にとり「河童の頭脳を最大限生かすラボの誕生だよ!ここではウルトラマンとか、仮面ライダーとかgundamとかクロスオーバー部門のエネルギーや理屈を解析、発明開発していく拠点にしたいと思っているぞ!要するに『にとりから話は聞いている。頭PARTYだな』って導入が使えるわけだイヤッホーイ!!便利ー!」
ギル「うむ、ダ・ヴィンチらも奮起はしているが、未知の世界のエネルギーはやや解析に時間がかかる。あのダ・ヴィンチの肩をすくめるジェスチャーが妙に苛立つ仕様ゆえ見なくて済むのは幸いだ」
──オー、ノーといった感じのアレですね!
にとり「きっとそれは自分なら出来るけどねー!みたいな自慢も入ってるぞ多分!アイテム開発とかも請け負ってるから、変身したくなったら情報と資金とDX玩具を持ってきてくれな!ありがとーパトロンキング!私頑張るからなー!」
「フッ、部員ネットもますます活かし甲斐があるというものよ。ならば手始めに、時代の一証人を招いておいたぞ」
にとり「誰だ!」
オーマジオウ【私だ】
「生仮面ライダー!オーマジオウだー!やっぱ顔にライダーって書いてあるーー!!かっけーーーー!!!」
──科学者とは、ハイテンションなのですね!
《自らの理で生きているもの故、当然よな。ではエア、我等の理である愉悦を究めるとするか!》
──はいっ!どこまでも!
チルノ アイスサイキョー王国チルノ
チルノ「すげー!氷でできたあたいのテーマパーク!お城っていうのか!なんでもいいか!とにかくすげー!」
ギル「やはり妖精、環境は自身に連なるものを要求するのは読めていた。まぁまず間違いなく貴様以外は住めぬ代物ではあるが…ともかく、活用するがいい。氷河期時代の溶けぬ氷を使った自信作だぞ?」
──王の財宝を侮ってはいけません。このように天然自然の氷結素材も完備しておられる万能っぷり!まさか無いですよねはははなんて探してみて実際無かった事など無いのが凄いところなのです!
チルノ「そうかぁー!ここからがあたいのサイキョー道が始まるんだな!世界を氷らせるすっげーやぼーが始まるんだな!」
ギル「いや、それは始まらん」
チルノ「感謝するぞキンキラ!これであたいはますますサイキョーに近づいた!ブリと一緒に感謝してやる!ありがたく思えばいいぞ!」
「フン、恐れを知らぬヤツよ。それもまた幼兒ならではの全能感というやつか。どちらにせよ成長するにつれ分別と引き換えに取りこぼす才能…はたして貴様は神童から先に行けるかな?」
チルノ「ところで質問だ!北極と南極、寒いのはどっちなんだ?」
ギル「南極だ。北極はただの氷塊の塊、対する南極は陸地。どちらが温度を左右するかなど解りきったものであろう」
チルノ「すげー!!」
──知りませんでした…!流石はギルです!
《ふはは、慢心せねば話にならぬとの評価は伊達ではないわ!さて、幼児を知識で解らせたなら次へ行くぞ、エア!》
──はい!
ブリュンヒルデ 北欧デザインの屋敷
ブリュンヒルデ「ありがとうございます…ですが英雄王、よく北欧のデザインラインを御存知で…」
「今回ばかりは我は組み立てただけだ。張り切った輩共がいたのでな」
オルトリンデ「お姉様の住む場所に相応しい彩りを添えたつもりです」
ヒルド「いらっしゃいお姉様!仲良くやっていこうね!」
スルーズ「私達の居住スペースもこっそり付けておきましたが…邪魔でしたら、どうぞ遠慮なく申し付けください」
ブリュンヒルデ「皆…ありがとうございます。マスター共々、どうかよろしくお願いいたします…」
ギル「北欧の竜殺しめと共有せず良かったのか?望みとあれば一気に近しくしてやったものを」
ブリュンヒルデ「はい、大丈夫です…会いに行きますし、会いに来てくれますから。そう、そして…殺し合いになったとしても…止めてくださる方たちもいます。だから…大丈夫。一緒にいる事実だけで…十分です」
──離れていても、互いを思いやる心は変わらない。これもまた、恋慕のカタチ…ということなのですね。
《大いに共感してやれるがこの我よ。全く、いつになったら我の仰ぐ星は訪れるのやら…》
~正邪 特別特訓ワールド【天邪鬼】
ニャル【よーし頑張れ、殺す気で設備を動かすから死ねよー】
正邪【うぉおぉおぉおぉおぉおぉおぉおぉお!!?】
ギル「各国の特殊部隊の訓練施設を複合した特殊工作員養成機関…小鬼一匹仕上げるに随分とリソースを費やすものよな、邪神」
ニャル【いやー、私は止めたんですよ?しかし教授がねぇ。妖怪というフィジカルを活かす為にはこれくらいの特訓メニューの方がいいと提案してしまいまして。仮にも女の子にこんな拷問めいた特訓なんて私も非常に胸を痛め…】
【よ、よし!ゴールだ!】
ニャル【10.5秒。コンマ遅れだ、もっぺん死んでこい】
正邪【ぐわあぁあぁあぁあ邪神貴様ぁあぁあ!?】
【…胸を痛めておりますよ。次はどのメニューで痛めつけてやろうか、どんな教育をしてやろうか。ナイアにかつてマンツーマンでやった頃の気持ちを思い出しながら…あ、ナイアにはこんな外道めいた特訓はしてないですよ】
正邪【外道と自覚しているのか貴様ぁーーーー!!】
【この特訓を終わらせる頃には彼女は立派な工作員エージェントとなっているでしょう。あらゆる組織を内部から破壊し壊滅させる工作のプロ…良い子にはお見せできない戦いのエキスパートがね】
ギル「さてどうだか。途中で投げ出し、逃亡を測りそうなものだがな」
ニャル【そこは御心配なく。この様に一定期間無視すると…】
正邪【貴様!私から目を離すな!クリアしてやる!この程度の課題必ずクリアしてやるからな!!ぬぉおぉぉぉお!!!】
───は、8秒2!?
