温かい目で見てくれると幸いです。
誤字脱字等があればなんなりと、
では!
第9話 船上の決戦!ズドモン急襲!
花火「おおーー!あれが船?デッカいなー」
菜々子「豪華客船みたい!」
武龍村を離れてから、数日が経ち、花火達はようやく赤の大陸の港に着いていた。目の前には果てしなく広がる海と、巨大なフェリーのような船が存在する。
その後、チケットを買ってきた小次郎とともに、花火達は、船に乗り込む。中も見た目通り豪華な仕様だった。
そして、出航してから約一時間、花火達は甲板で会話していた。
小次郎「にしても驚いたよ!テントモン達が本当に存在するスピリットで、世界を救うために戦ってたなんて!」
小次郎はこの前シュリが話したデジタルスピリットの真実とその中のさらに特別な存在のDパラディンのことを話した。
小次郎「でもなんで世界を救うために戦ってたのに最終的に世界をオメガバーストだっけ?自分たちで破壊したんだろうな?」
花火「そこんとこの謎を解明するためにこうやってリアルワールドに帰らずに残ってるんじゃないか」
小次郎「ところでよー!一木花火!もう直ぐこの船の甲板でバトル大会があるんだ!そこで俺たちの因縁に決着をつけないか?」
花火「なんの因縁だよ、俺は大会にはでないよ」
小次郎はすごい盛り上がってるが、一方の花火は少し冷めた感じで言い放つ。
小次郎「因縁を忘れただとー!?いいだろう忘れたなら思い出させてやる!あれは3年前の夏!中2だった頃・・・」
???「へぇーそこのゴーグル君がでないんだったら私の優勝で決まりかな?」
小次郎の言葉を遮るように青いセミロングくらいの髪の少女が現れる。少女の年齢は花火達と同じくらいに見える。
小次郎「誰だ!君は!邪魔するなよ!しかも優勝できるってどう言うことだ!花火が参加しなかったら間違いなく優勝するのは、この俺!緑坂小次郎ただ一人!」
???「だってそこのゴーグル君はあの反乱軍のリーダー、シデンの右腕と言われているシュリを倒したんでしょ?」
花火「?そうだけど、なんでそんなこと知ってんだ?」
菜々子「えぇーっとあなたは?」
カイネ「おーっと!自己紹介が遅れたね!あたしはカイネ!よろしく!それくらいの大きい情報は回ってくるよーチラシとかで、常識だよ、武龍村の英雄さん?」
花火「俺は英雄なんてもんじゃない、あの騒動を実際に止めたのはD-ポリスの人達だ、英雄はD-ポリスだ」
確かに花火はシュリに勝利したが、他の反乱軍の急襲を押さえ込んだのは他でもないD-ポリスである。
カイネ「そう?D-ポリスってあまりいい噂聞かないよ」
花火「え!?」
カイネ「自分たちの拠点がある白の大陸では人々を奴隷のように扱ってるらしいし」
小次郎「なに言ってるんだ!サツマさん達はそんなことしない!」
花火達にはとてもこの話は信じられなかった。
カイネ「今、白の大陸には行けない状況にある、どこの船でも白の大陸に行くことはできない。D-ポリスが結成されてからだ、奴らは他の大陸では正義ぶってるけど、白の大陸ではどうなんだろうね?」
カイネはその後、「あくまで噂は噂だけどね」とつけたすと、そのまま船の中に帰っていった。
小次郎「んだよあの女!ムカつく!見てろよ!必ず俺が優勝してやる!」
小次郎はいつになく燃え上がっていた。そして、約一時間後、甲板でのバトル大会が始まる。小次郎とカイネは順調に勝ち続けて行った。そして、2人はとうとう決勝で対戦することになる。
実況者「さあ〜第8963回フェリーバトル大会もいよいよ大詰め!勝ち残った2人はこちら!まず1人目!緑のデジタルスピリット使い!緑坂小次郎!」
実況者がそう言うと、周りから拍手が送られる。花火達も応援する。小次郎は「やってやるぞ!」と気合を入れていた。
実況者「そして2人目!かわいい顔とは裏腹に!その実力は本物!謎の美少女!カイネ!」
カイネが登場すると、他の客は小次郎の時以上に盛り上がった。
花火「どうしよう、もうすでになんか負けちゃってるよ」
菜々子「かわいいもんねーあの人」
小次郎も何かツッコミを入れているように聞こえるが歓声が大きすぎて花火と菜々子には聞こえなかった。
カイネは小次郎の前に行き、口を開く。
カイネ「1つお願いがあるんだけどー」
小次郎「なんだ」
カイネ「このバトルに私が勝ったら、あんたらの旅に同行させてくれないかな?」
