サクラ大戦~散らなき鉄の花~   作:斎藤一馬

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さて・・・・シリアルの貯蔵は十分か?


プロローグ3

時と季節は流れこの世界に生まれ落ちて8回目の冬が訪れた帝都東京

 

 

 

 

 

 

 

今俺は・・・・・慰霊碑の前にいる・・・

 

あのキチガイ親父が・・・・殺しても死ないようなキチガイオヤジ

 

あんなに犬猿の仲だった真宮寺一馬さんと共に逝った

 

 

 

 

 

 

 

 

降魔戦争

 

 

 

 

 

 

 

帝都東京に突如現れた、降魔という魔物との戦争

 

軍は帝国陸軍対降魔部隊を投入

 

隊長の米田のオヤジさん

 

昔からたまにうちには来て色々と良くしてくれた人でよく

 

親父と一馬さんの喧嘩の仲裁をしていたっけ

 

同じく、藤枝あやめ姉さんは16歳でありながら特務少尉という

 

かなり優秀な人だ、よく勉強を見てもらったりしたな、

 

たまに薄い冊子を見てニヤニヤしてたけど・・・なんだろうか一体

 

そして行方不明になってしまった山崎 真之介さん・・・・

 

この人とはあまり絡んだことはないが妹のマキに、たいして微妙な視線を送ってので

 

チョキでシバしたおれはきっと悪くないはず・・・・

 

 

 

 

 

 

そして・・・・俺の横には真宮寺若菜さん一馬さんの奥さんだ・・・

 

真宮寺にはさくらという女の子がいるが彼女の姿はない・・・・そりゃあそうだ

 

9歳程の女の子が自分の父の死を受け止められるものじゃない・・・

 

じゃあ8歳のおれはというと・・・・・生前合わせて40近い精神年齢のおかげか

 

表面上には出ていないがやっぱり精神が何処か肉体に引っ張られてるのか

 

はじめて体験する【肉親との死別】は堪えるようだだが・・・・・・

 

八神宗蓮亡きいま当主は自分なのだ・・・・八神流は免許皆伝はもらえてないが地道に習得するしかない

 

八神は【封ずる者】真宮寺は、「破邪」その表裏一体と言われる家系のトップが一度になくなった

 

仙台ではいま八神宗家、分家と真宮寺宗家、分家ちょっとした内乱に近い状態になっている

 

そこは我が家のキチガイ二号の母上・・・・・

 

八神紫が満面な笑顔で「こっちは大丈夫よんvだから新当主は・・・宗蓮ちゃんを迎えに行ってあげて」

 

といつもの笑顔とは違う悲しそうな笑顔で俺を送り出していった・・・・

 

 

 

 

 

 

「・・・・・暁さん・・・そろそろ米田さんのもとへ」

 

 

「わかりました・・・・・・」

 

 

(こんな所で・・・・くたばってんじゃねーよ・・・・父さん・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

曇り空を見上げるとポツリと雫が頬を伝う・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸軍の本部に到着するとあやめ姉さんが出迎えてくれるその姿はところどころ包帯を巻いている姿

 

簡単な挨拶をし・・・米田さんの所へ向かう・・・・

 

その道中、冷や汗をたらし敬礼するあやめ姉さん、自分は軍属ではないので会釈をする向こうも会釈で返してくれた

 

その人物は、金髪で自分より少し身長の高く・・・・見覚えのがあるも…・・・・・軍服を着た幼女だった。

 

その事があり放けてしまい、階級はちらっと見えただけだから断言はできないが准将の階級章に見えた

 

 

 

 

 

「あやめさん随分若い人もいるんですね・・・・」

 

「彼女は。【セレリーナ・リリィ・トーラス】准将よ・・・・若干5歳で士官入りし類まれた才気で10歳で准将になった方よ

 

別名盤上の妖精・・・・若すぎる年齢のせいで前線には出たことがないけどその指揮能力を米田隊長を凌ぐほどの逸材よ」

 

 

あの米田さんよりも・・・・か恐ろしい幼女も居たもんだ・・・・

 

ちなみにリリィ准将はイギリスで1,2を争う軍需産業を手にかける【トーラス社の社長令嬢でもあるそうだ・・・・】

 

トーラスって・・・・あの変態企業か??この時代にいるの??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを考えていると対降魔部隊の隊長室に着いた

 

3度ノックをすると短く「入れ」と聞き覚えのある声が廊下に響いた。

 

 

「米田隊長・・・・御二人をお連れしました」

 

「ウム・・・・・若菜さんそれに暁、遠くから本当に済ません・・・・本来なら俺が直々に侘びに行かなければいけないのに

 

戦後処理と軍内部のイザコザでここを動くことが出来ませんでした・・・・本当に・・・・」

 

 

 

あの米田さんが弱々しく見える当たり前だ部下が3人が居なくなっているのだ・・・・・

 

 

「米田さん頭を上げてください・・・・軍人の妻となった時から覚悟は、できていました・・・・・」

 

「コチラもそうです米田さん・・・・・最後の最後までウチのキチガイが迷惑を・・・・」

 

「二人共・・・・・っく」

 

 

 

 

 

米田さんがまた頭下げる・・・その時・・・・ポタ・・・・ポタ・・・・涙が落ちたふうに見えた

 

 

 

 

 

親父と一馬さんの最後は・・・・・・特攻に近かった

 

 

物量で負けていた陸軍は八神と真宮寺で保管していた【魔神器】をもって殲滅しようとした

 

しかし余りにも大きい反動で発動すれば命は、無いと・・・・・

 

それを聞いた親父は・・・・無断で【魔神器】を持ち出し一人でカタを付けるつもりだったようだが

 

一馬さんも同じ考えで結局・・・戦場につくまで、「俺がやる」だの「私がやる」だの言い争いを、していたそうだ・・・・

 

結局真宮寺さんが【剣】と【珠】親父が【鏡】を使うことに結果とし・・・・降魔は消滅

 

それと引き換えに一馬さんが逝きオヤジもその後に【魔神器】の光によって塵となって消えたそうだ・・・・

 

そう・・・・一馬さんと違い・・・親父の遺体この世の何処にもないあるのは、

 

 

 

 

オヤジの愛刀【大太刀「鉄華無名】

 

 

 

しかしあの立派な大太刀は、真ん中からへし折れていた

 

 

まるで主人と共に旅立ったかのように・・・・・

 

 

 

 

 

 

くそったれが!!!

 

 

 

 




シリアル?ギャグ?奴は当分来ない!!!
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