人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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いよいよ近付いてきた4周年!4周年まで溜め込まれた、たくさんのマテリアルを一気に解放して参ります!明日も含め、一気に2話ギッギチになります!

本当に皆様、ありがとうございます!皆様がいてくださるからこそ、この物語があります!今まで支えてくださった皆様の恩返しになったのなら、何よりの幸いです!

本当に本当に、ありがとうございました!これからもどうか、よろしくお願い致します!


ファイナルサーヴァントマテリアル・大盤振る舞い!

名前 立花道雪(自身で名乗る時は戸次道雪と名乗る)(作・ヘビーアームズ様)

 

クラス セイバー

 

性別 男性 出身 日本

 

好きなもの 花を育てる事、絵を描く事、立花誾千代

 

苦手なもの 立花宗茂、立花誾千代

 

天敵 立花誾千代

 

ステータス

 

筋力 B 耐久 C 敏捷 EX 魔力 A 幸運 E 宝具 EX

 

クラススキル

 

対魔力 A

 

当時最大級の神秘である雷及びその中に潜む雷神を斬り伏せた逸話から高ランクを誇る。

 

騎乗 A

 

雷を斬り伏せた代償に左足が動かなくなったにもかかわらず、騎馬で敵陣に乗り込んで戦った逸話とサーヴァントの特性により、全盛期の五体満足の状態で召喚されている事が合わさり高ランクとなっている。

 

梅岳霊神(ばいがくれいしん) EX

 

死後に奉られた立花道雪本人。開拓・先導の神であり、開運厄除・家内安全・交通安全の御利益があるが、家内安全については生前の後悔が大元にあるので触れないであげよう。

それ以外の御利益については幸運に頼るのではなく、諦めないものに対して道を指し示し、その背中を押すのが道雪のやり方である。

幸運値を上げる事はやらないし、出来ない。

この事について聞いてみると、そもそも幸運値が高ければ落雷に遭わないという返答が返ってくる。

スキルとしての効果は道雪が味方にいる時、味方全体に被必中・被無敵貫通無効を付与する。

 

保有スキル 

 

主君への諫言 EX

 

生前、主君大友宗麟が道を誤った度に諫言を行い道を正した逸話と梅岳霊神としての権能が合わさったスキル。

主にマスターが誤った指示を出してしまった時等に発動させる。

マスターの指示をキャンセルすると同時にマスターの精神状態がどれだけ乱れていようと冷静な状態に戻し、その後のマスターの意志によって効果が変動する特殊なバフを付与する。

なお、この指示のキャンセルは令呪も対象となる。令呪をキャンセルした場合、その分の令呪は消費されない。

バフについては、マスターの意志が弱ければ弱い程バフも弱くなり、最低値だと敏捷(逃げ足)の底上げくらいの効果しか発生しない。

しかし、マスターの意志が最後まで絶対に諦めない不屈の領域にある場合、マスターの思考速度上昇(才知の祝福と同程度)、マスター礼装のスキルチャージの三段階短縮、マスターの魔力値を一時的に大幅に上昇させ、これにより自身を含めた味方の同じマスターを持つサーヴァントのステータスを一時的に上昇させる。

更にこの条件に当てはまるサーヴァント一騎限定で即時宝具発動が可能となる。

別名、マスターに主人公補正を付与するスキル。

 

直感 A

 

戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を感じ取る能力。Aランクの第六感はもはや未来予知に等しい。

この能力により、自身に向かって来る落雷を察知した。

雷を斬り伏せる事が出来た要因の一つ。

 

心眼(偽) A

 

直感・第六感による危険回避。虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。

この能力により、自身に向かって来る落雷が回避不能だと本能的に理解し、道雪に刀による迎撃を選択させた。

雷を斬り伏せる事が出来たもう一つの要因。

 

心眼(真) A

 

修行・鍛錬によって培った洞察力。

窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。

雷を斬り伏せた代償に左足が動かなくなってなお、鍛練を続けた結果修得した能力。

この能力を得た事で左足が動かないハンデがありながらも敵兵や敵将を討ち取る活躍をして見せた。

 

鬼道雪 EX

 

軍略と戦略と味方全体の攻撃力を上昇させる効果が複合したスキル。

道雪は奇襲と正攻法を織り交ぜた戦法を得意としており、これによって不敗を誇った。

攻撃力が上昇する理由については道雪が限定的なカリスマを持つ事が理由で特に家臣からは厚く信奉されている。

 

宝具

 

斬雷の闘将

 

ランク:EX 種別:対人宝具

レンジ:─ 最大捕捉:1人

 

生前の道雪が左足が動かなくなったにもかかわらず、そのハンデを乗り越えて、生涯不敗を貫いた逸話が昇華した宝具である。

道雪に作用する常時発動型の宝具で、効果は自身に対して不利に働くあらゆる事象を無効化、あるいは乗り越えるというもの。

最大級の神秘である雷とその中に潜んでいた雷神を斬った事により、神の権能やビーストのネガスキル等の強力な干渉すらも無効化する。

また、デバフを受けた時、そのデバフと逆の効果のバフをデバフを上回る数値分自身に付与する。

 

千鳥

 

ランク:C 種別:対人宝具

レンジ:1 最大捕捉:1人

 

雷を斬ったとされる刀、後に雷切に改名される。

その経緯から神秘に対する特攻を持つ、装備した者に地属性・天属性特攻を付与する。

 

雷位開帳・雷切一閃

 

ランク:─ 種別:対人奥義

レンジ:0~10 最大捕捉:1人

 

雷位の一つであり、正確には宝具ではない為ランクは存在しない。

直前まで行っていたあらゆる行動をキャンセルし、一瞬で抜刀の態勢に入り雷位を繰り出す。

例え、完全な不意打ちに遭い、武器を振り下ろされる途中の状態であっても、雷速の剣を用いて先に返り討ちにする究極の後の先、カウンター攻撃である。

 

雷位真髄・雷神一閃

 

ランク:EX 種別:対神魔剣

レンジ:─ 最大捕捉:1人

 

道雪が雷を斬った逸話の再現。

本来なら対人魔剣なのだが、道雪の逸話が合わさり天属性特攻が上乗せされた神殺しの剣技。

発動には条件があり、千鳥を装備している事、敵が先に攻撃している事、敵の攻撃が道雪に対して一撃で致命傷を与えるものである事の三点を満たす必要がある。

条件を全て満たした上で雷速を越える剣技を用いて敵の攻撃を迎撃する事で宝具が発動、道雪に向かう攻撃を無効化し、攻撃を繰り出した相手を距離に関わらず両断する。

つまりは、和製斬り抉る戦神の剣である。

 

 

解説

 

生涯不敗の猛将、立花道雪が神性を得て武人としての側面で現界したサーヴァント。

他にもキャスターやライダーとしての適正もあるが、そちらだと老年期の姿で現界する。

若い頃の身体が万全な霊基で現界するのはセイバーの時だけである。

老年期の霊基の場合、雷位は使用不能となるが、その代わりに宝具が自身の家臣団を連続召喚するものなる。

ちなみに左足が動かないハンデがあっても武人としての実力は高く、武田信玄から戦技を競いたいと言わしめる程(距離が遠すぎた為断念している)

 

文武両道かつ人格者でもあり、生前の道雪の言葉に「武士に弱い者はいない。もし弱い者がいれば、その人が悪いのではなく、大将が励まさない罪による。我が配下の武士は言うに及ばず。下部に至っても武功の無い者はいない。他の家にあって後れをとる武士があらば、我が方に来て仕えるがよい。見違えるような優れ者にしてやろう」と言い、手柄を立てられなかった家臣には「運不運が武功にはあるもの。そなたが弱い者でない事は、我が見定めている。明日の戦いに出る際、そそのかされて抜け駆けなどして討死してはならぬ。それは不忠というものぞ。身を全うしてこの道雪の行く末を見よ。お前たちを打ち連れているからこそ、かくのように年老いても敵の真ん中に出られ、怯んだ様子も見せないのだ」と語ったとされる。

