第15話
今日は何故か、いつもより早い時間に目が覚めた。
不思議なことに、いつもと違う事が起きると、何だか悪い事が起きるのではないかという錯覚に陥るのはこれまた何故なのだろうか。
今度それとなく師匠に聞いてみるとしよう、きっと現実的な意見が聞けるだろうし。
それに、別に朝いつもより早く目覚めたからといって、良からぬ事が起きるとは限らない。
ほら、部屋の戸を開けて外を見れば、そこには竹やぶの隙間から覗く事ができる美しい空が……
(……めちゃくちゃ曇ってらっしゃる)
どうやら今日の天気はご機嫌斜めの様子。
けどまぁ、そんな日もあるだろう。
曇りは曇りで良い事もあるかもしれないし。
「にゃー」
おや、これまたなんとも珍しくことだろうか。
庭に見慣れない黒猫がいるではないか。
「あ、そこの妖怪さん。この辺で鴉羽色の帽子に、緑色の髪をしたセミロングの小さい人型妖怪を見ませんでしたか?」
しかも喋るときた。
よくよく観察して見れば、この黒猫は普通の猫ではないみたいだ。
そして人探し……ではなく、妖怪探しをしている模様。
「……見てないかぁ。もう、どこいっちゃたのかな、こいし様は」
最後にはぐれた時はこの辺だったから、まだ近くにいると思うんだけどなー。
そう呟きながらテシテシと歩いて去っていく黒猫。
うーん、あの猫も探されてるのも妖怪みたいだから、野垂れ死にとかはないとは思うが……まぁ次に再び出会って、まだ困っているようならその時は手伝ってあげよう。
……そういえば黒猫が目の前を横切ると、良くない事が起きるという迷信があったようなないような。
いや、考えすぎだろう。
大体そんな考えはあの猫ちゃんに失礼だ。
さて、雨なんかが降り出す前にやる事をしなくては。
「あれ、こりゃ珍しい」
「んー、どうしたのイナバ」
「いや、珍しく私の茶に茶柱が一本もなくてね」
「あらほんと、いつもなら二、三本はあるのにね」
「ははは、こりゃ今日は『良くない事』が起こりそうさね!」
その日は、いつも幸運を呼ぶてゐのお茶に茶柱が立たなかったり。
(あっ、鼻緒が……)
下駄の鼻緒が突然切れたり。
「いやぁぁぁぁ!?」
突然背後から生暖かい息を耳元に吹かれたと、可愛らしい悲鳴をあげる師匠を目撃したり。
他にも玄関に飾ってあった花瓶が何故か割れたり、姫様用の菓子類が忽然と消えたり、洗濯物が風で飛ばされるなどなど……
何故か今日は不幸な出来事が連続して起きた。
なんだ、一体何があったというのか。
いや、もしかしてこれから先もっと恐ろしいことが……?
