浦田重工業……。日本が急速に経済大国になった要因。関東大震災の後にひょっこりと現れた企業だ。初めは小さな企業だが、数年で瞬く間に大企業となった。余りにも急成長する大企業に目ざわりと思った財閥達は、始めは敵対心を持っていたが、後に和解したという。なぜ、歴代財閥は手を引いたのか?それは、浦田重工業の技術力は最先端であり、どれも目を見張るものだった。浦田重工業は日本に工業技術を与えるだけでなく、機械部品の統一化やネジ等の規格統一化を推し進めた。また、浦田重工業の技術力は凄く、農業機械から建設機械まで生産し、世間に富を与えてくれた。それは政治家や役人だけでなく、国民の生活まで一変した。日本の工業力は、欧米を完全に追い抜いた。あの世界恐慌ですら、ものともしなかった。欧米が急激に成長する日本を敵視している最中、例の深海棲艦が現れたという。もし深海棲艦が現れなければ、日米戦争は起こっていたかも知れない
簡潔に説明してくれた父親に時雨は納得した。艦だった世界とこの世界の違うのは、恐らく浦田重工業のお蔭だろう。実際にこの日本の工業力は、艦だった世界とは雲泥の差である。戦前の日本の工業技術力は、欧米の国に比べると激しく低かった。艦だった世界ではゼロ戦やキ61(後の三式戦闘機『飛燕』)を牛車で運んでいたと、提督や父親に説明すると2人共驚いた。提督が所有するバイクを見てもあんなものは見た事がない。それどころか、なぜ道路がこんなにも舗装されているかも謎だ。時雨が建造された時は日本は崩壊していたが、この世界は日本は自分達が知っている日本と違って遥かに豊かであると感じさせられた
「つまり、浦田重工業は日本を大きく変えたって事だよね?」
「そうじゃ。ワシらが小さい頃は生きていくだけでも大変じゃったのに、今では物が溢れておる」
父親は懐かしそうに呟いたが、2人から視線を感じて話を戻した
「ワームホールが出撃し、深海棲艦が現れた当時、向こうが持ちだした事だ。共同研究という名目で奴らの正体と弱点を見つけ出そうと。実は深海棲艦に対抗出来る案は2つあった。ワシの『艦娘計画』。もう1つは浦田重工業からは画期的な兵器」
「それがイージス艦?」
「イージス艦…。確かそんな軍艦だったと思う。兎に角、その計画案の2つが競合にかけられた。……当然、海軍は浦田重工業の兵器を選んだ。不安定要素満載の『艦娘計画』よりも信頼性が高い、最先端の兵器がいいとな。ワシは諦めてたよ。もうその頃には、妻も息子も離れていったからな」
誰も言わなかった。時雨もどう声を掛けていいのか分からなかった。大本営から見れば信頼性の高いものを選ぶだろう
「だけど、通常兵器は深海棲艦には通用しないはずだよ」
提督は指摘したが、父親はかぶりを振った
「いや、実際に撃破出来た。一門の砲だけで10ほどいた軽巡ヘ級や駆逐ロ級を僅か数分で撃破したんだ。たかが一門の砲で。しかも、試作段階で完成すらしていないというから、ワシは開いた口がふさがらなった。どうやってあんな化け物兵器を造ったのか分からん。ワシの理解を超えている」
親父はため息をつくと椅子に座って背もたれをした。話疲れたのだろう。兎に角、成り行きは分かった
「提督が……その未来の提督が浦田重工業よりも先に『艦娘計画』を成功させればいいと」
「ああ。しかし、まだ工廠である建造システムがまだ出来ておらん。開発資材も万能ではない。問題が山積みだ。ノートには成功した時の記録も入っていたから期間を短縮する事は可能だろう。しかし、何かしら支援がないと無理だ。世界が潰れる前にワシらが飢え死にする」
非情な現実に時雨は無力さを痛感した。守るために力は必要だが、それ以前にバックアップがなければ絵に描いた餅だ。砲は沢山あっても、弾がなければ意味がない。艦娘も人間と同じく生活出来るため生きていけるが、戦うとなると話は別だ。資源や兵装がなければ戦えない
このまま何も出来ないのか?