ちなみにその武者は道雪の言葉で奮起し、戦で大活躍する事になり、それを見た道雪は「あの者を見よ。この道雪の睨んだ目に狂いは無かった」と周囲にもわかるように大声で賞賛したとされる等、理想の上司の体現者の様である為に家臣団からは厚く信奉させており、ある合戦で道雪の軍は苦戦した時に「我を敵の中に担ぎ入れよ。命が欲しければ、その後で逃げよ」と道雪が下知したが誰も逃げずにむしろ奮起し、敵を追い返したとされる。

 

 

この他、花を愛で、絵画を描く等の文化人でもある。

そんな完璧超人な道雪の唯一の欠点が家族関係であり、息子がいない事もあって娘である誾千代を溺愛して跡取りにする為の教育を施していたが、この誾千代が大変勇猛に育った。育ってしまった。

そして、跡取りとして育てた誾千代を高橋統虎(後の立花宗茂)を婿入りさせる形で結婚させて、統虎を跡取りにする事で夫婦仲がややこしい事になるという大失敗をする。

これにより、好きなものは溺愛している誾千代。苦手なものは娘夫婦。天敵が恨まれていると思っているから誾千代となっている。

 

なお、この誾千代、宗茂との不仲が有名だが実際のところ、道雪の跡取りだった娘としては確かに憎い相手なのだが、一人の女性としてはベタ惚れしていたりする。

実際、子供ができなかった事で宗茂が跡取りをつくる為に側室を迎えようとした際に激怒したり、秀吉が誾千代に手を出そうと城に呼び出した時にそれを察知し、女中と共に武装して登城して諦めさせたりしている。

その性格を一言で説明するならモードレッドZIPANGのすがたと言ったところ。

 

道雪は三柱神社に奉られているのだが、神格化された娘夫婦共々同じ神社に奉られている為、娘夫婦の痴話喧嘩を延々と見続けるはめになってしまっている。

 

 

磐長姫(イワナガヒメ)(作・雷電タメエモン様)

「アナタのこれからの旅路に光多からんことを」

 

真名:磐長姫(イワナガヒメ)

クラス:アーチャー

性別:女性

身長:200cm

体重:100kg

地域:日本

出典:『古事記』

特技:投擲・小間物作り

好きなもの:自然の中での日向ぼっこ・夫とその家族・妹

苦手なもの:おしゃれ・鏡

属性:秩序・善

 

○ステータス

筋力:A+++ 耐久:A+++ 敏捷:B

魔力:A+  幸運:D  宝具:A++

 

○スキル

・凶醜きに因り見畏みて:A+++

『醜い』には『力強い・恐ろしい・強い』という意があり、

『凶』も形容詞で使うと『凄い』という意になる。

怪力・頑強・対魔力・魔力放出の複合スキル。

ニニギはイワナガのあまりのちから強さを畏れて追い返した。

 

・悪縁切り:A+

神として司る権能から得たスキル。

強き力を以て悪しき縁や呪いを引きちぎる。

 

・女神の神核:A++

生まれながらにして完成した女神であることを現す、

神性スキルを含む複合スキル。

神性スキルを含む他、精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。

あらゆる精神系の干渉を弾き、肉体成長もなく、

どれだけカロリー摂取しても体型が変化しない。

神格を下げて召喚されているがそれでもほぼ最高ランクで有している。

 

・千里眼:B+

視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。

遠方の標的捕捉に効果を発揮。

ランクが高くなると、透視、未来視さえ可能

・投擲:A

鏡を放り投げてから身につけた投擲術。

『岩の神』である権能により無限に岩を生み出して投擲する。

岩の大きさは人の頭ほどの大きさがあり、

それを砲弾並の速度と飛距離で放つ。

 

宝具

・『永く遠くを顕す女神(イワナガヒメ)』

ランク:A 対人宝具

岩の神であるイワナガヒメの権能。常時発動型宝具。

イワナガの意思で頑強な岩を自在に出現させる。

壁による防御や目くらまし、頭上に出現させて落下させるなど

匠に使いこなす。

一番よく使うのは投擲術と魔力放出と組み合わせて

岩を雨あられと敵に浴びせまくる。

 

・『銀鏡の映す醜き相貌よ(しろみのうつすおそろしきかおよ)』

ランク:A+ 対軍宝具

天孫に帰らされてから毎日鏡を覗いていた磐長姫がある日、

鏡に映った龍のように恐ろしく醜い顔に驚いて

その鏡を遠くの山に放り投げた逸話から。

神代に作られた頑強な鏡が凄まじい速度で投擲され、

着弾と同時に激しい光熱と広範囲に大爆発を起こして大破壊を齎す。

鏡面を見るのは苦手なので必ず裏返してから投げる。

 

・『月水石之磐座(がっすいせきのいわくら)』

ランク:A+++ 対城宝具

筑波山に自身が残した磐座を呼び出して持って上空高く飛び上がり、

自身の持つ「永遠」の権能を磐座の硬さに込め、

全力の力を込めて敵に向かって投擲する。

その破壊力は巨大な隕石にも匹敵する。

 

真名

日本神話の女神である磐長姫。石長比売とも。

コノハナチルヒメとも呼ばれる。

山を支配するオオヤマツミ神の娘で木花咲耶姫の姉。

岩の永続性の神であり、長寿の神。

妹と共に天孫であるニニギの元の嫁ぐが磐長姫は

醜かったためにオオヤマツミ神の元に送り返される。

このニニギが磐長姫を送り返した理由は容姿の醜さではなく、

磐長姫のあまりに力強い姿に畏れをなした。

つまりビビって怖がって送り返した。

オオヤマツミはそれを怒り、「磐長姫を差し上げたのは

天孫が岩のように永遠のものとなるように。

咲耶姫を差し上げたのは天孫が花のように繁栄するようにと

誓約を立てたからである」と言い、

磐長姫を送り返したことで天孫の寿命が短くなるだろうと告げた。

人が短命になったのはここからだとも言われる。

後にスサノオの子である八島士奴美神(ヤシマジヌミノカミ)と

結婚し子も授かった。

 

人物

愛称は「イワナガ」。

素朴で穏やかな顔立ちをしており、

とても大柄でがっしりとした体つきに浅黒い肌をしている。

性格は温厚で優しく、芯が強くとても家族想い。

女性らしいとは言えない自分の容姿にコンプレックスを持っており、

容姿に関わる話題では卑屈になる。

自分を娶ってくれた八島士奴美神(ヤシマジヌミノカミ)のことを

深く愛し、彼の父母であるスサノオとクシナダヒメにも

家族として受け入れてくれたと深く感謝し、とても慕っている。

手先がとても器用で「自分には似合わないけど」と言いつつも

よく小物やアクセサリーを作っており、手芸も嗜む。

 

○能力

見た目に違わぬパワーファイター。

遠距離では魔力を纏わせた岩を雨あられと浴びせかけ、

近距離では妹を守るために鍛えた体術と凄まじい力で相手をねじ伏せる。

心配してなのか攻撃の中にスサノオやスセリ、

サクヤが力を貸している。

 

人物関係

・サクヤヒメ

最愛の妹。ニニギがサクヤが妊娠したのが自分の子かと

疑ったことを聞いて殴り込みに行こうかと本気で考えたが

炎の中で出産することで潔白を証明したことを誇らしく思っている。

サクヤにとってもイワナガは強くなにより優しい大好きな姉。

というよりサクヤのほうが重度のシスコン。

ニニギのことを愛してはいるが、イワナガを追い返して

泣かせて悲しませたことは今も許していない。

「大好きですイワナガ姉さま(強く抱きつく)」

「私も大好きよサクヤ(優しく抱きしめる)」

「もっと強くても大丈夫よ姉さまむしろ抱き潰すくらいで!!」

「や、やらないわよ可愛い妹を抱き潰すなんて」

「私にはご褒美です!!さぁカモン姉さま!!」

「サクヤ大丈夫?ニニギ様との生活に疲れてない?」

 

・ヤシマジヌミノカミ

スサノオの息子で愛する夫。

クシナダヒメに似た穏やかな性格をしており、

イワナガヒメとよく一緒に寄り添って日向ぼっこしている。

イワナガヒメは自分がヤシマジヌの妻で良かったのかとときおり思うが

ヤシマジヌは自分の妻はイワナガヒメしかいないと思っている。

「愛しているよ僕のイワナガ。ずっと共にいておくれ」

「は、はい。私なんかで良ければ」

「なんかじゃないよ。君がいいんだ」

「あ、あう//////////」

 

・スサノオ

ヤシマジヌミノカミの父で義理の父親。

肉体的に力強く芯も強いイワナガのことをとても気に入っている。

初対面で相撲を取ろうと誘ってイワナガを困惑させ、

笑顔のクシナダにはたかれた。今でも諦めてない。

「イワナガほどヤシマジヌに似合いの嫁はいないな!!

