!!」

 

花火「……」

 

おそらくこのタイミングで何かを出すとなれば、煌臨スピリットなのだが、花火にはダスプレトンをこのタイミングで除去できるカードは手札になかった。仕方なく花火はフラッシュ権利を牙に譲ることとなる。そして案の定、

 

牙「……煌臨発揮!!」

リザーブ1s

トラッシュ5⇨6s

 

花火「……やっぱ煌臨スピリットか……」

 

牙「…………見せてやるぜ花火!!これが俺の真の切り札!!!………古代の覇者よ!再び世界を蹂躙せよ!!煌臨!!恐龍覇者ダイノブライザー!!!」

手札5⇨4

恐龍覇者ダイノブライザーLV2(4)BP16000

 

ダスプレトンの周りから炎が燃え上がる、だが、ダスプレトンは受け入れるようにその炎の中に消えていく。そしてその炎を中からジャベリンのような武器で切り裂き、現れたのは古代の覇者にして恐龍同盟の長、ダイノブライザーだ。

 

実況者「……なんとぉぉぉお!ここに来て牙選手、さらなる煌臨スピリットの煌臨!!この勝負は一体どこまで続くんだぁぁぁぁあ!!」

 

ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

盛り上がる実況者や会場の観客達、だが、一番興奮しているのは花火と牙、2人は楽しくて仕方がなかった。

 

牙「……どうよ、これが俺の最強にして最高の切り札、恐龍覇者ダイノブライザーだ」

 

花火「……カッコいいぜ!やっぱバトルはこうでなくちゃな!!」

 

興奮が抑えきれない、体が震え上がってしょうがない、闘争心や競争心に欠けていた花火は生まれて初めて誰かと本気で競い合うということを経験した。

 

 

牙「……さぁ、終いだ。……ダイノブライザーの煌臨時効果!!お前のBP10000以下のスピリットを全て蹴散らす!やれ!ダイノブライザー!!」

 

花火「……!?」

 

ダイノブライザーは武器のジャベリンを地面に思いっきり突き刺す、すると巨大な火柱が花火のフィールドに勢いよく迫ってくる。ウォーグレイモンはいち早く危機を察知し、空中に飛んで避けるも、飛行能力をもたないグレイモンはそのまま火柱に呑まれ焼き切られてしまう。

 

花火「……く!グレイモン……」

 

牙「……ウォーグレイモン!!お前も逃がさねぇ!!!」

 

花火「……!?」

 

牙「……フラッシュマジック!!ジュラシックスピア!!!」

手札4⇨3

恐龍覇者ダイノブライザーLV2⇨1(4⇨2)

トラッシュ6s⇨8s

 

 

ダイノブライザーは空中に飛んだウォーグレイモンめがけて自身の武器に炎を纏わせやり投げのように投げる。移動中のウォーグレイモンは避けるすべもなく、ダイノブライザーのジャベリンに貫かれてしまう。そしてそのまま空中で大爆発を起こす。合体が解かれたヴルムシューターは空中から落下し、地面に突き刺さった。

 

 

花火「……なんだと!?……ウォーグレイモン!!」

 

牙「……マジック、ジュラシックスピアはシンボル2つ以上の相手のスピリット1体を破壊する」

 

花火のウォーグレイモンはヴルムシューターとの合体でシンボルは2つになっていた。それによりジュラシックスピアの効果を諸に受けてしまったのだ。さらにジュラシックスピアの効果はそれだけでは終わらない。

 

牙「……ジュラシックスピアの追加効果で手札のマノブロウサウルスとドロマエオーをダイノブライザーの煌臨元へ追加する!!」

手札3⇨1

 

ダイノブライザーに新たに煌臨元カードが2枚追加された。花火はまだ知らないダイノブライザーのもう1つの凶悪かつ強烈な効果を……

 

牙「……さぁ!決着をつけようぜぇぇえ!!一木花火ぃぃい!」

 

ウォーグレイモンを倒された花火に勝機はあるのか、ダイノブライザーがジャベリンを振り回し、今にも花火の残り3つのライフを奪おうとしていた。

 

 




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