「陸軍に頼もう」
提督が不意に言った
「未来の俺は陸軍に頼んで実現出来た。今回も可能だと思う。名前が書かれていないのが疑問だけど」
親父は腕を組み、しばらく考えていたが
「確かに陸軍と海軍は仲が悪いが……何もしないよりかはマシだ」
なぜ未来の提督は陸軍将校と仲が良かったのか?時雨が聞いても、未来の提督は答えてくれなかった。タイムトラベルでも陸軍将校の存在は謎だ。何かあるのだろうか?
「ワシに陸軍に知り合いはいないが……何とかなるだろう」
翌日、時雨達は提督の父親が密かに艦娘計画を行っている研究施設に向かった。と言っても、一軒家だ。ただ、その一軒家がとても豪華だった
「提督のノート通りだね。博士はどうやって、こんな豪華な家を手に入れたの?」
博士とは提督の父親の事である。元は海軍上級士官とは言え、左遷された身である。艦娘の創造主であるため、時雨は『博士』と呼ぶことにした。提督の父親は苦笑いして別に構わないと言った
「そう言えば、この地帯は金持ちの別荘地帯だろ?何処にそんな金があるんだ?」
提督が訝しげに聞いた。確かにここは金持ちの別荘地帯だ。ここに来る途中、身なりのいい人達と幾度とすれ違った。着ている服も持っている車も立派であり、とても時雨達が住める身分ではない。熊野なら似合いそうだが
「ああ、とても安く手に入ったんだ」
博士は朗らかに言ったが、時雨も提督も首を傾げた。どう見ても左遷された海軍士官の給料で買える土地ではない。一生働いても無理だろう。例え出来たとしても、多額の借金しか残らない。しかし、提督の父親はどうやって、別荘とも言える一軒家を買ったのだろうか?だが、博士はとんでもない事実を話した
「この別荘は、数か月前に強盗殺人事件が起こったんだ。別荘でくつろいでいた家族全員殺された。犯人は逮捕されたが、事件が事件だ。事件が解決しても誰も買い手がつかず、おまけに子ども達が窓を割るなど侵入して幾度と肝試しとして入った事から値段が大幅に下がってな。いい家で良い値段じゃったから、ワシが買ったんじゃ。不動産屋の店員も泣いて喜んでおったぞ。全く、幽霊とか呪いとか非科学的な現象を信じるとは呆れるわい」
「おい!今、何て言った!?元殺人事件現場を研究施設に改装するんじゃない!!」
父親の衝撃的な告発により提督は愕然とし、時雨も空いた口がふさがらなかった。所謂、訳あり物件であり、特に事故があった物件は縁起が悪いということで、格安設定にされるケースである。他にも要因は色々とあるが、周囲の相場より遥かに安い物件は必ず何か理由があるものである。事故物件でなくとも周辺の治安が悪いなどとなると安くなるのである
「提督。未来のノートに確かこんな事が書いてあったっけ?『東京湾駆除作戦』成功の際、ある新聞が『艦娘は魔女か?』って。確か艦娘は、黒魔術で召喚したという出鱈目という記事。僕たち艦娘が叩かれた時期があったらしいけど、その大元の原因って……」
「これだから理系の人間は!深海棲艦や艦娘の存在は認めるのに、幽霊や縁起を認めないなんて!」
時雨は思い出したかのように指摘したが、提督は頭を抱える始末だ。勿論、黒魔術どころか魔女なんて根の歯もない噂だ。しかし未来のノートによると記事の内容が酷過ぎた。ノートによると、提督が黒魔術を使って魔女である艦娘を召喚させたというものだ。未来の提督はマスコミの嫌がらせとして呆れて無視したが、どうやら違ったらしい。本当の原因は、提督の知っている人で、しかも隣にいる
時雨も父親である博士を睨んでいたが、彼は反省するどころか呆れるようにため息をついた
「何を贅沢な事を言っている?非現実的な噂なんて気にしていたら、人生損をするだけじゃ。まあ、所々傷んでいたが、全部修理したぞ。業者に頼めば高く付くのを安く出来たんじゃ。安くてかつ広い面積を持つ家なんて、あるわけないだろう。さあ、入った入った」
「ふざけるなぁ!艦娘の風評被害を広める原因を作ってどうする!?」
提督の絶叫が響き、時雨は何も指摘しなかった。ただ「これは酷い」と呟いた
「どうだ。未来のお前の言った通り、最適な場所じゃろ?くつろげながら研究する家なんて他に見てもいないわい」
