サクラ大戦~散らなき鉄の花~   作:斎藤一馬

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マリア編開始ーさぁマリアがデレるまでしばし待てい


第10話 隊長に必要な三つの条件①

春うららの今日この頃、暦は4月、

 

暁が帝劇にきて一ヶ月が経過した、相変わらずアイリスのアタックが激しく

 

その都度、弟を心配する様にアイリスにつっかかる、さくら

 

だんだん自重がなくなってきてるあやめ姉さん。

 

最近、演劇や活動写真のはなしで盛り上がるようになったすみれ。

 

雷電の武装のアイディアやオタコン、了子まじえて雑談の多い紅蘭

 

だが・・・・・相変わらず

 

 

「「・・・・・・・・・・・」」

 

マリアとの距離は微妙に離れている感じである。

 

たまに試射室で一緒になるが会話らしい会話がなく、

 

コチラをチラチラと警戒しているのに

 

その都度「何?」と聞くも反応は相変わらず、

 

「別に・・・・」である・・・だが一週間前に珍しくこんなことを聞かれた

 

「暁はどうして・・・・戦おうと思ったの?」っと

 

 

 

 

 

珍しすぎて正直食いかけのパンを落としそうになったのは割愛する

 

おれが戦う理由?そんなの

 

 

 

 

 

「大切なものを取り戻すため・・・・・・それと復讐」

 

 

 

 

 

 

そう答えた、鉄華団のメンツでも数人しか知らない俺の戦う理由・・・

 

 

 

 

「だからいつも無茶なトレーンニングとかしているの?」

 

「無茶?あれくらい普通でしょ?古巣じゃあのくらい普通だったし」

 

「・・・・・・・貴方の古巣は化物屋敷?」

 

「失敬な!」

 

 

 

 

普通な筈だ、独逸製の最新人型蒸気を崩拳一発でスクラップにする

 

赤髪のおっちゃんや機関砲の弾丸を全て切り落とす防人(笑)

 

とかダンボールがあればどこにでも忍び込むナイスミドルとか

 

インテリ派なのになんかもういろいろおかしい眼鏡女史、

 

あと若干17歳で准将で大男をまとめてソードメイスで叩きつ潰す

 

ロリ巨乳とかいるけど普通なはずだ

 

 

 

 

 

「じゃあこっちからも質問・・・・アンタの戦う理由は?」

 

「私は・・・・・・・・」

 

「無理には・・・聞かないよ・・・じゃ俺はこれで・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

とまぁ・・・・それからなんかマリアの様子がおかしいのだ

 

 

 

 

 

「ふむ・・・・・・」

 

 

 

 

 

心ここにあらずといったマリアが目の前を通る。

 

 

 

 

「五月病にしてはまだ早いんだけど・・・」

 

 

 

するとほどなくして大神がこちらに近づいてくる。

 

 

 

「暁ちょっといいか?」

 

「なに?」

 

「いや・・・・最近マリアの様子がおかしくてなにか心当たりないか?」

 

「・・・・大神を知ってると思うけど俺、あんまマリアとは親しくないぞ?

 

会話らしい会話は、ないし」

 

「そっか・・・・ところで暁は、マリアのことどうお思ってるんだ?」

 

「質問の意図がわからんが・・・・どうした?」

 

「あぁホラ!なんかマリアと暁って仲悪くみえるから・・・・」

 

「おれは嫌ってるわけじゃないけどね・・・

 

たまに胃薬くれるし・・・むこうがこっちを警戒しすぎなんじゃ?

 

まあ警戒される理由はたくさんあるけど・・・・」

 

芝公園コジマ爆発騒動とか特に、

 

因みに件のコジマ爆発で吹き飛んだ木々や屋台が柵などは後日

 

暁や暇だった鉄華団のメンツで修復した。

 

もちろんリリィにも大層いろいろと搾られたけど

 

 

 

 

「まぁ・・・隊員のケアも隊長の大切な役目なんだし頑張って」

 

「暁・・・ありがとう!じゃあ俺は、別の人に聞いてみるよ」

 

「隊長・・・ね・・・・俺には無理だな・・・」

 

 

 

 

隊長に必要な三つの条件があるが、俺には無理だと思う・・・・

 

暁も、特にやることは、あにので帝劇をうろうろしつつ、

 

風組三人娘達と他愛のない会話そしたり、真面目モードのあやめ姉さんと、

 

前回の戦闘の反省会兼雑務の手伝いをしたり、

 

コジマ兵装の封印作業をしているオタコンと紅蘭の手伝い

 

アイリスに拉致られ脱衣こいこいをしようとしたのでやんわり却下し普通のコイコイに矜持、

 

そして舞台にいくと倒れかけているセットを紅い顔をしながら支えてる大神がいた・・・・

 

「何?どうしたの?アイリス危ないよ」<グ・・・・

 