小次郎「はぁ!?冗談だろ?誰がお前みたいなじゃじゃ馬女・・・・」
カイネ「ふーん、負けんのが怖いの?」
このカイネのセリフに小次郎は頭に血がのぼってしまう。
小次郎「なんだと!上等だ!のんでやるよ!その条件!ぶっ飛ばしてやる!」
カイネ「よし!決まりね!」
カイネは嬉しそうな笑みで応えると、実況者は会話が終わったと見たのか、大会を再び進行する。この2人の会話も当然、周りの声で花火と菜々子は耳にしていなかった。
実況者「よし!それでは行きましょう!せーの!」
小次郎&カイネ「ゲートオープン解放!」
小次郎とカイネはゲートを開き、バトルフィールドに行く。花火達や観客達も観客席へ向かう。カイネのバトルアーマーは青い海洋生物のようなものがモチーフだった。
カイネ「私の先行だね〜スタートステップ!」
[ターン01]カイネ
スタートステップ
ドローステップ 手札4⇨5
カイネ「メインステップ、鼬の暗殺者ウィゼーブをレベル2で召喚する。そして、ネクサス、五行寺院を配置」
手札5⇨3
リザーブ4⇨0
トラッシュ0⇨2
【鼬の暗殺者ウィゼーブ】青属性 0コスト
系統:獣頭
コア1 レベル1 BP1000
コア2 レベル2 BP2000
シンボル青
レベル2『このスピリットの破壊時』
自分のトラッシュにあるネクサスカード1枚をコストを支払わずに配置できる。
【五行寺院】青属性 4コスト 青2軽減
ネクサス
コア0 レベル1
コア3 レベル2
シンボル青
レベル1、2『相手のアタックステップ』
相手のコスト3以下のスピリットがアタックしたとき、ボイドからコア1個を、系統:「獣頭」を持つ自分のスピリット1体の上に置く。
レベル2『お互いのアタックステップ』
系統:「獣頭」持つ自分のスピリットすべてを、そのスピリットが持つ最高レベルとして扱う。
人の体に顔が鼬のようなスピリット、ウィゼーブが召喚されると同時に、カイネの後ろに寺の背景が描かれた。
小次郎「青デッキか、」
カイネ「ターンエンド、ほら!かかっておいで!」
小次郎「うるさい!!俺のターン!」
[ターン02]小次郎
スタートステップ
コアステップ リザーブ4⇨5
ドローステップ 手札4⇨5
小次郎「メインステップ、マッチュラをレベル2で召喚!」
手札5⇨4
リザーブ5⇨0
トラッシュ0⇨3
【マッチュラ】緑属性 3コスト 緑2軽減
系統:怪虫
コア1 レベル1 BP2000
コア2 レベル2 BP3000
シンボル緑
レベル1、2『このスピリットの召喚時』
相手は、相手の手札1枚を破棄する。
小次郎のフィールドに胞子を背負った虫のスピリット、マッチュラがが召喚される。
マッチュラは登場するなり、緑色に光り出し召喚時効果を発揮する。
小次郎「マッチュラの召喚時!手札1枚を破棄してもらう」
カイネ「じゃあこれ、」
手札3⇨2
破棄カード【五行寺院】
小次郎「アタックステップ!行け、マッチュラ!」
カイネ「この瞬間、五行寺院の効果でコア1個をウィゼーブに置く」
五行寺院が青く光り出し、ウィゼーブにコアが1個追加される。
カイネ「ウィゼーブでブロックする」
ウィゼーブはブロックしようとするが、マッチュラの突進を受けきれず吹っ飛ばされてしまい、そのまま破壊される。
カイネ「ウィゼーブの破壊時効果、トラッシュからもう1枚、五行寺院を配置する」
小次郎「なに!?」
カイネの後ろにもう1軒寺が浮かび上がる。
小次郎「ターンエンド」
小次郎は2枚目の五行寺院に驚くが、他になにもできないのでしぶしぶターンエンドを宣言する。
[ターン03]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ3⇨4
ドローステップ 手札2⇨3
リフレッシュステップ リザーブ4⇨6
トラッシュ2⇨0
カイネ「メインステップ、さすがにこいつを召喚しないと勝てないかもねー、召喚、ゴマモン!レベル3」
手札3⇨2
リザーブ6⇨1
トラッシュ0⇨1
カイネが召喚したスピリットを見て、花火達はもちろんのこと、実況者や他の観客達を驚かせた。
なぜならゴマモンはデジタルスピリットの1種だからだ。
海洋生物をデフォルメしたようなスピリット、ゴマモンは観客達に手を振ってアピールする。