否、考えすぎだ。
偶々だろう、もしくは偶然の重なりだ。
こういう日もあるさ。
(……なんでだろう、胸騒ぎがする)
今までにないほどの不安感。
これが明日には収まっていると良いのだが……
射命丸文は困惑していた。
今日はいつも通りの時間に起き、新聞のネタを探すため今日も幻想郷中を飛び回ろうと家を出ようとした瞬間、上司から呼び出しを受けた。
なんだってこんな朝っぱらから、なんて心で愚痴りながらも、無視するわけにもいかないのでそれに応じた。
一体何用か……そんな心情でいると、衝撃の事実が判明した。
なんと、私を呼び出したのは、天狗の長にして頂点……『天魔様』だったのだ。
そして普通なら、多少有名とはいえ、特に偉い立場にいるわけでもないただの鴉天狗である私が、天魔様に呼び出されるなんてビックイベントは起こらないはずだ。
しかし現に、そんなビックイベントが起こってしまった……と言うことは、何か私がやらかしてしまった……とか。
勿論、覚えは全くない。
いつだって正直で、清く正しく生きている私に限って『やらかした』なんて言葉は無縁なはずだ。
よし、とりあえず何か怒られたら謝っておこう。
例えフリでも、誠心誠意謝れば大抵なことは何とかなるだろう。
そんな若干ヤケクソじみた考えをしていると、いつのまにか目的地に辿り着いてしまったようだ。
部屋の前に待機していた、天魔様の側近に部屋に入るよう促され、失礼しますと言い、少しだけゆっくり気味に襖を通り抜ける。
この部屋の中は天魔様の仕事部屋かつ私室でもあるため、和風チックな部屋に所々和風に似合わないものがあるが、仕方のないことだろう。
「……射命丸か、すまんな急に呼び出して」
部屋の最奥というべきか、天窓が取り付けられたその近くの事務机を跨いだ先に椅子で座っていた人影が私に気付くなりそう言った。
「いえいえ天魔様、あなた様の呼び出しとあらば、直ぐにでも参上致すのが我々の務めでもありますから」
その人影は、一見すると真っ黒な着物を着た人間の女性にしか見えない。
しかしその実態は、遥か古代に誕生し、永い時を生きた大妖怪……『第六天魔王』と恐れ続けられている『神代の妖怪』の一角なる妖怪だ。
一言でまとめると、滅茶苦茶凄い妖怪だ。
その滅茶苦茶の部分は語り出すと長くなるので、今は省くことにするが。
「まぁなんだ、とりあえず座れ」
予め用意されていたのか、よくよく見たら天魔様の事務机の前には来客用らしき質素ながらも良い仕立ての椅子が一つあった。
えぇ……まさかの一対一の対面席かよ。
なんて事を思いつつも、いつものお調子者の新聞記者の笑顔を崩さずに失礼しますと言って座る。
正直言って、天魔様のカリスマというべきか……その威光はプレッシャーじみたものに感じるが、そんな事では私こと射命丸文は屈しない。
記者とはいつだって、誰が相手だろうとある一定の距離で接する必要がある。
それは例え天魔様といえど、例外にするわけにはいかない。
それが私が掲げる唯一の誇りでもあるからだ。
「それで……えっと、本日は私めにどの様な御用件が……?」
「ん、別にそんなに身構えんでも良い。単に儂からお前さんに聞きたいことがあるだけの話だ」
その答えに内心、何かやらかしたという心配はなくなったためホッと一息ついた。
そして次に湧き上がってくるのは、疑問だ。
「聞きたいこと……ですか? それは一体……」
すると天魔様は、何処か見覚えのある紙片を取り出して見せてきた。
「お前のこの新聞、これに書いてある事は真実か? 射命丸よ」
そう、それは私が執筆した新聞だった。
記事の内容は……ちょうどこの前発刊したばかりの『永夜異変』についてのことだ。
「えっと……私の新聞……天魔様もお読みくださっているのですね」
「うん? まぁ暇つぶしにもってこいだしな。誇って良いぞ射命丸、お前は文の才がある」