「……」
博士は自慢げに説明していた。寝室、台所、リビングルームなど。海に近く、海水浴に持って来いの場所だ。休暇などゆっくり過ごせる場所には最適だが、元は殺人事件があった別荘。そのためか、せっかくの別荘が台無しだ
「未来の俺は気付かなかったのかよ?」
高級ソファに座り、頭を抱える提督。これが笑い話なら済むが、今の現状だと『艦娘計画』のイメージが悪くなるばかりだ
「提督、大丈夫だよ。僕達だって艦の頃だった世界で色々と経験したから。未来でも反艦娘集団から『兵器』とか罵られたからさ。『魔女』とか言われても気にしないから」
「それ、慰めになってない!」
時雨は思いつく限り提督を慰めたが、どれも空振りだ。博士も国や世界を守るために『艦娘計画』を実行したのはいいが、支援がほとんどない。そのため、自分で工夫してやりくりする必要があるため、使える物は何でも使え、という事だろう。博士も意地悪くした訳ではないが、もうなりふり構っていられないだろう
「いつまで非現実的な事で悩んでいる?深海棲艦はワシの目に見えるが、幽霊は見えん。違いはそれだ。呪いだの縁起だのの言い分は、野蛮人か金の亡者が考えた金儲けしかいない。現実に対処するのが技官の務めじゃ。さっさと行くぞ、研究室に」
博士は意気揚々と案内するが、提督の足取りはとても重く、時雨は提督を先導する羽目となった
「明石も夕張もあんな感じか?」
「流石に違うよ。あそこまで変人じゃない」
「なら良かった」
向かって行く途中で提督は質問したが、明石や夕張が父親のような性格でない事にホッとしたようだ。明石も夕張も流石にあんな性格ではないだろう。自分が知る限りでは
「寝室と子ども部屋を改装して一つの研究室にしたものだ。広さも十分だ」
「親父、どうやって二つの部屋を一つにした?」
「壁を取り壊したに決まっているだろ?ホームセンターで立派な工具を沢山買う羽目になったが、これでもワシ一人でやった」
父親の自慢話に提督はそうなんだ、と呟いただけだった。後から聞いた話だと、提督の父親は大学院で理工学部を専行してから海軍の入隊。技官として勤めていたららしい。ただ、技術面で携わったお蔭でやり方が豪快だったという。兵器開発も突拍子のないものであり、『電気投擲砲(今で言うレールガン)』というものを研究していたらしい。しかし、実用不可能であると分かると試作品は、倉庫送りとなってしまった
「明石さんと気が合いそうな人だね」
「本気で言ってるのか?」
技官と工作艦は良いコンビかもしれない。時雨はそう思いながら研究室を見渡した。確かに研究室だ。工廠に似ているが違う。時雨は、巨大な鉄の箱を見つけた。それは、艦娘の建造ユニットである。資源と開発資材を投入すると、艦娘が建造出来る。しかし、未来でよく見ていた建造ユニットと違って形が違う。配線はむき出しで、形が所々、歪だ
「これで建造出来るの?」
「残念ながら、お前達が見て来たものと比べれば原始的であるはずだ。まだ調整が進んでおらん」
博士は苦々しく言った。艦娘が建造するためには余りにもお粗末なものだ。時雨はユニットを四方から観察していると、提督は父親に向けて質問した
「これか、ノートに書かれていたものは。……これは駆逐イ級か?」
時雨は提督に目をやったが、提督が見ているものにギョッとした。駆逐イ級がガラスケースに収められている。反射的に武器を構えたが、艤装は外しているのを思い出した。それにまだ補給すらしていない。提督にアピールするため駆逐イ級を撃退したが、補給方法はまだやってもらっていない。襲われたら、どうしようもない
「落ち着け。誰も襲わん」
「こいつ、生きているの?」
時雨は恐る恐る近づいた。いつも目にして来た駆逐イ級と全く違う。しかも、艦娘である時雨が近づいて来ても動く気配がない。まるで精巧な銅像のように見える
「正確には生まれる前のサンプルだ。有機物になる直前のな。膨大な犠牲と天文学的な予算を掛けて研究した結果、ワシは無機物から有機物に変わる瞬間のサンプルを発見をした。このお蔭で未知の元素を発見した」
「僕は今まで見た事がない」