できれば相撲を取ってみたい!!どうだイワナガ!!」

「あの・・・お義父様、後ろからお義母様が」

「むっ!!これはいかん!!」

「またですかスサノオ様いい加減になさい!!」

 

クシナダヒメ

ヤシマジヌノカミの母で義理の母。

イワナガの大きな体格など気にせず、とても可愛がっている。

一緒に小間物作りをするのがお気に入り。

今だにイワナガに相撲を取ろうと言うスサノオには

さすがにいい加減にしなさいと思っている。

「ヤシマジヌと結婚してくれて、私たちの娘になってくれて

本当にありがとうイワナガ。私の可愛い娘」

「お義母様・・・私こそありがとうございます」

「オレの嫁と義理の娘は可愛いなヤシマジヌ!!」

「それには同意しますが空気読んでください

母上がイワナガとの時間を邪魔するなと睨んでますよ父上」

 

・スセリビメ

スサノオの娘でヤシマジヌの妹。

スサノオによく似た性格で最初はイワナガによく勝負を申し込んでいたが

今ではすっかり懐き、頭を撫でてとねだってくる。

「イワナガ姉さま大好き!!もっと撫でて!!」

「はいはい・・・・痛くないスセリ?」

「そんなにヤワじゃないよ私!!父様の娘だもん!!」

「ふふ・・・よしよし」

「えへへへ♪」

「くっ・・・スセリちゃんやるわね」

(物陰からハンカチ咥えて嫉妬の目をスセリに向けるサクヤ)

 

・イザナミ様

義理の孫になるので孫が増えたと大喜び。

ちょくちょく構いに押しかける。

イワナガも可愛がってくれるイザナミを慕うのと同時に

その性格からかなり心配もしている。

「イワナガちゃんは本当に可愛い~!!

さぁいいこいいこしてあげ・・・届かない(落ち込み)」

「えっと・・・・こ、こうすればいいですか」

(軽々とイザナミを抱える)

「まぁ!!これならできますね!!いいこいいこ~♪」

「・・・・どちらが孫だかわからんな母よ(タケル)」

「あなや!?」

 

アマ公

兄弟であるスサノオが迷惑をかけてないか気にしており、

相撲を申し込んでると聞いたときは噛みついて叱った。

「わふ(弟が迷惑をかけてごめんなさい)」

「気にしないでくださいアマ叔母様(やさしく撫でる)」

「わふ~(母より上手ですね)」

 

・カグツチ

自分の炎を恐れずに可愛がってくれるのでとても懐いている。

義理の叔父と姪になるのだがどちらも気にしていない。

いつかニニギ燃やしてやろうかなと思っている・

「イワナガを泣かせたの、ニニギ?」

「ええ。でももう昔のことですから」

「・・・・」

「あ、あのカグツチ様?炎を構えてどこに?」

「ちょっとニニギのところまで」

「なにをなさるんですか!?」

「こちらですよカグツチ様~」

「サクヤも旗振って案内しないで!!」

 

・メディア、ヴラド三世

手先の器用さを生かしてよく一緒に衣装作りをしている趣味仲間。

メディアとヴラド三世はいつかイワナガに似合いを服を作って

着せようと考えてることをイワナガだけが知らない。

「これぐらいの布がいるな」

「ええ。そしてあの娘の良さを生かしたデザインに・・・・」

「経緯が経緯とはいえ、本人に着飾る気が無いのがなんとも惜しい」

「ニニギだったかしら。本当に神代の男は・・・・」

 

は相手から裏切られない限り、自ら裏切る事はしませぬよ。

 

真名:黒田官兵衛(作・めーりん様)

クラス:キャスター

性別:男性

出身:日本

出典:『川角太閤記』他多数

属性:中立 悪

身長:183cm

体重:70kg

好きなもの:平穏 食事 お茶会 教育

嫌いなもの:裏切り 学ばない愚者

 

[ステータス]

筋力:C耐久:B 敏捷:E 魔力:C 幸運:C 宝具:EX

 

[保有スキル]

 

・軍師の忠言:B++

軍師系サーヴァントに与えられるスキル。状況を把握、分析することにより味方側に正しい助言を与えることが出来る。ランクが上がれば上がるほどその助言の正しい確率は上昇する。官兵衛の場合、助言対象が無謀な行動をする際に諌めやすくなる。

 

・軍師の指揮:B+

軍師系のサーヴァントに与えられるスキル。自己を含めた軍としての力を最大限に引き出す。官兵衛の場合は持久戦と攻城戦を行う際にブーストが掛かる。

 

・陣地作成:A+

魔術師として自らに有利な陣地や工房を作成出来る。官兵衛の場合「工房」を上回る「城」を形成することが可能。キャスターのクラススキル

 

道具作成:C++

魔術的な道具を作成する技能。官兵衛の場合、携わった城に関連する道具や武器を作成可能。キャスターのクラススキル。

 

宝具]

 

『築城の名手』

・対己宝具

・ランク:EX

黒田官兵衛の根幹を成すスキルが昇華された宝具。官兵衛は築城の名手として名高く、多数の名城の築城や改築に携わって来たとされている。この宝具は自身以外にも味方で城に関する宝具を有するサーヴァントの宝具を大幅に強化するだけでなく、形成する際の消費魔力や材料の大幅な節約を可能とする。また、城を自在に改造する事も可能。また、特権として自身が関わった城を自らの宝具としても扱える他、自分が関わった城ならば他人の宝具であろうとも短期間とはいえ乗っ取れる。

 

『超絶絢爛日輪城改』

・対軍宝具

・ランク:EX

本来なら天下人秀吉の保有する黄金大魔術城塞なのだが、築城に携わったという事で問答無用で借りパクした挙句、勝手に改造してしまった黒田官兵衛の宝具。城塞中心にある黄金の魔力炉からのバックアップにより、自身はほぼ無限ともいえる魔力を行使できる。さらには豊臣恩顧の英霊を軍勢として召喚することも可能。 秀吉が使用した際は彼らの召喚は黄金炉の魔力によって賄われているため、城塞外では短時間しか戦う事ができないのだが、官兵衛は自身の宝具で改造した際、そのデメリットを消している為、問答無用で城塞外でも戦える。ちなみに秀吉の時と異なり徳川側の武将まで呼べるのだとか。なお、召喚出来る武将の中でも官兵衛が頼りにしてるのは 真田信繁(真田幸村)、後藤又兵衛、毛利勝永、長曾我部盛親、明石全登、本田忠勝、服部半蔵、藤堂高虎など、豊臣、徳川両陣営の中でも特に名高い英雄達である。ちなみに見た目は金ではなく現実で再現された大阪城そのもの。

 

なお、秀吉と異なり、城の一部を召喚する事で、付随するように武将を召喚する事も可能

 

