コーンモロコシ様
スコル&ハティ
クラス:ライダー
出身:北欧
出典:北欧神話
属性:混沌・善(スコル)&秩序・悪(ハティ)
身長:136cm(スコル)&125cm(ハティ)
性別:雄(スコル)、雌(ハティ)
好きなもの:太陽(スコル)、月(ハティ)、お父さんに褒められること
嫌いなもの:お父さんに見捨てられること
イメージCV:小倉唯(スコル)、伊藤美来(ハティ)
ステータス
筋力:C ++
耐久:C
敏捷:A
魔力:A
幸運:E +
宝具:EX
キャラクター設定
スコルとハティとは北欧神話に登場する双子の狼。
フェンリルの子とされており、北欧神話で太陽と月が空を巡るのはこの二頭が絶えず追い回しているとされており、日食(月食)が起こるのも二頭が追いつき危害を加えるからとされ、ラグナロクでは遂に太陽と月を取り押さえて食らい尽くしてしまうとされる。
キャラクター設定
スコルサイド
好戦的な荒くれ者でありながら、どこか理知的な面を見せるハティの双子の兄。
サーヴァントとしては通常攻撃を担当している。
仲間内で見捨られる程わがままな性格で嫉妬深く、フェンリルの血を引いている影響か無駄にプライドが高く生意気なクソガキ。
ハティの事が大事な為ハティを害する存在には徹底的に牙を剥く。
人間に関しては基本的に見下している。
弱肉強食を是としており、弱者は強者に喰われるのが当然と考えている節がありその面だけは潔く良い。
フェンリルに怒られる事とハティが死ぬ事を何よりも恐れており、役に立とうと必死になる事が多い。
ハティサイド
気弱で大人しいが平然と人の本質を見抜きその地雷を無意識に踏み抜くスコルの双子の妹。
サーヴァントとしては宝具を担当している。
自己主張が苦手で兄の言葉を繰り返して話す癖があり、基本的に無口であるが兄ほどプライドは高くないもののスコルとは別ベクトルで拗らせたクソガキ。
人間に関して特になんとも思っていない。
スコル同様弱肉強食を是としており、弱者は強者に喰われるのが当然と考えている節がありその面だけは潔く良い。
フェンリルに見捨てられる事スコルが死ぬ事を何よりも恐れており、失わないように必死になる。
外見
スコルとハティは狼の姿でサーヴァントになる事は極めて難しい為現在は自分達と同じ双子の捨て子の子供を依代に召喚されている。
その為狼の耳をしている人間の姿をしている。
能力
他のコンビサーヴァント達と異なり明確に通常の戦闘担当、宝具担当と分かれているのが大きな特徴であり、今回はスコルがメインの戦闘を行いハティが宝具を担当している。
保有スキル
騎乗A−
ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。生前には存在しなかった現代の乗り物はもちろん、竜以外の幻獣・神獣すらも乗りこなせる。が本人達があまり使いたがらない。
双子の狼EX
フェンリルの子たる彼らは双子の狼である。
戦闘や宝具使用時にはタイムラグが存在しない抜群のコンビネーションを発揮する。
なお他の類似スキルと異なりいずれかが斃れた場合もう一方も斃れると言うリスクは存在しない。
神性A
神霊に等しい魔獣フェンリルの血を引いている為双方共に高い神性を有している。
魂食いA
サーヴァントの魂を喰らえる『魂食い(ソウルイーター)』である事を指すスキル。捕食したサーヴァントを自らの血肉とし、霊基が強化されていく特殊能力を有している。
太陽と月の捕食者EX
北欧神話において、太陽と月が天地をめぐるのはスコルとハティの両者が追いまわすからと言われており、日食(月食)が起きるのも二頭が太陽と月に危害を加えるからと言われ、ラグナロクにてついに太陽と月を喰らってしまう。その事からスコルとハティは太陽と月に縁を持った存在(神性・神格を始め加護を受けたもの、さらには異名や通り名、名前と言ったこじつけも含む)に対して特攻を有する。
宝具
月の犬よ、死者の血肉で腹を満たせ(イアールンヴィズ・マーナガルム)
種別:対狼宝具
ランク:EX
レンジ:1
最大補足:一頭(ハティ単独)
ハティ由来の宝具。自身を同じ北欧神話にて同一視されている月の犬、マーナガルムに変質させる。
マーナガルムは人間たちの国であるミズガルズの東にある森イアールンヴィズに住まう1人の女巨人が儲けた狼たちの一族の中で最強の存在とされ、全ての死者の肉で腹を満たし、月を捕獲して天と空を血塗る為に太陽は光を失ってしまうという。
それゆえにハティと同一視されている。
ハティ自らがマーナガルムとなり敵対者を喰らい殺す。
因みに北欧神話にはガルムと言う狼が存在するがマーナガルムとは全く関係ない。
関連キャラクター
フェンリル
父親、スコルとハティは父に誉めて貰おうと頑張っている。なおフェンリルは基本的に放任主義。
ヘル
欧州魔獣大戦におけるマスターを代行していた叔母。
ラタトスク
一様主。ただ本人達のプライドがいう事を聞く事を拒んでいる。
フレースベルグ
うざい、あっちいけ!
