サクラ大戦~散らなき鉄の花~   作:斎藤一馬

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この回から最後までオリジナル要素を多くしていきます

理由は、のこってる敵がわりとパっとしないので(マテ)


第36話 ~散らなき鉄の花~①

一月の新たなる敵の出現からひと月が経ち、二月あれ以降『降魔』の散発てきな襲撃が有るものの

 

大規模な攻勢もなく、花組の面々も警戒をしつつも次の公演練習にも力を入れている。

 

 しかしとある人物だけ少し様子が変であったその人物とは・・・・

 

 

「風邪ね・・・・」

 

「風邪・・・・・ですか?」

 

了子が、カルテを見ながら藤枝あやめに告げる。

 

「今年は一段と寒さも厳しいし色々と心労がかかるで出来事が多かったしね」

 

「そう・・・でしょうか?」

 

「貴方も副指令という重い責任のかかるポジションだし、知らず知らずたまったのね」

 

「・・・・・」

 

「風邪薬と整腸剤を出しとくわ、風邪薬は漢方由来のモノだから体に負担が少ないわ

 

食後に各3回両方とも忘れずに飲みなさいね」

 

「了子博士ありがとうございます」

 

「ハイハイ~お大事にね」

 

 

 

パタン

 

 

 

 

あやめが医務室から出て行った後、了子は険しい顔をしながら電話を掛ける

 

 

 

 

 

 

 

「ん・・・・・解った・・・・・うん注意しとく・・・うんじゃあ後で」

 

 

 

チン

 

 

 

暁は、出先に急にかかってきた電話に対応して電話を切る。

 

 現在暁はラジヲ放送局に来ていた、どうして彼がここに居るかというのは、

 

リリィが布教していたCOCが色々な所で注目してしまい、とある放送作家に目にとまり

 

リリィとコネがあり尚且つ帝国歌劇団のスタッフの彼にCOCを題材としたラジヲドラマに

 

花組のメンバー・・・・マリアとカンナが抜擢されたのだった。

 

 別の放送局で人気の『少年レッド』に負けじとこの企画を立ち上げたらしい、しかし

 

COCは少年レッドとは違いダークな雰囲気のホラー作品がメイン客層は、

 

子供というより青年や大人向けであるので競う相手が違うようにも思う・・・・・

 

 

「確かにでもアタイは、ヒロイン役のマリアも見てみたいぜ」

 

「もぉ…からかわないでカンナ」

 

因みに、カンナ演じる主人公『網馬貞次』はしがない元刑事の探偵であり、

 

赤霧探偵事務所に席をおいている、そこで数々の怪奇な事件に巻き込まれていくのでる、

 

マリアの演じるのは『ナイア・カオスウォーカー』網馬が初めて怪異に巻き込まれる事件の

 

調査を依頼した謎多き美女である。

 

 

うん・・・・・網馬貞次(アーミテッジ)とナイア・カオスウォーカー(這い寄る混沌 ニャル)

 

 

これは酷い!!!

 

 

カンナはどうかは解らんけど・・・・マリアには直ぐばれる・・・

 

バレたあとが怖すぎる・・・・

 

このシナリオ作った奴は絶対SAN値ゼロが愉悦部だろ・・・

 

 

(微妙にマリアもノリノリだしなー)

 

今は、広告用の写真を撮るため、二人は衣装に着替えていた、

 

カンナは、明智探偵とは違い洋服だが絶妙にヨレヨレの背広に咥え煙草

 

いかにも疲れた探偵といった風貌で、マリアは黒い西洋ドレスに黒い帽子、

黒いベールに日傘顔は、薄いベール隠されているが星の様に明るい金髪が良く映えている、

 

この二人を並べると少々ミスマッチでは、あるがそれでもどこか『お似合い』にみえる。

 

 

「なーこの衣装もう少しラフにきていいか?」

 

カンナは首元のネクタイを緩めながら第一ボタンをはずしながら言うと、スタッフさんが

 

にこやかに了承していた。

 

「どう?ドレスの着心地は?」

 

「フフフ・・・・あまり着慣れてないけど・・・とてもいいわ」

 

「なんか凄く新鮮でいいかも・・・・こんど帝劇でもドレスきれる役やってみたら?」

 

「そ・・・・それはちょっと///」

 

「「ニヤニヤ(・∀・)」」

 

「ちょ!二人とも!!」

 

そんな楽し気な雰囲気で撮影と録音が開始した。

 

 

 

 

 

「さて・・・・どうすっか」

 

 

 

 

 

 

暁は、電話の相手・・・・了子からの報告に頭を悩ます

 

 

 

『暁・・・・悪い知らせよ』

 

『なに?・・・・・敵?』

 

