人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

1732 / 2534
来週から毎日更新に戻ります!そして名残惜しい、別に構わないとの意見もあったので、一気に開放して月曜日に備えます!

長いお付き合い、本当にありがとうございました!月曜日の新たな始まりに備え、お互い英気を養いましょう!

最後の紹介、今回はマサルさんです!メッセージは明日行います!


ピリオドマテリアル放出〜日本が日本たる理由〜

サーヴァント概要

| 真名 = 山ン本五郎左衛門

| 読み = さんもとごろうざえもん

|クラス=アヴェンジャー

| 身長 =176cm

| 体重 = 73㎏

| 出典 = 『稲生物怪録』、『稲亭物怪録』

| 地域 = 日本(広島県)

| 属性 = 混沌・悪

| 隠し属性 =地

| 性別 = 男性

| 一人称 = 我(われ)

| 二人称 = 其方

| 三人称 = ~殿

| 特技 = 変化、家に憑き一カ月間家主を驚かし続ける事

| 好きな物 = 度胸のある人間

| 苦手な物 = 度胸のある人間

| 天敵 = 稲生平太郎、神野悪五郎

| 弱点 = 無視される事

 

真名:山ン本五郎左衛門

 

寛延2年、1749年頃に彼は神野悪五郎と言う妖怪と互いに魔王の座を掛けて先に勇気ある100人の少年を驚かすと言う内容の勝負を始めた。インド、中国、日本を渡った後に備後国三次(現在の広島県三次市辺り)で86人目に選んだのが稲生平太郎と言う少年だった。そこからは山ン本と平太郎のひたすらな根比べであり、平太郎の家に部下である様々な妖怪が彼を驚かせようとするも全て平太郎には通じなかった。時折来る友人達は皆悲鳴を上げたり腰を抜かしたりする中、平太郎だけは全く動じなかった。そしてとうとう最終日には彼の前に現れて自らの敗北と平太郎の勇気を認め、木槌を渡して『今後、悪五郎と言う魔王が現れ、其方に危害を加えたらこれを鳴らすがよい。さすれば我が駆け付け力を貸そう』と言い残し、部下たる百鬼と共に去って行った。

 

; 人物

 

日本妖怪を統べる魔王の一角ではあるが別に好き好んで人を殺す事はしない。彼の言う魔王とは『妖怪変化を起こす者こそ魔物。それらを統べる王だから魔王』と言う意味合いであり、日本三大悪妖怪と称される酒吞童子や玉藻の前に比べるとそこまでの凶悪さや邪悪さは感じさせない。しかし、彼は所謂“人の住む家に取り憑く妖怪”でそこに住まう人々の驚く顔が見ていてとても楽しいと感じており、本人達的には真剣にじゃれている様なものではあるがそれで驚かされる方の事はあまり考えない。これで驚くなら愉快痛快だが、驚かないならそれはそれで勇気があり大変結構!と、特段驚かす以上の危害は加えない。他の者を殺して恐怖と信仰を得るなど野蛮であり愚か。恐怖の中に可笑しさ、邪悪の中に共感と憧れ。絶対的な力による恐怖だけでの支配など何も“面白くない”。どうせなら面白可笑しく、恐ろしくもあるがそこが美しい。だからもっと見てみたい。これこそ“畏れ”紛れもない畏敬と言う信仰である。我等は夢幻にして虚構であり、人間無しでは存在すら出来ない。しかし、人間もまた神秘、夢まぼろしを追い求めずにはいられない生き物。そこに存在としての優劣は無く、またどちらかが滅びれば良いと言う訳でもない。共栄は叶わずとも共存は出来る。人と妖、現実と幻想、どちらが欠けてもこの世は成立しないのだから。

 

それはそうと、なんでクラスが復讐者なのか、だと?当然であろう、勝負を最初からやり直しにされたのだからな。別にあの少年を憎んでる訳でも恨んでる訳でもないが、滅茶苦茶悔しかったからな!いつかまた彼の男に挑戦し、今度こそ泣きべそ掻かせてやる、これぞ魔王の復讐と言うものよ!ん?神野との魔王勝負の結果はどうなったか?・・・我等は共に魔王となったとだけ言っておこう。

 

;性格 ふらっと現れては必ず近くに居る誰かを驚かしては、はっはっは!参ったか!と笑っている神出鬼没なおっさん。しかし、本気で怖がる者には1~2回やってそれ以降はしない。自分達が見たいのはただ恐怖する顔では無く『何時でも掛かって来い』的な人間を驚かした方がより面白いのでそちらを優先する。また、勇気ある者と認めた人にはとても義理堅く、困っていたら文字通り何処からでも駆けつけ、部下の妖怪達も総動員して対処してくれる。だが、同時に結構な負けず嫌いでもあるのでいつか度肝を抜くくらい脅かしてやると内心は思っている。仁義と悪戯心は別な魔王なのである。

 

保有スキル 変化EX 妖の魔王A 勇気の木槌EX

 

;クラススキル 復讐者A 忘却補正A 自己回復(魔力) B

 