ヘシアン
弱肉強食を是とする2人にとってはどんな形であれ負けたものは復讐の権利すら失うと考えており、彼らからしてみればヘシアンは負け犬なのに見苦しく足掻いている気持ち悪いものに見える。
ふかやん様
『おらぁ!義経!てめえここにいるんだろ!?出てこいやぁ!!……あっと、騒がせてすまねえ!あんたが俺のマスターか?俺は平教経!平家一門が一人にして王城一の強弓精兵と呼ばれた男さ!んで質問なんだけど、義経いるんだろ?』
クラス:ライダー
真名:平教経
出典:史実・平家物語
性別:男性
身長・体重:172cm・71kg
属性:中立・善
ステータス:筋力A 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具B
好きなもの:武術の鍛錬、勝ち負けをはっきりさせる事
嫌いなもの:裏切り、勝ち逃げをするやつ
天敵:源義経
クラス別スキル
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:A+
騎乗の才能。獣であるのならば幻獣・神獣のものまで乗りこなせる。ただし、竜種は該当しない。
単独行動:D
後述のスキルに含まれる『二重召喚(ダブルサモン)』によって獲得しているスキル。マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
固有スキル
死途の供:A
その威風堂々とした佇まいは強者を引き寄せ、逆に弱者を遠ざける。防御力が向上し、武勇のある敵サーヴァントにターゲットとして認識され攻撃集中状態になるスキル。
乱戦の心得:A
敵味方入り乱れての多人数戦闘に対する技術。軍団を指揮する能力ではなく、軍勢の中の一騎として奮戦するための戦闘技術。
平家随一の猛将であるライダーだが、多対多、一対多の戦いにも精通している。
王城一の強弓精兵:A++
平家側において随一の猛将として知られたライダーの二つ名。事実ライダーは屋島の戦いにおいて義経と渡り合い、壇ノ浦においても義経が八艘跳びをして逃げられるまで追い詰めて見せた。
勇猛・一気呵成・二重召喚のスキルを兼ね備えた特殊スキルであり、この為ライダーはアーチャーのクラス別スキルとアーチャーとして召喚された場合の宝具を保有している。
宝具
『てめえらなんぞ相手にならねえ!用があるのは、大将首一つだけよ!!そこ退き候へ、矢面の雑人ばら!!』
『そこ退き候へ、矢面の雑人ばら(そこのきそうらへ、やおもてのざつにんばら)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:5~50 最大捕捉:10人
佐藤兄弟や武蔵坊弁慶という名だたる武将たちを雑兵と言い捨てた逸話の具現。アーチャーのクラスとして召喚される場合に保有する宝具であるが、『王城一の強弓精兵』に含まれる二重召喚のスキルにより、アーチャーのクラスも兼ね備える事から獲得した。
射る目標の前に障害物がある場合、矢はそれを破壊して進む。Dランク以下の障壁であれば、貫通して進むことができ、Cランクの障壁であれば、破壊するに留まる。
『平家蟹・鬼面亡者(へいけがに・きめんもうじゃ)』
ランク:B 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:200人
合戦に敗れた平家の兵が水底を彷徨い歩く怪異となった、とされる化け蟹の大群。
生態樹に位置する幻想種ではなく、人々の想念と兵士の無念、そしてライダークラスの属性によって生み出された合成獣。
水辺より召喚される一万のそれは集団となって行軍し、対象の身動きを封じる枷となる。また、複数の個体が集まることで人間大となり、更に集まることで化け蟹へと変化する。
兵士が如き数百の蟹の群れは大隊として機能し、数十もの巨大な蟹の防壁はBランク相当の対軍宝具をも封じる。
