ネモ「・・・解った。行ってらっしゃい。待っているよ。さて・・・」
マリーンズ「「「「はやくはやくー!」」」」
エンジン「さっさと把握させてくれ!ダラダラすんない!」
プロフェッサー「ワクワクですねー、ドキドキですねー」
ベーカリー「進水式の料理、オーケーです♪」
ナース「鎮痛剤、安定剤も大丈夫です!」
ネモ「よし・・・各員、新しい持ち場につけ!御機嫌王が託してくれた船、なんとしても乗りこなすぞ!」
「「「「わぁーい!!」」」」
ネモ「御機嫌はまた改築か・・・マグロの様に忙しない王様なんだね、彼・・・」
アトランティス・ボーダー~大艦橋~
ネモ・キャプテン「海神ポセイドンの神体を確保し、利用し、問答無用で船にする。・・・ギルガメッシュ王にしかできない、まさに神をも恐れぬ事業だ。クジラよりも大きく、シャチよりも獰猛な偉業だよ、本当に」
イアソン「痛快だろう!散々俺達を翻弄し弄んだ神を物理的に乗りこなしてやる日が今来たわけだ!こいつぁ傑作だ、ポセイドンといやぁ、リッカらに聞かせられないレコードホルダー!こうして乗られるとは夢にも思うまい!わっはっはっは!旅の甲斐があったってぇわけだなァ!なぁヘラクレス!」
ヘラクレス「残念でもないし当然。ギルガメッシュよくやってくれた」
オリオン「一応なー、ネモや俺の父ちゃんなんだがなー。フルスクラッチ改造されても全然胸が痛まないんだこれが」
アルテミス「人格は?壊し終わった?去勢は?オッケーなら大丈夫!存分にリッカとダーリンを乗せて走ってねポセイドーン!」
オリオン「そんなにと思う?これでもまだかって辺りが実にポセイドンなんだわ・・・」
シオン「ではキャプテン、進水式の前に機能把握終わらせちゃいますか!」
ネモ「勿論だ。・・・神そのものな巨体の船を解析しきれるかどうかは解らないけど・・・所長の珈琲と、副所長のカルボナーラを食べながらね」
~神体内通路~
ネモ・マリーン「うわぁすごーい!」「光の通路だ!」「ワープゲートもある!」「大きいぞ!どこからどこまでが歩けるのかな!」「倉庫はどこだ~!」
イニス「此処が・・・海神の身体の中・・・」
((((むっ、あれはカイニス・・・じゃないや、イニス!))))
「・・・マスターも今、死地にて頑張っている。なら私がどうして、苦手なものを忌避していられましょうか。あの人に、私の過去にて無用な心配をかけさせぬよう克服しなくちゃ・・・!」
(((((改めて思う!誰だあなたは~!)))))
(もっとガサツ!)(もっと声大きい!)(掃除しない!)(誰かの心配なんてしない!)(槍持って・・・)
「よし、まずは、そ、掃除から・・・!」
「「「「一緒にやろ~!!」」」」
「ひゃあぁあぁ!?」
~医務室~
ナイチンゲール「こちらがあなたの、我々の船内拠点となります。艦内という密閉、閉鎖された空間の中ではメンタル、フィジカルのケアは必須事項。我々が命綱であり希望である自負を持ち、指示に従わぬ船員を殺してでも救う決意を持ちます。よろしいですね?」
ナース「な、治す前に殺してはならないのではないのでしょうか?」
アスクレピオス「何、いずれ死ぬかいま死ぬかだ。医師の言うことを聞かない患者はな。ならさっさと魚の餌にするのもリソースの削減になる。治る気がない患者は邪魔なだけだからな」
ナイチンゲール「何か、問題が?」
ナース「あ、あはははは・・・」
オールマイト「私がぁあ~!機材搬入をしに来た!!」
トキ「ありがとう、トシノリ君。身体の経過は大丈夫そうだ」
オールマイト「みなぎっていますよ、力がね!いやぁ、こういった慈善こそヒーローの原点!喜びは雑務ですなはっはっはっはっ!」
アスクレピオス「よし、では僕はキリシュタリアの経過観察に戻る。アイリスと交代もしてやらなくては」
ナース(・・・この濃い面子でやっていけるかしら、私・・・)
~購買・レストラン~
ベーカリー「深海や船旅では料理が大きな娯楽だもの、責任はとても重大よ。味見、よろしくお願いね?ピンクのあなた」
カービィ「ポヨイ!」
ヒロインXX「彼はとてもグルメなので御安心を!そして私も何を隠そうグルメレビュアー!情報拡散、リピーター荒稼ぎに一役買います!疲れきったOLは、秘密のグルメが趣味なところもありますので!」
ランサーアルトリアオルタ「ジャンクなフードも、置くべきかと」