名刀圧切(へしきり)長谷部』

・対人魔剣

・ランク:EX

天下に名高い名刀。その名の由来となった出来事が抽出された結果、その名に相応しく防御諸共斬る事を可能とする。黒田官兵衛には剣の逸話がないが、日輪城の効果で召喚された武将に貸し与えて運用する。なお、本人は名刀なのに自身がうまく扱えない事を非常に悔やんでおり、その分手入れは非常に丁寧に行なっているのだとか。

 

[容姿]

ややつり目の美形。現界にあたって軍師らしさを求めた結果、黒いアンダーリムの伊達メガネを掛けている。

 

第一再臨では法螺貝を片手に黒の和服を身に纏っている。

第二再臨では一転して黒のスーツを着こなしている。

第三再臨では軽装の鎧を身に纏っている。

 

[性格]

やや苦労人の雰囲気がある青年。困っている人物を見過ごすことができず、ため息を吐きながらも的確なアドバイスを送ることが多い。また、諄々に教え諭す様にして極力叱る事の無い様にしており、どうしてもという時は猛烈に叱りつける事がある。ただし、叱った後に簡単な仕事を頼んだりしてその後に丁寧に礼を言うことで後腐れの無い様に心がけており、コミュニケーション能力は高い方。あと、無意識のうちに倹約をしている他、作った道具は欲しがられたらQPで売り下げる事も。マスターの幸せを願っており、最終的にその為になるのであれば自ら悪役を買って出る事もある。

 

[戦闘スタイル]

左脚に軽い障害があるため、基本的に城の一部を召喚し、それをキーにして武将を召喚し、彼等を指揮して戦う迎撃型。移動時は御輿を足軽を召喚して担がせている。

 

[人物]

本来の真名は黒田孝高なのだが、通り名の官兵衛の方が有名となっている為、こちらが真名になっている。調略や交渉などを得意とし、築城の名手として名高い人物だが、地味に後世の創作の影響を受けたのかやや苦労人気質。

 

サーヴァントとの関係]

・織田信長

圧切をくれた事は感謝しているが、ギターにしている姿を見てしまい、吐血。

 

・明智光秀

今にも殺しかねない眼光で睨んでしまう事がある。

 

・茶々

秀吉の宝具を借りパクした事で追いかけられた

 

・竹中半兵衛

自分以上に後世の創作による影響を受けている事についつい苦笑。宝具の事もあり、仲は良い。(なお、恋愛感情などは皆無。ネタにした刑部姫を追いかけ、姫路城の制御を乗っ取り説教した)

 

・キリスト教関連のサーヴァント

キリシタン大名でもあったため、割と話が合う。ただし天草には厳しい目を向けている(聖杯を狙っているため)

 

・豊臣秀吉

かつて主君ではあるが、晩年のあれこれを知っているので基本的には塩対応。

 

 

 

 

『ランサーのサーヴァント。中華は南宋に仕えた岳飛と申します。貴公が私のマスターでしょうか?ならばここに誓いましょう。貴公が歩む道、この岳鵬挙が共に参ります。苦楽を共にし、そして貴公の道を阻む者あらば我が槍を以て切り開くことを。』

 

 

クラス:ランサー(ふかやん様)

 

 

真名:岳飛・鵬挙

 

 

身長・体重:184センチ・77キロ

 

 

属性:秩序・善

 

 

出典:史実

 

 

出身地:12世紀・中国

 

 

好きなもの:戦火無き平穏な日々を送る事と、その合間を利用しての武術の鍛錬。

 

 

嫌いなもの:戦場で命を懸け、故郷を護る為に戦う者達の想いを踏みにじる様な決断をする人間。

 

 

ステータス:筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運E 宝具A

 

 

スキル

 

 

対魔力:C 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

 

 

戦勝の寵児:A+

 数々の戦争で勝利を治め、民からの羨望の眼差しを得るまでに至ったランサーの武功。戦場におけるランサーの武勇が民に広まれば広まるほどランサーのステータスが上昇する。

 

 現在でも中華の民に絶大的な人気を誇るランサーは余程の事がない限りスキルの効果が無効になるという事はないだろう。

 

 

忠士の相:A+

 マスターに忠誠を誓い、同時にマスターからも信頼を寄せられる。「尽忠報国」の黥を背負う忠烈の士として人口に膾炙されたランサーのそれは最高ランクに位置する。

 

 

中国武術:EX

 中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。修得の難易度は最高レベルで、他のスキルと違い、Aでようやく“修得した”と言えるレベル。

 

 師・周同から伝授された武芸十八般を修め、後世の伝承では岳家拳の開祖として伝えられているランサーは本スキルを最高ランクで有している。

 

 

図南鵬翼:B

 後世の伝承によって獲得したスキル。ランサーは釈迦如来によって下界に遣わされた大鵬の化身であるとされる。

 魔力放出(風)、怪力を含む複合スキル。

 

 ただし“人型”という形態に縛られている以上、その出力には限界があり、実際に行使できる破壊力は人型の英霊としての領域に留まっている。

 

 

抗金英雄のカリスマ:B+

 祖国である南宋を侵略してくる金から護り抜く為に戦い抜いたランサーの人望の具現化。護国の英雄として中華にその名を遺したランサーの指揮は、無勢の弱兵であったはずの南宋の将兵を奮い立たせ、多勢の強兵で知られる金の軍勢を幾度もなく打ち破った。FGO風に言うと攻撃力アップ(中華圏のサーヴァントであればさらに攻撃力アップがプラスされる)とアタックプラスを付与させる。

 

 

宝具

 

「この槍は、瀝泉洞に住まいし大蛇が化身した神鎗なり。水は恵みとなり、時に毒を以てそなた達を蝕むであろう!!喰らい付け、瀝泉神鎗!!」

 

 

『瀝泉神槍(れきせんしんそう)』

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人

 ランサーに討伐された瀝泉洞に棲まう大蛇が姿を変じた槍。俗界のあらゆる武具を凌駕すると評された神造兵装。

 

 

 柄に瀝泉の水脈を宿し、魔力を込める事で圧縮された泉水を鋒として展開させる。加えて水流操作、槍を大蛇へと戻し自律行動、または生体兵装とする機能を有しランサーの戦闘を補助する。

 

 

 湧出する水はバッドステータスを解除する癒しの力を持つが、適量以上を摂取する、必要以上の魔力を注入する事で毒へと反転する副作用が存在する。

 

 

 ランサーはこの特性を使い分け、味方には治癒の恩恵を与える一方で、冷徹な戦闘倫理を以て敵対者を毒殺する事を厭わない。

 

 

「いかな大軍であろうとも、万軍を蹂躙する鉄騎が迫ろうとも、付け入る隙は…必ずある!!」

 

 

『撒星八陣(さんせいはちじん)』

ランク:C 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:500人

 岳飛が金の鉄騎に対抗するために用いたという歩兵戦術が宝具に昇華されたもの。

 

 

 複数の対象を取る攻撃に対して発動できる。『撒星陣』の効果範囲内にいる味方の大半を、敵の攻撃が被弾する瞬間、攻撃範囲外に転移・退避させる。

 

 

 これにより、敵の範囲攻撃の対象となる者の数が減り、被害の合計値が大幅に削減される。さらに『撒星陣』によって退避した味方は、敵の攻撃回避後、岳飛の任意の位置への再配置が可能。

 

 

 その特性上、集団での戦いで真価を発揮するが、転移対象の選定はランダム、かつ全員の転移はされない為、岳飛自身も含めて退避できずに直撃を受けるリスクがある。

 

人物:忠節を重んじ、弱きを助け強きを挫くを重んじる好漢。怜悧な雰囲気を持っているがその心中は誰よりも『熱い』想いを抱いているが、その熱さは人によっては敬遠される事も…。

 

 