『さあ、根競べと行こうか!!てめえがくたばるか、俺がくたばるか…二つに一つってなぁ!!『壇ノ浦・海山入水』!!』
『壇ノ浦・海山入水(だんのうら・かいざんじゅすい)』
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:0~6 最大捕捉:1艘
ライダーの最期である、壇ノ浦で安芸兄弟を道連れにした入水の再現。真名解放と共に足元から船首が芹上がり、続いて船体より堰を切らした様に激しい潮騒が一面に広がる。
ライダーは任意の対象をその剛力で拘束または叩き落とすことで対象と共に戦場の潮流へと潜水する。海中は虚数領域に近しい閉じた次元構造をしており浮上する以外、如何なる手段でも脱出は難しい。
またこの空間は壇ノ浦の地縛霊を呼び寄せ、敵味方問わず水圧で拘束、次なる犠牲者を同胞として向かい入れる。
解放されるにはライダーへのSTR抵抗判定に勝利し、且つ水圧による霊子崩壊に耐えて抜け出さなければならない。
Weapon]
『蟹甲具足』
複数の『平家蟹』が集まった人間大の蟹を甲冑として利用したもの。その護りはCランク相当の対人宝具を防ぐほど。
『無銘・弓』
ライダーは「王城一の強弓精兵」と言われるほどの弓の名手であり、これで数多くの敵を射殺した。
『桜丸』
古備前友成作の豪刀。壇ノ浦の戦いでは矢が尽きれば刀を両手に持ち多くの敵を薙ぎ払った。
能力:人面を思わせる外見をした、青い甲殻の化け蟹に騎乗して戦うライダー。また前述の特殊スキルである『王城一の強弓精兵』によってアーチャーのクラスも兼ね備えており、手にしている真紅の強弓と肉厚の刀身を持った桜丸という豪刀を振るう荒武者として、騎乗していない状態でも三騎士クラスのサーヴァント相手でも大立ち回りを演じる事が出来る。
解説
平安時代末期の平家一門の武将であり平教盛の次男。平清盛の甥でもある。『平家物語』においては数々の合戦において武勲を上げ、「王城一の強弓精兵」と言われる平家随一の猛将にして源義経の好敵手的存在として描かれた。
都落ち後、退勢にある平家の中で水島の戦い、六ヶ度合戦、屋島の戦いで奮戦して源氏を苦しめた。
壇ノ浦の戦いにおいても奮戦したが、義経の水手・梶取を射る奇策と阿波水軍の裏切り等の要因により、平家の敗北は決定的になった。覚悟を決めた一門の者たちや二位尼と安徳天皇が次々と入水する中、教経はなおもひとり戦い続けた。
源氏方の坂東武者を次々と葬っていき、平知盛に「よき敵でもあるまいに、罪作りなことをなさるものではない」と咎められた後は、「ならば敵の大将とまみえん」と義経を探しはじめ、義経を見つけるとその舟へと移っていった。
しかし義経に飛びかかろうとすると、義経は鎧を着たまま飛び上がり、舟から舟へ八艘彼方へ飛び去ってしまった。
義経のあまりの身軽さに叶わぬと思った教経は、覚悟を決めてその場で仁王立ちし、「我と思わんものは、この教経を生け捕りにして鎌倉へ連れてゆけ。頼朝に物申さん」と大音声を挙げたが、兵たちは恐れて誰も組みかかろうとはしなかった。
やがて強力で知られた土佐の安芸太郎と次郎の兄弟がかかってくると、「貴様ら吾の死出の共をせよ」といって兄弟を両脇に抱えたまま海に飛込んだ。
平家物語にはこのように語られる教経であるが、吾妻鏡という資料では一の谷の戦いで兄である通盛と弟の業盛と共に甲斐源氏の一人である安田義定に討ち取られ、京で獄門にされたとも言われているが、このために一ノ谷の戦い後の教経については死亡説、生存説があり、はっきりしない。
また壇ノ浦で討ち死にしたともされる一方で、『平家の落人伝説』において徳島県祖谷に安徳天皇共々落ち延び、そこで没したという伝説も存在する。
人物
