IS×ウルトラマン 無限の中の光の希望   作:汰灘 勇一

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第二話「登場、光の戦士」

M78星雲ウルトラの国

 

「親父、俺に用って何だ」

 

 俺、ウルトラマンゼロは親父に呼ばれウルトラの国に戻ってきた。

 

「ああ、ゼロ、お前、地球に行かないか」

 

「地球に?」

 

 地球とは親父や先輩達が守ってきた星だ。

 

「ああ、お前もそろそろ地球に行って経験を積んだ方がいいだろう」

 

「わーったよ。行けばいいんだろ?」

 

 俺はトゥインクルウェイを使い、移動した。

 

 

「……メビウス」

 

「何ですか、セブン兄さん」

 

「お前に頼みたいことがある」

 

 

 

一夏SIDE

 

「っ、ここは?」

 

 気がつくと俺は見知らぬ空間にいた。確か、俺は箒をかばって……。

 

「よう、気がついたか」

 

「っ!」

 

 声が聞こえて起き上がると、目の前に目つきが悪く上半身が青、下半身が赤。頭にはブーメランを付けた巨人が……

 

「俺の名はゼロ。ウルトラマンゼロだ」

 

「ウルトラマン!? ティガやダイナのような?」

 

「お前、ダイナのことを知ってるのか?」

 

 ウルトラマンと聞いて驚いた俺に対してゼロも驚く。

 

「ウルトラマンが何で俺に?」

 

「ああ、俺はお前の勇気に感動したんだ。自分の命を省みず、仲間を救う。お前の勇気を認めるぜ。どうだ、俺と一体化して一緒に戦わないか?」

 

「お前と一体化?」

 

 ええと、俺にウルトラマンになれっていうことか?

 

「ああ、一緒に地球を救わないか?」

 

「ああ! 俺はお前と一緒に地球を守る!」

 

「決まりだな! いやあ、話が早くて助かるぜ! 前、一体化したやつは最初はウルトラマンになることを拒否してたからな」

 

 何があったんだ?

 

「俺の名は一夏。織斑一夏だ。よろしくな、ゼロ!」

 

「ああ、あいつらを倒そうぜ一夏!」

 

 すると、ゼロは光だし、ゴーグル状になった。

 

「これで俺に変身だ!」

 

「ああ」

 

 俺はゴーグルを手に取り、装着した。

 

「「デュアッ!」」

 

 俺は光に包まれ、若き最強の戦士、ウルトラマンゼロに変身した。

 

 

 

箒SIDE

 

「一夏!」

 

 一夏は私をかばって……くそっ!

 

 すると、一夏のガッツウィングは光に包まれ、そして、その光は青と赤の巨人へと姿を変えた。

 

 

一夏SIDE

 

 俺はウルトラマンゼロへと変身した。すげえ!

 

「すげえぜ、ゼロ!」

 

『まあな……って俺の体が奪われた!?』

 

「俺のビッグバンが吹き荒れるぜ!! うおおおっ!」

 

 俺はゴルバに向かって走り出す。

 

『ちょ、ちょっと待て一夏!』

 

「せやっ!」

 

 俺はラリアットの要領でゴルバ二体を倒した。

 

「「「「「キシャアアン!」」」」」

 

 倒れたゴルバを除いた三体は空へと飛んだ。よし、俺もタイプチェンジして……。

 

 俺は腕を額でクロスしてタイプチェンジしようとした。だけど、何も起きない。

 

「なっ!? タイプチェンジ出来ねえのか!?」

 

『いや、出来るけどそんな方法じゃ……』

 

「仕方ねえな……」

 

 俺は空を飛び、ゴルバを追いかける。ゴルバは俺に向けて火炎弾を放つが、俺は片手で払う。そして、頭のゼロスラッガーを放つ。

 

 ゴルバは真っ二つになり、爆発した。あと一体か……っ!