 白の長髪を靡かせ、藍色の瞳をした凛然たる美丈夫。純白のマントをつけた白銀の甲冑を纏い、白銀の兜を被った姿をしているが、霊基再臨を重ねる事により、第一再臨では瀝泉洞に住まう大蛇が変じた、蛇が絡み付いた様な装飾が施され水晶の様に透き通っている柄に、穂先が黄金の長槍…瀝泉神鎗を手にし、第二再臨では兜を外して白の長髪を靡かせ、そして第三再臨では穂先に水を纏わせる事で三叉の鉾を思わせる形状になった穂先の瀝泉神鎗を地面に突き刺した姿となる。

 

 

 誰が相手でも敬語を欠かさない、礼儀正しく怜悧な雰囲気を持った貴公子という感じの雰囲気を持っておりマスターに対しても礼儀正しく接するが、忠節と義侠心に厚く、弱きを助け強きを挫くを重んじる好漢の一面も持っている。

 

 

 元は農民であるにもかかわらず文武両道であり、彼が当時住んでいた故郷である南宋が北方の強国である金の来襲に脅かされているのをよしとせず、義勇軍を率いて頭角を現し、将軍となってからは故郷である南宋を金の襲来から護る為に転戦を重ね、連戦連勝を重ねた。

 

 

 その心中にあるのは『自分の故郷を、侵略者から護り抜きたい』という想いであり、それは純粋と言えるものであったのだが…歴史は彼に残酷な結末を待ち受けさせていた。

 

 

 当時主戦派の立場にあった岳飛に対し、和平派のトップであった秦檜は彼と激しく対立。この時の岳飛には秦檜の考えが理解できなかった。

 

 

ーなぜ我々の故郷である南宋に幾度も攻め寄せてくる金国と和平を結ぼうとするのか?ここで和平を結んだとしても、いずれ彼らは和平を踏みにじって再び攻めてくるのが目に見えているではないか!!故郷を金国の魔の手から護り抜く為にも、ここで剣を鞘に戻すようなことをしてはならない!!

 

 

そう必死に翻意させようと説得していた岳飛であったが…秦檜からすれば、岳飛は『ただでさえ国力が比べ物にならないくらい強大な金に対し徒に戦火を長引かせようとする疫病神』としか見ていなかった。その為秦檜は彼とその息子、そして岳飛が率いていた軍の最高幹部を表向きは謀反罪であるという冤罪を以て処断してしまう。

 

 

 当然この処断は岳飛の事を慕う民草からは最低な裏切りとしかとられず、岳飛とは戦友でもあり自身も岳飛と同じく『抗金英雄』の一人に列せられている『韓世忠』からも『謀反罪と言うがその証拠があるのか』と問い詰められたのに対し、秦檜は『莫須有(あったかもしれない)』と言い放ち、『莫須有の三文字で天下を納得させることができるものか!!』と秦檜を詰るも、彼もまた兵権を奪われる事になる…。

 

 

 その後、秦檜が亡くなった事で岳飛は冤罪を晴らされ、岳王廟に祀られる様になったが、この生前の出来事により岳飛にとって『戦場で命を懸け、故郷や家族と言った大切な物を護る為に戦う人々の想いを踏みにじる人間』を激しく嫌っており、マスターに対しても『どうか、貴方が召喚したサーヴァントを自分勝手に裏切る様なことだけはしないでください。それだけが…私の望みです』と懇願する一面も…。

 

 

 中華圏において南宋初に活躍した名将であり、後世においては関羽と並ぶほどの格を以て祀られ、現在の中国でも歴史上の人物を問われれば一番に名前が上がるほどの知名度を誇る大英雄。

 

 

 幾多の戦場を潜り抜け、磨き上げた武勇の力量は中華圏のみならず世界中の英雄の中でもトップクラスと言えるほどであり、後世では自身の武術が岳家拳という中華拳法として語り継がれているなど対人戦闘も得意とするのみならず、将軍として幾度も金の軍勢を退けた岳飛は対軍戦闘においても高い実力を持ち合わせている。

 

 

 対人と対軍、双方における戦闘において高い戦果を挙げられる岳飛は、トップサーヴァントとして優れていると言っても過言ではないだろう。

 

人物関係 サーヴァント

 

 

秦良玉、蘭陵王:ともに中華を代表する英雄であり、同郷の英雄としてカルデアでは共にある事が多い。また秦良玉については猜疑心の強い皇帝に対しても、詩を送られるほどの信頼を勝ち得た彼女に敬意を表するほど。

 

 

『蘭陵王殿や秦良玉どのですか?ええ、私にとっては同郷の英雄です。気づくと彼らの傍にいる事が多いですね。それに秦良玉殿…彼女には敬意を表したくなります。彼女が仕えていた崇禎帝は猜疑心が強く、当時仕えていた名将の袁崇煥を処断した事で民の滅亡を決定づけた人物…しかしそんな彼ですら彼女に対してその忠節を認めたと言われるほどです。もし私が最期を遂げた時も二人があの場にいたのであれば、あのような結末は…いえ、繰り言ですね』

 

 

呂布:同郷の英雄であり、彼自身その武勇は評価してはいるが、親殺し・主殺し。そして裏切りを躊躇う事無く行う彼の事をあまりよく思っていない。

 

 

『呂布がこのカルデアにいるのですか?……マスター、貴方の事を尊敬しますよ。何故…ですか?いえ、あの呂布ですよ?中華において並ぶ者なき無双の武を持っていながら、主殺し・親殺し…そして他者への裏切りを行う事に何の痛痒も抱かないで行った、餓狼と言ってよい人物なのですよ?信頼ができるかというと…正直、自身は持てません。その呂布に信頼を向けて戦いを任せているというだけで、貴方は一廉の英雄と言って然るべきですとも』

 

 

諸葛孔明、司馬懿:中華を代表する軍師として一目置いているが、このカルデアにおいて対面した時は自分の知っている人物像とはかけ離れた姿に、さすがに戸惑いを隠せないでいる。

 

 

『あ、あのマスター?諸葛孔明殿や司馬懿殿がこのカルデアにいると聞いてはいたのですが…なんだか私の知っている人物像とはかけ離れている気がするのですが…?えっ?本人ではなく、波長の合う人間を依り代として召喚された?…な、なるほど。伝承に名高き軍師というのはかくも合理的なのですな?』

 

 

ジャンヌ・ダルク:自身と同じく、故郷を護る為に戦ったにも拘らず最後には裏切られて処刑された生涯に自分と同じ境遇にある彼女の事が気になって仕方ないという感じで交友を結ぼうとしているのだが…何故か麻婆豆腐を食べさせられる事が多くなった。

 

人物関係 史実

 

 

秦檜:もじどおり憎んでも憎み切れない仇敵。彼の企みによって自分のみならず、故郷である南宋を護ろうと必死に戦っていた戦友達が苦しんだのか知ろうともせず、和平という安易な道を選んだ売国奴。むしろ死後に銅像が建てられた際、その銅像に唾を吐きかけていたと知って大いに満足したほど。

 

 

『…秦檜ですか、出来ればその名を出さないでほしいです。あの男の醜悪な企みによって、どれだけの戦友が無念を抱いたか…正直、死後に民衆がその銅像に唾を吐きかけていたと知って、嬉しいと思ってしまったぐらいですよ、本当に。…こんな事を言ってしまってすいません、ですがどうしてもあの男は許せなかったので』

 

 

 

 

 

炎の巨人の妻にして神器の管理者』(竜奈様)

真名:シンモラ

クラス:キャスター

性別:女性

身長:171cm

出展:北欧神話

地域:欧州

属性:混沌・悪

ステータス

筋力C+ 耐久A 敏捷B 魔力 EX 幸運E 宝具A

好きなもの:熱い食べ物 

嫌いなもの:主に静かな時を邪魔する乱暴者 

 

スキル:

陣地作成B:魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。『レーヴァティン』の管理者である彼女は敵からの進行を阻止する結界を創るのに特化してる。

 

道具作成C+:魔力を帯びた器具を作成できる。ただ、熱を帯びてる器具が沢山作成される。触ると滅茶苦茶熱い。火傷注意。

 

