月の兎は何を見て跳ねる   作:よっしゅん

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今更ですが、この小説を書くにあたって使用していた主人公設定を公開します。
主人公の正体やら、性格が結構沢山ありすぎで混乱している方も居るのではと思い公開する事にしました。というか、作者も偶に混乱するので、このメモがなかったら完結までいかなかったのでは……?
兎に角、軽い裏設定とかも少しだけ書いてあるので、本当に暇な時にでもどうぞ……

なお、本編を観終わった後に見ることをお勧めします。


番外編
主人公設定メモ


 

 

 

 

 

①ニンゲン(まだ感情はない)

 地球という生命体に生み出されたばかりの頃の主人公。

 

 地球は自身の存続の為に、惑星という身体を永遠に整える為にニンゲンを、人間を創った。地球にとって人間は、人間でいう白血球だとかそんな存在にしようとした。結果的に人間は感情を得て、地球という生命は人間のその醜さで殺され、今では死骸が宇宙に漂っているだけの存在に。地球からしたら、ある日白血球が全部ガン細胞になったような感覚なんじゃないかな。

因みにニンゲンを創るその過程で、色んな試作体が誕生したが、廃棄するのも勿体無いと生態系にそのまま組み込んだ結果、今でいう魚だとか兎だとか、色々な生命が誕生するきっかけに。

 

 主人公のこの頃の外見は赤目で、真っ白な髪と肌。アルビノっぽい。外見は筆者の趣味100%

 その役割は人間という種を栄えさせる、また存在証明をすること。また、人間に致命的なバグが発生した場合、それを削除するお掃除屋さん

 また人間の器である肉体を創る事や、魂を出し入れする能力を持つ。

 これは正確にはあらゆる事柄を『裁定し調停』する力。後にこっちの方が分かりやすいからと、一言で言える『波長を操る』能力と説明するように。

 

 ニンゲンは世界の、人間の裁定者でもある。

 普段は『楽園』という、別次元の空間で過ごしている。

 

 

②ニンゲン(感情が芽生えた)

 

 本来はただ思考するだけの生命体だが、感情というバグに感染。本来の役目を果たせなくなり、ひたすら理解不能な喜びや悲しみを感じ苦しみつつも、何とかしようとバグの原因である人間達を一度全て消去しようとするが、一人消しただけで心がポッキリと折れる。それはもうフロムゲーのボス戦のように。

 基本的に丁寧な言葉遣いで、善性に近い性格をしている。これは感情に感染した時、善なる感情をその身に受けた為でもある。

 ———もしあの日、主人公に善意で花を送った人間が居なかったら、逆に悪意を受けてたら……主人公はまた違った運命を辿っていたかもしれない。

 

 心が折れたその後は、楽園を飛び出しあてもなく地上をフラフラとする。そしてなんやかんやあって、別の姿を後に得る事になる……

 

 初登場は第20話。41話ではっきりと登場。

 

 

③長耳(確固たる自我が存在)

 

 ②がなんやかんやあって得た姿。

 外見は原作鈴仙をもう少し大人っぽくして、着物を着せたような感じ。おっぱいはけっこうおおきい。因みにうさ耳と尻尾はアクセサリー的なもの。取り外しできちゃう。これは部下の兎達に気を遣って付けただけだったが、意外と本人が気に入ったため普段から生やすようになった。

 皮肉屋というべきか、兎に角クセが強い性格をしている。

 性格というか、もう何もかもが②の頃と違うが、それは今の姿のモデルにしたとある人間の魂に引っ張られているから。

 しかしそのお蔭で、主人公は安定した自我を得る事ができ、感情による苦しみからは少し解放された。

 

 当時単なる獣だった鬼神と天魔に知恵を与え、部下の兎達に囲まれながらも日々を過ごしていると、ある日何やら妖怪に追いかけ回されている人間が目に入る———ま、気紛れで助けてやりますか。

 

 初登場は第7話。

 

 