【ゴマモン】青属性 3コスト 2軽減
系統:成長期、戦獣
コア1 レベル1 BP3000
コア3 レベル2 BP5000
コア4 レベル3 BP6000
シンボル青
レベル1、2、3『このスピリットの召喚時』
自分のデッキから2枚オープンできる。その中の系統:「成熟期」/「完全体」を持つ青のスピリットカード1枚を手札に加える。残ったカードは破棄する。
レベル2、3【進化:青】『自分のアタックステップ開始時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「成熟期」を持つ青のスピリットカード1枚をコストを支払わずに召喚する。
実況者「なっなっなんとー!!!カイネは青のデジタルスピリットの使い手だったー!!!」
実況者が大きい声で言うと、観客達はこれまでにない歓声を上げる。
小次郎「な!?デジタルスピリット!?」
カイネ「ふふ、ゴマモンの召喚時効果で2枚オープン」
オープンカード
【海傭師団スナ・メリー】
【イッカクモン】
カイネ「成熟期のイッカクモンを手札に、残りは破棄、」
カイネはイッカクモンのカード手札に加える。
カイネ「アタックステップ、ゴマモンの【進化:青】発揮!ゴマモンを手札に戻して、進化!イッカクモン!レベル3!」
ゴマモンは0と1のコードに卵状に包まれていく、それは次第に膨らみ、破裂する、なかから、ゴマモンの進化した姿、頭にツノを生やした白い毛並みのトドのようなスピリット、イッカクモンが召喚される。
【イッカクモン】青属性 5コスト 青3軽減
系統:成熟期、戦獣
コア1 レベル1 BP4000
コア2 レベル2 BP6000
コア4 レベル3 BP8000
シンボル青
レベル1、2、3【超進化:青】『このスピリットのアタック時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「完全体」を持つ青のスピリットカード1枚をコストを支払わずに召喚する。
レベル3『このスピリットのアタック時』
相手のデッキを上から3枚破棄する。この効果でマジックカード/アクセルを持つスピリットカードが破棄されたとき、コスト5以下の相手のスピリット1体を破壊する。
小次郎「くっ!進化か、」
カイネ「こっからが本命!アタックよ!イッカクモン!アタック時効果発揮!相手のデッキを3枚破棄!」
小次郎「え!?デッキ破壊!?」
小次郎のデッキの上から3枚のカードが飛び出してくる、
デッキ破壊とは、バトスピにおける戦術の名称である。その名の通りデッキ破壊とは、相手のデッキをすべて破棄する戦術である。デッキがなくなった相手はライフが残っていてもスタートステップでドローできるカードがなかった時点で敗北となる。
小次郎残りデッキ枚数32枚
カイネ「このとき、マジックカードかアクセルが落ちれば5コスト以下を破壊できるんだけど、、、いないみたいだねー、なら、これならどうだ!イッカクモンの【超進化:青】を発揮!イッカクモンを手札に戻して、完全体のスピリット!ズドモンをレベル2で召喚!」
小次郎「なに!?もう完全体まで!」
イッカクモンは青い光に包まれていく、イッカクモンの姿はだんだんかたちを変えていく。整うと、中のスピリットは、包まれていた光を手持ちのハンマーを地面に打ち付け、消し飛ばす。そのスピリットはイッカクモンが進化した姿、ズドモンであった。
【ズドモン】青属性 8コスト青4軽減
系統:完全体、獣頭
コア1 レベル1 BP8000
コア3 レベル2 BP11000
コア6 レベル3 BP14000
シンボル青
レベル1、2、3【大粉砕】『このスピリットのアタック時』
相手のデッキを上から、このスピリットのレベル1につき5枚破棄し、バースト効果を持つカードが破棄されたとき、相手のスピリット1体を破壊する。
レベル2、3『自分のアタックステップ』
系統:「完全体」/「究極体」を持つ自分のスピリットの効果で破壊されたスピリットの効果は発揮されない。
〈スピリット〉
ズドモン レベル2(4)BP11000
〈ネクサス〉
五行寺院 レベル1
五行寺院 レベル1
カイネ「じゃあ改めて、ズドモンでアタック!アタック時効果!【大粉砕】!ズドモンのレベルは2!デッキを10枚もらうよ!」
