Infinite romance   作:デブデブデブりん

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#2『IS学園』-前編-

太陽の光が痛々しく感じられるある夏の日。

「ねぇ、たっくん」

「なーにお姉ちゃん?」

小学生と思われる女の子と小学生にもなっていないような幼い男の子がスイカ食べながら話していた。

「お弁当つけてるよ。ちょっと待ってね。」

ン...

男の子の口周についたスイカを綺麗に拭き取る。

「たっくんの夢ってなーに?

この世界最高の頭脳を持って生まれた束お姉ちゃんに言ってみてよ。」

「夢?」

「うん、夢!」

「宇宙飛行士になりたーい、とか大きくなってやりたい事教えて」

「夢か〜ウーン」

「あっ空を泳ぎたい!こう、ぐーーーんって。」

腕を精一杯使って訴える。

「あはははは、束さんと同じ夢だね!」

「お姉ちゃんも?」

「うんそうだよ!空を自由に飛び回りたい。そしてね…空のもっと上『宇宙』にロケット無しで行きたい!」

「宇宙?どうやって行くの?マスドライバーで宇宙に行ってそこからモビルスーツ?」

「束さん、たっくんが宇宙世紀知っているのに驚き桃の木山椒の木だよ!」

「束さんのはもっと先だよ単独で宇宙に行ったりするんだよー。」

「できた時は僕も乗せてー。」

「あたり前田のクラッカーだよ、たっくん。

我が束さんの知能技術力は世界一ィィィ!

できんことはないイイィーーーーーーッ!!」

「じゃあ約束お姉ちゃん。」

「おうとも!」

"ゆーびきーりげーんまーん、嘘ついたら水没さーせる。指切った!"

「約束を破ると水没した王子様になるの?たっくん。」

「お父さんが言ってたんだよ。『昔話をしてあげる』って。」

「お父さん...」

「...わ...ん...き...さい」

「お...ださん...きなさい!」

「大和田さん、起きなさい!」

「Jud.す、すいませんでありますです!」

寝起きのせいか教導院の生徒になりかける。

「はい、では大和田君にはアラスカ条約について説明して見て下さい。」

「分かりました。

『アラスカ条約』

正式名称は、「IS運用協定」。IS条約とも呼ばれ、21の国と地域が参加して成立しました。

軍事転用が可能になったISの取引などを規制すると同時に、ISの技術を独占的に保有していた日本への情報開示とその共有を定めた協定です。IS学園もこの協定に基づいて設置されています。」

「よろしい。」

 

 

 

時は過ぎ(キングクリムゾン!)

「では、今からクラス代表を決めたいと思います。」

「「「「「「はい!」」」」」」

初日の7時限目は、L・H・R(ロング・ホーム・ルーム)

「クラス代表とは、言葉の通りクラスの代表です。よくいうクラス委員長ですね。代表としては、今度あるクラス対抗戦に出てもらう事になります。分かりましたか?」

「では誰か、この人が良いみたいな推薦は有りますか?」

先生のこの発言に、女子は示し合わせた様に、

「「「「「「大和田君が良いと思います!」」」」」」

「はい、では決定ですね。大和田君頑張って下さい。」

「はい....。」

「あの〜先生良いですか?」

「何ですか?田中さん。」

「1組の織斑君にはもう専用機が用意されるそうですが、大和田君にもあるんですか?それと、扉横にスーツを着た人が立ってるのは何故ですか?織斑君の所にはいませんでしたけど...」

大和田以外のクラス全員が感じていた疑問を先生に投げかける。

「それは...」

「先生、自分で言います。」

大和田のこの発言にクラス中の人が驚いた。




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