『そうじゃないわ・・・・今あやめが体調不良で診察しに来たのよ」

 

『それで?』

 

『結論から言うわ・・・・彼女の霊力が変質してる』

 

『変質?』

 

『えぇ…原因は不明だけど、日に日に霊力が妖力に変質してる』

 

『治療法は?』

 

『残念だけど原因が解らないことには無理ね、今は風邪薬と

 

偽って抑制剤を処方したわ』

 

『抑制剤?』

 

『えぇ・・・抑制剤といっても霊力の質を活性化して変質した妖力を対消滅させて

 

抑制する薬よ・・・でもクスリに耐性が付くと効果も落ちる」

 

『いつから変質を?』

 

『恐らく一月頃ね』

 

『降魔が出始めたころか』

 

『恐らく・・・・』

 

『このまま変質して霊力は完全に妖力になったら?』

 

『・・・・・人には戻れないでしょうね』

 

 

ザワ・・・・・・・

 

 

あやめが人間じゃなくなる・・・・・

 

小さい頃から何かとよくしてくれた姉が…化け物に

 

 

 

 

 

バケモノ

 

 

 

『アカツキ?大丈夫?』

 

『・・・・あぁ大丈夫、この事は?』

 

『米田指令には報告する予定よ、それ以外は指令に丸投げね』

 

『リリィには?』

 

『報告済み・・・・リリィ的には何とかしたいみたいだけど』

 

『だけど?・・・・・』

 

『・・・・彼女曰く魂レベルの話らしくてね』

 

『・・・・そっか』

 

リリィは、神様であるがそこまで高位の存在ではなく尚且つ此方に現界するため

 

力の大半が使えないときている・・・・

 

『今回の事は奴らと関係ないって事はないでしょうね・・・暁も気を付けてね』

 

『・・・・・解った注意しとくじゃあまた後で』

 

 

 

 

 

 

「あーしんど・・・・」

 

外を見るとすでに暗くボンヤリと月が見えるしかし・・・・その色が幽かに紅を帯びていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー次の日食堂にてーーー

 

 

 

「暁君!!デート行きましょ!!!!」

 

 

抑制剤ではなくなんか別のヤクをキめてるんじゃないかと思うほどの

 

テンションが振り切れた藤枝あやめがそんなことを言い出した。

 

 

「・・・・・・あやめさん?」

 

「なーに暁君?」

 

「仕事は?てかテンション高すぎない?」

 

「フフフそれがね今朝支配人が、私の体調に気を使ってくださって今日は非番になったのよ

 

それで部屋で、過ごすのも何だから一緒に出掛けようかなって、最近ゆっくり二人で居るって事

 

なかったでしょ?」

 

まぁ何時もは、キチロリとかすみれ・・・または、白愛がいるからな‥‥そういえば

 

今日はまだ二人を見ていないな・・・・

 

「アイリスとすみれは『まだ眠ってるわ』心配いらないわよ」

 

一体どうんな手を使って眠らせたのやら・・・・生きてるよな?

 

 

「てか…体調いいの?風邪なんでしょ?」

 

「それが・・・・・えぇクスリをのんで一晩ぐっすり眠ったらよくなったわ」

 

少し言いよどむとこに不信感が過るもいつもよりテンションを高い以外、何時ものあやめだ、

 

 

「まぁ・・・いいけど、どこ行くの?」

 

「久しぶりに仕事抜きで活動写真でも行きましょう・・・その後は、町を散策しましょう」

 

「解ったよホールに何時に行けばいい?」

 

現在時刻は7時前で、暁以外には、カンナ、大神、マリア、さくらがいる、

 

アイリス、すみれは除外して紅蘭は、現在自室で夜通し発明をしておりハイになっているが

 

ボチボチ、リリィが持ち込んだ魔剤(エネドリ)をキめて降りてくるだろう・・・

 

 

「そうね・・・早すぎても向こうで待つことになるかもしれないけど

 

9時にしましょう、『面倒』なのはその頃ならまだ起きてこないし」

 

ホンマに生きてるよね??あやめ姉さん・・・・

 

「・・・・・さっさと準備するか、厄介なのが起きてくる前に」

 

いまもぐっすり眠ってる二人を心配しつつ手早く朝食を食べて自室に戻る・・・・・・

 

長い一日がこれから始まる

 




投稿して重大なミスをかましてるのに気が付き
修正・・・・なんであんなミスを?

クトゥルフの呼び声のラジオドラマが帝都に放送される


カンナが発狂するシーンはあるのか?
そしてヒロイン(邪神)マリアの活躍は?
そしてマリアにケジメ案件なシナリオスタッフ
生き残れるのか?
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