当たり前に続くものなどなく、今ある何かはきっと奇跡のもの。
いつも本当にありがとうございます。
すみません、今日だけはメッセージだけにさせてください。明日からいつも通りなので…
〜ヘスティアサイド
「楽園ってすごいわねぇー。色んな人がいらっしゃるの、素敵だわぁ〜」
私はヘスティア。皆様は御存知かしら?ゼウスの姉で、ギリシャの、えっと竈と家庭の神なんだけど〜。知っていてくれたら嬉しいわ〜。知らない人がいたら、覚えてくれるととっても嬉しいわぁー。あら、これじゃあどちらでも嬉しいという事になるわねー。嬉しいわー。
私はこうして、楽園をお散歩するのが好きなの〜。色んな世界と、色んな場所の子供達が集まるこの場所、素敵よね〜。笑顔も満ちていて、こんなおばあちゃんにも優しくしてくれて…温かいわよね〜。
「カルナ!今日こそ金冠をかけて勝負しろ!」
「すまんなアルジュナ。オレは今から環境生物を集める」
「カルナァァァ!!」
「あら〜。仲良くゲーム致しましょうね〜。喧嘩は辛いわ、悲しいわ〜」
「……。大神が姉たるヘスティア神が仰る言葉、異郷の神といえど無下にはできませんね」
「すまない、アルジュナは悪いやつではない。シャイボーイなのだ。仲裁、感謝する」
「カルナァ!!」
キチンと言ってくれれば、分かってくれる。素敵な方ばかりよねぇ〜。こうしてお散歩すると、沢山の人達と出会えるのがとっても素敵。色んな場所に、色んな出逢いが待っているの、いいわよねぇ〜。
「もし、そこの御婦人」
あらら?こんなおばさんにお世辞を言うのはだぁれー?
「前々より、いつ御声をかけさせていただこうかと考えておりました。私はランスロットと申します。雷霆と共に届けし大神の姉、ヘスティア神。こうして言葉を交わせた幸福に、感謝を」
ランスロット…ああ、騎士王ちゃんの頼れるナイトさんの一人ねー?たしか、煎餅机の騎士たちだったかしら〜?
〜
騎士王「ばかもーーーん!!!」
マーリン「騎士王さまがおいかりだー!おいかりだー!」
モードレッド「盗んだプリドゥエンで走り出すぜー!!」
〜
賑やかな仲間たちよね〜。オリュンポス十二神もそんな感じにしたら良かったかも〜。
「楽園をのんびり穏やかに歩むあなたに、心を打たれました。この楽園においても陰らぬ優しき威厳…まさしく太陽の如くに…」
あらー?ヘリオスやアポロンの役目を取ってしまってはいけない事だけど、いつの間にー?
「そんなあなたの穏やかな、そして柔らかな散歩の旅の道行きを是非切り拓かせてはいただけませんでしょうか。この湖の騎士、あなたを不埒なる存在から御守り致しましょう!!」
まぁ素敵!男気あふれる方は素敵ぃ〜!アレスやヘルメスにも負けていないわ、凄い〜!
「それでは早速───とうわぁっ!?」
あらら?飛んでいったわ…?大丈夫かしら〜?
「ふう、危なかったですなヘスティア御婦人。もう少しでかの股間のアロンダイトがオーバーロードしていた所でした。大事ありませんでしたか?」
あらら、あの赤い素敵なふくよかボディは…確か、ローマの御方〜?
「我がカエサルと黄の死、常に清く麗しき御婦人の味方でありますとも。でありましょう、永遠の処女神。ギリシャの華よ。こうして素晴らしい出会いを果たせた事に感謝を」
あらぁ…そんなに褒められると照れてしまうわぁ〜…。美しさなら、三女神には敵わないし…私はおばあちゃんだもの〜
はっ!これはまさか熟女攻めというやつかしら〜!狩られてしまうのかしら〜!ヘスティア、ぴーんち!?
「楽園の設備や施設は広い。闇雲に歩むのはさぞや難儀の事でしょう。どうでしょう。この広大なる場所、是非とも我が部屋にてマッピングしていく事により…ぬぉぉぉう!?」
あら、あらら〜?また飛んでいってしまったわ…?大丈夫?大丈夫かしら?