アルトリアオルタ「娯楽ならば外せぬからな。身体に悪ければ悪いほどいい。期待している」
騎士王「・・・て、適宜配備スタッフは相談と言うことで。時に、ジャパニーズ・スシを最新鮮度で味わえたりなどもできたりしますでしょうか・・・?」
ヒロインX「甲板でご飯・・・いえ水族館を見ながら食べるのも捨てがたい・・・外さないシチュエーションというものは難しいです・・・」
~動力機関~
ネモ・エンジン「エンジンの見方も全然違うなこりゃぁ。なんだいこりゃ、グラフを見ろって?コンソール・・・こんなんでいいのかこりゃあ?」
ダ・ヴィンチちゃん「神脈霊子とナノマシン配合で産み出されるエネルギーだからねぇ。前時代的な燃料、廃棄物なんてものは無いのさ!マルドゥーク神に並ぶ、なんで動いてるのか解らないオーパーツ!それがこのアトランティス・ボーダー!私が動力機関なんてむさいイメージの場所に」
ネモ・エンジン「おうおうおうむさいとはどういう了見だ姉ちゃん!煙臭くてもやかましくても暴れだしても責任持って面倒みなきゃダメな動力機関!船の心臓舐めんじゃねぇや!」
ダ・ヴィンチちゃん「うわちゃぁ~、地雷踏んじゃったかなぁ・・・?」
温羅「わはは、アレだな!バカとアレは紙一重だ!こいつぁエンジンちゃんのお説教コースだな、天才さんよ!」
ダ・ヴィンチちゃん「天才ダ・ヴィンチちゃん、一生の不覚・・・!」
~作戦指令室~
プロフェッサー「はいはいここが指令室ー。皆の命運を左右し決定する要の場所ー。エンジンには黙っていてね要って発言ー。割れますから意見ー」
ゴルドルフ「所長や私が安らげるようなシックでモダンなノスタルジー溢れる空間じゃないか、良いよ良いよ非常に良いよ君たちィ。神様に罰当たりもいいとこだけどそこには触れないでおくからね本当・・・」
オルガマリー「この船の内部で、キャプテンの発言力は私以上、御機嫌王に通ずる発言権を持つことを許可します。船の内部は絶対規律。それで構わないかしら」
プロフェッサー「非常に助かりますー。具体的にテンション上がるくらい助かりますー。キャプテンからも何か伝えてはー」
キャプテン『寛大な処置に感謝する。船において、キャプテンが絶対でなくては意味がない。例え元帥でも必要とあらば下ろせる権限が無ければ、待っているのは反乱からの共倒れだ。無茶な要望、聞いてくれてありがとう。オルガマリー』
オルガマリー「適材適所よ。ギル以外は誰が偉いとかは争うのも無駄だもの。楽園の紡ぐ未来を思えばこそ、海はあなたに任せたわ。ネモ」
『あぁ。宙のマルドゥーク神、陸のケイオス・ボーダーに続くアトランティス・ボーダーに・・・きっとしてみせるよ。・・・進水式の話だけど、『全員』集まってからにしようと思う。それまでは、ボーダーの把握に務めよう』
「了解したわ。心行くまで把握してもらえたなら助かるもの。それでいい、ロマニ?」
「えぇ、勿論。面白い祭りは、皆でやらなくちゃね!花火好きなんだよなぁ、ボク!」
そうして、生まれ変わった父の船の中で思い思いの時間を過ごす一行。揃っていない皆とは、未だ戦っているキリシュタリアと──
銀河警察を改築に再び向かった、御機嫌王ことゴージャスである
サーヴァントユニヴァース・街頭一丁目
ギル「交差点の信号を左・・・こちらで合っているのだな、これは」
──な、なんだか署長が住むようなイメージが無い場所に来ましたね・・・?
フォウ(誰が見ても片田舎の町並みだなぁ・・・あ、あれじゃないか!?)
~アパート『銀河』~
「これがエレシュキガルめの根城だと・・・?」
──いえ、本当です!名前が書いてあります!
(凄い通知の量だ・・・全然帰ってこれてないんじゃないか・・・?)
「・・・試しに鳴らすしかあるまい」
銀河警察を改築しに来たギル一行。インターホンを決意と共に押し、そして現れたのは──
エレ署長「あ、いらっしゃい!ごめんなさい、自宅に帰ったのなんて何百年ぶりか・・・今コールドスリープ解除するから待っててね・・・」
ギル「・・・無私無欲の奉仕にも限度があろうが・・・」
引っ越し直後のような最低限の調度品しか無い部屋をスリープ解除する、ジャージ署長の姿であった──
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