人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
こちらの発案はアナザーガタックさんです!皆様、いつもメッセージ誠にありがとうございます!
真名:メリュジーヌ
クラス:弓兵(アーチャー)
性別:女性
地域:フランス
出典:『メリュジーヌ物語、あるいはリュジニャン一族の物語 (Le roman de Mélusine ou histoire de Lusignan )』
ステータス:筋力・B+、耐久・C+、敏捷・C、魔力・A+、幸運・D、宝具・A
属性:中立・善・地
「サーヴァント・アーチャー、召喚に応じ参上したわ。あなたがマスター?…うん、いい目をしてる。私の名はメリュジーヌ、よろしくね?」
CV:高野麻里佳(異聞帯メリュジーヌと中の人は同じだが、あちらより声音が大人びているイメージ)
姿:顔や髪は異聞帯メリュジーヌに似ているが、こちらも、異聞帯メリュジーヌと比較するとこちらの方が身長・顔立ち・スタイルなど全てが成長し大人になっている。
これは「妻」や「母」として在った時期を全盛期としているためであり、あのメリュジーヌからちょっと雰囲気等が優しくなって、さらに大人になった、みたいなイメージ。ちなみに、髪色は、いわゆる「スモークブルー」、瞳の色は「シアン」といったところか。
再臨ごとの姿
第一再臨:20代前半の姿。結構スタイルがいい。呪いを受けつつも人間界に出て、人間と恋に落ちたころの姿。中世ヨーロッパの町娘…に扮した感じの服装。
第二再臨:20代後半~30代前半、ぐらいの姿。髪と胸と身長がさらにちょっとずつ増量された。結婚して子供を育て、夫を支えていたころの姿。同じく中世ヨーロッパ時代の服装だが、城主の妻らしく、スカート付きで格式高い服装になった。でもスカートはいわゆる「ひざ下」ぐらいの長さで、動きやすさは残している。
最終再臨:見た目年齢は第二再臨から変化なしだが、竜の角・翼・尾を剥き出しにし、瞳の色も金色に変わった。竜としての姿を隠すことなく、マスターとその仲間を全力で支えようという覚悟の姿。服装自体は、今のところは第二再臨とそんなに変わらない予定。
好きなもの:自身の子供や子孫、リュジニャン城とそこを継いだ者達、善きマスターやその仲間、妹達
嫌いなもの:陰口や讒言、悪意ある噂、約束を破られること
クラススキル:対魔力 B
アーチャーのクラススキル。魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。
保有スキル:竜化の呪い A(いちおう、原作にはないスキル)
半人半竜となる呪いをかけられ、最終的に竜へと転じたことから得たスキル。「竜種」や「竜種改造」の類似スキルで、竜種としての魔力炉心が形成され、攻撃力の向上や、このスキルと同ランクの「単独行動」に近い効果を得られる。
ちなみに、このスキルがあるが故に、アーチャーのクラススキル「単独行動」がこちらに統合されており、その副次作用としてこのスキルのランクもやや上がっている。(元々はB~B+ぐらい、という設定)
変化 B
文字通り「変身」する。スキルの由来は上記の「竜化の呪い」と同じだが、こちらは、人から竜へ、竜から人へと姿が変わることの証左。腕や脚だけ、翼だけ、下半身だけなど、人の姿から一部を竜に変えることも可能。
ちなみに、メリュジーヌが完全に竜に変化した場合は、翼と4本の脚がある、やや細身の西洋風ドラゴンになる。
