人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜   作:札切 龍哦

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日曜日から本編更新いたします!その代わりに二話連続公開!

まずは雷電タメエモンさんから!自分も仕事を頑張ります!


避難マテリアル〜3〜

ハーメルンの笛吹き男

「この笛の音で、皆さまを楽園へお連れしましょう。

さあさあ、楽しい演奏の時間ですよー!」

 

真名:フェンって呼んで♪

性別:男

クラス:キャスター

身長:170cm

体重:65kg

出典:史実・グリム童話及び多数の説話

地域:ドイツ

属性:混沌・善

好きなもの:友達のネズミ達・笛の演奏・旅・子供達

苦手なもの:約束を破ること・嘘つきな大人

 

○ステータス

筋力:C 耐久:D 敏捷:C

魔力:A+ 幸運:B 宝具:A

 

○スキル

・無辜の怪物:C

生前の行いからのイメージによって、

後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。

本人の意思に関係なく、風評によって

真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。

人さらい、十字軍、巡礼、疫病、土砂崩れなど様々な

風説を作られたハーメルンの笛吹き男は

外見は人のままだがスキル、宝具に影響を受けている。

というよりこのスキルの影響でサーヴァントにされていると言っても

過言ではない。

 

・呪曲:A

笛吹き男が奏でる音楽はそれが口笛だけでも

味方への回復やバフ、敵への幻惑やデバフなど強力な魔術の効果を発揮する。

 

 

・使い魔(鼠):C

鼠を使い魔として使役できる。

 

・心眼(偽):C

直感・第六感による危険回避。

虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。

視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。

 

 

宝具

『鼠の大行軍曲(ラット・マルシュ)』

ランク:EX 対軍宝具

「さぁ行っておいで。ネズミ達!!」

ハーメルンの笛吹き男の鼠退治の逸話が宝具へと昇華したもの。

笛吹き男の笛によって呼び出される鼠の大群は

笛の音に導かれるままにあらゆるものを齧り、喰らい尽くす。

無辜の怪物の影響で一匹一匹が幻想種と化しており、

恐ろしくタフで頑丈。恐ろしく速く動き、噛む力も恐ろしく強い。

その歯は鉄だろうと金剛石だろうと噛み砕き、

マテリアル体であろうと関係なく喰らう。

逃げられても病毒を打ち込むために非常に厄介。

魔力によって数が上下し、笛の聞こえる範囲にいる

生きている鼠達も笛の力で支配下に起き、幻想種と化すことができる。

全ての鼠が笛吹き男の笛に従って行動する。

ちなみに強化されているのかネズミ達は普通に泳ぐので

伝承のように溺れさせて退治することはできない。

 

・『笛吹き男の魔笛(ハーメルン・プファイフェ)』

ランク:A 対人宝具

「それでは一曲、聞いてください。お代はお後で♪」

笛吹き男の持つ笛。

笛の形をした魔道書のようなもので魔力炉も兼ねている。

これを持つ笛吹き男の音楽的魔術は口笛でも増幅され、

笛から奏でられる曲はさらに効果が増幅される。

強力な暗示、催眠、幻惑、ステータス強化の効果を発揮し、

「無辜の怪物」の影響で底なし沼を生み出したり、

土砂崩れや洪水すら引き起こす。

 

・『魔笛の大奏音(プファイェ・シュメッテルント)』

ランク:B+ 対軍~対城宝具 

魔笛を思いっきり吹いて放たれる凄まじい大轟音。

魔力を伴った凄まじい衝撃波と振動、

さらに空気振動によって稲妻すら起こして大破壊を齎し、

エリザベートの宝具『竜鳴雷声(キレンツ・サカーニィ)』と

互角の威力を誇る。

 

・『笛吹き男の夜想曲(ハーメルン・ナハトムズィーク)』

ランク:B++ 対軍宝具

「さぁ行こうか子供達!!いざ楽園へ!!」

ハーメルンの笛吹き男が子供達を連れ去ったという話が

宝具へと昇華したもの。

笛の届く範囲にいる子供達(子供が大切に思っている家族)を

あらゆる干渉が及ばない世界へと転移させて守護する

いわば限定的な『全て遠き理想郷』。

笛吹き男が解除するか、消滅すると効果が消える。

 

