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第零話 「死は唐突にやってくるもの」
――――とある島国の首都。
僕は、都内にすむ高校生。もう今年で2年目だ。僕はこう考える。今の世界は平和で戦争を放棄し経済力や価値のあるものを作り出すことによって競い合い、その国の中で特技や実技を育てて競い合い成長していく。しかし、その才能に恵まれ無かった者は何をしたらいいのかと。
中には、そんなモノは自分で見つけ開花させるんだという者もいるが、それはその人がなにかしらの形で成功しているからこそ出てくる言葉に他ならない―――と。
この世は、恐ろしく理不尽で退屈で汚い世界であると僕は思う。強者が上でふんぞり返り、弱者が虐げられるという構図は、戦争が終ろうとも終わらない。なぜなら、それは人が他の者の上に立ちたいと願うからだ。その結果、弱者は虐げられ続け這い上がることができないのだ―――――――――――
♪~ ♪~ ♪~
♪~ ~♪~♪~ ~
今日も目覚ましの音楽が僕をたたき起こす。ずっと寝ていたいのにとも思ってしまう。朝は嫌いだ。憂鬱な気分になる。だけど今から行かなければならない学校はもっと嫌いだった。中学校まではとても楽しかった。けれど高校は地獄だった。けれど今はとても平和的な日々を送れている。以前はいじめられっ子だった僕だが、以前横断歩道で轢かれそうになっていたいじめっ子を助けたら、お礼を言われいじめられることが無くなったのだ。当初は不思議に思っていたが付近にいた人たちに「認められたんだよいじめっ子に。」と教えてもらったことで理解した。そういえば僕がいじめられるときにいつも言われていたのは、度胸が足りないから俺が練習相手になってやるよ。だったし、あの時の判断は正しかったんだな。と今でも実感する。
「お?ようやく登校してきたか…。ったく、おせーよ、遅刻しちまうぞ?」
「あはは、ごめん。今日はちょっと朝起きるのが辛くてさ。」
「ん?体調でもわりーのか?」
「いやそういう事じゃなくて、単にダルくてさ。」
「あ~あるあるだよな。」
それに今ではそのいじめられっ子と普通に会話するくらいまで、仲良くなったおかげか、僕をいじめっ子と一緒にいじめてきたその取り巻き達からはなぜか敬語で話しかけられるほどになっている…。
そして、最近はいじめっ子だった彼から直々に、敵に襲われた時の対処法を習っている。その練習を持ち掛けられた時の「対処法を教えてやるよ。俺みたいなやつから身を守る方法をな。」にはさすがに笑ってしまった。そんなこともあってか最近は毎日が楽しい。ようやく高校生活が充実してきた。って感じ。
「そういえばさ、こないだ一年部の男子が車にひかれて死んだんだろ?あれ悲惨だよな~。」
「だよね。噂だとその男のものすごくまじめな子だったらしいし、成績もよかったらしくて、学校の先生たちも相当落ちこんでたよ。」
「にしてもホントドンマイだよな。まさか偶然持病で意識を失った運転手が車で突っ込んでくるとか。」
「―ッ!」
「ん?どうした?」
「え?あ、いや何でもないよ。」
「そうか、ならいいけどな。」
なんだろう?今一瞬ものすごい頭痛がしたような気がしたんだけどな…。
キーン コーン カーン コーン
「ようやく昼か~。ったく、ほんと英語の授業つまんねーわー。暇すぎ、英語なんて将来使わねーだろ。」
「将来は使うかもしれないけど、確かにあの先生の授業はつまんないよね。」
「だよなー。お前ならやっぱり分かってくれると思ったよ。」
「何言ってんのさw」
「別にいいだろwそれよりさ、一緒にコンビニに昼食買いにいこーぜー。」
「あ、うん。ごめん、僕先にトイレ行ってくるから、行ってて。」
「おっけー。」
――――ふぅースッキリした。よし、急いで追いかけよう。最近は以前に比べても格段と幸せだ。ようやく手に入れた幸せを手放さないよう頑張ろう。この充実感に満ち足りた日々を捨てたくは無いからな。っても、手放す方法なんていくらもないか。死ぬか裏切るかだしな。
「お、見えてきた。」
ようやく追いついてきたか。にしても今更だけど昼食買いに行くのっていいのかな?確か校則には昼食を購入する場合購買されている物のみって書いてあっ
「おい――――!横見ろって!そこにいると死ぬぞ!?早く横断歩道を―――――――」
「え?なn―――」
ドゴッ!
その瞬間、僕の前身はとんでもなく強力な衝撃に見舞われた。しかし、横断歩道で何かに思い切り衝突したのならば結果は見えている。はっきり言ってしまえば気が付くのが遅すぎたのだ。
ものすごい質量体の何かがぶつかってきたのは分かる。視界がぐらぐらする。頭でも強打したのかな?なんだか意識が不あんてぃに――――――
そこで僕の意識は暗転した。
そして一瞬の意識の明転
――――――あ……れ…?一体…な………に…が―――――
何かを思考する間もなく、僕の意識は再び暗転する――――――。
そして意識が戻る頃の彼の目の前には意識を失う前とはうって変わった信じ難い景色が広がっていたのだった―――――――。
次回はもっと内容増やせるように頑張りますね。