「そうだ。誰も見ていないだろう。知らないのも無理はない。駆逐イ級は深海棲艦の中で最も原始的な生き物だ。駆逐イ級が艦娘計画の基礎となった。だが、これについては話せば長い。さっさとやり遂げよう」
ユニットの改造には丸一日かかった。ユニットを壊し、再び組み立てていたのだが、作業は思っていたよりも難航した。何とか試作品を完成させたが、三人とも疲労困ぱいになっていた
「もう真夜中だよ」
「国を守る戦力を揃えるのは大変だな」
提督の愚痴に時雨は微かに頷いた。簡単に建造出来る僕達が、実は高度な技術で造られた事を身に染みた。工廠が、実は未知な技術を使っているとは思いもしなかった
「未来情報によってここまで進歩出来たのはワシも驚いておるが、まだ完成にはお度遠い。開発資材も安定せん。残念だが、ユニットは作り直しだ」
「あんだけ頑張ったのに?」
時雨は悲観に博士は首を横に振った
「無機物……失礼、資源を艦娘にするだけでも高度な技術だ。何処の国も持っていない事をやるからには並大抵の作業ではない」
艦娘建造は提督の父親しか持っていない。というより、誰も相手にしていないため、そうなってしまっただけだが。未来の提督から聞かされていたとはいえ、流石の時雨も艦娘計画の扱いがここまで酷いとは思っていなかった
「僕は傷ついちゃったね。僕は存在するのに」
「そうじゃな。ワシが大本営に訴えても誰も聞く耳を持たなかった。軍やマスコミの批判ならいいが、訳の分からん宗教団体や市民団体からも批判浴びた」
「どうして?」
時雨は疑問に思ったが、父親が答えるよりも早く提督が答えた
「艦娘という生命の誕生を許さなかったからか?」
「え?」
時雨はポカンとしたが、博士は頷いた。聞けば宗教団体の主張によると、生命の誕生という神が決めた事を、提督の父親である博士は逆らったというのだ
「未来での反艦娘団体というのもそこから来ているのだろう。そりゃそうだ。ワシの研究は創造論を完全に否定しているようなもんだからな。全く、どうしようもないな」
(元殺人現場の別荘を買った博士が、元々の原因なんじゃ……)
時雨は指摘しようとしたが、黙っておいた。せっかくの研究に邪魔されたくないからだ
不意に提督が博士に尋ねた
「親父、暫くかかりそうか?」
「ああ、まだ試行錯誤せねばならないから」
ユニットとノートを見比べた博士は怪訝そうな顔をした
「明日、ちょっと出掛けて来る。大学の夏休みを有効活用したいから」
「何処へ行くの?」
「こっちも調べておきたいのがある」
提督は行くところがあるらしいが、何処だろう?しかし提督の父親は、息子が何をするのか分かったらしく、口を開いた
「浦田重工業か?止めておけ。お前は招かれざる客だ。ワシのせいでな」
「誰も社長の所に訪問しようとは言っていない。ちょっと見ていくだけさ」
時雨は怪訝な顔をした。提督は何を考えているのか?この時代の提督は軍人ではない。まだ学生のはず……。時雨の不安顔を察したのか、安心するように言った
「大丈夫だ。バカな真似はしない。俺は大学生だ。就職活動に入る前の学生さんだ。訪問は無理だが、就職活動で会社の敷地に入るなら断れないだろう?」
「それ、大丈夫?」
時雨は提督がスパイ活動するのか?と思った。幾ら国を守るとは言え、自身が造ったイージス艦とやらが世界破滅に招くと言えば即、精神病院送りだろう。だから、時雨は提督についていくと言った。提督も了承したが、ちょっと不満げだった
(確か今年の会社説明会では、試作のイージス艦を展示していたな)
提督は考えた。彼は、時雨に会うまでは自由奔放していたが、今では違った。彼自身が悲惨な未来になるのを知って、目が覚めたかも知れない
これは絶好の機会だ。アイオワが残した遺言とも言えるメッセージを確かめるために……
おまけ
時雨「提督、大東亜戦争(太平洋戦争)で日本はアメリカと戦って、負けちゃったけど、勝てる方法あるかな?」
提督「勝てる方法?まあ、あるにはあるが……」
~回想(あり得たかも知れない物語)~
19××年、深海棲艦を殲滅させる事に成功した提督と艦娘達。しかし、米国は太平洋を我が物とするために日本と敵対。様々な国際世論を工作をしたため、日本が激おこ。遂に開戦が開かれた!