【この様に克己心と反骨心を燃やして限界をあっさり越えてくるんです。人間にありがちな怠けや諦めが顔を出さない優良物件ですよ、彼女は】
正邪【そうだろうそうだろう!私は常に貴様の予想を裏切ってやる!その為にならいくらでも限界を越えてやる!さぁ、何度だってかかっ】
ニャル【次】
正邪【うわぁあぁあぁあぁあぁ!!?】
【…ただし、天邪鬼のせいで褒めるとやる気をなくし、期待すると手を抜くめんどくさい性分なものでしてこの様にあえて塩対応を取ってやらねばやる気にならんのですよ。非常に心苦しいですな。私は非常に近しい距離のコミュニケーションを望んでいるというのに…こんな鬼の所業を取らなくてはいけないなんて。しくしく。あ、さっきのメニュー2倍ね】
正邪【なんだとぉおぉお!?】
「…楽園という環境では反旗を翻すが天邪鬼の道理。ならば一人地獄にて刃と素養を研ぎ澄ます…理屈には合っているな。後は壊れぬかの見極め次第だが…まぁ貴様なら問題はあるまい」
──さ、差し入れをご用意するくらいはよろしいでしょうか!休憩の合間にバターケーキをお食べください!
【ありがとうございます、王様に姫様。ただしここにもコツがあってですね。ただ一緒に食べようと言いますと絶対に首を縦に振りません。ですからこうして…むぐむぐ】
正邪【貴様!?何を食べている!?何を食べているんだ!?】
【バターケーキ。早くノルマ達成しないとたべちゃうぞー】
【うぉおぉおぉおぉお!!私の分を食べられてたまるかぁあぁあぁ!!】
──6秒5!?
ニャル【この様に、向こうからシュバってくる訳ですな。よーし次は座学だ、適当に頑張れよー】
正邪【適当…適当だな!任せておけ、私の適当加減に恐れおののくがいい!フッフッフッ…私は本当に適当だからな!思い知れ!私の!適当ぶりをなぁ!わーっはっはっはっ!!】
ニャル【こう言っておくとまじでベストな成績を残しますからねコイツ。気難しいヤツですよホント】
「…確かに、こやつは貴様が適任よな。生かさず殺さず、絶えず反転させ最良の結果をもたらすコーチングの技量は、人心を弄ぶ貴様の本領発揮というわけか」
──こんな方法で、天邪鬼さんの気難しさをカバーするなんて…!流石は宇宙のトリックスター!御見逸れいたしました!
ニャル【わーい、王様と姫様に褒められちゃった。そんな訳で、楽園に下らん翻意を懐かせないよう私が見ておきますので安心して業務に励んじゃってくださいな。いつもお疲れ様です、ふたりとも】
「ふはは、笑顔で労働という無敵の状態の我等に怖いものなど有りはせぬ!まぁそれはそれとして労いは受け取っておこう。殺すなよ?」
──頑張って…いえ、頑張らないで?負けないでくだ…負けてください?あれ?あれれ?
【ははは、こうですよ姫様。期待外れだ正邪、君は本当に馬鹿だな】
正邪【なんだとぉ!?ならば次だ、次で貴様の鼻を明かしてやる!さぁ次だ!次の試練を持ってこい!!】
──ふ、複雑怪奇です…!操作コマンドや選択肢が真逆になっているような…!
【私やこいつが特殊なだけなんで、手慣れちゃだめですよ姫様。素晴らしいものを素晴らしいと言える。そんな心を忘れないでくださいね──】
ギル「幻想郷組の改築はこんなところか?」
──リスト漏れがあった場合は次に回しつつ、フィリアさんを始めとした方たちに移りましょう!
「うむ、手抜かりは調整で無くせばよい。課題を全てクリアして初めて改良と呼ぶ…名言よな」
霊夢「あ、いたいた。王様ー」
ギル「む?巫女ではないか。どうした?」
霊夢「働きづめの王様に、幻想郷組からの差し入れです。あんまり無理はしないでくださいってことですよ」
『キャラクタークッキー』
ギル「ほう…」
──わぁ!
霊夢「終わったら休むのも忘れないでくださいね?それじゃ、お気をつけて!」
ギル「…ひねくれ、厭世気味ではあるが。礼節を忘れる薄情では無かったということよな」
──大切に、いただきましょうね!
次回に続く!
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