人理を照らす、開闢の星

冥界ファミリーマテリアル！ハデス編

ハデス【そういえば、僕達のマテリアルを開帳していないよペルセポネー。皆が皆ギリシャに詳しいという訳でもないだろうし、此処はマテリアルを開帳してみないかい？】

ペルセポネー【それは良きお考えですわ！夢の国が植え付けたハデスへの風評、払拭するよい機会でしてよ！ね、ケルベロス？】

【【【ワン！】】】

【こんなにフォーカスされるタイミングも無いだろうし、どうかお付き合いをよろしくね、皆様。それでは、どうぞお楽しみくださいね】

ペルセポネー【まずはサーヴァントとしての我が夫の武勇！ごらんなさいませ！】

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名前　ハデス　ペルセポネー　ケルベロス

クラス　セイバー

性別　男性　地域　ギリシャ

属性　秩序・善　185㎝　

ペルセポネー　混沌・善165cm

スリーサイズ　88 54　83

筋力　B+++　耐久B+++　敏捷B+++　魔力A+++　幸運E

宝具　EX

クラススキル

対魔力　A+

三騎士に備わる魔力に対する耐性。彼はセイバーであり、冥府の支配者である為所持している。現代の魔術では彼に傷をつける事は不可能。更に冥界のフィールドでは効果が更に上昇する。

騎乗　EX

乗り物を乗りこなし、騎乗する才能。地獄の番犬にして魔獣、神獣様々な側面を持つケルベロスを、半身が如くに扱う事が可能。ケルベロス以外には乗らない。乗れない。

保有スキル

冥府の覇者　A

ギリシャにおける広大な冥界、そしてタルタロスといった重要機関を守護し担うハデスが所有するスキル。相対した相手のステータスを３ランクダウンさせる。冥界に連なる者には効果が薄い。ただし、押し付けられたものであるため幸運がEランク固定となる。

黄金律　Aランク

その人生にどれだけ黄金がついて回るかを示すランク。彼は冥界、富を司る地の支配者であるため一生金品には困らない。家族を養う事を第一に考えるハデスならではのスキル。しかし、富を使う時間はない。

魂の裁断　Aランク　

死を司り、また裁く王であるハデスの、生命において逃れられない死の運命を断ち切る剣技。通常攻撃に防御無視、貫通効果を有し相手に即死判定を付与し続ける。

魂魄掌握　Aランク

即死、或いは倒した相手の魂、技術、躯を支配下に置くスキル。一時的に倒した相手のスキル、宝具を使用することが可能。但し、魂が消えてしまえば無効である。

家族の絆　A+++

ペルセポネー、ケルベロスを自らの霊基に共存させられる程の硬い絆、冥界における真の財宝。ペルセポネーとケルベロスと常に行動を可能とし、ペルセポネーに単独行動を付与させる。ただし、ペルセポネーかケルベロスが戦闘不能になった場合ハデスもまた同じ状態に陥る。

宝具

『冥府神の宵剣(ハデス・プルトン)』

ランク　A　対人宝具　レンジ　1　最大捕捉　1

ハデスが持つ冥府の沙汰を決める概念が形となった神造兵装。禍々しい装丁が施された彼自身ほどある両手剣。切り裂いた相手の罪業、宿業を喰らい吸収する効果を持つ。そしてその本領は魂の掌握であり、この剣に斬られた者はハデスに裁かれる立場と成り果て、スキルと宝具を封印される効果を受ける。

尚、自身が戦うことは滅多にない。彼は外出する暇がないほどに多忙であり、この役目はタナトスが行う領分であるためだ。

『冥府に咲く献身の花(ペルセポネー)』

ランク　A　対人宝具　レンジ　1　最大捕捉　1

ペルセポネー。ハデスの妻であり伴侶である彼女も、ハデスの宝具として数えられている。

【どんな富も、どんな力も彼女に比べれば無価値に等しい】

と断言する程の愛妻家であるハデスが、召喚の際に腑抜けた姿を晒す事を心配したペルセポネーがくっついてきた。戦闘能力は無いが、家事全般とサポートはまさに女神級。ケルベロスの力を十全に引き出す為には彼女の意志が必要。

【お任せなさいませ！私達は二人と一匹で一人前なのですわ！】

利発的で直情型、消極的なハデスを尻に敷くかかあ天下…と見えるが、これはハデスが自信を持ってくれるよう、或いは侮られないように自発的に行っている習慣のようなもの。本来の彼女は淑やかで理知的、夫を立てる良妻賢母。ハデスにただの一度も暴力や不満を懐いた事はない。ハデスとケルベロスを馬鹿にした者は即座に不敬罪を適用し殺しにかかる程に二人を愛している。