④レイセン(③が記憶や自我を封印し、月に転生し玉兎と偽り過ごす)

 

 えーりんとの別れの後、楽園に一度帰った主人公は、とりあえず地上の人間を観察する事に。しかしある日ふと疑問に感じた。自分は、人間は本当に失敗作だったのかと———

 そして主人公は全てを忘れ、月に転生した。

 外見は③の姿を元に転生した為、原作鈴仙をもう少し幼くした感じ。おっぱいはちょっとちいさい。

 だが記憶だけでなく、自我も、感情も封じた為その中身は①に近い。なので最初は言葉の意味も分からない状態だった。つまり、主人公は仮初とはいえ、最初の完璧だった頃の自分に戻れたのだ。それが永くは続かないだろうと、薄々気付いていただろうに———

 転生した直後、とある玉兎に保護され、それなりに充実した生活を送る。しかし、ある事件をきっかけに月の使者の一員になった主人公は、やがて地上に興味を持つようになっていった……

 その性格は無垢で完璧な①から徐々に変わっていった。周りの環境に影響された為か、お節介で、好奇心旺盛に。主にみっちゃんと呼ばれる玉兎の善性をモロに感じていた為、その在り方は善性に近く、常識人になった。

 ———変だな、こんな事前にもあったような……?

 

 初登場は第25話。

 

 

⑤鈴仙(④が徐々に肉体的にも精神的にも成長した姿)

 

 ④が地上に引っ越しし、永遠亭に住み始めた頃の主人公。

 外見は原作鈴仙そのままだが、表情と目が死んでる。おっぱいはふつう。

 言葉を理解はできるが、それを口に出したり、感情を表すための表情を動かしたりはできない。本人や周りは能力による弊害と解釈したが、実は主人公が無意識に、意図的に封じていた。それは、自分は失敗作ではないと足掻く主人公の最後の抵抗だったのかもしれない———

 性格は善を良しとする常識人。お節介焼きで、頼んでもないのに誰かの世話を勝手にするのが好き。基本的に誰とでも仲良くなれるが、暴力的な性格の持ち主は少し苦手。

 コミュニケーションは筆談で行う。その筆談速度はかなりのもので、会話そのものはスムーズに行える。

 ———その肉体は徐々に成長していった。それは③の姿に近づきつつある。これは主人公が徐々に感情を理解してしまった故の現象だ。主人公は封じていたモノが解かれるたびに、成長するよう肉体を設定していた。自分が失敗作だったと分かりやすい目安に……

 

 初登場は第1話。

 

 

⑥俺は……スーパー鈴仙だ(全てを思い出した主人公。その気になれば②③④⑤全ての姿や性格に切り替えできる)

 

 ⑤が全てを思い出し、取り戻した時の主人公。

 この時の主人公は悲しみと、失望しか感じなかった。薄々分かっていた事とはいえ、自分が失敗作だと証明できてしまったからだ。だから、あとちょっとだけ楽しんだら地上から姿を消し、人類が終焉を迎えるその日まで楽園で眠りにつこうと思っていた———その考えを変えさせたのは、自分に恋したある女性の存在だったのか、それとも……

 外見や性格は基本的に③や⑤を切り替える。頼まれれば、②を見せるのも吝かではない。本人曰く恥ずかしいらしいが……因みに周りからは⑤の方が好まれるが、一部は③の方が好みだという者もいるらしい。

 

 初登場は第33話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ———結局さ、私は羨ましかったみたいだ。

 人間のように感情を感じ、醜く生きる事に。

 家族が欲しかっただけなのかしれない。

 一緒に笑って悲しめる仲間が欲しかっただけなのかもしれない。

 そんな当たり前を、まさか他人に気付かされるだなんて、思いもしなかったよ———でも、そうさね。礼は言っとくよ。

 ありがとう……愛してるよ———『永琳』

 

 

 

 

 




何故主人公が③の姿を得たのか、月にいた頃はどんな感じだったのか。その辺はその内番外編で書こうかと考えてます。
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