「……で、何処から教えればいいの?」
「…………」
「……早く言って」
「……怒らない?」
「……多分」
「……全部」
「…………………」
「…………………」
「……何か言う事は?」
「……調子乗ってすみませんでした」
「……ルームメイトの間ずっと夕食作って」
「…………」
「……作って」
「……はい……」
―――――――― 一週間後 ―――――――
「ようやくこの時が来たね一夏!」
「ああ!ようやくだ!」
「一夏には絶対負けないよ!」
「それはこっちの台詞だ拓馬!」
「まぁまずはあの英国人相手なんだけどね」
「あぁ、アイツか」
「絶対勝たなきゃ」
「だな!頑張れよ!」
「あ、岩崎君!岩崎君!岩崎君!」
山田先生が駆け足でやってきた。
いつも以上にあたふたしてる。
「先生落ち着いてください!深呼吸ですよ、ほら!ヒッヒッフー、ヒッヒッフー」
「ヒッヒッフー、ヒッヒッフー……ってこれ何か違いませんか!?」
スパァン!!
「あうっ!!」
「教師で遊ぶな馬鹿者!!」
「お、織斑先生……」
「それよりですね、とうとう来ましたよ!岩崎君の専用機が!」
そしてピットの壁が開き、中から一機のISが運ばれてきた。
「これが岩崎君の専用IS、『烈風』です!」
「僕の専用機……烈風……」
「すぐに装着しろ。時間が押している。フォーマットとフッティングは実戦の最中に行え。出来なければ負けるだけだ。やれるな?」
まったく織斑先生は無茶を言うなぁ……。
でも、出来ない訳ではない。
「了解です」
そして僕は烈風を身にまとう。
「……装着したな。ハイパーセンサーは問題ないようだな。岩崎、気分はどうだ?」
「大丈夫どころか最高の気分ですよ!すっごくワクワクしてますよ!」
「そうか。なら、カタパルトに向かえ」
「了解です!」
あぁ、やっと空へ舞い上がれる!
僕はこの時を待っていたんだ!
「準備は出来たな?」
「はい!」
「では岩崎君、発進、どうぞ!」
「了解!
岩崎拓馬、烈風、離陸します!!」
――――――――――――――――――――――――
「あら、臆病風に吹かれて出て来ないと思っていましたが、ようやくですか」
「あまり日本人を舐めてもらっては困るね」
「そんな事はどうでもいいですわ。最後にあなたにチャンスをあたえますわ」
「どうでも良くはないんだけどね。で、チャンスってのは?」
「私が一方的な勝利を得るのは自明の理。ですから今泣いて許しを請えば
許してあげないこともなくてってよ?」
ふーん。
そんな事か。
「残念だけど、そのチャンスは要らないかな」
――警告。敵IS、射撃体勢に移行。ロックオンされています。
「そうですか、なら墜ちなさい!!」
「断る!!」
久しぶりにすらすら書けた。
感想、待ってます。