小次郎「【大粉砕】持ちなのかよ、つっよ」
ズドモンはハンマーを地面に打ち付けて電気をフィールド内に走らせる、その衝撃で小次郎のデッキが10枚破棄される。
小次郎残りデッキ枚数22枚、バーストカード【バインディングルート】有り、
カイネ「さらに破棄したカードの中にバーストカードがあれば相手のスピリット1体を破壊!マッチュラ!」
ズドモンはもう一度ハンマーを地面に打ち付け、電気を流す今度はマッチュラに命中し、マッチュラはたまらず爆発した。
カイネ「さぁやっと本命のアタックだ、どうする?」
小次郎「当然ライフだ!ぐっ!」
ライフ5⇨4
ズドモンはゆっくりと小次郎に近づき、ハンマーでライフを上から叩く。
カイネ「ターンエンド」
[ターン04]小次郎
スタートステップ
コアステップ リザーブ3⇨4
ドローステップ 手札4⇨5 デッキ21枚
リフレッシュステップ リザーブ4⇨7
トラッシュ3⇨0
小次郎「メインステップ、テントモン召喚!」
手札5⇨4
リザーブ7⇨3
トラッシュ0⇨3
【テントモン】緑属性 3コスト 緑2軽減
系統:成長期、殻虫
コア1 レベル1 BP2000
コア3 レベル2 BP3000
シンボル緑
レベル1、2、『このスピリットの召喚時』
ボイドからコア1個をこのスピリットに置く。
レベル2【進化:緑】『自分のアタックステップ開始時』
このスピリットを手札に戻すことで、手札にある系統:「成熟期」を持つ緑のスピリットカード1枚をコストを支払わずに召喚する。
赤いてんとう虫のようなスピリット、テントモンが召喚される。
小次郎「召喚時効果でコアブースト、さらに、山賊親分ヒゲコガを召喚」
手札4⇨3
リザーブ3⇨0
トラッシュ3⇨6
【山賊親分ヒゲコガ】緑属性 4コスト 緑2軽減
系統:殻人
コア1 レベル1 BP4000
コア4 レベル2 BP8000
シンボル緑
レベル1、2『このスピリットのアタック時』
ボイドからコア1個をこのスピリットに置くことができる。そうしたとき、相手のスピリット1体を疲労させる。
髭を伸ばした山賊のようなスピリット、ヒゲコガが召喚される。
テントモン レベル1(1)BP2000
山賊親分ヒゲコガ レベル1(1s)4000
小次郎(これが限界か、俺のデッキは残り21枚、【大粉砕】の破棄効果は最大15枚、後1ターンは凌げる、とりあえずここはライフを1つでも多く減らす!)
小次郎「アタックステップ!ヒゲコガでアタック!アタック時効果で、コア1個をヒゲコガに」
ヒゲコガは飛び出すと同時に緑に光る。
カイネ「そういう考えは甘いと思うなー、フラッシュマジック!蒼激ブレイズ!コスト4以下の相手のスピリット2体を破壊!」
手札3⇨2
ズドモン4⇨2
トラッシュ1⇨3
小次郎「なにぃ!?」
【蒼激ブレイズ】青属性 4コスト 2軽減
マジック
フラッシュ
コスト4以下の相手のスピリット/アルティメット2体を破壊する。この効果で破壊したスピリットのコスト1につき、相手のデッキを上から1枚破棄する。
コアの消費に伴い、ズドモンは力がガクッと下がるが、
突如現れた蒼い弾丸がヒゲコガとテントモンを貫く。2体とも耐えきれず爆発してしまう。そして、
カイネ「破壊したスピリットのコスト1につき相手のデッキを1枚破棄する!2体の合計は7!よって7枚破棄だ!」
小次郎「うそぉぉぉ!?」
デッキ21⇨14
カイネ「ふふっ、どうする?」
カイネは更地の小次郎のフィールドを見ながら言う。
小次郎「ターンエンド、」
小次郎は悔しそうに顔を歪めながらターンエンド宣言をする。流石にもうなす術がなかった。
[ターン05]カイネ
スタートステップ
コアステップ リザーブ1⇨2
ドローステップ 手札2⇨3
リフレッシュステップ リザーブ2⇨5
トラッシュ3⇨0
カイネ「メインステップ、ズドモンをレベル3にアップ」
リザーブ5⇨1
ズドモン(2)レベル1⇨(6)レベル3
カイネ「アタックステップ、ズドモンでアタック、【大粉砕】発揮、ズドモンのレベル×5枚破棄、よって15枚破棄する」
小次郎「くっ」
デッキ14⇨0
ズドモンはハンマーを再び打ち付けて電気をフィールド内に走らせ小次郎のデッキを飛ばす。この攻撃でとうとう小次郎のデッキが尽きてしまった。さらにそのカードの中にバーストカード【バインディングルート】が確認される。
