人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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詳細は活動報告の通りです。ご迷惑おかけしてしまい、大変申し訳ありません…


今回は雅桐 南斗さんです。本当にありがとうございました!


残業休日出勤対応マテリアル

『サーヴァント、細川忠興と申す。此れより貴殿を主君とし、傍にて仕えましょう。』

 

 

真名:細川忠興

 

クラス:バーサーカー

 

性別:男

 

出典:史実

 

地域:日本

 

属性:混沌・狂 人

 

身長:176cm

 

体重:76kg

 

好きな物:ガラシャ、茶の湯、ガラシャの好物

 

苦手な物:ガラシャを惑わすモノ、ガラシャの害になるモノ、キリスト教、キリシタン

 

ステータス

筋力:B

耐久:C

敏捷:D

魔力:E

幸運:C

宝具:C

 

スキル

狂化:D+

バーサーカーのクラススキル。

言語機能等は失われておらず会話や意志疎通は可能となっている。マスターの指示にも普通に従う事が出来るのだが、後述の精神汚染スキルによって特定の状況下に置いては意志疎通を図るのが非常に困難となってしまう。

 

精神汚染(嫁):A++

自身の正室が絡んだ時に発揮されてしまう異常精神。マスター含めあらゆる人物との正常な意志疎通が困難となり、暴走する。

正室の事を良く言わなかったり、美しい等と誉めてしまった時には血の雨が飛び散る様な事態に陥ってしまう事間違いなしである。

生前に正室が絡んだ時に行った蛮行、狂行の逸話が昇華したスキル。

 

医学:D

漢方薬の製剤を行った事や、食生活についても偏食を嫌っただけでなく自身の三男が病の心配を抱えた時も自身の経験を基に心配ないと診断した事や、更には徳川秀忠が病に掛かり薬で治った時に原因が寄生虫による物と幕府抱えの医師衆が断定するよりも半年以上早く断定していたと言う数々の逸話から昇華したスキル。

 

芸術審美:C

芸術作品、美術品への深い造詣。

芸能面における逸話を持つ宝具を目にした場合、やや低い確率で真名を看破することができる。

文化人として和歌・絵画・能楽にも通じており有名どころとしては千利休に最も気に入られた弟子達の総称である利休七哲に加えられる程茶の湯に精通し、三斎流と言う茶道流派の開祖となっている。

更には打刀の外装では肥後拵と言う様式を、甲冑に於いては越中具足と言う様式を確立させた事で知られている。

 

宝具

 

歌仙兼定

ランク:C

対人宝具

忠興が所有していた日本刀。三男で当主となった細川忠利を取り巻く近臣達の働きが悪い、若しくは不穏な動きを察知したのかは不明だが自身の居城に呼び寄せ不忠であるとしてその悉くの首を斬り棄てた。

その人数が36人だった事から三十六歌仙に因んで歌仙兼定と呼ぶ様に成ったと言う逸話を持っている。

自身にとって悪と見なした者の悉くを斬った為か悪特攻を有している。

 

家中人皆将棋駒(かしんはみなしょうぎのこまとおもへ)

ランク:C

対人宝具

三男細川忠利へ訓戒したと謂われる考え方。

『将棋の駒には各々の働き方が存在する。例えば桂馬は歩の様に前へ進む事が出来ないが、筋違い飛びならば進む事が出来る。これは人も同じ物で1つの事では不調法でも他の事で役立つ事がある。何もかも一人で出来る者は百人居てもその中に一人とて居らぬもの、主君たる者其れを心得るべし』と言う意味になっている。

 

効果は攻撃宝具持ちであれば宝具属性に応じたバフ(例:バスター宝具ならバスターアップ)

それ以外であればスキルCT短縮効果を与える。

 

人物像

戦国時代の武将で、足利将軍家から織田家、豊臣、徳川と主を渡り歩き細川の家を後世にまで続かせた人物。幼名は熊千代。

父に足利幕臣の細川藤孝、そして正室の父は明智光秀と言う縁戚関係を持っている。

 