対魔力(炎)A:魔力に対する耐性。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。更に『レーヴァティン』の管理者、更にはスルトの伴侶と言うことも影響してか炎に対する耐性が滅茶苦茶強い。炎の耐性だけで言うならEXランクである。

 

不具のルーン B:北欧の魔術刻印であるルーンを有している。実は彼女の名前の一説には「腱を傷つけることによって不具にする者」を意味してるとも言われ、その影響か相手の機動力を奪うルーンの使用が非常に得意である。なお、それ以外のルーンはある程度は使用が可能であるが、Dランク程度に留まっている。

 

怪力 C:本来彼女が有さないスキルであり、スルトから借りたスキルの一つ。スルト本人の巨人としての性質としての怪力とは大幅にダウンしてるものも、一種のブーストスキルとして扱える。

 

魔力放出(炎)A:魔力放出の一種。本来彼女が扱う魔力放出(炎)はランクC程度であるが、スルトの炎の性質……つまりそこから借りた結果ランクがAに上昇している。高い自身の炎属性の耐性の影響か自身に炎を纏わせ一種の鎧としても扱える。

 

 

宝具:

『九錠留めし封印匣(フョルスヴィールズ・レーギャルン)』

ランクA 対人宝具

『レーヴァティン』が封印されてる箱。九つの錠があり、外部からの攻撃では破壊不能の強度を誇る。

九つの錠は本人の意志で解放することが出来、一つ解放するごとシンモラの全能力が上昇する。

また、3つほど錠を解放することで、中の『レーヴァティン』の力を応用させることで、味方を守る盾としての使用も可能。

ただし、7つほど解放すると、シンモラ本人にも能力上昇による負荷が強くなる。スキルの影響なのか負荷の増加で済んではいるが。

 

『災禍なる太陽が如き剣(レーヴァテイン)』

ランク:A 対城宝具

ロキがニヴルヘイムの門の前でルーンを唱えて作りあげ、レーギャルンに入れられ、シンモラに預けられた神器。

九錠留めし封印匣の九つの錠全てを解放することで取り出すことが可能になる、サイズはシンモラが扱う用に調整されてるものも、破壊力は相も変わらず非常に高い。

レーヴァティンが使用可能になってる間は自身のスキルによって耐性等はあるが、それでも負荷が非常に強く、数分しか使えない。

 

『闇を晴らす太陽が如き炎の剣(グランス・ソル・レーヴァティン)』

ランク:A 対軍・対城宝具

レーヴァティンの力を全力で解放し、一振りで敵軍全てを焼き尽くす。シンモラが扱う宝具で最大の火力を誇る。

この宝具は上記の九錠留めし封印匣の九つの錠を全て解放するのではなく、管理者ということを生かし、一時的にレーヴァテインを取り出して扱う。言わば裏技による使用である。

また九つの錠を解放し、レーヴァティンを本来の手法で使うようにした場合でも使用が可能であり、その場合の最大出力は対界宝具に匹敵する。

ただしその使用方法をした場合はこれ以上の戦闘が不能になる負荷、そして最大出力で使用した場合だとその熱量により、敵は勿論、シンモラの霊基ごと燃やし尽くされる。

 

 

人物等:

真名はシンモラ。北欧神話において神の武器『レーヴァティン』の管理者にして、スルトの伴侶。

本来、サーヴァントとしての召喚はほぼ有り得ない存在であるのだが、今回の召喚においてはスルトの力(スキル)を借りてるため、召喚が可能となっている。そのためなのか、スルトの影響がちょいちょいある。

外見は女性らしく発達しており、服装としてはロングスカートとコートを着ており、コートの下には半袖のシャツを着ている。(ちなみに第一再臨イメージ)

 

性格としては『レーヴァティン』の管理者と言うことか非常に真面目な人物。一人称は"私"。ただ、スルトの力を借りているためか、たまに大胆な行動もすることもある。

また、現世においての様々なモノなどに興味を持っており、そのことについて楽園の色んな方々に色々教えてもらっている。最近は料理に挑戦中。

 

なお、シンモラは暑さには強く、むしろ寒さの方が若干苦手である。理由としては封印してるとは言え『レーヴァティン』が近くにあるためその熱がガンガン伝わっており、その結果慣れたためである。

 

戦闘スタイルはルーンを使った魔術や炎を扱うのを基本とするが、自ら殴りかかることも辞さないスタイル。というか『九錠留めし封印匣』を物理武器として使ったりもする。

「管理者たるもの、自分の身は自分で守り、厄介者には制裁を」とはシンモラ談である。

 

他サーヴァント(人物)との関係

スルト(汎人類史):

シンモラの夫。あまり夫婦として一緒に生活はしておらず、スルトがシンモラの所にやってくる程度である。しかし、お互いに一定の愛はあり、シンモラ自身も召喚されてからも色々気にしてるようである。

 

シグルド:

北欧神話系の英霊として良い関係を築いている。それはそうとブリュンヒルデの愛を受け止める(物理)に関してはリアクションに困っている。

 

ブリュンヒルデ:

同じく愛する者を持つ同士……なんだけどブリュンヒルデの愛の重さや行動等に関しては若干ドン引きしてはいる。まぁ、お互いに幸せだから良いのかな?となってる様子。

 

料理得意系サーヴァント:

料理を教えてもらってる。なお皆からの評価としては「才能はあるんだけど、炎属性のスキルが暴発して大変なことになってるのでそこを何とかしよう」とのこと。

 

スルト(異聞帯):

彼女が知ってるスルトとは別のスルトであり、ifのスルト。

シンモラが知ってるスルトとは別なことは理解している。そしてもしも、彼女が彼に出会うとしたら…彼の行動を自らが止めるつもりである。

 

それが、自らの霊基を燃やし尽くそうとも……

 

 

 

ロキ

「キャスターのサーヴァント、ロキだよよろしく♪

あ、異聞帯でスルトに殺された間抜けな僕とは一緒にしないでね?」

 

真名:ロキ(汎人類史)(雷電タメエモン様)

性別:男性

クラス:キャスター(偽)/プリテンダー(真)

出典:北欧神話

地域:欧州

身長:165cm

体重:60kg

属性:混沌・悪

特技:変身魔術・詭弁

好きなもの:いたずら・冒険

苦手なもの:退屈・停滞

 

○ステータス

筋力:B++ 耐久:B+ 敏捷:A+

魔力:A+++ 幸運:B  宝具:EX

 

○スキル

・狡知の神:A+++

ロキの悪知恵と詭弁を象徴するスキル。神性の効果も併せ持つ。

数多の騒動を起こしながらも神々の窮地を幾度も救った

ロキの知恵と策略、口の上手さは神々すら認めるほど。

特に嘘に長け、盗まれたトールのミョルニルを取り戻すために

花嫁に変装させたトールを女と巨人達に信じ込ませた。

ロキは元々火を神格化したものとも考えられており、

「魔力放出(炎)」の効果も併せ持つ。

 

・原初のルーン:-

北欧の魔術刻印・ルーン。

北欧のオーディンによって世界に見出された原初のルーンを操る。

ロキは「火」を操るのを好む。

 

・道具作成:A++

魔力を帯びた器具を作成可能。

時間と魔力をかければ宝具すら生み出すことが可能。ロキの気が向けばだが。

ルーン文字を唱えてレーヴァティンを作り出したという神話から保有。

 

変身者:EX

変身魔術を得意とするロキの呼び名。相手を変身させることも可能。

千里眼や魔術に長けたものでも見抜くのは不可能に近い。

牝馬に変身して妊娠し子供まで生んでいる。

光の神バルドルが復活するために冥府の女主人ヘルが

「本当に全世界の者が彼のために泣いているというならば生き返らせてやろう」と約束したが

本当に全世界のあらゆる生物・無生物がバルドルのために泣いたがロキは女巨人に変身して

泣くことを拒み「自身を別の存在に詐称して全世界が望んだ神の復活を妨害した」ことが

プリテンダーに該当する。

おまけに神々の宴でロキ自身が暴露するまで発覚することが無かった。

 