黄金律 B
身体の黄金比ではなく、人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。メリュジーヌは夫に豊かな富をもたらしたことからランクは高め。
神性 D
この世界(型月世界における汎人類史)のメリュジーヌは、ケルトの古い女神の系譜にある。それ故に保有したスキル。肉体的な耐久力がやや強くなり、「粛清防御」をある程度削減できる。
妖精眼 C-
ヒトが持つ魔眼ではなく、妖精が生まれつき持つ『世界を切り替える』視界。ハーフの妖精なのでランクはあまり高くなく、また人間社会の中で愛に生きた彼女は、気遣いを「濁り」とは認識せず、むしろ他者への思いやりを美徳として考える。…だからこそ、他人の為に自分だけが負担を背負い込む、という在り方に関しては、善意に基づくものだと理解しつつも悲しくも思うのだが。「もうちょっと私や皆に頼っていいのに…」という感じである。
宝具:『その愛、未だ消ゆることなく(ケア・デ・シャリティ・メリュジーヌ)』
ランク:A 種別:対軍宝具(自軍) レンジ:0~50
最大捕捉:30人
「──この愛こそが我が力。たとえ誓いが破れても、遥か未来まで見守ろう。…『その愛、未だ消ゆることなく(ケア・デ・シャリティ・メリュジーヌ)』!」
呪いに侵されしその正体が露見し、夫の許を離れてからも、メリュジーヌの愛、特に子供達やリュジニャン城主達への愛は消えなかった。その愛はサーヴァントとなった彼女の力となり、その力を込めて放つ光は、いま自分が愛すべき、支えるべき者達…すなわち味方全体に、護りと癒しの加護を与える。そして、愛は時に、守るべきものを侵す相手に立ち向かう牙ともなる。メリュジーヌの場合も例外ではなく、この宝具の光に巻き込まれた敵は、竜のオーラに焼かれてダメージを負う。また、この光は彼女の愛のみならず、「豊穣や再生を生み出す存在」というメリュジーヌへのイメージをも反映し、力尽きた味方への再生すらも可能とする。
…ということで、プロセスを解説すると、「竜の姿に変化」→「飛翔し、敵味方全体に向けて光を放つ」→「味方に防御アップ&ダメージカット、体力・状態異常回復、力尽きている味方の復活」&「光に巻き込まれた敵に大ダメージ」…といったところ。ただ、メインは防御バフと回復・復活効果の方なので、ダメージはどっちかというとおまけ。ダメージ量は決して小さくないが、高威力の攻撃宝具には及ばない。
ちなみに、「ケア・デ・シャリティ」はフランス語で「慈愛の心」なので、宝具名の意訳は「メリュジーヌの慈愛の心」といったところだろうか。
『水妖の妹たち(メリオール・エ・プラティナ)』
ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1~300 最大捕捉:2人
「──さあおいでなさい、私のかわいい妹たち!宝具解放、『水妖の妹たち(メリオール・エ・プラティナ)』!」
かつて共に生まれ育ち、共に父親を幽閉し、共に母親に呪いをかけられた、幼き日から成長するまでを共に過ごした妹たち・メリオールとプラティナを召喚する宝具。2人は独立したサーヴァントとして召喚され、宝具は持たないが、共に、メリュジーヌの持つそれと同じ性質を持ちランクが1つ下がった「竜化の呪い B」「変化 C」「妖精眼 D」を持ち、マスター不在でもある程度なら活動が可能。