武将としては優秀で領国の経営手腕や多くの主君に仕えながらも家名存続に成功した政治手腕だけでなく文化・教養人としても有名である。因みに父の細川藤孝は古今和歌集の奥義を伝授していたとされ、忠興本人も茶道において広くその名を残している。

父藤孝が足利義昭に愛想を尽かし織田家に与した際に同じく信長を主君とし忠実に仕えた。

本能寺の変では縁戚関係から明智光秀に着くかと思われたが信長の喪に服す事を表明し藤孝と共に剃髪。

そして藤孝が隠居し家督を継いだ忠興は御家を残す為に秀吉に与する決断をする。その後は秀吉に仕え、秀吉死後は当時石田三成との関係が険悪であった事や秀吉存命時に起きた秀次事件で嫌疑を晴らす為に金子が必要となった際にその金子を用立ててくれた恩義等から徳川に与し関ヶ原では東軍の一角として石田三成の部隊と戦闘を繰り広げている。

尚この時にいち早く豊臣恩顧の大名の中でも東軍参戦を表明しており、この事が他の豊臣恩顧の大名たちに影響を与えたとも言われている。

 

関ヶ原の後に加増を受けて丹後から豊前国小倉藩初代藩主を務め、大阪の役では引き続き徳川方として参戦。戦後病を理由に家督を『三男』細川忠利に譲り自身は隠居。家督を譲ってから12年後に豊前小倉40万石から肥後一国54万石の領主として加増され、肥後細川氏の祖となり一族から後の総理大臣である細川護煕氏を輩出する事となる。

 

性格としては上記からは意外と思われがちだが非常に短気でせっかちな性格な上に癇癪持ちで、家臣が記したとされる文献にも『天下一気が短い人』と記されている。

また身内にも容赦ない苛烈な面も有りそのせいか弟とは不仲だったとされ、更に父藤孝が関ヶ原の時に地方で起きた戦の際に和睦開城した時も其れを激しく非難し一時不仲になっている。(因みにこの和睦に関してはまさかの朝廷からの働き掛けが有った稀有な例で、藤孝が死する事で古今和歌集の奥義伝授が途絶えてしまう事を恐れた朝廷が停戦に動き天皇勅命による講和が成った、と言う逸話が存在する。)

 

そんな忠興がバーサーカーとして召喚されたのには短気故の残忍性を悲しくも持ち合わせていた事も含まれるがそれ以上の理由が存在する。

其れが正室である細川ガラシャ(明智玉)夫人が絡んだ時の所業の酷さである。

忠興はガラシャを最大限に愛していたとされているがその愛が重く深すぎる事でも有名なのが残念な所でもある。

特にその所業はガラシャがキリシタンに改宗してから悪化したとされ、当時の宣教師が残した文献にも『以前より残忍で悪辣な異教徒になった』と記されておりガラシャも離縁を考える程だったと言われている。

 

その数々の酷い所業を纏めるとこうなる…

 

・ガラシャにキリシタン改宗を奨めたとされる侍女の鼻と耳を削ぎ落とし追放。

また短刀をガラシャの喉元に突き付けて棄教する様に迫った。

 

・三男忠利がキリシタンの洗礼を受けた時には其れを止めなかった乳母を激しく弾劾、両耳と鼻を削ぎ落とし追い出した。

 

・ガラシャの姿を見た庭師を斬り捨て御免。

 

・ガラシャが関ヶ原の前に人質に成ることを拒み自害した時に、屋敷から逃げ延びた(ガラシャの命令)嫡男の正室である千代を激しく糾弾。強制的に離縁させ其に反対した嫡男忠隆を勘当・廃嫡(家督相続権を失わせる事)とし夫婦共々追放する。(忠隆夫妻はその後祖父藤孝を頼り京都にて暮らしたとされる)

 

・同じくガラシャが亡くなった時に護衛役だった稲富佑直が逃げた事を知り、旧主の赦し無く他家に仕える事が出来なくなる『奉公講』を行った上で追討令を出して討ち取ろうとした。(幸い其れを知った家康にその人物は召し抱えられ、家康との争いを避ける為に泣く泣く、已む無く、仕方無く追討を止める)