妖精はハーブにして踏み潰すのが黄金パターン

『戦慄齎す三ツ首の魔犬(ケルベロス)』

ランク　EX　対人宝具　レンジ　1～999　最大捕捉　1000

地獄の番犬、あらゆる者を冥府に留める最強の神獣にして魔獣、ケルベロスを召喚する。かのケルベロスは三ツ首であり、どんな場所でもどのような相手でも見つけ出し、その牙にて惨殺する門番にして番犬、ハデスとペルセポネーに忠誠を誓う大いなる断罪者である。

牙はあらゆる防護を破壊し噛み砕き、その爪はあらゆるものを腐敗し腐らせる。その唾液からはトリカブトが栽培され、ペルセポネーの術の触媒となる。全長は最大10メートルを越え、あらゆる存在を震え上がらせる恐ろしき魔獣。

…であるのだが、それはあくまで職務の際のお話。彼等は優しく穏和、争いを好まず音楽とハチミツが大好きな癒やし系マスコットの人格を有している。三ツ首は常に餌を互いに譲り合い、ペルセポネーのブラッシングも仲良く順番にて待ち、ハデスのアニマルセラピーにおいても面目躍如の大活躍である。

自身を怖がらず優しく接してくれる相手にはすぐ懐く。ハチミツをあげるととても喜ぶ。そしてヘラクレスは苦手である。転じて野蛮、粗野、乱暴な相手には近付こうとしない心優しいわんこである。カルデアで見かけたら撫でてあげよう。

『汝、裁断せし冥神(ハーデス・ソーディア・プルトン)』

ランク　EX　対人宝具　レンジ　1～999　最大捕捉　1～999

ハデスの権能、冥府の神としての出力を全て乗せた極意にして奥義たる一閃。神体たる本体から冥府の瘴気をビーム状に束ね放つ剣の斬撃、またはビーム。

この一撃は冥王にして神であるハデスが罪人の業を裁く最終決定にして最終裁断であり、この一撃により相手は強制的に裁きを受け現世より追放され、冥界の責め苦を受ける事となる。山の翁の一撃と似ているが、あちらは死という赦し、天命による解放であるのに対し、こちらは冥界、冥府というイメージがもたらす苦痛や責め苦をもたらす地獄の苦悶と拷問である。

追加効果は業火や毒になどといった副次効果を持ち、ケルベロス、ペルセポネーが傷付いていた場合威力は乗算で倍増していく。ハデスの全身全霊における最終裁定にして、冥府における最高決定の一撃。神体のバッグアップにて、最大国一つの裁断が可能である。冥府で放つ場合、神々すらも逃れられない。

…ただし、耐え抜いた者に対して攻撃はもう行われない。冥界の決定はただ一度。それ以上の裁きは冥界側の落ち度となるからだ。その場合、ハデスは大幅に弱体化するが──

ただの一度も、この一閃が防がれた事実は存在しない。冥府の神としてのハデスに、手違いなどといった手落ちは存在しないのだ。

『冥府の隠れ兜(ハデス・スニーキンガー)』

ランク　EX　対人宝具　レンジ　1　最大捕捉　1

かつての巨人族や神々の反抗の際に使用された隠れ兜。被った者の姿を完全に隠し、神の捕捉からも逃れ得るすぐれもの。ゼウスの雷霆、ポセイドンの三叉矛に並ぶ至宝にして神器である。

…のだが、これを使って勝った勝利の際にはくじ引きで誰がどこを統治するかにより冥界を引いてしまったり、そもそも最初はハデスが長男だったのに、飲み込まれ逆から吐き出された事から末っ子に扱われてしまったりと不幸、不憫エピソードには事欠かない。

【厄いアイテムですわ！我が夫が何故こそこそ隠れなくてはなりませんの！？】

とペルセポネーに蹴り飛ばされた後すっぽりとケルベロスの頭にうっかり被さってしまい、半泣きでケルベロスを捜索した苦い過去があるため、ペルセポネーはこの兜を嫌っている。ものに当たるのは止めよう。

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ペルセポネー【御覧になって！？我が夫の勇壮なる強大さ！これは最早最強サーヴァントの一角、もしや無敵といって差し支えないのでは！？】

ハデス【君達も呼べて良かったよ…ありがとうね、ペルセポネー、ケルベロス】

ケルベロス【【【ウー】】】

ペルセポネー【妻は夫の傍らに立つもの、ペットは生涯のパートナー！当然ですわ！…しかし武勇なんて誇示してもハデスの魅力は伝わりませんわね。武力と人徳は別のもの。アレスはそれはそれはお粗末な人格でしたもの。やはりマテリアルならば、人となりを理解していただかなくては】

ハデス【じゃあ、それは次にしようかペルセポネー。あんまり長いと読んでくれる方も疲れるだろうし…】

ペルセポネー【そうですわね。ではあと2日ほどお付き合いくださいませ皆様方。どうか冥界ファミリーをよろしくお願いしますわね！ね！】

ケルベロス【【【わぅ！】】】