新選組隊長格サーヴァントが持つ宝具『誠の旗』と似たような宝具ではあるが、どっちかというとハデス(『開闢』オリジナル鯖)の宝具『冥府に咲く献身の花』および『戦慄齎す三ツ首の魔犬』に近い性質を持つ。
二人も姉と同じく戦闘経験がある方ではないが、やはり魔力や身体能力は優れており、またある程度までなら偵察などといった別行動を頼むこともできる。メリオールとプラティナが、ほぼほぼメリュジーヌの伝承の中にしか登場しないことを逆手にとったものだが、これはメリュジーヌというよりメリオールとプラティナの意思で、妹たちの方がメリュジーヌの召喚に相乗りした形。
ちなみに、「メリオール・エ・プラティナ」の意味は、フランス語でまんま「メリオールとプラティナ」
なお、2人の妹の特徴は、だいたい以下の通り。見た目は汎人類史メリュジーヌに似ており、髪・目の色は同じだが、見た目年齢は彼女より幼い。なお、伝承に彼女たち2人の人格がわかるエピソードが皆無に近いので、性格などは完全に適当&オリジナル。
メリオール:冷静で理知的。ポニテ眼鏡っ娘。遠距離戦やサポート主体。お姉ちゃん大好き。
CV 花澤香菜
プラティナ:無邪気ないい子。ツインテール。近接戦主体。お姉ちゃん大好き。
CV 竹達彩奈
概要:フランスの民間伝承に登場する水妖の女性。ケルトの古い女神の系譜に連なる存在であり、かつてとある月世界にて、サクラファイブがひとり・ヴァイオレットに組み込まれた女神の一体。彼女の構成要素たる「女性」と「蛇」(伝説によっては「魚」もここに加わる)は豊穣のシンボルでもあり、豊穣や再生を生み出す存在である、とする考えもある。
人間の父・オルバニー王エリナスと泉の妖精プレッシナのハーフ。母の出産時、父が、見てはならない禁忌とされた妖精の出産を見てしまったため、メリュジーヌとその妹たちは妖精の国に幽閉されてしまう。成長したメリュジーヌは、2人の妹・メリオールとプラティナと共に、父を洞窟に幽閉し、人間界に出た。しかし、母は禁忌を犯した父をなお愛していたため、メリュジーヌ達姉妹に「土曜日に半身が竜になる呪い」をかけ、変身しているところを見られると二度と元に戻れなくなる運命を背負わせた。
その後メリュジーヌは、とある人間の男性と出会って恋に落ち、「土曜日に自分の姿を決して見ない」ことを誓って結婚した。メリュジーヌは夫に富をもたらし、10人の子をもうけ、また彼女の助力もあって夫はリュジニャン城や町を築くことができた。しかし、悪意ある噂を耳にした夫が、誓約を破って、土曜日に沐浴中の、半人半竜のメリュジーヌの姿を見てしまう。そのため、彼女は竜の姿になって城を飛び出した。
しかし、城にはまだ小さい子がいたことから授乳の為に戻ってきたこともあり、またリュジニャン城の城主や子孫の誰かが亡くなった時やその死が近づいた時にも戻ってきて、彼らの死を悲しんだとか。メリュジーヌの子供達の多くは化け物の性質を持っていたのだが、そのうち2人は問題なく人間として生まれ、その2人の子供の子孫の中からは、後にフランス君主となる人物も現れたという。
性格:上記の、子供や子孫、リュジニャン城を継いだ者達への愛を感じられるエピソードを反映し、子を愛する優しい母親といった感じの人物。また、夫に富と繁栄をもたらしたエピソードもある事から、賢く有能な良妻としての側面も持つ。父や夫が人間であり、人間社会の中で少なくない年月を過ごしてきたためか、いわゆる「妖精らしい悪辣さ」は基本的に持たない。しいて言うなら、父親の幽閉はやり過ぎといえなくもない…か?