: スキル説明 変化EX 彼の前述した武士の姿は仮の姿であり本来は三つ目の巨大な鳥の顔をした天狗のような姿をした妖怪である。(彼自身は天狗ではないらしい)

 

妖の魔王A 妖怪の王としてのスキル。これを発動したら魔性属性を持つ味方サーヴァントの全てのステータスを1ランク上昇させ、敵を恐怖させ行動を封じられる。

 

勇気の木槌EX これは伝承にある木槌でこれをマスターと認める者(真に勇気ある者)に持たせ、どんなに遠くに離れても一度木槌を振るえばマスターの元に駆けつける。

 

== ステータス ==

筋力C 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運E 宝具EX

 

== [[宝具]] ==

 

宝具名 百鬼狂騒・魔王物怪録(ひゃっききょうそう・まおうぶっかいろく)

:ランクEX

:種別対人宝具

:宝具レンジ2~3人程度

:最大捕捉:

由来:一カ月の平太郎との度胸試し勝負が形となった宝具。

 

この宝具は敵の一帯を固有結界化し、数多くの妖怪達が絶えず襲ってくる。その期間は敵が音を上げるまでで、その発動時間が最長1カ月となっておりそれまで続く。また、音を上げた側に山ン本と部下の妖怪が一斉に襲いに来る。これは精霊の周囲が固有結界化するのと似たような原理で成り立っており、彼らが居ればそこは何処であれ多くの妖怪の取り憑く屋敷に変わる。敵やマスターがどちらも人間であるならば命までは極力奪わないが、敵がマスターや自分達に明確な敵意があるならば容赦なく殺しにかかる。魔王の名は伊達では無いのだ。

 

 

人間関係

 

生前

 

稲生平太郎 自分が唯一認めた勇気ある少年。困った事があれば何処でも駆けつけようぞ。

 

神野悪五郎 互いに魔王の座を掛けて勝負した妖怪。負けてない、我は決して貴様などに負けてなどいないのだ!ただ運が悪かっただけだ!再戦、再戦を申し込もうぞ!

 

楽園カルデアver

 

妖怪系サーヴァント 同郷の妖達。しかしよくマスターは普通にしていられるな。我が言えた事ではないが普通こんなに妖が傍に居れば恐怖するか驚くだろうに。現代の童子は肝が据わっているのぅ。

 

カーマ かつて勝負がてら立ち寄ったインドの魔王。しかし、かの第六天魔王が何故に女子の姿に?それも宿敵である釈迦(?)と共に生活をするとは、一体如何なる顛末があったのだ?

 

オーマジオウ 魔王仲間の1人。よもや、時の魔王が居るとはな。大丈夫か?妖怪の魔王より恐ろしい人間の魔王なんて、どんな魔境になっておるんだ現代の日ノ本?

 

幻想郷メンバー 異世界の妖怪仲間。妖の在り方も随分変わった~と痛感しつつも見目麗しい女子が多いのでそれはそれで大いに結構!

 

藤丸龍華 マスター。平太郎以上の心の持ち主であると直感的に感じており、いつか度胸勝負を挑みたいと思いつつも、傍にいる神秘殺しの源氏が怖いので程々にしようと決意した。

 

天逆海、イザナミ(異聞帯) 剪定事象の妖怪の祖とその母親。妖が人に成り代わった世界、か。我等としてはあまり気持ちの良い世界ではないが今は改心したようで善哉善哉。それにしてもビーストIF、空亡と言ったか。あのような妖、日ノ本に居たかの?聞いた事無いのだが・・・

 

番外編

 

ぬらりひょん 後付けで妖怪の総大将になった何もかもがあやふやな成り上がり妖怪。だと言うのに何故あちらの方が有名なのだ!?我、文献や伝承、果てはスキルの木槌も現存しておると言うのに!あいつはただの蛸だぞ、蛸!

 

コヤンスカヤ 妲己っぽい妖怪。ん~、中華に足を運んだことはあるが時代が違うので確かな事は言わなんだが、奴は本当にあの妲己なのか?

 

妖精騎士 西洋の妖怪、なのか?人喰いの黒犬と龍は分からんでもないが、吸血鬼とは何だ?我の知る限りでは日ノ本に人の生き血のみを啜る妖怪など居なかったからな。




二話連続更新は皆様への感想の負担が大きいかもと感じたので、今日、明日、明後日は一日更新にしてみます。

繰り返しますが、月曜日からは元に戻します!本編ガンガン進めていきますよ!

メッセージと返信、プライベートの時間を確保してくださって本当にありがとうございます!月曜日から、本編で恩返ししていきます!!

本当に、ありがとうございました!

どのキャラのイラストを見たい?

  • コンラ
  • 桃太郎(髀)
  • 温羅(異聞帯)
  • 坂上田村麻呂
  • オーディン
  • アマノザコ
  • ビリィ・ヘリント
  • ルゥ・アンセス
  • アイリーン・アドラー
  • 崇徳上皇(和御魂)
  • 平将門公
  • シモ・ヘイヘ
  • ロジェロ
  • パパポポ
  • リリス(汎人類史)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。