・霜の巨人の血:A+

ロキは神でありながら霜の巨人ヨートゥンの血を引いている証。

「怪力」「頑健」「対魔力」の複合スキル。

 

・空を旅するもの:A

ロキが持つ空も海上も陸も走れる靴がスキルとなったもの。

あらゆる地形を自由自在に駆け、飛び回る。敏捷も強化される。

本来は宝具に分類される。

 

・トリックスター:A+++

秩序を破り、神、巨人の区別なく場を引っかき回して騒動を引き起こしたロキらしいスキル。

スキル、宝具などの区別なく属性によるペナルティを無効化する。

自身の起こした騒動のせいで幾度も自身の危機も招いたため「窮地の智慧」の効果も併せ持つ。

 

・神々の黄昏:A+

「神性」「女神の神核」を持つものへの強力なデバフを与える。

光の神バルドルを殺させ、その復活をも妨害して北欧神話の終わりの引き金を引いたゆえにもつスキル。

 

宝具

・『狡知の神の大暴露(ロカセナ)』

対神宝具 ランク:A++

「御用とお急ぎでない方もお急ぎの方も聞いていらっしゃい。

これより語るは神々の黒歴史なり♪」

エーギルの館の宴でロキが神々の秘密や欠点を次々に暴き、

告発した逸話が宝具となったもの。

対峙した存在の過去や経歴すべてを暴きだし、

巧みな弁論術に乗せて責め立てることで

相手は精神に多大なダメージを負い、冷静さを完全に失わせ、

さらに死因を再現することで瀕死のダメージを与える。

スキル「精神汚染」や「狂化」を持っているものも例外ではないが、

ナイチンゲールやスパルタクス等EXとなると効果が薄い。

 

・『門から鍛えし魔の杖(レーヴァティン)』

対神宝具 ランク:A++

「けっこう気に入ってるんだよねこれ♪」

ロキがルーンによって造り鍛えた身の丈ほどの金属の杖。

杖の形をしているが剣、槍、矢にも形を変える。

『堂々巡り』の概念が込められており決して壊れることが無い。

 

・『主神を喰らいし魔狼(フェンリル)』

対神宝具 ランク:A

「さぁご飯の時間だよフェンリル♪」

息子であるフェンリルの頭部のみを一時的に召喚し、敵を喰らわせる。

フェンリルとしては美味いのもまずいのも関係なく喰わせるので

あまり使って欲しくない。

 

・『雷神を殺せし世界蛇の猛毒』

対神宝具 ランク:A

「思いっきり深呼吸だよヨルム♪」

雷神トールを毒で殺して相討ちになった息子である毒蛇ヨルムンガンドの

頭部のみを一時的に召喚して毒の吐息を浴びせかける。

ヨルムンガンドが巨大なため凄まじい広範囲であり、神すら殺せる猛毒。

 

・『冥府の女主人の下僕』

対神宝具 ランク:A

「もしもしヘル?ちょっと君のところの死者達貸してくれない?」

娘であり北欧の冥府の女主人であるヘルに仕える死者たちを借り受け、召喚して攻撃させる。

 

・『天地駆け巡る八脚の神馬(スレイプニル)』

ランク:A+ 対軍宝具

「ハイよ~スレイプニル!!なんてね♪」

自身が産み落とした八本脚の馬スレイプニルを召喚、

騎乗して敵軍をその速度で持って轢き殺す。

破壊力はペガサスの突進に勝るとも劣らない。

ロキ曰く「僕が生んだ子だから召喚できる」ということ。

 

『北欧の神々の終幕(ラグナロク)』

対神・対界宝具 ランク:EX

「おいで僕の可愛い子供達に巨人共!!この物語を終わらせよう!!」

北欧神話の終焉、神々の黄昏、ラグナロクを再現した宝具。

ロキの子供である魔狼フェンリルによる絶対零度の氷の吐息と噛み付き、

大蛇ミドガルズオルムによる神すら死に至らしめる猛毒、

冥府の主ヘルによる死者達と巨人達による猛攻、

最後に炎の巨人スルトの世界を滅ぼす豪炎を放つ。

自身にかかるデバフを消滅させる効果も持つ。

「神性」「女神の神核」を持つサーヴァントには凄まじい特攻効果を持つ。

 

真名

北欧神話に名高きトリックスターで悪知恵に長けた悪戯好きの神。

ファールバウティとラウフェイの子で北欧神話において

神の敵である霜の巨人の血を引いている。

にも関わらずオーディンとは義兄弟の契りを結んで

アスガルズで暮らしている。

雷神トールとは特に仲が良く、巨人の国を冒険したときは

ロキはその悪知恵によって幾度もトールの窮地を救っている。

ただロキがトールの妻であるシヴの黄金色の美しい髪を

イタズラで切り株だけが残された冬の畑のようだと表現されるほど刈り上げてしまったときは

さすがにトールも「お前の骨をバラバラにするぞ」と激怒した。

 

幾度もアスガルドに厄介事を持ち込む一方で

オーディンの槍グングニル、トールの槌ミョルニル、

フレイの船スキズブラズニル、黄金を生み出す腕輪グラウプニルなどを

神々に齎らし、結果的に神々を窮地から救い出すこともあった。

その中には前述したトールの妻シヴの妻の刈り上げてしまった髪の代わりとして

小人に作らせた魔法の黄金のかつらもあった。

 

詭弁を弄し策略を立て、また巨人も神々も平然と愚弄するロキを

神々と人間の恥と批判する者も多い一方で、その優れた知謀は

神々に認められており、オーディンもアスガルドの城壁を再建し

スレイプニルを献上した際の働きについて心からの感謝を送ったという。

 

ロキには女の巨人アングルボザとの間に3人の子が在った。

しかし3人とも怪物であり凄まじい力を持つために捨てられるか

あるいは幽閉されており、

長男の魔狼フェンリルは妖精の作った紐グレイプニルで縛られ、

次男の大蛇ヨルムンガルドは海に投げ捨てられ、

末子のヘルは冥界へと投げ落とされた。

 

ロキは変身術に長けており、神々と巨人の石工との賭けのときには

牝馬に変身して彼の馬スヴァジルファリを誘惑して工事を妨害した。

その際に妊娠して生んだ子が後にオーディンの愛馬となった

八本脚の馬スレイプニルである。

他者を強制的に変身させることもでき、一部を除いて不老不死ではない神々が

若く活発でいられるのに必要な黄金のリンゴを持つ女神イドゥンが

巨人にさらわれたときはイドゥンを胡桃に変身させて持ち運び救出している。

ちなみにイドゥンが巨人にさらわれた元々の原因はロキである。

 

あるとき、ロキは奸計を弄してオーディンの息子バルドルを殺害してしまう。

さらにはバルドルの兄弟ヘルモーズがロキの娘で冥府の支配者ヘルに

『九つの世界に住むすべてのものがバルドルのために悲しみ、

泣くならば彼をアースガルドに戻す』という約束を取り付けるが

ロキは女巨人セックに変身して泣くことを拒み、バルドル復活を妨害した。

ロキはこのことを神々の宴に乱入して暴露し、

さらにそこに居合わせた神々の罪や恥辱を暴きたて、

言葉巧みに罵倒した。

ついに神々はロキを捕らえ、岩に縛り付けて地底の洞窟に幽閉する。

そこは蛇の毒液が滴り落ちる場所で、

いつもは妻のシギュンが器を持ってそれを防いでいる。

しかし、その器がいっぱいになり彼女が捨てに走るとき、

一瞬だけ頭に毒液があたり彼は苦痛のあまり大声で叫び身を捩る。

その影響で地上に起きるのが地震であるとされる。

バルドルが死んだことで神々の世界は終焉へと向かう。

やがて訪れた神々の黄昏(ラグナロク)でロキは戒めから解き放たれ、

同じく自由になった子供のフェンリル、ヨルムンガルド、ヘルや

巨人達を率いてアース神族を滅ぼすために戦い、

光の神ヘイムダルと相討ちになる。

しかしロキの顔には満足な笑みが浮かんでいた。

 

