人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
雷電タメエモン様、本当にありがとうございました!
隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)
「キャスターのサーヴァント、伊予の刑部こと隠神刑部。
わっしに化かされぬよう気をつけろよ主殿♪」
真名:隠神刑部
クラス:キャスター
性別:女性
身長:165cm(通常時)
体重:85kg(通常時)
出典:『松山騒動八百八狸物語』
地域:日本
属性:混沌・善
好きなもの:月見・温泉・酒・子分達・打楽器演奏
苦手なもの:犬・狼・猟銃
◎ステータス
筋力:C 耐久:C 敏捷:B
魔力:A+++ 幸運:C 宝具:A
◎スキル
・陣地作成:A+
魔術師として自らに有利な陣地「工房」を作成可能。
山を縄張りとした隠神刑部は一山そのものを
自身の陣地とすることを可能とする。
・神通力:B
神の力の一端。周囲の物体を自由に動かすことができる。
妖怪であると同時に神でもあるために有している。
・妖術・落葉:A++
隠神刑部が操る妖術。
特に葉を操ることを得意とし、目くらましや幻惑に使用したり
刃のように切れ味鋭くして降り注がせたり毒を頒布したりと
多彩にして強力。
・狸八化け:A+++
化ける、化かすことに関しては狐よりも上をいくという
狸の矜持とそれに違わぬ実力。
変化と相手を化かす策と脚本を考えることに長ける証。
隠神刑部の変化は見た目だけでなく質量や筋力すらも変化できる。
またどんな魔術やスキル、宝具だろうと姿を偽るものは
その瞬間に見破る。
・神性:C
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。
妖怪であるが地元では神としても祀られているため有している。
・再生:C
狸は金に属し、再生を司るとされたことから有している。
肉体でも無機物でも欠損なら魔力次第で完全に再生させることができる。
なぜ狸が金に属するのかを聞くと苦笑いして答えない。
・カリスマ:B
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。
団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能なため、一国の王としてはBランクで十分とされる。
八百八狸の総帥として高いカリスマを有している。
宝具
・『招来・八百八狸(しょうらい・はっぴゃくやだぬき)』
ランク:A 対軍宝具
「さぁて出入りだよお前たち!!」
配下である「八百八狸」を召喚する。
それぞれが高い知性を持ち知恵と妖術に長けた
各地の化け狸達の親分であり、その配下の狸たちも召喚される。
それぞれが単独行動を持っているので刑部の指示に従って
様々に行動する。
・『大合奏・八百八狸囃子(だいがっそう・はっぴゃくやたぬきばやし)』
ランク:A++ 対軍宝具
「さぁて聞かせてやろう。わっしら自慢の腹鼓みを!!」
隠神刑部と『招来・八百八狸』で召喚された化け狸が揃って放つ腹鼓み。
共鳴し合った大音響が「何度も出てきて恥ずかしくないんですか?」と
言われるドラゴン娘の宝具にも劣らぬ凄まじい大破壊を齎し、
聞いた相手に幻惑、混乱などの状態異常を与える。
◎能力
太ましい外見からは想像できないほど素早い。
様々な妖術を匠に操り、長く生きているために知識も
それを生かす知性にも長けている。
変化の術は超一流で大岩に化ければ硬さも重さも変わって
敵を押しつぶし、自身を鋼鉄の壁にしてマスターを護り、
腕だけを巨大な鬼にして敵をぶん殴り、
尻尾を鋼鉄にしてぶっ叩く。
もちろん演技も匠で他者に化けた隠神刑部を
容易く見破ることはできない。
ただし犬や狼相手だと見破られやすくなる。
真名
『証城寺の狸囃子』『分福茶釜』と並ぶ日本三大狸話である
『松山騒動八百八狸物語』に登場する化け狸。
讃岐(現在の香川)の屋島の禿狸こと太三郎狸、
徳島の金長大明神こと金長狸と共に四国三名狸にも数えられる。
伊予・松山の久万山の古い岩屋には天智天皇の頃(飛鳥時代)から
一匹の化け狸が住み着いていた。
強力な化け狸達が犇めく四国において最高の霊力と神通力を誇り、
八百八匹の眷属である化け狸達の大親分であり
松山城や松山地域の守護神であるその化け狸は
「八百八狸(はっぴゃくやたぬき)」とも
松山城の城主の先祖から「刑部」の称号を授かったことから
「隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)」と呼ばれ、狸達だけでなく
松山に住む人間達にも信仰され、愛されていた。
隠神刑部とその眷属の化け狸達は時に人を化かし、
時に人を助けながら暮らしていた。
しかし享保時代の頃、松山藩のお家騒動に巻き込まれる。
上代家老の奥平久兵衛は謀反を企て、
その邪魔になる松山の守護神とも言える隠神刑部を押さえ込むために
