というわけで何回か記念話、記念時空に入ります!ミラクルワールドに入り込んだと思い空っぽの頭でエンジョイください!そして4周年ももうすぐ…!
変わらぬ御愛顧、これからもお願い致します!本当に本当に、ありがとうございました!!皆様のアイデア等も、少しでも形にできるようこれからも頑張って参ります!!
リッカ「ん?」
『喫茶店・新装開店』
リッカ「こんな所に喫茶店なんかできるんだぁ。どれどれー?」
『アーネンエルベ・夏草支店』
リッカ「!?」
マシュ「どうなさいました先輩、きゃあ!?」
早苗「喫茶店の扉が突然開きましたよ!?」
リッカ「よ、呼ばれている…!なら、行くしかない!!」
カーマ「イベント乱立しすぎでは…?」
グドーシ「イベントとは、得てしてそういうものにござるよ」
「こ、ここは!記念や節目、なんかめでたい時に次元の彼方からやってくるNPチャージお爺さんが経営している伝説の喫茶店、アーネンエルベ!!夏草にも支店を構えていたって言うの!?」
リッカの驚愕が指し示すように、本来あるはずの無い、あるべきでない場所に忽然と現れた喫茶店。夏草の街角に唐突に現れた、時計塔創始者が一人にして気に入らないという理由で朱い月をぶちのめした規格外の魔導元帥キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグの管理する喫茶店、アーネンエルベに一同は招かれたのだ。机に置かれた手紙には、こんな文が書かれている。
『今を駆け抜ける最先端の叙事詩が、新たなる節目を迎えた。めでたい日なので定期的に開かれる儂の喫茶店を藤丸の故郷に移す事にした。自由に使って構わん。そして同時に手入れと経営は全部市で請け負ってほしい』
「経営とは何なのでしょうか!?」
『ここにいる間は各自自由にはっちゃけて良し。整合性、時間軸とか特に気にするな。好きなように飲んで語り合い、懐かしむも時を惜しむも好きにしろ。未成年は酒飲むなよ。それじゃ、好きに祝え若人達よ』
それだけの書き置き、魔導元帥の手書きというとんでもないメモ帳を目にしたリッカ達は顔を見合わせる。どうやらまた、自分達が懸命に駆け抜けた日々が節目を迎えたらしい。
「もう1600…1600!?一年毎日でも数が合わないんだけど!?」
「時空が歪んでいるのはいつもの事ですじゃんぬさん!これは再び、波瀾の御祝いの予感がしますね!」
「夏草の皆さんも大量にいる今、御祝いの席を用意して大丈夫なのでしょうか!?描写がパンクしませんか!」
「こうなったら地の文はなるべくカットして皆の声を最優先するしかないね…!この節目は、日頃何が起こるか解らない波乱が巻き起こるものと決まっているから!」
リッカ達の覚悟の通り、100回の節目というものは大いに波瀾が起きる。時系列を無視し、時空を超え色んなミラクルが起き放題になるのだ。
「皆、お祝いに備えるよ!どんな箇所から、場所からお祝いされてもいいように!御祝いされる覚悟の準備を始めようッ!!」
「「「「了解!!」」」」
「もう1600回ですか…まだ6月なのに、どこまで行くんでしょうねこの物語は。ね、グドーシさん」
「望む限りどこまでも。望まれる限りどこまでも…ですぞ。カーマ殿」
そんな訳で開け放たれた平行世界、別次元の集う真ん中に立つ喫茶店。御祝いするメッセージを持参した者たちは、生半可である筈もなく。受け取る側も覚悟のいるものなのは明白であり──
〜メッセージ 光の国から
ウルトラマンゼロ『ようリッカ!どうやらめでたい記録をまた達成したみたいで、兄ちゃんとして鼻が高いぜ!おめっとさん!』
リッカ「ゼロにぃー!!御祝い通信してくれたの!?嬉しー!」
ウルトラマンゼット『ゼロ師匠だけではないであります!この俺ウルトラマンゼットと!』
ハルキ『押忍!!ナツカワハルキって言います!ゼットさんの相棒やらせていただいてます!リッカちゃん、はじめましておめでとうございます!!』
リッカ「ゼットさん!パートナーのハルキさん!?は、はじめまして!」
ベリアロク【俺様も特別に何か言ってやろう。デスシウム祝辞ってやつだ】
マシュ「あれはベリアルさん!?首から下はどうしたんですか!?」
早苗「生首脊髄剣とはなんと猟奇的な!」
ハルキ『この方はベリアロクさん!俺達の頼もしい相棒っす!是非今度お会いしましょうね!』
ベリアロク【人類悪、アルテミット・ワン…斬り甲斐のある奴らがいる世界なんだってな。その内、斬りに行ってやる】
ゼロ『あーもう、枠をとるんじゃねぇよ!ま、まぁ騒がしくして悪かったな。忘れんなよ、リッカ。離れてても、遠くにいても。絆は途切れないって事だ。いつも応援してるぜ、リッカ』
リッカ「ゼロにぃ…!うんっ!そっちも頑張ってね!」
ゼロ『また会おうぜ!本当に、おめでとさん!』
ゼット『ウルトラおめでとうでございました!いつかお邪魔したとき、ウルトラお世話になりますですぜ!』
ハルキ『押ォオ忍!!お会いできる日、心待ちにしています!』