マスターへの姿勢は、いわゆる母親系サーヴァントに近い。頼光のように「この子は自分の子!」と発言するタイプというよりかは、ブーディカのようなスタンスに近く、子供たちを見守るのと似たような姿勢でマスターを見守り、支える。また、かつて夫に富と繁栄をもたらしたその優れた才を以て、マスターを支えてくれるだろう。マスターが善き人であるならば、なおの事。…ちなみに、サーヴァントとして召喚に応じる以上、「支える」というのには戦闘面も含まれており、あまり経験のない戦闘行為にも、妖精+ドラゴンという種族故の能力の高さ、さらには愛と根性を以て対応するなど、豪胆なところもある女。
ただ、良識を具えた女性でもあるため、マスターが悪しきものであればそもそも召喚に応じないか、仮に応じてもそのマスターを諫めようとする。とはいえ「悪属性だから悪人」とするのではなく、妖精眼で相手の本質を見抜けるため、例えばリッカみたいな「悪から生まれたけど善の心を持つマスター」にも快く力を貸してくれる。
子供たちや子孫たちの事は今でも大好き。リュジニャン城を継ぎ守り続けた者達の事も好きで、ゆえに今リュジニャン城がなくなっている事は悲しい。夫への感情は(キャラを作る側として)どう設定しようか迷ったが、幼い子の為に戻ってきたり子孫やリュジニャン城城主たちの死を悲しんだりしたことから、複雑な心境ながらまだ愛は残っている、としている。むしろ、悪意ある噂によって夫が自分の正体を知る事となってしまったため、陰口や讒言、悪意ある噂の類が嫌い・苦手。約束を破られるのも嫌いだが、その原因となった悪意ある噂とかの方がより嫌い。両親への感情も、「禁忌とされる妖精の出産を見た父」と「そんな父を愛したが故に自分たちに呪いをかけた母」ということで、どっちかというと苦手かも。
関連人物
・エリナス:父親。オルバニー王。彼が、見てはならない禁忌とされていた妖精の出産を見てしまったために、メリュジーヌ達姉妹は妖精の国に閉じ込められてしまった。それ故に彼女たち姉妹は結託し、エリナスを幽閉して人間界への脱出に成功したのだが…(以降の事は、以下の「プレッシナ」の項を参照)。そういう経緯もあって、嫌いとまではいかないが苦手な相手。
・プレッシナ:母親。泉の妖精。オルバニー王エリナスとの間の子供として自分たちをもうけたが、上記の理由でエリナスを幽閉した際、エリナスを愛していたプレッシナは、娘であるメリュジーヌ達姉妹に呪いをかけてしまった。それ故に壮絶な運命を背負わされたので、メリュジーヌにとっては苦手な相手。自業自得な面もあったとは自覚しているが、それでももしかしたら若干嫌いかもしれない。
・メリオール、プラティナ:自分と同じく、エリナスとプレッシナの間に生まれた2人の妹。結託してエリナスを幽閉し人間界に出たが、共にプレッシナによって呪いをかけられてしまうことになった。姉妹仲は良いのだが、人間界に出てからは行動を共にしていないようで、彼女たちがどういう人生を送ったかは知らない。妹たちに関しては伝承が特に残っていないので聖杯からも教えてもらえなかったが、どこかで平和に暮らしていたらいいな、もし亡くなっていたのならその最期は穏やかであってほしいな、と思っている。
…そんな2人だが、メリュジーヌの伝説の中に登場する(というかそこにしか出てこない)のを良い事に、メリュジーヌの宝具として参戦する。
・ポワトゥー伯のレイモン(あるいはフォレ伯の子レモンダン):人間の男性。メリュジーヌは彼と恋に落ち、誓約をした上で結婚し、10人の子ももうけた。彼が町を発展させ、リュジニャン城を築くことができたのも、メリュジーヌの支えがあったからこそである。後に誓約を破られて正体を見られ、それ故に城を去ってしまったが、その後も複雑な感情は残りつつ、彼への愛は残っている。共に町や子供たちを見守った男を愛した思い出は、いつまでも消えない宝物だから。
(どちらの人物とするかは私は決められなかったので、どちらにするのかは札切様にお任せ致します)
・10人の子供達:メリュジーヌが夫との間にもうけた子供達。このうち、キプロスの王になったユリアンとアルメニアの王になったギイの2人以外は化け物の形質を持って生まれてしまったが、メリュジーヌは彼らを分け隔てなく愛した。
・自身の子孫、歴代リュジニャン城主達:メリュジーヌが慈愛を向けていた者達。彼らの死期に際しては、リュジニャン城の付近の空などに現れて悲しむメリュジーヌの姿が見られたとか。
・アルビオン(異聞帯):似たような顔と声を持つが、全くの別人。本来の歴史(=原作)と同じ歴史をたどっていれば自身と同じ名を持つはずだった少女であり、そのことは知らないが何かしらの運命じみた繋がりを感じている。なんだかその在り方が危なっかしくてほっとけない女の子。本人曰く、「久々に『母親』ではなく『姉』や『親戚』みたいな感じで接したくなる相手」とのこと。