大淀「提督、大本営から米国を攻撃するプランを考えろ、という命令が」
大和「アイオワやサラトガなど米国の艦娘が反対していますが、ホワイトハウスの意向は固いと」
武蔵「どうする、提督?また『あの世界』をここでも繰り返すのか?」
深海棲艦という人類共通の敵がいなくなった後の世界は、平和ではない。人類同時の争いだ。それが愚かであるのは分かっていたが、なぜか提督は楽観していた
提督「大丈夫だ。確かに戦争は避けられん。だが、戦力差を見せつけ、迂闊に手を出させない方法なら可能だ。これなら、交渉出来るチャンスが生まれる」
大淀「しかし、あの国が持つ軍事力をどうやって…」
提督「心配するな。ある人物達と出会ってな。日本を再び焼け野原にしないため、大和武蔵を改装させるという事だ」
艦娘達は首を傾げた。改装したからと言って、無敵になる訳でもない。そんな彼女達の疑問を他所に提督は合図を出すと、3人の人物が部屋に入って来た
提督「紹介しよう。左から真田志郎、シバシゲオ、ウリバタケだ。大和武蔵を改二にしてくれると」
真田志郎「こんな事もあろうかと、大和武蔵の改装の設計図は造っておいた」
シバシゲオ「砲や細部の調整は任しとけ!」
ウリバタケ「エンジンは俺がやる」
艦娘達「……」
大和「あの……提督?」
武蔵「そいつら……別の世界の人物なのでは――」
提督「細かい事はナッシングだ。大和、武蔵。改装準備いいか?」
どう反応したらいいのか分からない艦娘達。大和武蔵はされるがままに改装された
とある太平洋の海域
日本に向かう米艦隊だが、ある光景を見て驚愕した
米艦長「日本の艦娘が2人、空を飛んでいるのだが……」
米中将「リセットボタンは?」
そんな混乱を他所に改二にされた大和武蔵は突っ走る
大和「もう大和ホテルと呼ばれないのは嬉しいけど……」
武蔵「清霜!新たな戦艦の姿を見てろー!」
困惑する大和とヤケクソ気味で叫ぶ武蔵は、アメリカの大艦隊と戦う
波動エネルギーのシールドで砲弾を弾き、2人で大艦隊を殲滅させていく大和武蔵
ショックキャノンと煙突ミサイルの反撃で海を埋め尽くしたアメリカ艦隊は壊滅。大丈夫だ。非殺傷だ(多分)
大和武蔵の活躍を見た艦娘達の感想は様々だ
日向「これが航空戦艦の真の姿…」
赤城「艦載機……上げます?」
翔鶴「もうあの2人でいいのではないでしょうか?」
清霜「あと何回改装したら、宇宙戦艦になれるのかなぁ?」
長門「次の改装は……この長門……」
一方、ホワイトハウス
米大統領「補佐官、『辞職』の綴りはこれで合ってるかね?」
補佐官「大統領!辞職はいけません!!」
米大統領「ふざけるな!あんな化け物に勝てるか!!」
~回想終了~
提督「俺ならこうする」
時雨「チートで勝つのはちょっと……」
提督「リアルチートの国と戦争する事自体、無理に決まっているだろ?」
戦前の日本の工業力は、悲惨です。工業博物館には当時の工業機械が展示されていますが、国産のものと米・独製と比べても作りが雲泥の差。国産工作機械は、部品の合わせ目がいい加減で、やすりで削って無理やり噛み合わせた跡だらけ。その状態で戦艦大和やゼロ戦などの兵器を造ったのだから、別の見方をすると、ある意味凄いです
戦後、どれだけ成長したかが良く分かりますね
あの当時で米国と勝つ方法?真田志郎(宇宙戦艦ヤマト)とシバシゲオ(機動警察パトレイバー)とウリバタケ・セイヤ(機動戦艦ナデシコ)がいればなぁ~、と思います