山犬(狼)に育てられた後藤小源太を差し向ける。
天敵である山犬の力を持つうえに子分を人質に盗られ、
隠神刑部は苦渋の決断で奥平達への助力を約束させられた。
奥平一派にいいように使われる隠神刑部達だが
頭である刑部はそのままにはさせなかった。
魔王・山本五郎左衛門から授かった木槌を持ち、
勇気と武勇に優れた稲生武太夫に見破られることを分かったうえで
自ら娘に変化して近づく。
案の定、武太夫は隠神刑部の変化をすぐに見抜き、
刑部の目論見通り怒って反奥平派に加担する。
そして武太夫と魔王の木槌によって眷属の化け狸達諸共
久万山の岩屋に封印されてしまう。
隠神刑部と化け狸達の助力を失った奥平久兵衛は
悪事が露見して失脚する。
一方、封印された隠神刑部は謀反側に加担したにも関わらず
なおも松山の家臣・領民から慕われ、愛され、
封印された岩屋に社を建てられて「山口霊神」として祀られた。
そして隠神刑部はと言うとその神通力でもって
眷属である化け狸達だけは岩屋から抜け出させ、
化け狸として松山でかつてのように時に人を化かし、
時に人を助けさせた。
人物
一人称は「わっし」。
外見は黒髪に目元に隈取があり耳が狸でふさふさで大きな
狸の尻尾を生やした愛嬌のある顔の太った人間の女性。
性格はからかうのが好きだが大らかで世話焼き。
義理人情に厚い姐御肌でまさに女親分。
配下の化け狸からは「親分」「姐さん」と呼ばれている。
人に化けて人間にたびたびとけこんでいたので料理上手だが
「狸汁」と言って作った料理を差し出して驚かすなど
いたずらをすることもある。
実際にはこんにゃくを入れた精進料理の一種である味噌汁。
外見が人間の姿なのは化けているわけではなく本当の姿。
隠神刑部は人に狸の耳と尻尾を生やした異形の姿として生まれた。
両親の狸達はしかし愛して育て、
隠神刑部はそのことに今も深く感謝している。
その実、八百八狸達は彼女が親を失ったりした
狸達を拾って育てたものたちであり全員が家族。
人をからかい、化かすことが好きだが必要以上に
人の暮らしを荒らすことは好まない。
そのため温泉が好きでちょくちょく道後温泉に通っていたときは
通うお金を稼ぐために人に紛れて働いたりしていた。
料理はそのときに覚えた。
腹鼓が得意でその音も演奏も見事。
和太鼓など打楽器の演奏も好んでおり、
最近はドラムに感動して演奏するのにハマっている。
部下達とバンド組もうかなとも思ったが全員がドラム志望だったために
諦めた。
鬼に劣らぬ酒豪でよく酒呑達と宴会をしている。
月見しながら温泉に浸かって酒を飲むのが最高の楽しみと語る。
気分良く酔うので絡んだりはせず、絡まれる茨木童子を助けたりしている。
人の姿をしているが狸であるため、犬に狼が苦手で猟師と猟銃も苦手。
人に紛れたときは匂い袋などを利用してどうにか躱していた。
◎人間関係・サーヴァント関係
八百八狸
眷属であり頼りになる子分であり可愛い子供達。
狸たちも皆が隠神刑部を深く強く慕っている。
個性豊かだが隠神刑部は彼らだけでなく
その子分たちの名前も顔も性格も得意なことも全て把握している。
○稲生武太夫
「稲生物怪録」でも知られる稲生平太郎。
自身を封印した相手だが逆に深く感謝している。
武太夫自身は後に隠神刑部の真実を知って申し訳なく思っていた。
○ヘシアン・ロボ
天敵である狼そのものであるロボには初対面は
ものすごい勢いで逃げ出し、後にひれ伏して
「悪さしないので食べないで」と心から懇願した。
ロボは人の姿なのに人の匂いがしないので近寄ることを許しているが、
ときおり本能なのか「美味しそう」と感じており、
それを隠神刑部は敏感に察してそそくさと退散する。
ヘシアンがそのたびに窘めている。
○八雲紫
古い付き合いの友達。
幻想郷に来ないかと誘われたことがある。
隠神刑部は「自分よりも行くべきモノたちがいるだろう」と断った。
紫は隠神刑部の性格を気に入り、ちょくちょく遊びに行っていた。
○玉藻の前
妖狐であるが特に気にしてはいない。
あれって野干でしょと本気で思っている。
○タマモキャット
妖狐か化け猫かは放棄してありのままのキャットを受け入れた。
あぁこっちが本霊なんだねあっち(玉藻の前)は分霊かと思っている。
○刑部姫
妖怪であり神でもある同類。
世話焼きな性格から引きこもる刑部姫の部屋を神通力でこじ開けて
部屋の掃除をしたりしている。
刑部姫はやめてと口では言いつつも自身の領分を荒らさないように
掃除して世話を焼いてくれる隠神刑部をけっこう慕っている。
ただ修羅場の最中のそのふわふわ尻尾はやめてと思っている。
眠気の誘惑に負けそうお願いしますぐぅ。
○子供サーヴァント達
よくお菓子を作ってあげたり妖術で遊んだりして世話を焼いている。
子供達も皆懐いており、特に尻尾に飛びつくのが大好き。
いつも本当に助かっております!素晴らしいアイデアに負けないよう、本編も頑張って参りますのでどうぞよろしくお願い致します!