 

 空を飛んでいた残りのゴルバは箒に向けて火炎弾を放つ。

 

「っ!」

 

「箒!」

 

 俺は箒の名前を叫んで俺は火炎弾を防ぐ。(俺の声は聞こえない……はず)

 

「い、一夏……?」

 

「てめえ、よくも箒を……許さねえ!!」

 

 俺は右足に全エネルギーを込めて飛び膝けりを放つ。ゴルバの頭に蹴りは当たり、そのまま地面まで一直線。俺は途中で地面に着地した。

 

「しゃあっ!」

 

『……すげえな、ここまで俺の力を使いこなすなんて……』

 

 俺とゼロは敵を倒して油断していた。

 

「「キシャオオン!!」」

 

 ラリアットを当てたゴルバが起き出してフェニックスネストに火炎弾を放つ。

 

「っ! まだいたのかよ!」

 

 俺は慌てて走り出す。だめだ! 間に合わない。

 

 あきらめかけたその時、空から一筋の光が現れ、火炎弾を防いだ。な、何が起こってるんだ。

 

 光が消えるとそこには無限の戦士、ウルトラマンメビウスがいた。

 

『メビウス!?』

 

「「「ミライ?!」」」

 

『おい、何でメビウスがいるんだよ!』

 

 俺(ゼロ)はメビウスのそばに来て理由を聞いた。

 

「ちょっとセブン兄さんに頼まれてね。ゼロ一人では心配だからお前がフォローしてくれってね」

 

『親父……』

 

「それにしても驚いたよ。まさか、ゼロが自分の体を乗っ取られるなんて」

 

『うるせえ! さっさとあいつを倒すぞ!』

 

「はいはい」

 

 メビウスは両手を十時に組む。俺は腕をL字にする。

 

「テアッ!」

 

「デュアッ!」

 

 メビウスはメビュームシュート、俺はゼロワイドショットを放つ。ゴルバは真っ正面から光線を受けて爆発する。

 

「「デュアッ!!」」

 

 俺とメビウスは空へ飛んだ。

 

 

「ふう、何とか勝てたな」

 

 俺は変身を解いて地面に座り込んだ。(ガッツウィングは少し壊れたけど、何とか無事)

 

「まさか、俺がウルトラマンになるとはな……」

 

 俺は左腕のブレスレットを見た。変身を解いたらいつの間にか付いていた。

 

「一夏!」

 

「うん? 箒? っ!」

 

 箒の声が聞こえて振り返ると、いきなり抱きつかれた。なっ!

 

「すまない私のせいでお前が危険な目に……」

 

「箒、俺は大丈夫だから……」

 

 危ない。箒のある部分がものすごく当たってる。このままだと理性が……。

 

「そ、そうか。一夏」

 

「なんだ、箒」

 

「あのウルトラマンは一夏か?」

 

「ぶっ!」

 

 ばれていた。

 

「な、何でそんなことを言うんだ?」

 

「いや、あのウルトラマンは私をかばってくれた。その時、一夏と重なって……」

 

『……お前の彼女、すげえ鋭いな一夏』

 

「っ! 誰だ!?」

 

 ブレスレットになっていたゼロがしゃべり出した。それに驚く箒。

 

「ゼロ、いいのかばれちまって」

 

『別にいいさ。箒、俺の名はゼロ。よろしくな』

 

「ああ、って、彼女ってどういうことだ?」

 

『一夏と一体かして分かったんだが、どうやら、一夏は……』

 

「だああっ!余計なことを言うな!」

 

 俺は慌ててゼロの口(?)をふさぐ。

 

「ははっ、君の変身者は愉快なひとだね」

 

「っ! 誰だ」

 

 振り返るとそこにはガイズの制服を着た若い男の人がいた。

 

「僕はヒビノ・ミライ。ウルトラマンメビウスだよ」

 

「「ええっ!?」」

 

 俺は驚いたこの人がメビウス!?

 

『ああ、そうだ。こいつが何十年も前に地球を守ったウルトラマンだ』

 

「ねえ、聞いていいかい? 何でフェニックスネストがあるの? 取り壊されたはずじゃ……」

 

 メビウス……もとい、ミライが何かを聞こうとしたその時、

 

「へえ、君たちがウルトラマンなんだ」

 

 とても懐かしい声が聞こえた。

 

 




今回はゼロとメビウスが登場しました。

次回はネオガッツの隊長が登場します。隊長さんはみんなが知ってるあの人!
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