東京湾アクアライン上にある海上パーキングエリア。1~3階は駐車場、4階はショッピングフロア、5階はレストランフロアになっていて、東京湾を眺める足湯や360度オーシャンビューの無料休憩所、「うみめがね~アクアラインシアター~」など魅力的な施設を備える。展望デッキは夜景スポットとしても人気。
【というわけでやってきた訳じゃよ夏草観光!ノッブ的にもリッカ先輩の育ちの地とか絶対外せないかと思ってたからわしが降り立つのは是非も無しな案件なのよね。故郷に魔王が降り立つとか縁起でもないが許してくれると信じとる!やって来たのはアクアラインとかに浮かぶ『海ちょうちん』とかいう珍妙な海上ステーションパーキングエリア!海とか未知の世界じゃったからテンション上がるのー!】
のっけからハイテンションに紹介してくれる我らがゴッドノッブ。いつになくはっちゃけてはいるがこれくらいのふしぎなタンバリン叩きまくりなテンションは楽園ではよくあることなので割愛。
【では早速…と言いたいところじゃが、見知らぬ新天地で隣に見知った顔がいるのはげんなりポイントなのか呆れるべきか判断に困るのー】
「なんですかその物言いは。言っておきますけど、セット扱いされて困ってるのはこっちなんですからね!大体新選組と織田信長って全然接点ないじゃないですか!」
赤髪ロング絶世美人の隣に儚げな桃色の剣士あり。バスターTシャツとクイックTシャツのコントラストは今日も冴え渡り二人はトムとジェリー。
【こういうやり取りも度をすぎるとマンネリ扱いされるんじゃが!作者が日本鯖は内輪のノリばかりで似たような面子が似たような事しかやらないという書き込みを見てショック受け取るんじゃ、コンビに頼らんで自立せい自立を!】
「なーにをぐだぐだのノッブじゃない方みたいな扱いに勝手にしているんですか!沖田さんはソロでもピンでも立派にやっています!パワーアップしたからって調子に乗ってるんですか!三段突きしますか!」
【何をほざくか!貴様がわしに勝っとるのは春画の数だけじゃろうがぴくしーぶ的に考えて!】
「それを言ったら戦争ですよ!沖田さんの方が男性に愛される剣士だって証明以外の何物でもないと結論づけられちゃいますがよろしいですねー!」
【なんじゃと日本一のフリー素材舐めるでないわ人斬りサーの姫ェー!】
「やりますか最近首が無くなったみたいですね捨てるところないんですかあなたはー!!」
「…ま、まあ喧嘩するほど仲がいい、って事にしておいて。僕達も回ろうか、お竜さん」
「リッカの故郷だ、きっとすごいカエルが置いてあるに違いないぞ!」
「潮風が心地良いのぉ。空も青いき、今日は賭けが勝ち込みそうじゃ!」
イントロのやり取りでこの始末。あいも変わらずカロリー高い伝統芸能ぐだぐだファミリー達が、海上パーキングステーション巡りへと赴く──。
〜アミューズメントゲームセンター『あ!ドアーズ!』
いぞー「なんじゃあぁぁあぁあぁ!!!?」
お竜「おいUFOキャッチャーで一万円溶かしたぞこいつ」
いぞー「こんな、こんな事が許されちゅうがか…!一万円、一万円溶かして釣果も無し…これが、これが可愛らしいでざいんのやることかぁ!いかさまじゃ!いんちきじゃ!」
龍馬(そりゃあそうだよ以蔵さん…クレーンの強さも配置も全部向こうが調整しているんだから…賭けは必ず胴元が勝つようになっているんだよ…)
お竜「おい、本当に取れるんだろうな?フカシだったらお竜さん怒るぞ。2秒間に1000発殴るぞ」
いぞー「黙っとれ女!次じゃ、次こそやってやるきに!わしは1億侍じゃ…!楽園最強のアサシンなんじゃぁ!!」
龍馬(…楽しそうだから、いいかな)
この後5万溶かした。
〜足湯スポット『レッグホット』
景虎「はぁー、心地よき…足湯で暖め、海を肴に飲むお酒は最高ですねぇ…」
オルミーヌ「日本人って意外と文化人なんですね…すてがまり!首!首!なイメージでした」
景虎「あはははは、あながち間違ってはいませんが流石にそれは最南端方面だけかと。基本的に日本人は義に厚く、繊細で、多種多様なものを作り出す発想力に長けた民族ですよ。そんな蛮族みたいなのはそんなにはいません、はい」
オルミーヌ(いるにはいるんだ…)
