人理を照らす、開闢の星

狂化と狂化と狂化が合わさり最強に見える

オルミーヌ「えー、この度コラボしましたドリフターズメンバー、知らない人が多かったのでざっと紹介を･･･そうですよね、何年前の作品だって話ですもんね･･･」

ノッブ【もうガンダムダブルオーが十年前の作品なんじゃ･･･作者はカルチャーショックで死にかけとった！】

「あー･･･で、ではこれだけは抑えといてほしいというものだけを！どうぞ！」

世界観

ドワーフやエルフといったファンタジー世界を舞台に各時代の武将や偉人が殴り込みおおあばれの大合戦！ヒラコーが考えた聖杯戦争で大体合ってる！

漂流物(ドリフターズ)

生死不明、或いは行方不明で顛末がよく解らない人達が異世界に紛れ込んだ場合の名称！時代の垣根を越えてイカレにキチ○イ大集合！

島津豊久

島津の退き口の捨てがまりにて死に損ない漂流！

島津が生んだ殺人マッシーン。薩人マシーン。
首を狩れれば後はどーでもいいごようす。
ヒマさえあれば肝練りじゃ！
ふと目を離せば捨てがまりじゃ！
生きてるだけでラッキーな 人生葉っぱ隊！

織田信長

本能寺で死に損ない漂流！


織田家が生んだ焼きうちマッシーン！
なんかあるとすぐあつもりとかダンスするダンスマニア！
子孫も氷の上でおどりまくってるので、たぶん生来のダンス甲子園一族！
ピロリンキューみたいなもん！
放火魔！

那須与一

なんかいつの間にか漂流！

なす家が生んだゴルゴ13！
後ろに立った奴はチョップで殺害！
後ろに立たなくてもチョップ以外で殺害！
舟の上でおうぎを立てたらおうぎもおうぎ以外も全員殺害！
百発百中！ズキュンバキューン！

～

オルミーヌ「敵は死んで甦った廃棄物と呼ばれる存在なんですが･･･説明いります？」

ノッブ【よし！ドリフターズ読むかの！】

「ですよねー！皆様、面白いので興味があれば是非！」

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【さぁて、それでは肩慣らし代わりに神様っぽい戦国武将ムーヴするかのー。最初の目的地！それはズバリ加賀国！！今っぽく言うと石川県んとこのチビノブ一揆集の救済と登用、国土ゲッツじゃ！！】

何処攻めようか会議していく中、わしらそう言えば全然兵おらんくない？戦いは数じゃよ先輩！じゃあ一番楽なとこ攻めるとするかの！な感じで決まった一揆鎮圧の侵攻。弱きを助け強きを挫く戦いが一番本気出せそうじゃよね！と全員でドリフターズを読みながら会議していたところの鶴の一声にて決まり、一同は頷き同意を示す。

「姫様もきっと喜ぶだろうなぁ･･･！絶対助けてあげようね、皆！」

「チビノブ、マイフレンド！私達も楽園にて御世話になっておりますし、見捨てはしませんとも！」

楽園のスタッフ、そしてエアの義勇兵として奮闘しているチビノブ達。世の不満を懐き暴走していると言うのなら、義によって鎮圧するは大いに意味がある。リッカと沖田さんが燃え、土方が沢庵茶漬けをかっこんでいるところ、景虎と桐之助が手を上げる。

「その前に一つ一つ疑問を宜しいでしょうか？」

「お応えしましょう。作戦方針の確認ですかな？」

「いや何、簡単な話ですよ明智殿。･･･──ちびノブとはどんな生物なのでしょう？」

『･･････そう言えばそうよね･･･』

【今更かー。でもそうじゃよなー。わしも良くわからんしなー。プレシャスを理解できる存在っちゅーのは解っとるがの！どうなんじゃソロマニ先生！】

『えぇ？此処でボクに振るのぉ？全能の叡智ってこんな与太話カバーしてるかなぁ･･･──あ！あったあった！とりあえず図解ね！はいこれ！』

ででん、とモニター画面に映された、ちびノブの図解。なんとも言えないユルいタッチにて描かれたちびノブと、各部位の説明が仮面ライダー大百科みたいなノリで書き込まれている。