ベリアロク【精々斬り甲斐のある奴を用意しておけ!】
リッカ「ありがとう皆!夏草にも来てねー!!」
〜
ベリアル【お前か。俺様や怪獣に首ったけってヤツは】
アカネ「ベベベベベベベベベベベベベリアル様生ベリアル陛下ァ!?」
ベリアル【いい趣味してやがる…背中見せろ。サインしてやる】
アカネ「はっ、はひぃい!!」
リッカ(良かったねアカネちゃん、良かったね…ありがとうベリアルお父さん…)
〜装者フレンド達
クリス「なんか毎回毎回お祝いしてねーか?まぁいいや、おめでとさん。わざわざ言いに来るのは迷惑だったか…?」
じゃんぬ「クリス。あなたはもっと素直になると可愛さが増すわよ。私が言うんだから間違いないわ」
クリス「な、何をいきなり言いやがる!?あぁでも、ツンケンハリネズミする必要もないもんな…」
響「プレゼントどうぞー!!」
リッカ「プレゼントどうもー!!」
じゃんぬ「あれくらい素直になるべきよ」
クリス「バカ一歩手前じゃねーか!?」
未来「いつも響がお世話になっています。リッカさん何してるかなー、ってしきりに言ってるんですよ?」
グドーシ「これはこれはご丁寧に。いつかコラボで共に轡を並べられる日を心待ちにしております」
響(リッカ声真似)「マシュ!戦闘準備!行くよ!」
マシュ「はい!先輩!──流石のそっくりぶりですね!」
リッカ(響声真似)「未来、いつも苦労かけるねぇ…」
未来「もう響、それは言わない約束でしょう?」
響「熟年夫婦!?し、シブいッ!!」
クリス「何してんだアオイ声ダブルッ!?」
未来「皆、写真撮るよ〜!」
「「「「いぇーい!!」」」」
クリス「馴染みすぎだろッ!?」
〜幻想郷より
紫「幻想郷の偉い人といったら私。おめでとう様、これは気持ちばかりの祝辞の品ですわ」
霊夢「うわっ、うさんくさいマジックアイテムとかマジ気持ちだけね」
紫「開けないでくれるかしら?(半ギレ)」
霊夢「ま、元気でやってるようで何よりね。妖怪の山の犯罪者集団の一角を貰ってくれてて助かるわ。早苗、そのまま帰ってこなくていいわよ」
早苗「全力で霊夢さんが罵倒してきます!?戦争ですか!これは戦争ですか!?」
紫「夏草…大変よろしいところですわね。是非幻想郷の現世入りの際にはご贔屓にしてほしいものだわ」
リッカ「是非是非こちらこそよろしくです!ウラネキも、きっと喜びますよ!」
霊夢「ちょー高いホテルが泊まり放題食べ放題ってホント?私幻想郷から引っ越していいかしら?」
早苗「素晴らしい場所です!何せ、私の故郷でもありますから!」
霊夢「そこだけはマイナスポイントね」
早苗「どうしてですかー!?」
紫「じゃあ、約束。必ず皆で、夏草にお邪魔させてもらうわ。その時は…」
リッカ「はい!よろしくお願い致します!ありがとうございました!!」
〜祝辞と言えば
ウォズ「祝え!!最古の王と最新の姫が織りなす豪華絢爛にして万全盤石の叙事詩!その足跡が1600の頁を紡いだ瞬間である!!では、我が魔王より御言葉を」
オーマジオウ【うむ。この平成の世、帰る場所にてこの奇跡を迎えた事を喜ばしく思う。私は継承を終えた身だが、平成ある限り私は消えぬ】
((((平成とは…))))
【私を仮面ライダーと呼ぶものある限り、私は最高最善の魔王としてお前達に力を貸そう。これよりも共に歩むぞ。輝かしき、未来ある若人達よ】
一同「「「「はいっ!!」」」」
うたうちゃん「おじい様。これを見てください。ガンバライジング社が受け取った、次なるライダーの企画案、ヒーローの仮称です」
ウォズ「!…我が魔王、これは」
オーマジオウ【──フハハハ。面白い偶然も、あったものだな】
『次年ライダー企画案 仮面ライダージオウ(仮称)』
カーマ(色んな人がお祝いに来ますね…グドーシさんには個別で誰か来たりはするんでしょうか…?)
立川のロン毛「グドーシ君!おめでとー!ブッダも凄く喜んでたよ!三蔵ちゃんによろしくだって!本人が来ればいいのに恥ずかしがっちゃってさー!」
グドーシ「お礼を言うのはこちらでござる。身に宿したかの御仁の力、我が道を暖かく照らしてくださいました」
ロン毛「いいのいいの。ブッダも喜んでたからね、『まさかこんな形で関われる日が来るとは思わなかった』って。私の依代とか…いたりするかな?」
グドーシ「はははは、流石に救世主の依代は軽々にはおりませぬかと…」
ロン毛「言っておいてくれるかい?『オファー募集』って!疑似ならイケるって確信してるから!疑似ならね!」
カーマ(流石グドーシさん。お話するお相手もレベルが違いますね…)
金髪の少年(メガテンシリーズルシファー)『僕もワンチャンあったりするかな?』
カーマ「…蛮神の心臓ハントとかにされちゃうかもですね…」
『怖いなぁ、人類史…』
そんなこんなで、お祝いに次ぐお祝いで喫茶店は大いに湧き立つのであった──。
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