人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
カルデア職員「生霊夢だ!」
カルデア職員「世界一位の女がいるぞ!」
早苗「ワープゾーンで移動する広さ、電光掲示板の案内!これはもう…最先端の秘密基地と言うやつですね!?」
カルデア職員「早苗さんだ!」
カルデア職員「あの発育で巫女は無理でしょ」
文「私達は今、時代の最先端にいるという訳ですね!?ふっ、この配布されたスマホではたてにマウントを取れというお達しでしょうねこれは…!」
カルデア職員「天狗じゃ!天狗の来訪じゃ!」
カルデア職員「おぉこわいこわい」
フラン「アンケート用紙もらった」
カルデア職員「フランちゃんだ!」
カルデア職員「カワイイブロリーだ…」
アリス「住宅のリクエスト要望が書いてあるわ。個室、設備、用意してほしいものといった項目があるのね…」
カルデア職員「アリスさんだ…!」
カルデア職員「金髪美少女…イイネ!」
霊夢「いつもならフカシ乙で終わらせるところだけど…かのゴージャス様よ、嘘で終わる筈はないわ。ここは慎ましく──全力でリクエストしましょう!!」
文「清貧とは!?では私は御殿クラスの仕事部屋を!」
アリス「…に、人形生産工房とかありかしら?」
早苗「秘密基地コチーヤの生産を所望しましょう!」
フラン「ヌクモリティ」
霊夢「こんなフワッとした要望でも王様なら…王様ならきっとなんとかしてくれる…筈よ!」
早苗「見せていただきましょうか!楽園を統べる王様の実力とやらを!」
フラン「何様」
アリス「無理なら無理って帰ってくるでしょうし…3Dプリンタとか書いちゃおうかしら」
チルノ「今来たなんだ!なんの話だ!?」
文「早苗さんじゃありませんが…お手並み拝見です!」
「休み上がりの仕事は得てして憂鬱極まるものだが、それが実益と趣味に繋がるものならばその限りでは無いのは愉快なものよな。夢見る少女と言わんばかりに提言しおって。やはり田舎からは出るに限る。都会っ子になり一皮剥けねばなふははは」
(ここ南極だけどな)
「そういう話ではない!閉鎖された環境から出ればそこは都会なのだ!南極に聳え立つ神殿もまた都会の様相を得て何が悪い!心は常にシティーボーイであるのが我流よ!」
──な、何の話でしたっけ?
「リクエスト改築だよ、エア」
そうでしたそうでした、とリクエスト用紙をエルキドゥから受け取るエア。いつもならば召喚の時間なのだが、幻想郷からの持ち帰りが余りにも多かった為にまずは改築を先にやることとなって今に至る。懐かしの四人のミーティングも鈍りは無く、愉快な働く王様が幕を開けるのだ。
「扉絵のラフも届き後は完成を待つばかりよ。その日を心待ちにしながら楽園の充実に励む事こそ労働の意義。フッ…幸福とは日々の中にあると英霊になり思い至るとはやはり天才か、我…」
(まぁ星に手が一向に届かないから多少は細やかな幸せを享受するのもいいんじゃない?ほらさっさと幸せメイキングしにエアと行けぃ!)
《チィ、マネージャーめいた物言いをしおって!言われなくても出立するわたわけ!行くぞエア!ゴージャス流のわからせというものを魅せつけてくれる!》
──誠心誠意ということですね!お任せください!エル、フォウ!いってきます!
「気を付けてね、エア、ギル」
(おやつ用意して待ってるよー!)
楽園恒例、英雄王、そして英雄姫による幻想郷少女達の解らせが始まる──。
博麗霊夢~博麗天満宮(高天原立地)
霊夢「ホントに天満宮建ってるーーー!!?」
ギル「何を驚く。貴様が要望したリクエストであろうが。フッ、我等に無茶振りが通用するとでも思ったか?たわけ、甘いわ!」
──王に出来ないことは一つくらいしか無いのです!わからせ、大成功ですね!