『まずちびノブヘアー。とてつもなくシルキー&キューティクル。ちびノブ帽子。もしかしたらこっちが本体なんじゃないのかな？ちびノブアイ。この世の諸行、そして取得されない有給休暇を憂いているみたいだ。ちびノブマウス。色んな声を発するみたいだけど、声質自体はどれも異常にハイクオリティ！ちびノブボディ。ダイナマイツ寸胴！一般的に聖杯の暴走により生まれた、信長くんの潜在意識の具現化と言われていて、雰囲気で自己増殖、自己再生、自己進化などして、戦闘力は並のサーヴァントが若干面倒臭くなるレベルなんだってさ。レオナルド、君の主観はどうだい？』

『謎のナマモノ判定でいいでしょー。あんまり深く考えたくないし考えたら飲み込まれてもおかしくないからかな？』

『以上！我々楽園カルデアからの見解でした！まー楽園のちびノブ達は働き者で虹色に光ってるのが特徴かな？』

『･･･ねぇ所長。副所長からの観点なんだけどね？智恵の覇者ソロモンに何を説明させているのかな私達は』

『深く考えてはダメよ副所長、珈琲に合うトーストを焼いてください。パワーアップするなら･･･ウルトラよね･･･』

説明フェイズ終了。もたらされた情報に景虎、笑顔で首を捻る。全くピンと来ていない様子だ。是非もない、それがぐだぐだというものである。

「成る程、UMAに通ずるものだとよく理解できた。しかしそんな彼等が何故一国を有しているんだい？」

「調べはついております。ちびノブ達は各地の信長の元で働いていた様ですが･･･待遇への不満、キャリアアップ、社会の闇、闇のオーラに呑まれるなどの理由で信長の元を離れ、やがて加賀国へと集まり、ちびノブ達のちびノブ達によるちびノブ達の為の国を建国したとの事です」

【妙に上昇志向あるんじゃよねあいつら。まぁ要するにブラック企業に音を上げた奴等、楽園越後の環境を知らせればあっという間に鞍替えするというものじゃ！間違いない！楽市楽座建築足掛かりの為の労働力に宛てるとするかの！】

「また謀反･･･いえ、一揆されるのも厄介ですし、年貢は怠惰防止の最低限、１日三食白米付けの条件で懐柔すると致しましょう。それでは早速攻略のメンバーですが･･･」

「よっしゃ、俺に任せろリッ殿様よぉ！全員まとめて根絶やしにしてやっからよ！あ、全員はまじーのか！じゃあ見ててくれや、誰を殺して良くて誰を殺しちゃいけねーのかよくわかんねーんだわ！」

高々と手を上げる森君。それにリッカは頷き立候補を行う。そもそもリッカは各地に駆け巡る為の名代にしてマスターであるが故に。

「それでは新撰組もリッカちゃんの護衛に参ります！義による戦いなんて珍しいですし！ね、土方さん！」

「ん、おぉ。確か石川県は沢庵の名産品だったな。いい判断じゃねーか、付き合ってやるぜ」

【おぬし沢庵になると物分かり良すぎじゃのぅwよーし解った！ならばリッカ先輩、弱小人切りサークル、並びに勝蔵！無事に一揆を鎮圧して参れ！わしは通信で見守りつつ、三国威圧しとるからの！何かあったらオーダーチェンジで呼んでくれて構わんからネ！】

方針決定。何はともあれ義は通す。一揆の民を満たしてやれるはただ一国、越後！まぁ当然ですがといいつつ参加する景虎と桐之助、マシュも準備を始める中、作戦準備中に通信が開く。

『あ、そう言えばリッカ君！いよいよ彼が目覚めたらしいよ！楽園だといつも眠ってて、あまりの言語の難解さに出番を見極められてた彼が！』

「え！？もしかして･･･！？」

『あぁ、ギルガメタブレットに翻訳アプリをインストールしたから意思疏通は可能だと思うよ！おーい、とよ君！とよくーん！』

『おぉよ、おいん出番か！なら任せとけ、いっばん槍はおいが引き受けっ！元々、おいはそれしか知らんでな！』

高らかに名を上げる、薩摩の殺人マシーンこと豊久。以蔵さんを遥かに越える方言の難易度に封印されていたが、この度薩摩弁翻訳アプリの導入により楽園より覚醒させる事が可能になったのだ。