藍色の軽装を纏った、こげ茶色の短髪に黄色の瞳をした勝気そうな雰囲気を感じさせる風貌をした青年。手には真紅の強弓と桜丸という肉厚の刀身をした豪刀を装備しており、初期の外見である軽装も霊基再臨を重ねると真紅の、蟹の甲殻を髣髴とさせる甲冑を纏うようになる。
竹を割ったかのような直情的且つ豪放磊落差を醸し出す快男児。また超がつくほどの負けず嫌いでもあり通常の聖杯戦争で召喚される場合は『義経との、完全な決着をつける為』に召喚に応じる可能性がある。
カルデアでの召喚に応じた場合は、そこに義経が所属している場合義経との対峙をマスターに所望し『令呪で義経が逃げられないようにしてくれ』と頼み込んでくることも。(一応殺す事はしないらしい)この為その頼みを聞き入れた場合、彼は心からマスターに感謝し協力を惜しまないだろう。
だが意外な事に平家が滅んだ事についてはそこまで執着はしておらず、聖杯に対して『平家の滅亡を無かった事にしたい』などと考える事もない。これは『平家が滅んだ事は変えようのない事実であり、滅んで当然でもあった』からと考えているから。
生前、平清盛の甥として生を受け成長した教経であったが、彼が元服を果たし武者として戦場に出る様になった頃の平家は、『平家に非ずんば人に非ず』と驕り高ぶり贅沢に溺れて武芸の鍛錬すら怠っているありさまだったのである。
そんな豪奢に溺れ、弱腰公家の様に成り果てた平家が臥薪嘗胆を積み上げ雪辱を晴らさんと牙を研ぎ続けた源氏にどうして勝てようか?…この頃の教経は内心、平家が源氏に敗北する事を薄々察していたのであろう。
だからこそ、教経は座して滅ぶつもりはなかった。平家が滅ぶのは自明の理かもしれない…だが、そんな平家一門であったとしても武士として恥ずかしくない、否…見事な武士として讃えられるような活躍をし、人々に『平家にも見事な武士がいたのだ!』と知らしめようとしたのである。
そうして教経は水島の戦い、六ヶ度合戦、屋島の戦いという数々の戦いで源氏を苦しめ、平家終焉の地となった壇ノ浦の戦いにおいても暴れまわった。やがて教経は敵の大将であった九郎判官…源義経を討ち倒そうと船を乗り移り、阻む敵を蹴散らしてとうとう義経の乗っている船に乗り移ったのだが…義経は八艘跳びを以て軽々と逃げられてしまったのだ。
そしてその時教経は義経が自分に対して涼やかな笑みを浮かべながら飛び去ったのを見た。まるで『お前と刃を交えずとも、決着はついているのだ』と言わんばかりに…それを見た教経は義経が自分など歯牙にもかけなかったことを悔しがる一方で、その鮮やかと言える躍動ぶりに『あれほどの見事な振る舞いを見せられては…悔しいが認めざるを得まい。源九郎義経、天晴なり!!』と、賞賛したのである。
その後平家物語では教経は安芸兄弟と呼ばれる強力を以て知られた武士を左右の脇に抱えたまま入水したとされているが、これは彼の影武者が行ったもの。本人は死のうとした直後に当時の平家の指揮官を務めていた平知盛から安徳天皇を連れて落ち延びるように命じられ、徳島県祖谷地方に落ち延びそこで一生を終えた。
サーヴァントとして召喚された場合、教経は主君であるマスターに従う事に異議を唱える事は無い。武士として忠義を尽くす…それを何よりとする為に。しかしそれ以上に教経は願っている…いつの日か、自身が美しいと思ってしまった好敵手である源義経と再び出会えたのであれば、今度こそ勝ち逃げなどという形ではない、ぐうの音も出ないほどの決着をつける事を。
人物関係
源義経(牛若丸):教経が幾度もなく干戈を交え、壇ノ浦の戦いにおいても渡り合った好敵手。最後は八艘跳びを以て逃げられるという勝ち逃げをされた事を教経は悔しいと思う一方で、その鮮やかな振る舞いを美しいと、天晴と称するほどに認めており、なればこそ今度出会った時はマスターに令呪で逃げられないようにしてから、完膚なきまでに決着をつけたいと願っている。