霊夢「えっ、いや、あの、凄い立派な神社というか天満宮建ったんだけど、私祀る祭神ドマイナーなんですが…」
ギル「心配はいらん。分社を建て祀る神の立候補も募っている。抜かりはない」
アマテラス「ワフ!」
霊夢「?何、このワン公。凄い隈取りしてるわねこのモフモフ。よしよし」
ギル「そやつアマテラスぞ」
「ファッ!!??」
平将門『少女、息災を願わん』
霊夢「わっ!?何この金ピカ亡霊鎧!デカっ!」
「そやつは新皇ぞ」
「ファッ!!!?」
イザナミ(バツマスク)『』
タケちゃん「博麗の巫女、貴様を育て鍛えよと隙間妖怪からの達しだ」
霊夢「イザナミ様!と…誰?」
──倭健命さんです!タケちゃんと読んで差し上げてください!
霊夢「きやすーい!!?」
ギル「貴様は大いに眠らせた才能がある。それらを磨くのも狙いよ。さぁ、衣食住揃った環境で原石はどう磨かれるのか見せてみよ!」
イザナミ『合気道!』
タケちゃん「より逞しくなるがいい…」
霊夢「天国と地獄ーーーー!!?」
東風谷早苗 秘密基地コチーヤ
早苗「幼い頃に夢見た秘密基地…!これこそ夢の具現です!ありがとうございます!金ピカ王さま!」
ギル「ふはは、少女の見た目でありながら性根は少年とは愉快な女よ。リッカめと話が合うのも頷けるというものだ」
─類は友を呼ぶ、というのも紛れもない真理だったんですね!それにしてもなんだか、近未来的なんですね。今時の高校生の価値観とは…
早苗「新しいものをガンガン取り入れた技術革新こそが大切なのです!温故知新からの革新!技術は前に進めなくては!というわけで最先端の技術の粋を集めたモニタールームで…!」
──楽園の全容を把握する為の足掛かりを!?
「リッちゃんを誘ってアニメ見ます!映画館もかくやの全空間プラネタリウムアニメーション…!新感覚音響や映像美!胸が高鳴りますね!」
──あれっ!?
ギル「まぁ、それが高校生の限界といったところよな。世界征服などと言い出さぬだけマシというものよ」
早苗「コチーヤには隠された秘密がたくさん…!これからの描写に乞うご期待!です!」
『この後リッカとアニメを見たが、全周囲モニターにてめちゃくちゃ酔った』
~射命丸文 大書斎『鞍馬』
文「おぉお…!!私の夢だった個人オフィスに仕事書斎!それに最高気温プライベートルームまで!まさにいたれりつくせり!いいんですか!本当にいいんですか!?」
ギル「好きにせよ。貴様には情報戦や記録編纂の役割があろう。その職務を全うするのだな」
文「お任せください!これだけ期待のお膳立てをされておいて何もできない無能では無いですよ私は!やってやります!ヒュー!」
──文面を更に彩る挿絵担当者、更に添削者も斡旋させていただきました。どうかご存分に!
紫式部「こんにちは。スタッフその一です」
北斎「スタッフその二さ、よろしく頼まぁ!いやぁ、天狗と仕事たぁサーヴァントになってみるもんサ!なぁととさま!」
ととさま【~】
文「ナイススタッフです!ふっふっふ…これで楽園カルデアに都合のいい記事を書き放題!正義と未来は楽園にあり!正しき未来は南極にあったの見出しで早速書いていきますよー!ちなみにお名前は?」
「香子…紫式部と申します」
「お栄こと葛飾北斎!良さげな構図とぱーすの開拓に余念がねぇ絵描きの端くれさぁ!」
文「…はい!?」
アリス アトリエ・マーガトロイド
アリス「…等価交換や錬金術の概念が覆る制作スピードね…設計図も無しにこれ程の工房を…」
ギル「城や島に比べれば些末なオブジェクトに過ぎん。職人というものは自らの周囲のみにしか気をかけぬ故、御しやすい類だぞ?」
──アリスさんは先の人形作りの腕前が大変高く評価されています。共に人形作りの腕前を高めたいという方や、はたまた個人的に支援したいという方もおりますよ!