 

丹後攻め時に妹婿の一色氏を騙し討ちして敗残兵を皆討ち取った事で明智光秀に降伏する者を無闇に討っては為らぬと諭される。

更に一色氏に嫁いでいた妹に激しく恨まれ、一色の残党から救出した妹に対面した際に斬り付けられ負傷する。

 

・関ヶ原の時に父藤孝を攻めた武将を激しく攻撃。降伏し剃髪すれば命は許すと講和、降伏し剃髪した後に捕らえて切腹を強要させた。

 

・大阪の陣では嫡子に成れなかった不満からか豊臣方に付いた次男興秋を戦後捕らえ自害させた。(家康からは助命してあげなさい、と言われるも其れを無視)

 

・一時手放していた有明の茶入と言う茶道具の買い戻しを拒否された為、ある人物と共謀して奪い取る。(後で一応、仕方無く金は払ったとされる)

 

此れだけの逸話が存在しており、本能寺の変でガラシャと離縁せず京の味土野と呼ばれる所にガラシャ(当時は明智玉)を幽閉し、害が及ばない様にした話が優しく感じられる程の狂乱ぶりである。

 

 

・性格

前述の通り、非常に短気でせっかち。しかし人の話を聞かない訳では無く有用な意見であれば其れを聞き入れせっかちなりに纏めようとする。

また、筆忠実な一面も有りガラシャへと送っただけでなく三男忠利と情報収集の為とは言え頻繁に文を交わしており生涯で1820通もの手紙のやり取りを行っていた。

マスターに対しては忠節深い態度を取り、自身にとっての主君と言う認識を持っている。

それ以外の人物とも基本は行儀よく礼節を持って応対する。

一番の問題である正室ガラシャが絡んだ時はマスターを含め忠節を誓った人物以外には敵意剥き出し、マスターや忠節を誓った人物に敵意は向けないが忠言等の悉くを無視してしまう。(生前も主君に対してガラシャが絡んでも叛意は持たなかった事が起因している)

 

 

関連サーヴァント

織田信長

数少ない自身が忠節を誓った人物の一人。

再び出会えた時は清々しく頭を垂れて喜びの言葉を述べた。

信長も細川親子の忠節を知ってる為気軽にノッブらしく接しているがガラシャ絡みの狂行を知った時はドン引きしたと言う。

 

明智光秀

正室ガラシャの父親にして父細川藤孝とも親交が有った人物。

正室の父親、と言う立場が関係してるのか忠節を誓ったにほぼ同じ対象となっている。

しかし謀叛を行った事だけは理解できず不忠だとして今でもその真意を暴かんと思っている。

 

織田信勝

信長公の弟君として面識は無いが礼節正しく良好な関係を持っている。

自身は弟とは不仲であった事から仲睦まじい?織田姉弟を少しだけ羨ましく思っている。

 

森長可

同じ茶の湯を嗜む者として良く茶会に誘い誘われの仲となっている。

織田政権・豊臣政権でも見知った事も在るので武勇も含め頼れる人物と評している。

 

茶々

秀吉の側室と言う事で礼節を持って応対しているが豊臣恩顧の身で徳川に与し豊臣滅亡も見届けたからか、恨まれているだろうと心中では思っている。

 

沖田総司

最初は信長様に馴れ馴れしい、と思ったが信長も其れを気にしていない様子や2人のやり取りを見てる内に知己のあれか…と納得した。

関係は良好でたまに茶の湯を振る舞う。

 

土方歳三

たまに和歌・俳諧会を行ったり、茶の湯に誘ったりする等文化交流を行ってる。

土方の和歌や俳諧を独特で分かりやすい所が良いとして良い意味で評している。

 

天草四郎時貞

ガラシャを惑わしたキリシタン死すべし慈悲はない。

尚、実行しようとする度にクリミアの天使に絶対安静(物理)にされる。

 

キリスト教関連の聖人サーヴァント

ガラシャを惑わしたキリスト教滅ぶべし慈悲はない。

尚、実行しようとする度に拳の聖女にサンドバッグにされる。

 




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