「御婦人!!まずは声掛けを許してほしい!!」
次にいらっしゃったのは…あら、ケルトの御方。あの武勇と戦いに満ちた地方の勇士!えぇと、確か…
「フェルグス・タケシさんだったかしら〜?」
「フェルグス・マック・ロイと申します!!お名前を知っていただき有り難し!!ではまどろっこしい挨拶は抜きでいかせていただく!!」
あらあら〜…凄い剣幕だわ〜…大丈夫かしら〜?色んな事が、張り切りすぎていないかしら〜?
「大丈夫〜?辛いのかしら〜?」
「辛い、といえば非常に辛い。古今東西の英雄が集うカルデア、いたいけな少年少女達の配慮の為交友関係は健全であることを推奨されているため自粛中、シミュレーターでの女性の御相手は『まず倒してから』という縛りありきの為中々…これが非常に中々…ハッキリ言えば生殺しというものであり、ケルト男性には悶々とした日々が!!という訳で!!永遠の処女神たる御婦人!!俺を!!あやしてもらいたい!!!」
あら、あらあら…?あやす、つまり赤ちゃんな方向で大丈夫なのかしら〜?
「処女神に手を出すことはご法度、それは理解しているつもりだとも。男女の関係が許されざる振る舞いであるならば!!俺は!『赤ちゃんになるしかないのではないかと』思った次第!!」
な、なるほど〜?そ、それでいいのかしら?私はその、出来る事ならなんでもしてあげたいから〜…
「そう!!ヘスティア神!ケルトには全く備わっていない慈愛と抱擁の神よ!是非!是非俺に癒しを!!マスターと黒ひげが言っていた風味なら、バブみを感じてオギャるというヤツを!!」
「御婦人に何を言っているか!!どうか惑わされず、是非とも私とお茶を一時。そう極めて紳士的で健全な!」
「その兜は不貞隠しの他に下心も隠した方がよいなランスロット卿。是非ともヘスティア神!この様な詐欺師に惑わされる事なく、私とローマが如き高貴なる一時を是非!」
あ、あらら?あら?私、どうすればいいのかしら…順番?順番で大事かしら〜…?
「わ、わかったわあ。では順番で、やりたいことを教えてね〜?私にできることならなんでもするわぁ〜」
「「「なんでも!?」」」
目がキラキラしてて可愛いわぁ〜。やっぱりどんなに強くても、どんなに大きくなっても男の子は男の子よねぇ〜。
「よーし!じゃあおばあちゃんに、ついてきてー!レッツ・ゴー!」
「「「レッツ!!」」」
「──GO。そう、タルタロス辺に皆さまをご招待致しましょう。ペルセポネー殿が実に厳しめな接待を、してくださるぞ、恐ろしい」
「ぶぅ!」
あらら?目の前にいらっしゃるこのご立派なゼウスが如き肉体は…
「あらあら?ヘラクレス〜。どうしたの怖い顔して〜?」
「ご機嫌麗しゅう、ヘスティア神。いやなに、ちょっと…」
あらら?3人をむんずと持ち上げて…?
「この三人と…御話を、してきますので」
「あらら?御話?それは嬉しいわ〜!ヘラクレス、たくさんお友達が増えてよかったわねぇー!」
「ええ、非常に良き縁に恵まれました。それと同時に…この様に、一時の過ちに繋がる縁は断ち切らなくてはならないので。では…」
「「「離してー!!?」」」
「──少し、頭冷やそうか…」
あらら…ずしんずしんと歩んで、向こうに行ってしまったわぁ…
「…うん!皆仲良しで素敵ね!うんうん!」
今日も明日も、こんな日々がずっと続くといいわね。
──ね、ゼウス。
〜
「──くしゅん!あぁ、すまないカドック」
「風邪か?無理せずお大事にな」
「あぁ。──或いは、噂されているのやもしれないな──」
ヘスティア「…という事があったのよ〜」
イザナミ「あなや大人気!?やっぱりギリシャの皆さまのお母さんは違うなぁー!…はっ!?」
ヘスティア「あらら〜?どうしたの〜?」
「もしや私にも…魅力磨きのチャンスが!?」
カルデアの通路
イザナミ「声をかけてもらい、華麗に対処するできる女へ!おばあちゃん、これから女になります!!あなや声掛け待ち!開始!!」
──3時間ほど待ったが、早朝3時だった為誰も声をかけてくれなかった。
イザナミはそっと寝室に戻り…
「…香水がいけなかったのやも?」
ポジティブに改善案を考えていた。
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