能力

笛を奏でて様々な魔術を行使する。

口笛でも効果は落ちるが魔術を行使できる。

ネズミ達を使っての索敵や諜報もできる。

旅芸人だったので外見以上にタフで体力もある。

 

○真名

ドイツのハーメルンという町でネズミが大繁殖して人々は困っていた。

そこにあるとき、色とりどりの服を身に纏い、笛を持った男が現れた。

「報酬をくれるならネズミを残らず退治しよう」と男は持ちかけ、

人々は報酬を払うと約束する。

男が笛を吹くと町中のネズミが集まってきた。

男は笛を吹きながら町の近くの川まで歩いていき、

ネズミを全て溺死させる。

しかし町の人々は手のひらを返すように男との約束を破り、

報酬を払わなかった。

男はそのまま町を去っていった。

あくる日、村人達がまだ眠っているとき、

町に笛吹き男が戻ってくる。

笛吹き男が笛を吹くとかつてのネズミのように

町中から子供達が男のもとに集まってくる。

そして男が歩き出すと子供達も着いてくる。

やがて男は町を出て山の洞窟へと入り、子供達も続く。

洞窟は内側から入口が岩で塞がれ、笛吹き男と子供達は

戻ってこなかった。

これがグリム兄弟を始め多くのものに記録、伝承され世界に広まり、

現代にまで伝えられている『ハーメルンの笛吹き男』のあらすじ。

 

 

しかし、彼自身にそんなことをした覚えは一切無い。

物心着いたときから親の顔も知らず、

笛吹きの男と共に旅をし、笛を覚え、

男が死ぬと笛を受け継ぎ、同じように旅をした。

この笛吹き男は実際に町を訪れたことはあるが、

笛で曲を奏でて連れているネズミと共に芸を披露した

ただの旅芸人でしかなかった。

しかし『ハーメルンを訪れた』『笛を吹く』『ネズミ』を操る青年。

この一致によってサーヴァント『ハーメルンの笛吹き男』とされてしまった。

しかしフェンを名乗る青年は気にもせずに朗らかに笑う。

「なるようになるさ」と。

 

○人物

一人称は「僕」。

幅広の中折れ帽を被り、青紫、黄緑、白の服を着た

穏やかな顔立ちの細身の青年。

名前は自分で勝手に『フェン』と名乗っている。

楽観的でおおらか、ノリが良い。

ケセラセラを心情としている。

ひとっところに留まることを好まず旅を好み、

曲を奏でて喜ぶ人々を見るのが好き。

笛の腕前はアマデウスが認めるほど。

 

旅芸人であるため世の中の酸いも甘いも身にしみており、

笑みを浮かべつつも他者の嘘を敏感に見抜くなど

決して優しさや甘さだけの人物ではない。

だからこそ純粋な子供達を愛し、

約束を平気で破る不義理な大人を嫌っている。

魔術師の存在も知っている。

 

○人間関係・サーヴァント関係

・ラッテン

フェンが常に連れている白い毛並みのネズミ。

喋れないがフェンとは強い絆で結ばれている。

フェンに撫でられるのが一番のお気に入り。

ラッテンも「無辜の怪物」の影響を受けて幻想種になっており、

外見以上に素早く、力も強く頑丈。

皆が宝具や魔術で動きを封じられて囚われたときに

素早く隠れ、隙を見て宝具や魔術を齧って破壊して助け出すなど

知恵も知性も高い。これはフェン曰く元かららしい。

一緒に食事を取るときは事前にフェンが綺麗に洗ってから

食堂で食べている。

 

・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト

性格的に相性が良く、よく一緒にセッションしている。

興がのりすぎて凄まじい音量になりサンソンに一緒に怒られる。

 

・子供サーヴァント達

子供好きなので一緒に遊んだり、せがまれれば笛を吹いてあげている。

子供達もフェンの音楽に合わせて嬉々として踊ったり

ラッテンと共に遊んだりしている。

 

ナイチンゲール

最初はラッテンを駆除しようとして攻防を繰り広げ、

フェンがきちんとラッテンを綺麗にしているので納得した。

しかし定期的に予防接種などをさせている。

 

 




ファンシーな夢の国の住人だったり、伝染病を運ぶ死の担い手だったり…

ネズミとは奥深いものですな…
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