…なのだが対する義経の方は、実を言うと教経に対して『二度と会いたくない相手』と苦手意識を持っている。というのも屋島の戦いにおいては奇襲をしたことで平家の本軍は逃げ去ったのに対し、教経は自分の軍勢が寡兵と知ると踵を返して激しい矢戦になり、自身の郎党の一人だった佐藤継信を失った。
また壇ノ浦の戦いにおいても自分に向かって猛然と突き進み、自軍の将兵を薙ぎ払って進んでくる教経に内心肝を冷やしており、八艘跳びをした時も教経に対して涼やかな笑みを浮かべて立ち去ったものの心中では『二度と追いかけてこないでください!?』と冷や汗をかいていたのである。
その為もし教経が召喚され、彼が義経との決着をつける為にマスターに『義経に令呪で逃げられないようにしてくれ』と頼み込んで、これを了承した場合教経は喜ぶかもしれない一方で、義経からは恨めしそうに見られる可能性があるのを留意しておくことになる。
『なあマスター、このカルデアに義経っていんのか?なんでって?そりゃ決まってんじゃねえか、あいつとは今度こそ…生前のような勝ち逃げっていう形じゃなく、ぐうの音も出ないほどの決着をつけたいって思ってんだよ!まあ一応?一緒に戦う仲間として殺すようなことはしないけど…だから頼むよマスター!何とか融通してくれねえ!?』
義経の場合
『ま、マスター…?風の噂で教経がこのカルデアに来たと聞いたのですが…や、やっぱり来たんですか!?いやだぁ…!またあいつと出くわす事になるなんてぇ!?…何でそんなに取り乱すのかって?当たり前じゃないですか!?私にとって教経は『天敵』同然なんです!?想像できますか!?戦いの中で、どれだけの敵がいても薙ぎ払い、私だけしか眼中になく猛然と進んでくる教経の姿が!?八艘跳びをしたときだって、あいつから逃げたい一心でしたようなものなんですから!!…なのでしばらく部屋から出ませんのでお許しください!』
梶原景時:源氏の棟梁である源頼朝を支えた忠臣。教経にとっては特にこれといった関係はないのだが、頼朝の為にどれほどの汚れ仕事でも躊躇なく行うその姿勢を敬意を以て見ており、彼があのころの平家にいたのなら…と思わずつぶやいたほど。
『梶原景時…鎌倉殿、源頼朝を支えた忠臣か。なんか後世じゃ佞臣とか言われてるみたいだけどよ…どこが佞臣なんだよ?主君の為ならどれほどの悪名を背負う事になろうと恐れない…そんな人が佞臣なわけないじゃねえか。あんな人があの頃の平家にいたのなら、きっと…いや、繰り言だなこりゃ』
源頼朝:平家を滅ぼし鎌倉幕府を開いた源氏の棟梁。教経にとっては敵の頭目ではあるのだが、本人は特にこれと言って悪感情を抱いていない。だが頼朝からはその竹を割ったかのような直情的且つ熱血漢であり、義経の様にやらなくてもいいことをやる事をしないその姿勢が好印象らしく『お前のような者が弟であったのなら…』と羨ましがられるのに戸惑いを隠せないでいる。
『…なあマスター。さっき義経の兄貴である頼朝殿と出会ったんだよ。俺からすると義経の兄貴で鎌倉幕府を開いた源氏の棟梁って感じでよ、これと言って思うところはないだけど…何でか俺を見た途端『お前のような者が我が弟であったのなら、どれほどよかったか…』って溜息つかれたんだけど!?何!?義経の奴、一体何やらかしたってんだ!?』
北条政子:頼朝の妻であり、御台所として鎌倉幕府を護った女傑。その威風堂々とした態度や、夫が築いた鎌倉幕府を護ろうとしたその在り方を心から尊敬している。
『おっ、政子様じゃねえか!…大したものだよな、あのお方も。夫である頼朝が築いた鎌倉幕府を守る為に戦い抜いたその姿勢、男顔負けとはこのこった!あの人が男だったら、さぞ名のある武士になってただろうな…!』
いかがでしょうか?では…!
コーンモロコシさん、ふかやん様、ありがとうございました!
また来週から、お会いしましょう…!
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