「ハァ…ハァ…ハァ…シンド……」
止めどなく襲って来る脇侍を撃破し、
既にその残骸は20を超えるが今だにコイツは、
増えている……切がない……
暁はこの時、躊躇い無く禁断の『スイッチ』を入れ
『阿頼耶識リミッター解除』
『蒸気機関エミュレータモードから
コジマ粒子機関エミュレータモードスタンバイ
Rady…GO!』
その瞬間、暗い格納庫に翠の光と蒼い焔が現れた…
『30分前、作戦指令室』
俺と大神は、作戦指令室を訪れると
米田司令とあやめさんが真剣は様子で
俺達を待っていた。
「来たな二人共……
漸く黒之巣会の目的が判明したぞ」
「何ですって!?」
「······」
「我々の蒸気演算器と第三者から
受けた情報を加味して判明した」
俺が頑張って持ってきた情報を演算器にて精査
したようだ内容は、最初に見た情報より
詳しく纏められていた。
やはり向こうの動きが早く、俺の予想通り
日比谷公園が最終ポイントだった。
「この魔法陣が完成したら帝都は確実に
魔の手に落ちる、
魔法陣によってどれ程の破壊が行われるか……
想像もつかん」
「これこそが、ヤツらの仕掛けた魔術だったのよ」
あやめさんが親指を噛む仕草をしなが悔しがる
「つまり俺らは、勝ち続けていたと思っていたが
その実ヤツらの企みは、
阻止出来ていなかったと……」
「なんてことだ!」
「天海が、400年前の魔人なのかどうか
定かではないけど……でも、彼らにとって西欧の
文化に染まった、私達は帝都を汚す不届き者
というわけ。」
「俺達の手で築いたこの帝都を、魔物どもの
好きにさせてたまるか。
大神以下、花組、八神は第一級戦闘配備のまま
待機しておくよつに!!」
「了解しました!!」
「了解……先に機体立ち上げて待機してるから
さくらの事頼むよ……」
「解った……頼む」
大神と別れ格納庫に向かう
暁Side
「機体の調子は?」
「妖力遮断処置は問題ないよ」
「コシマ粒子は?」
「出力は安定してるけど……」
「なんか…嫌な予感がする……
日比谷公園の皆の状況は?」
「済まない……通信が繋がらない」
「無事……ならいいけど」
なー大丈夫だろ、殺しても死なない奴等だし
「!……暁気をつけて!?妖力反応感知!」
その時格納庫から激しい爆発音と振動が響く
「奴らまさかココを急襲!?オタコンと了子は、
退避を、コシマ兵器は?」
「以前の事以降、本部に輸送済みだ……これは…
敵の中に強い妖力反応!幹部クラスがいる!?」
「雷電出すぞ!!皆は?」
『さくら機、隊長機はまだのようた……
どうしたんだろ……さっきの爆発の影響で
何処か崩壊して……』
「済まないオタコン……頼む」
「……解った任せてくれ!?」
さて……コイツらをスクラップにしてやんよ!!
そして冒頭に戻る
「ハァ…ハァ…ハァ…」
視界がクリアになる……機体が思い道理に動く
まるで自分の身体の様に………
「馬鹿な……貴様なんだその力!?
それにその焔…まさかオロチの?」
「お前には関係無い……いい加減クタバレ!?」
紅い脇侍を鉄火無銘で両断しその残骸を蒼焔で
灰にする……
「暁…そっちの状況は?」
「問題無い……とは言えないかな?」
ヤベ……鼻血と右目から血が止まらねぇ……
敵の攻撃をPAで防ぐ
「流石にAAをこんな所で使えないか……
しかしこの妖力…鬱陶しい!」
周囲に達込める妖力の影響で少しづつPAが
減衰してきている……
「マリアもう少しでそっちと合流出来る大神達は?」
「別区画にから此方に移動中よ…私達の方は
厳しい状況よ…敵の数ど妖力のせいで
機体にダメージが……」
「すぐ行く!」
敵を蹴散らしながらマリア達と合流するために、
最大速度だ移動する、
「合流まで後3分!?」
帝撃Side
「も、もう……あかん…」
「っ!諦めてはダメよ!?」
マリア達も多くの敵と交戦していたが
多勢に無勢、花組のメンバーも長くは保たない
状況であった。
「ここまでだな小娘共、我らに歯向かった事を
地獄で後悔するがいい!あははは……」
紅の弥勒が高笑いを上げる……その時!
『そこまでよ!!』
3人の声が響く
桜色と白銀の光武が脇侍を一刀両断し
サンドイエローのTAが敵を蒼焔で焼き斬る。
「なっ何!!」
「さくら、隊長!?」
「アカツキ!!」
「隊長!?」
「遅いで3人とも!!」
「まったくですわ!?」
さくら、大神、暁が揃い花組メンバーの
士気が回復する。
「あははは……たったニ機で
なにができる!!者どもいけ!」
「大神!みんなの所に、こっちは任せろ」
「暁くん!?その焔…まさか……」
「さくらくん?それに暁その機体……」
「大丈夫だよさくら大神、機体のリミッターを
解除しただけだ……俺の本気見せてやる!?」
(あの翠の光、それにこのエネルギー量まさか)
(コジマ機関!そんなまさか……人型蒸気に搭載
できるほどの小型化があり得へん……)
マリアと紅蘭が暁の機体の異変に気が付いた同様する、
小型化コジマ機関もしそれが世界に広まったら、
もしそれが心無い者たちそう、黒之巣会の様な者に
渡ったら……世界はコジマの光に包まれる。
「コレでラストォォォォ!」
斬馬刀で目立った敵を斬り伏せる
「ミロク……貴様もここまでた!覚悟しろ!!」
「フフフ……この紅のミロクの本当の力を
見せる時がきたようね。」
ミロクが今だに強気にあざ笑うが、
蒼焔を纏った八目のセンサーアイ
に紅い光を灯した機人がミロク目掛けて迫る、
「喧しい…死ね!?八神流『鬼焼き』」
ゴォウ!!
暁の腕から蒼焔が溢れ、飛び上がりざまに
ミロクを焼き払う。
「ぎゃァぁァァぁぁぁぁ!!」
蒼焔がミロクを『ミロクだったもの』に変える
暫くミロクは、のたうち回りやがて動かなくなった
「………」
「おわ……た……っ!ぐぁ…」
「暁!大丈夫か!?」
「大丈夫……少し無理、した…だけだから」
「兎に角、医務室に!」
「解った……大神…。」
帝劇地下での戦闘も終わり安堵したその時
『暁!?聞こえるかおい…!?』
緊急回線から団長から通信が入る
「オルガ?」
· · ·
『済まねえ…奴らに抜かれた!!』
「!?コイツ等は、足止めか!!大神!?
奴ら『やりやがった』!!」
「まさか!?」
その瞬間、帝劇をイヤ、帝都全域に衝撃が走る。
関東大震災が起きたかのような揺れと共に、
ていとの至る所で建物が崩壊し、路面電車が
事故を起こし、火災が広がる……
正に地獄そのものだった
「き、きゃぁぁぁぁぁ!!」
さくらが急に悲鳴をあげ気を失い
「ぐ…ぁぁあああ……」
コックピット内にいた暁は、
自身の暴れる『血』と『焔』を制御するため
苦痛に耐えていた……
耐えるため狭いコックピットで暴れた為、計器に
触れてしまい暁機のコックピット内の映像が
他のメンバーの機体に『送信』さらていた
阿頼耶識と接続され、
鼻血と血涙で染まったコックピット内が……
さ〜てそろそろだ!?