「寝ても覚めても戦三昧、そんな世界が変わりに変わるものです。サーヴァントとして招かれた報酬は、こうして天下泰平を味わえる事なのかもしれませんねぇ…あー、おいひー…」
オルミーヌ「それは…わかる気がします。いいですね、こういうなんていうか…静」
ノブノブ「おっ、足湯じゃねーか。景色もいいしこりゃ一献やんなきゃだなぁ。おいオッパイーヌ、酌しろ酌」
オルミーヌ「景虎さん、もう一杯!」
景虎「これはこれはありがとうございます〜」
ノブノブ「ガン無視!?ひでぇ!」
与一「……………」
ノブノブ「どした与一。目ン玉かっぴらいて」
与一「いえ、遠くを見ると扇子を探す癖が付いてしまっていて。兄上の無茶振りが聞こえてくるんです…」
ノブノブ「…飲もうぜ。トラウマやキンカンの事を忘れるように」
与一「未成年です」
ノブノブ「そっかぁ…」
〜海が見える大回廊
茶々「ここは全周囲のおーしゃんびゅー?ガラス張りでいろんな角度から海が見える休憩所なんだって。それなら茶々ここに定住するし。歩くの疲れるし。殿下の宝具があればなー」
沖田ちゃん「おぉ、イルカの群れだ。可愛いな…そうだ、名前をつけよう。いるかっち、いるかみ、いるかいぬ…あっ、潜ってしまった」
茶々「群れも見れるとか凄くない?リッカの故郷ってば凄く退屈しないかも!茶々好感触!」
土方「多摩の近くが日本の中心になるとは解らねぇもんだ。もっぱら京が都の時は田舎だったのによ」
沖田「ですねー。私達新選組もチンピラ集団でしかありませんでしたから。時代は変わる…いえ!時代が追いついたのですね!新選組大勝利!都心の未来へレディー・ゴー!」
土方「まぁ、どこが日本だろうと構いやしねぇが…」
観光客「でね、次の場所はー」
観光客「え、ほんとに!?」
土方「悪くねぇ。あぁ、悪くねぇな」
沖田「全くもう、どうして土方さんはそこしか見ないんですかね…」
土方「そこ見なきゃ男じゃねぇからだ」
沖田「曇りない瞳で言ってきましたね…」
〜モニュメント・カッターフェイス
森長可「でけぇ首刈り刃じゃねーか…こいつを使わなきゃいけねぇ奴の点数が考えただけで上がってくるよなぁオイ!」
豊久「かー…くか〜…」
「うひゃはははは!とりあえず写真撮るか島津よぉ!持ち上げてぶん投げたりもできるか試してみよーぜ!やっぱこういうのには色々試してぇよなー!」
豊久「ん?おぉ…リッカば迷惑かからん様にやらねばいかんぞ」
森長可「お、そうか。遊んで本陣に泥塗るのは良くねーわな。よし!じゃ写真撮るか写真!おいおめーら!写真撮れ!撮らなきゃ殺…半殺しにすんぞ!」
観光客「ひぇっ!?」
観光客「わ、わかりました!」
豊久「笑顔ば抱えて土産とす。親父殿ばいい土産を拵るえぇ機会じゃ」
森長可「おめーらのも撮ってやるからよぉ。しゃんと笑えよ。つまんなそーにしてたら殺すからな!いいか!」
「「は、はいいっ!」」
それぞれがそれぞれの楽しみ方で堪能する夏草シーステーションパーキング。その一番の奇跡は、これ程の濃いメンバーでありながら一人たりとも無慙出勤案件を起こさなかった事であろう。
悪事を働くのは往々にして暇人のみ。打ち込めるもの、のめりこめるものあらば決して道を踏み外すような真似は起こり得ないのである──
〜幸せの鐘
ノッブ【んー?大事な人の幸せを祈って鳴らせ、か。うーむ。それなら…】
信勝(そんな、姉上!僕の事を願ってくれるなんて!)
ミッチ(自惚れるなよ!かの御方は真なる忠義の士を労う御方!つまりは!)
信勝(返り忠のお前が何を言ってるんだ!ひっこめキンカン!)
ミッチ(貴様こそ信長公の血縁だからと驕りおって!)
ノッブ【うむ!リッカ先輩の住む今の世界の無事を祈っとくかの!鐘ごときにどこまで効果があるかわからんが、泰平の音を轟かせい!】
((…!))
【リッカ先輩は誰に祈らずとも幸せとなろう。ならばわしはその幸せが根付く世界を見つめ、護るのみよ。一応ゴッドノッブだしネ!うははははは!さぁて、次はベーカリーでも行くかの!べーかりーって由来なんじゃろ?うはははは!】
ノッブの祈りに、二人は納得したように大人しくなるのであった。
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