なんてくだらない考えはすぐに破棄して、思考を戻す。
まず普通に驚いた、まさか天魔様が自身の新聞を読んでくれていたことに。
そして次に歓喜、新聞作りを褒められたのが素直に嬉しかった。
「それで話を戻すが……おい、聞いているのか?」
「あっ、すいません……えー、その新聞の記事が誠か嘘でしたよね?」
「そうだ」
勿論嘘を新聞に書く事はしない。
……まぁ、たまーに多少の脚色を加えることもあるが。
しかし今回の記事の内容は、誠か嘘かで言えば。
「誠です」
「……そうか」
するとほんの少し、天魔様の表情が崩れた気がした。
「……もう一つ聞いて良いか?」
「? 構いませんよ」
天魔様は記事の一部分にある写真……今回の異変を起こした者達の集合写真のある人物を指差しながら言った。
「ここに写っているこの妖怪……『本当に、確かに実在したのだな』?」
「……『鈴仙さん』の事ですか? え、えぇ……確かにちゃんと実在していますよ」
彼女とは数年前からの知り合いで、何度か交流した事もあるため、実在しているのは明らかだ。
でなければ、私はイマジナリーフレンドを知らずのうちに作っていたことになってしまう。
「れいせん……? あやつ、今はそういう呼び名なのか……?」
何やらブツブツと独り言を漏らしながら、思考に耽る天魔様。
うーん、もしかして鈴仙さんと知り合いだったりするのだろうか。
あの無愛想ながらもコミュ力がカンストしてる鈴仙さんの事だから、天魔様と知り合っていても割とおかしくは無い気がするのも確かではあるが。
「ふふ……なんだ、やっぱり生きとったのではないか。しかも幻想郷に来てるとは……因果なものじゃの、全くもって」
「あ、あのー……もしかしてお知り合いですか?」
不敵な笑みを浮かべる天魔様が少し気味が悪かったので、とりあえず質問をぶつけてみた。
「んー? そうじゃな……遥か昔からの『旧友』というやつだ。まぁ尤も、そう思っているのは儂と『鬼神』の奴だけかもしれんが」
天魔様の旧友……?
え、天魔様の旧友って鬼の頭領だけかと思っていたのだが、天魔様の今の言葉が本当ならこれは大スクープなのでは!?
「あの、その辺のお話を詳しく聞かせてもらいませんか?」
「うーむ、別にそれは構わないが……折角だ、あやつに逢いに行ってから本人も交えて話そうじゃないか。そっちの方が分かりやすいだろう」
成る程、道理だ。
「あやつからの『預かり物』もあるしな。よし、鬼神の奴にも声を掛けてやるか」
その言葉に正直うわっと思ったのは間違いないだろう。
天魔様の旧友であり、鬼の頭領……『鬼神母神』は正直苦手だ。
というより、我ら天狗であの方を苦手と思わず、友人の間柄にいるのは天魔様だけだ。
人格者としては割と素晴らしい方ではあるが……性格の一部が酷いというか、破綻しているのだ。
とてもではないが、あれを好きになるのは難しいだろう。
「あの……やっぱり私は遠慮しようかなーなんて」
「何を言っておる射命丸、元よりお前は案内役として来てもらうぞ。儂、普段この山から離れる事がないのでな……幻想郷の地理は詳しくは知らんのだ」
つまり私を呼びつけたのは、鈴仙さんが存在しているかの確認と、その場所まで案内させるつもりだったと。
「そんな顔をするな、本音を言うと儂も鬼神の奴を連れて行きたくはないんだが……まぁあやつだけ仲間外れにするのもどうかと思うのでな。我慢してくれ」
……もしかしたら私は今日が命日なのかもしれない。
我が親友達よ、どうか私の骨は細かく砕いて山の頂から撒いてください。
かつての妖怪の山には、天狗だけでなく鬼も住んでいた。
鬼という妖怪は、簡単に言えばかなり好戦的で、勝負事と酒が大好きな連中だ。
毎日のように喧嘩をしては酒を呑み、暇さえあればまた喧嘩をして酒を呑む。
主生活が暴力と宴会によって構成されていて、我ら天狗とは全くの正反対の存在だ。