カイネ「バーストゲットで、相手のスピリット1体を破壊、
ヒゲコガ!あんただ!」
ズドモンは走りながらハンマーをブーメランのように投げ、それをヒゲコガに命中させる。ヒゲコガはたまらず爆発してしまう。ハンマーは一周して、ズドモンのもとに戻ってきた。
カイネ「さぁ本命のアタックだ!」
小次郎「ライフだ!ぐぉ」ライフ4⇨3
ズドモンはハンマーを小次郎のライフに打ち付け、破壊する。
カイネ「ふっ、ターンエンド」
カイネは余裕の表情でターンエンド宣言をした。
菜々子「花ちゃん!これは、、」
花火「あぁ流石にもうここからの逆転は不可能だ、小次郎がここまでコテンパンにされるなんて、あの娘いったい?」
花火と菜々子がそんな会話をしていると、小次郎の終わりのスタートステップ宣言が始まる。
小次郎「くっ!スタートステップ、ん?」
小次郎がスタートステップ宣言をするとバトルの台座が光だし、大爆発した。この光景には花火と菜々子は驚愕した。
花火&菜々子「こ、小次郎(君)!!!!」
カイネ「どお?これが私の海のデッキの力!」
カイネがそう言うと、ズドモンも喜びの雄叫びをあげる。
バトルが終わり、全員元の船の甲板に戻った。小次郎は一応無事だった。花火と菜々子は小次郎に駆け寄る。
花火「おい?大丈夫か?小次郎?」
小次郎「び、ビックリしたー、デッキアウトで負けるとあんな感じになんのかよ」
おおごとにはならなかったことにホッとする、菜々子と花火。そして、その場でフェリーバトル大会の表彰式が行われた。
実況者「優勝者は決勝で相手のデッキを僅か5ターンで破棄した破棄し尽くした、カイネー!!!!」
実況者がそう言うと、他の観客達は歓声を上げる。そして、優勝商品がカイネに配られる。
実況者「優勝したカイネには、青のデジタルスピリット!【ホエーモン】が贈られます!」
カイネ「やったね!青のデジタルスピリット!嬉しいなー!」
カイネは嬉しさのあまりその場で飛び上がる。花火達は優勝商品の存在すら知らなかったらしい。
そして、それから数時間後、ようやくフェリーは目的地、緑の大陸に到着する。花火達はゆっくりと船をおりた。
花火「おおー!これが緑の大陸、見た感じ森や山ばっかりだな、」
菜々子「まぁ暑かった赤の大陸よりかはマシだと思うけどね〜」
カイネ「そうそう、赤の大陸はほんとにお肌に悪い」
菜々子「そうなんですよねー、ん?、え!?カイネさん!?」
菜々子の背後から現れるカイネに花火と菜々子は驚く、小次郎は申し訳なさそうな下を向いていた。そして、カイネは自分がいる経緯を話す。
花火「なるほど〜、それでか」
カイネ「あたしは、どうしても白の大陸に行かなくちゃいけなくてねー」
花火「なんで?」
カイネ「それは言えないんだけどー、白の大陸まで見送ってくれればいいんだ」
花火「そうかーまぁ俺も白の大陸でD-ポリスの真相を確かめたかったし、ちょうど良いな、よし!行こう!一緒に!」
カイネ「おおー!助かるよ!」
菜々子「これからもよろしくお願いします!カイネさん!」
カイネ「さん付けはよしてくれよー、せめてちゃん付けで呼んで」
菜々子「よろしく!カイネちゃん!」
花火「俺からもよろしくな!カイネちゃん!」
カイネ「あんたはちゃん付けなしで呼びな」
花火と菜々子はすぐにカイネと仲良くなる。
小次郎「なんでもう慣れてんだ!こいつらぁぁぁぁあ!」
小次郎はこの流れに耐えきれず叫んでしまう。
こうして、花火達御一行に新たにカイネが加わる。
花火「あれ?でも白の大陸にはいけないんじゃなかったけ?」
花火が率直な疑問をぶつける。
カイネ「ふっふーん!実は、青の大陸から白の大陸の救援物資を運んでるらしいんだけど、その貨物船から乗れるんじゃないかなと思ってる。」
花火「ふーん、青の大陸に行く方法は?」
カイネ「緑の大陸の反対側の港から黄の大陸、またそこの大陸を渡って反対側の港に行って、そこから青の大陸に行けるわ」
小次郎「遠!」
菜々子「まぁいいじゃない!楽しそうだし!」
花火「よし!じゃあ先ずは緑の大陸の反対側の港に向けて歩くか!」
そう言って、小次郎だけため息を吐きながらも、4人は歩みを進めることことにした。
この小説には度々古いカードが登場しますが、オリカではないので、そこらへんはご了承ください。