能力

キャスターを詐称しているが本来のクラスは「プリテンダー」。

素早い身のこなしとルーンを組合わせ、

『門から鍛えし魔の杖(レーヴァティン)』を杖や剣、槍に矢と自在に変化させる。

戦闘力もさる事ながらなによりも悪知恵と弁舌に長けており、

悪知恵はモリアーティすら出し抜き、弁舌はカエサルすら誑かす。

 

○人物

細身で小柄。黒に近い藍色の髪に瞳の美少年。

スルトに殺された異聞帯のロキとは別の汎人類史のロキ。

好奇心旺盛で気分屋でイタズラ好き。

無邪気な口調で話すがかなりの毒舌。

冒険や楽しいこと、面白いことを好み、退屈や停滞をなによりも嫌う。

ニャルのように脚本を書き、舞台を整えるようなことは好まず、

その場その場の気分次第で後先考えずやらかすイタズラ小僧だが

その実、狡猾さはニャルにも引けを取らない。

策や舞台に利用されてもそれが楽しくて面白ければ喜んで役や駒に徹するが

つまらなければ嬉々として策や舞台を乗っ取り、崩壊させ、滅茶苦茶にして

黒幕が慌て、取り乱す様を心から面白がって笑う。

やらかすたびに自分が責任をとって解決することになるのだが反省は全くしない。

けっこう子煩悩でフェンリルたち我が子を心の底から想い、可愛がっている。

「面白い「楽しい」」と判断すれば従順とは言えないが喜んでマスターに力を貸す。

ただしその助力はあくまでも「面白さ」「楽しさ」を重要視した自己満足のもので

その果てにマスターが成功しようが破滅しようが興味が無く、

「面白くない」「楽しくない」と判断すればなんの躊躇も無く見捨てる。

人間の弱さに愚かさに醜悪さ。その中で輝く尊さと凄まじいことをやり遂げてしまう様を

「面白い」と心から賞賛しており、人間そのものはロキの中で好ましい部類に入る。

 

関連人物

・オーディン

北欧神話の主神。ロキの義兄弟。

幾度となく騒動を起こすロキに呆れながらも

その知恵には感心・称賛していたが息子バルドルの死をロキが引き起こしたことで関係は悪化する。

ロキ自身はオーディンを今も気に入っている。

しかしバルドルのことに関しては反省も謝罪する気も一切無い。

「フェンリルに喰われた?

ちょっと僕の息子に変なもの食べさせないでよ!!」

 

・トール

北欧神話に名高き雷神。幾度も共に冒険した最も親密と言える神。

そのくせ彼の妻の髪を刈り上げるといったイタズラも仕掛けている。

「色々嘘をついてきた僕だけど、一番大変だったのがトールを巨人共に花嫁と信じ込ませたことだよ。

だってあのデカブツを花嫁にだよ?まぁ信じた巨人たちもどうかと思うけど。

あとトールの花嫁姿には笑ったね♪」

 

・ヘイムダル

北欧神話の光の神。ラグナロクでロキと相討ちになった。

ロキは恨んではおらず、むしろ自分の幕引きをしてくれたことに感謝している。

「君のおかげで最高の幕引きになったよ。沢山の神を巻き添えにした最高のね♪」

 

スレイプニル

牝馬に変身したロキが生んだ八本脚の怪馬。ロキの義兄弟オーディンが騎乗している。

フェンリル達の異母?異父?弟にあたる。どちらになるのかロキにも分からない。

フェンリル達同様心から愛しく思っている。

スレイプニルからも慕われているが母と呼ぶべきか父と呼ぶべきか悩まれている。

「スレイプニルはね~僕が生んだんだよ。あんな痛みに耐えられるんだから

本当、女性って凄いよね・・・」

 

 

 

・フェンリル

女巨人アングルボザとの間に生まれた長男である氷の魔狼。

自身より先にサーヴァントになったことを誇らしく思っている。

「さすが僕の息子だねフェル!!最高にかっこいいよ!!」

 

・ヨルムンガルド

アングルボザとの間に生まれた次男である巨大すぎる毒蛇。

トールに釣り上げられそうになったことは我が子ながら大笑いした。

「あいつに釣り上げらそうになったんだって?災難だったねヨルム(顔は笑っている)」

 

・ヘル

アングルボザとの間に生まれた長女にして末子。北欧神話の冥府の女主人。

女性だからか特に猫可愛がりしており、風邪を引いていないかよく心配している。

「ヘルは頑張ってるなぁ。風邪とか引かないか心配だよ」

 

・ジークフリート、シグルド

自身が元凶で生み出した悪竜ファブニールを打ち果たしたことを賞賛している。

ただ迷惑をかけてすまないとか申し訳ないとかいう気持ちは一切無い。

「へぇあの強欲竜を退治したのかい?やっぱり人間って凄いねぇ。」

 

・ブリュンヒルデ、オルトリンデ、ヒルド、スルーズ

ブリュンヒルデの激情とオルトリンデ、ヒルド、スルーズ達それぞれの個性と人間性を好ましく思い、

からかったりちょっかいをかけて反応を楽しんでいる。

ブリュンヒルデ達からは物凄い警戒心しか持たれていないが当然だと思って気にしてない。

「今の君達のほうが好みだよ。前は本当にクソつまらなかったもの♪」

 

スカサハ=スカディ

「神でありながら巨人でもある」ことに親近感を感じてよくちょっかいをかけてからかっている。

スカディのほうはロキの性格と性質が「火」であるためかあまり好んでいない。

ロキはそれをわかっててちょっかいをかけている。

「やっほ~氷の女神様?ちょっと遊ばないルーンの打ち合いとか♪」

 

スルト(異聞帯)

異聞帯の自分とフェンリルを殺した炎の巨人。

「異聞帯の自分が殺されたのは間抜けだったせい」とサバサバとして気にはしていないが

フェンリルを殺したことには思うところがあり、仕返しをしっかり考えている。

「へぇ~あいつ人間に…どう生かして滅茶苦茶にしてやろうかなぁあぁ楽しみ♪」

 

ジェームズ・モリアーティ

犯罪界のナポレオンと呼ばれる頭脳と手練手管に「これも人間の凄さだよね」と感心している。

それはそれとしていつか犯罪計画台無しにしてみたいなぁとも思っている。

「悪をここまで極められるのも人間だからだよね~…どう破綻させようかなぁ♪」

 

・ニャルラトホテプ(楽園カルデア)

人間を好むトリックスター同士気が合うのかよく子煩悩パパ談義をしている。

ニャルが脚本を書いて舞台を整え、ロキが仕掛け人を演じるとか不穏すぎる発言が聞こえることがあり、

はっきり言って混ぜるな危険の取り合わせにしか思えず、周囲からは警戒されている。

「いやぁよくそこまで綿密な舞台を書けるね。僕なら途中で飽きるよ間違いなく」

 

【私は登場人物と物語を愛しているからな。勿論、君みたいなヤツも好きだぞ。君が満足できる脚本、書き上げてみせよう】

 

…ニャルの緻密な物語をロキはこれ以上なく台無しにできたのか。

それとも、ロキのもたらした台無しもまた脚本の演出なのか。

 

それは誰にも分からないが…その他の演者に慈悲がないことは、確実である。

 




次がいよいよラスト!たくさんの縁と来たる4周年に、どうかご期待ください!

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  • コンラ
  • 桃太郎(髀)
  • 温羅(異聞帯)
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  • アマノザコ
  • ビリィ・ヘリント
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  • アイリーン・アドラー
  • 崇徳上皇(和御魂)
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  • シモ・ヘイヘ
  • ロジェロ
  • パパポポ
  • リリス(汎人類史)

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