「え──えぇえぇえ！？いたんですかお豊さん！？」

ちなみに、初のNG召喚らへんからいる古参である。薩摩弁があまりにもネックだったのだ。

『んん？いたんかわい。まぁ細け事はようわからん。おいにしきったぁただ、走っことだけよ！』

「なんだてめぇ、よくわかんねぇ事ぐちゃぐちゃ言いやがって！俺の邪魔してみやがれ、てめぇからブッ殺すぞ！」

『あん？吼ゆっだけならだいでも出来っ。武勲は口じゃなくて脚で取っもん、刃で獲っもんじゃ。吼ゆっだけとは女々しか餓鬼じゃな』

「おい、行くなら行くでさっさと支度しろ！纏めて叩っ斬られてぇのか！！」

「あの、その、あのですねリッカさん、新入りが差し出がましいとは思うのですが･･･彼らせめて一人だけにしませんか！？」

「バーサーカーが三人･･･来るようだリッカ君！」

「心配ありません、オルミーヌさんに桐之助さん！リッカ先輩はバーサーカー三人を問題なく使役できる魔力とコミュニケーション力を持つ･･･グランドマスターなのですから！」

「ま、まぁそれほどでもあるぅ･･･あるのかなぁ？でも流石に鬼武蔵、新撰組、日本最強の戦闘民族は･･･じじ、自信が無いかなぁ･･･」

「はっ！？この面子ではこの沖田さんがヒロインなのでは！？お任せくださいリッカさん！漫画に続いて此方でも大勝利して見せますとも～！」

「リッカさん、確か脚に当たるものが不在だとか。乗ります？月毛。私の愛馬ですが！」

「ホント！？乗る～！」

「マスター！？」

【まぁリッカ先輩なら大丈夫じゃろ！よーし、それでは一揆鎮圧戦開始じゃ！戦の始まりの号令をせよカッツ！】

「戦開始ぃいぃいぃ！！」

男子三日逢わざれば刮目してみよ。三人集まれば文殊の知恵。それがバーサーカーであったなら･･･？結果は、明日の更新で！

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加賀国・集落

僧兵？「さぁこのように邪悪な生物はかの魔王に通ずる邪悪な存在。『摩玖主(まくず)教』の元に駆除してしまいなさい」

「「「ノブァー！？」」」

魔導僧兵『これより未確認生命体の捕獲を開始。抵抗するもの、排除せよ』

「「「「ノッブ！？ノブブブァー！？」」」」

「不浄なるものども、我が神の威光に平伏しなさい！」

懸命に生きてきたちびノブ、その集落が無慈悲に薙ぎ払われ焼き尽くされる。戦国の諸行無常。弱きものはひたすらに虐げられる。其処に救いはありはしない。

「「「ノーブブ！ノブブブァー･･･！」」」

慈悲を求めようと無駄な事、その声を聞き届けるものは───否。

「ふん、言葉も解せぬくせに慈悲を求めるとは片腹痛い。さっさと始末して──げはぁっ！？」

「「「ノブ！？」」」

瞬間、僧兵の体が裂け首が飛ぶ。──いる、確かにいる。弱きを助け強きを挫くヒーローはいる！

森君「うひゃははははははは！！戦場で丸腰とは死にてーんだよな！言うとおりにしてやったぜぇ！どーよリッ殿様よぉ！こいつが一番槍ならぬ一番首よぉ！！」

土方「オラァアァアァアァアァア！！！！」

『『『『！！？』』』』

「此処は新撰組が陣取った──！！てめぇら、生きて帰れると思うなよ！！」

僧兵「な、なんですこの方々は、私達は害を為すこのおかしな生き物を排除に･･･ひぃ！？」

お豊「なぁお前──大将首だ、大将首だろお前ェ！！置いてけ、首！置いてけェ！！」

「ひ、ひぃいぃいぃい！！」

「解んねぇよぉ、ひぃひぃ泣いてるだけじゃ何も解んねぇよ･･･！日ノ本の言葉喋れよぉ！！喋らんのならぁ、死ねよぉ！！」

「げぶぁあ！！」

「マスタぁ！！指示ばくれ、女子供なぶりよる『いかれ』に容赦はいらん！撫で切りぞ、根切ぞ──生臭坊主は皆殺しじゃ！！」

リッカ【うぅん、血なまぐさあぃ！】


僕達には、ヒーローがいる！！