メディア「へぇ。あなたが噂の人形作りの魔女?私に比べればまだまだだけど、そのセンスは認めてあげる。私はメディア。私と一緒に高みを目指しましょう?」
アリス「メディア…!?もしかして、あのギリシャ神話の魔女メディア!?モデラーだったの!?」
メディア「えぇ、その魔女メディア。あとモデラーの魔女とかではないのよ?あくまで見つけた趣味よ、趣味!」
メルトリリス「そして私が個人的なアナタの支援者。腕のいいモデラーというのはとても貴重だもの。アナタに対する投資と要望は惜しまないわ。腱鞘炎とか疲労骨折とかもってのほかだから、私のケアメニューには従うように。分かったかしら?」
アリス「…人形が、好きなのかしら?」
メルトリリス「愚問だけれど真理よ。私は人形が好き!大好き!あ、でもアメトイはダメね。ガチムチすぎるから。私の夢は私だけのトイ・ストーリー王国を──」
くろひー「拙者、素敵なクリエイターに銭投げ支援海賊にて候。超絶美人モデラーとか推さない理由がないでありますなぁ!是非ともリッカたんアクションフィギュアシリーズの発展をよろしくお願いしますぞー!ww」
アリス「こ…濃いわね…」
──どうかのびのびとした研鑽を!…余談ですが、エルが突然『僕』と書かれた粘土をドシンと笑顔で置いてきた際には驚きましたね…
「諦めよ、ヤツの自由さに歯止めをかける者はおらぬ。ウルクのキレた斧というのは決して間違いではないのだ…」
メルトリリス「アリス・マーガトロイド…いい名前だし、あなた自身を人形にしても映えそうな素材ね。さ、ファンクラブを設立しなさい。支援者を募ってさらなるクオリティアップをはかるのよ」
くろひー「あ、では拙者が一ヶ月に十万円投げますぞー!代わりに拙者のリクエストは最優先してくだちw」
メルトリリス「甘いわね汚物、私は月に100万は投げるわよ?その代わりに髪のたなびき、スカートの材質レベルまでこだわるからそのつもりで」
メディア「大丈夫、一緒に頑張りましょう?まずはイアソンのパーツ制作から…」
アリス「…こ、濃いわね…でも、頑張らなくちゃ…!」
フランドール・スカーレット カドックの部屋
カドック「ちょっとまってくれ!なんでだ!?」
ギル「仕方あるまい、そやつの強い希望なのだ。しっかりとメンタルケアをしてやるのだぞ」
フラン「フラン、フランの漢字…腐乱通・真紅」
カドック「僕の部屋が幼女に侵攻されている…!?あと名前に腐るなんて使うやつがあるか!芙爛とかにしたほうがいい!」
フラン「おぉ、オシャンティー」
──アタランテさんに続きフランちゃんまで養うとは…流石は元Aチームのグランドマスター!お見事です!
アナスタシア「同棲したのね…私以外の女と…!」
カドック「どっから出て来た!?」
フラン「カドックは私の…介護士」
アナスタシア「幼女の介護だなんて…!やるようになったわね!カドック!いいでしょう、金髪と銀髪、どちらがいいか決着をつけて差し上げます!」
アタランテ「マスター、アップルパイが食べたい」
カドック「部屋で暴れないでくれ!王様、せめて喧嘩用シミュレーション機能を…!」
『刺されぬ程度にするのだぞ』
『診療時間
カドック「もういない──!?あぁもう、頼むから仲良くしてくれ──!?」
フラン「雪見だいふく食べる?」
アナスタシア「あら、話の解る…こたつ、いかが?」
アタランテ「アップルパイ…」
カドック「割と馴染むの早いな!?」
その後めっちゃぬくぬくした。後半に続く!