では何故、天狗と鬼が同じ場所で暮らしていた時期があったのか。
答えは簡単、天狗と鬼のトップが親友という間柄だったからだ。
「そういえば天魔様、どうして鬼神様と親友になったのです?」
「……どうしてか? ふふ、本当にどうしてじゃろうな?」
天魔様と私、空を優雅に飛行しながらそんな雑談をし始める。
「最初はお互い本気で殺しあってたというのに、気が付けば気が合うようになっていたな」
「はあ……その理由は分かったりしてます?」
予想をするなら、殺し合いの果てに二人の間には友情が芽生えたとかそんな感じだろうか。
それなら、ベタ過ぎで面白くない。
「ふむ、なんと言ったものか……お互いが共通のものに惹かれたから……じゃろうか」
「共通のものですか」
「あぁ、そうだ」
もうひと踏みいきたいところだったが、もうすぐで目的地に着く。
続きは目的を果たしてからにするとしよう。
鬼は妖怪の山を離れた。
その理由は私は知るよしもない。
それなら、今鬼達はどこにいるのか……答えは『地獄』だ。
「いえ、『元』地獄でしたか」
幻想郷の地下に広がる広大な地下空間、そこはかつて本物の地獄と呼ばれる場所だった。
しかし時は流れ、地獄の場所が変更になるなりそこは捨てられ廃墟となった。
そんな廃墟を利用して、社会を作ることにより住処としたのが、他でもない鬼達なのだ。
「今は『旧地獄』という名で通っておったか? ……全く、あんな空も見れない篭った空間の何が楽しいのやら」
全くもって同感だ。
なんで鬼達はあんな居心地の悪そうな場所に引っ越したのだろうか。
まぁ、本音を言うと引っ越してくれて此方としては嬉しい話なのだが。
そしてそんな鬼の住処への入り口が、今目の前に現れてしまった。
「そういえば天魔様、条約の件はよろしいので?」
条約……それは地上の妖怪が地下へ踏み入ってはならないというものだ。
旧地獄には鬼だけでなく、色々な危険な妖怪も住んでいるのだ。
要するに地上の生き方に肌が合わなかったもの達だ。
当然、そんな妖怪達が地上に住む者達を好ましく思っているわけもない。
そこで地上と地下はお互いに不可侵の条約を結んだのだ。
「なに、バレなければ良いのだ。それに儂は単に旧友に会いに来ただけの……」
「? どうかなさいました?」
天魔様がピタリと止まった。
「射命丸、後ろに一歩退がれ」
「え、あっはい……!?」
言われた通り、後ろに一歩退がると、さっきまで私が立っていた場所の地面が大きく割れた。
そして地中から、何やら大きな物体が空高く舞い上がった。
危なかった、もしあれに巻き込まれていたら、今頃自身も天高く舞っていただろう。
「ぐへっ」
そして物体……いや、見覚えのある妖怪が変な声を出して地面に衝突した。
「ほ、星熊様!?」
その豪腕を浮かばせる屈強な体格と肉体、額に立派な赤色の角。
それは紛れもなく、鬼の四天王の一角と言われる『星熊勇儀』という鬼だった。
四天王の一角、そう言われるだけあって彼女は鬼の中でも強い部類に入る。
そんな彼女が何故、まるでぼろ雑巾のように満身創痍になって地面に転がっているのか。
「いたたた……あれ、お前は確か」
しまった、驚きのあまりついその場で固まってしまったが、早々に立ち去っておけば良かった。
しかし残酷かな、既に起き上がった星熊様と目が合ってしまった。
「……そう、ブンブン丸だったけか。どうしたこんなところで」
「それは此方の台詞なのですが……あと射命丸です」
別に覚えられて欲しいわけではないが、流石に名前を間違われるのは黙ってはいられない。
「のう、鬼神の子よ。儂ら鬼神の奴を訪ねて来たのだが、今あやつはいるか?」
そして今のこの現状を見事にスルーして話を進める我らが天魔様。
「んー? おぉ、天魔様じゃないか! どうだ、一発私とヤりあわないか?」
そしてナチュラルに喧嘩を売る星熊様。