セットはかなり重く大神がしくじると、アイリスの方に倒れかねないので支えるのを手伝う

 

?確かに重いけど顔を真っ赤にするくらいか?・・・・・モヤシめ大神

 

すると、何故か、さらに軽くなるので後ろを向くと大神より背の高いガタイのよい女性が片手で

 

セットを支える・・・やべえちょっとかっこいい。

 

「まったく・・・なにを騒いでいるとおもえば・・・・」

 

「え?」

 

「だ・・・だれやアンタ?」

 

「誰?見ない顔だけど・・・・」

 

帝劇に、こんな目立つ人は、いなかったはずだが・・・・

 

するとそこで、アイリス、すみれとマリアが声を上げる

 

「カンナ~~~お土産はぁ?」

 

「すまねぇなアイリス、荷物が全部流されちまってなぁ~~」

 

「カンナ!!・・・無事でしたの?」

 

「いや~沖縄からの帰りの船が沈没してね泳いできたんだよ」

 

は?沖縄から?鹿児島まで。でも約600kmあるぞ?

 

かっこいいと思ったけどこいつアホじゃね?あ・・いや

 

うちのメンツでも何人かできそう・・・・

 

「相変わらずだね・・・・・」

 

ん?あのマリアが笑ってる・・・・よほどこの人に会えて嬉しいのか・・・

 

ってことは・・・この人が花組の最後のメンバーかどうりで個性的なわけだ

 

「どうやら新入りがひの・・・・ふの・・・み・・・4人か

 

でさっきからギャーギャー喚いてたのがあんたかい?名前は?」

 

あのくらいで喚くとは、大神め精進が足りん・・・(謎)

 

「大神一郎だ前は、海軍少尉だったけど今は、帝劇の隊長さ」

 

まだまだひよこだけどな・・・・

 

「暁・オーガス・・・陸軍中尉で今は、帝劇に出向中・・・親しい人からは本名のサトシとか呼ばれてる」

 

「へぇー少尉さんとこのちっこいのが中尉か!?どうりで二人共いい

 

ツラ構えしてるわけだっへ・・・気に入ったよ」

 

 

 

処す?ねえこいつ処す?今小さいとか言ったよな・・・後でボコす

 

 

 

 

「カンナ、新人のさくらと紅蘭よ」

 

「よっ!」

 

「真宮寺さくらです・・・よろしくお願いします」

 

「うち・・・李紅蘭や、よろしゅうなって・・・なぁ・・・アンタ

 

えらいエェオトコに見えるけど?」

 

いやいや人のこと小さい呼ばわりしたけど男扱いは実際失礼

 

「紅蘭・・・・この人男じゃない女だよ」

 

「ハハハハ!!」

 

 

 

そこでふと米田の声が響くその声質は、娘を心配していた父親の様な感じに聞こえた

 

 

 

「カンナ・・・よく帰ってきてくれた」

 

「支配人この人は?」

 

「桐島カンナ・・・琉球空手、桐島流継承者。

 

これで花組は全員集合だ。」

 

「よ!支配人、久しぶり」

 

「(琉球空手、桐島流継承者か・・・・戦ってみたいな~ウズウズ)」

 

 

 

 

暁は、これでも八神流正統後継者、剣術主体の流派だが

 

無手の技術も存在している暁は久々に心が躍る。

 

それから皆はサロンに移動しカンナの旅話を聞いていた。

 

どうやらカンナとすみれはある意味仲がいいようだ・・・・・喧嘩するほど仲がいい

 

そんなことを考えていると周りをみるとマリアがいない・・・・

 

久々の同期の凱旋なのにいないとは・・・やっぱおかしい

 

暁は、そう思いカンナの話に耳をかたむけるのだった

 

 

 

「なんだ・・・付き合いわりぃーな・・・ところでお二人さん

 

ちょっと付き合わないか?」

 

 

 

 

ガタ!!

 

 

アイリス・・・ステイ!!座ってろそういう意味じゃねえ・・・・

 

しっかしなぜすみれまで立ち上がる?

 

 

 

「別にいいけどナニするの?」

 

「いいともナニをするのかは、知らないけどお付き合いするよ?」

 

「そうこなくっちゃ!二人共話が早いね」

 

「あんたら陸軍、海軍士官学校主席だったそうじゃねーか?

 

軍隊仕込みの格闘技、見せてもらおうじゃねーか?」

 

「いい・・・・」

 

「少尉・・・お大事に・・・」

 

 

 

 

あからさまに嫌な顔をする大神、そして可哀想なものを見る様に大神を見る

 

すみれ、それに引き換え暁は、

 

「・・・・別にいいよ・・・ちょうどおれもヤりたかったし

 

八神流継承者としてね・・・・」<イイ笑顔

 

 

「(あ・・・・ヤルキスイッチONしてる)」

 

大神とは180度違う様子、これにはカンナもにんまりである

 




今回も前中後の三部作かな・・・・
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