IS-あの大空の向こうへ   作:アゲハ蝶

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何となく執筆時に聞いていたBGMでも書いときます。

あ、感想下さい。


第三話

うう、どうしよう……。

 

さっきは勢いであんな事言っちゃったけど、僕ISは素人だし……。

 

かといって1組の人に頼るのもなあ……。

 

はあ……。

 

いくら侮辱されたからって言ってもなあ……。

 

取り敢えず、部屋に行こう……。

 

千冬さんは確か1000号室って言ってたっけ?

 

誰がルームメイトなのかなあ……。

 

とにかく、入ってみよう。

 

「お邪魔しま~す……」

 

 

 

 

 

……………………………。

 

 

 

 

 

 

誰もいない……。

 

でも片方のベッドには荷物があるし……。

 

そうだ!

 

誰もいない隙にベッドでゴロゴロと寝っ転がってよう。

 

その内誰か帰って来るだろうし。

 

うん、そうしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴロゴロ~、ゴロゴロ~、ゴロゴロリ~ン♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラッ

 

「へっ……?」

 

「えっ……?

 

 

 

 

 

キャァァァァァァァァ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

—――――――――――――――――――――――――――――

 

「すみませんでした……。この部屋に住んでるのはわかってたけどまさかシャワーの最中とは……」

 

「……別にいい」

 

「で、でもさっき悲鳴を「……何か言った?」いえ何も言ってないです」

 

だって、あんな殺気を込めた目線で睨まれたら誰でも怖いよ……。

 

「と、とりあえず自己紹介をしよう。僕は岩崎拓馬。読書が趣味で、特技は料理かな?

で、あなたは?」

 

「……更識簪」

 

……………。

 

か、会話が続かないよ……。

 

「あ、あの……趣味とかは……?」

 

「……アニメ鑑賞」

 

「どういうのを見るの?」

 

「……ヒーロー物とか、ロボットアニメとか」

 

「ふ、ふーん」

 

会話が……。

 

あれ?

 

そういや……。

 

「ねえ更識さん」

 

「……何?」

 

「もしかして、暗部の更識の……」

 

「……どこでそれを?」

 

「僕も一応四菱の次男坊だから色々耳に入るんだ」

 

「……なるほど」

 

「確かあそこには今女性の当主が……「あの人の事は言わないで……!!」

 

「もしかして、ご家族とか……?」

 

「……姉。……でもあの人とは関係ない」

 

「……お姉さんに対するコンプレックスか……」

 

「っ……!アナタに何がわかるっていうの!!」

 

「……みんな私を私自身ではなく、更識楯無の妹として比較する!!この気持ちがアナタにわかるって言うの!!」

 

「わからない、と言えば嘘になるかな。でも、そんなの僕は気にしない。それにさ、

 

 

 

 

 

 

 

更識さん、泣いてるじゃん」

 

 

 

 

 

 

 

「……えっ?」

 

「僕さ、泣いてる人を見過ごす事が出来ないんだ。それに、僕は君を更識楯無の妹としてではなく、更識簪個人として見るよ。だからさ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辛かったら泣いてもいいし、助けを求めてもいいんだよ。更識さん」

 

 

 

「…………アナタに助けを求めてもいいの……?」

 

 

 

 

 

 

「もちろん。何時でも助けてあげるよ」

 

そう言いながら抱きしめてあげる。

 

 

 

 

「……うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

 

 

 

 

彼女は今まで抱えていた物全てを洗い流すかのように泣いた。

 

 

 

 

 

 

 

 




今日のBGM

※敬称略

井上陽水『make-up shadow』

村下孝蔵『初恋』







感想、待ってます。
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