ふっ、どうやら常識を持ち合わせているのは今この場には私しかいないようだ。
誰か助けて。
「また今度な、それより質問に答えてくれんか?」
「あぁそうだった、母上ならいるぞ。なんせ……」
突如地面が揺れ出す。
「現在進行形で私と勝負している最中だからな」
効果音をつけるとするならば、ドゴンだろうか。
とにかく地面に大きな穴が開き、そこから何かがヒュッと飛び出してきた。
「あら、あらあらあらー? いけないですね、つい熱が入って地上まで勇儀ちゃんを吹っ飛ばしちゃいました」
甘ったるい少女の声色、脳が揺さぶられそうだった。
「んー……しかもこれはサプライズですか? 天魔ちゃんまで何故かいるじゃないですかー」
まるで新しい獲物を見つけた獣のように、その顔を笑顔で歪ませるそれは、まさしく人が恐れる
ピンク色の髪に、天魔様の着物と似たような構造のピンク色の着物。
全身が桜のようで、美しいその容姿と裏腹に、頭部の両側の側頭からは歪で、大きく湾曲した突起物が禍々しさを感じさせる。
そう、これが『鬼神母神』だ。
「あーまてまて、今日は別に一戦しにきたわけじゃないぞ鬼神よ。それに、どうやら相手はいるようだが?」
「えー、そんなこと言わずにやりましょうよ。もちろん勇儀ちゃんと喧嘩するのは楽しいんですけど、やっぱり物足りなくて」
「はっはっは、そりゃ酷いよ母上」
だめだ、めっちゃくちゃ怖い。
鬼が二人もいて、片方は四天王、もう片方は頭領ときた。
もうやめて、私の胃はもう限界ですよ、キリキリですよ。
「おや? そっちの天狗さんは……」
あ、鬼神様が私を見た。
なんか死にそう、私が。
「おう、こやつは射命丸文といってな。中々腕がたつし、速さなら儂の次くらいには速いぞ」
「ひゅへい!?」
なんて事をなんてタイミングで言うのかこの天魔様は。
そりゃ、確かに天狗の中ではそこそこの実力があると自負するくらいには自信があるのは確かだが。
「へぇ、それはそれは……」
そして今度は獲物を見定めるような目つきで私を睨む鬼神様。
やめてください、視線だけで死にそうです。
「射命丸さん、
気が付けば鬼神様が私の目の前にいて、私の両手をその真っ白な手で掴んでこう言った。
「だから、私とヤりませんか?」
あ、やっぱり私死ぬわこれ。
「まぁ待て、若い芽を摘み取っては花は咲かないぞ。射命丸はまだ伸びしろがある、だから今は我慢しとけ」
「むぅ……」
……あれ、もしかして助かった?
私生きてる?
「それに今日はもっと『良い事』を伝えに来たんだ、鬼神よ」
「良い事ですか? 一体何でしょうか」
天魔様は、満遍の笑顔で言った。
「あやつが……『長耳』の奴が生きてたぞ」
瞬間、空気が変わった。
「…………それ、は……本当ですか? 嘘ですか? 嘘じゃないですか? 嘘は嫌いですよ、本当なんですね? 本当に本当に……!?」
「あぁ、しかも幻想郷にいるみたいだ」
ドス黒くて、肌にまとわり付くような気味の悪い妖気が鬼神様から溢れ出す。
鬼神様な事をよく知らない私でも、こればっかりはすぐに理解した。
この妖怪、ヤバイほど『興奮』してると。
「生きてた生きてたやっぱり生きてた! もう逢えないと思ってたのに!」
その豹変ぶりに、私だけでなく星熊様までもが引き気味だった。
天魔様は相変わらずだが。
そして数分ばかりの時間が経つ。
気が済んだのか、それとも興奮の絶頂が過ぎたのか知らないが、ふうっと一息ついた後に、鬼神様は呟いた。
「嗚呼……やはり長耳ちゃんは酷いです。私をこんなにも焦らすだなんて」
新キャラが一気に二名登場。
まだ出した情報が少ないため、困惑する方もいるとは思いますが、天魔様も鬼神様もストーリーに関係のあるキャラなのではい。
あとストーリーの都合上、あまり絡まないキャラや全く出番のないキャラがいます。
なのでそういったキャラは、番外編の方で登場させようかなと思っています。