「おのれアポロン!!なんて酷いことを!!」
ヘラクレス「貴様ほどではない」
ゼウス「足りなくない?愛が」
ヘラクレス「こいつ…」
ゼウス「アポロンもついでに雷霆行っとく?」
ヘラクレス「止めはしない」
パリス「止めてくださいよー!?」
案の定敵。
でも彼女がこうなったのは元を辿ればアポロンが悪い。
なので文句は全てアポロンに。
真名:カサンドラ
クラス:バーサーカー
出身:ギリシャ
出典:ギリシャ神話 旧約聖書
身長:153cm
性別:女性
属性:混沌・狂
好きなもの:覚えてない
嫌いなもの:何もかも
イメージCV:愛美
ステータス
筋力:C
耐久:A
敏捷:E
魔力:EX
幸運:E−
宝具:EX
概要
カサンドラとはギリシャ神話で登場するトロイアの王女。日本ではカッサンドラと表記される事もある。
トロイアの王女であり、ヘクトールとパリスの妹であり、そして太陽神アポローンの神殿に使える巫女であったとされる。
清楚な美少女だったため当のアポロン神に恋心を寄せられ、贈り物として予知能力を授けられる。だがその予知能力によって、いずれアポロンに弄ばれた挙句に捨てられる運命まで皮肉にも見通せてしまう。そのため彼女はアポロンの愛を拒んだ。
自分の一方的なアプローチのやり方を棚に上げて怒りの収まらないアポロンだったが、神が人間に与えた贈り物を取り消すことは許されない。そのかわりに彼は、カサンドラの予言が、正しいことを告げているにもかかわらず誰にも信じてもらえなくなるという呪いをかけたのだった。
こうして彼女の生涯は呪われる事になる。
カサンドラは祖国トロイアに迫る悲劇的な運命をことごとく見通すことができた。だが「私の予言は当たります」「本当です!信じてください!」と人々に警告しても、誰からも相手にされなかった。トロイア戦争の末期、かの木馬が敵軍の策略であることを見抜き、これを絶対に城内に引き入れてはならないと警告したものの無視され、祖国の壊滅を涙を呑んで見届けるしかなかった。 大虐殺の中、逃げ込んだアテナ神殿で敵軍の将小アイアスに強姦された上、総大将アガメムノンに捕らえられて妾にされた。その際彼に「自分を連れ帰れば不名誉な死を遂げることになる」と警告し、同時にそれが自分の最期となることも予知していた。しかしどうすることもできず、予言を聞き入れなかったアガメムノンは妻とその愛人によって暗殺され、彼女自身も殺されてしまった。
以上がギリシャ神話におけるカサンドラの生涯であるが、当の彼女はそんな生涯以上の悲劇を経験していた様で?
性格
生前の経験から全てに絶望しており気だるげでやる気の無いダウナーな女性。
口数は非常に少なく表情も乏しく感情をあまり表に出さず、どことなく機械的で冷たい印象を受ける。たが稀に狂気に満ちた取り乱し方をする情緒が不安定な所がある。
生前は清楚で清らかな乙女だったがサーヴァントとしての彼女は女性が受けるべき責め苦を全て受けたかの様なボロボロで破滅的な思考回路をしている。
更に全身が火傷したかの様な痕がありその壮絶さを物語っている。
生前の伝説ではアガメムノンの妾になった後に妻と愛人に殺されてしまったとされているが、実際の最期は伝承とは異なりそれよりも悲惨な事になっている。
アポロンの呪いである予言の呪いは日に日に増大しておりついには『世の中の人間が人を疑うのは彼女が原因だ。』『だから我々は彼女にはいかなる罰を与えても構わない』と呪いにより人々の認識を歪ませるまでになってしまった。
その為彼女はありとあらゆる強姦や陵辱、拷問など女性が女性として生まれたことを後悔するほどの責め苦を受けて絶望という言葉すら生温い地獄の中で死に絶えた。
やがて正気に戻った人々は自分達の行いに戦慄し、その所業を隠すかの様に後世に『カサンドラはアガメムノンの妻と愛人に殺された』と伝えた。
以上が本当のカサンドラの最期である。
その事から彼女は世界に対する復讐者ともなり得たが、彼女は壊れてしまった。
もう自分も国も家族もどうでも良い。
救われないし救われたくない。
復讐する気にもならない。
もはや何もかもどうでもいいのだから。
もはや彼女は狂う事でしか自己を保つ事ができなくなっていた。
以上の真実から彼女のクラスはバーサーカーに割り振られた。
彼女に自意識というものが殆ど無い。
能力
伝承にある通り非常に高精度の未来予知能力を持つがアポロンの呪いによりその予知は誰にも信じられず嘘と認識される。(最高位のサーヴァントすら、彼女の発言を嘘と認識し信じる事ができない)
この呪いの詳細を知る人物にすら嘘と認識されてしまう為カサンドラの発言を誰も信じる事ができない。
彼女は太陽神の巫女及び神下ろしの依代として非常に高い素養を持つためサーヴァントとして限界に当たってランダムに太陽神のエッセンスを宿した擬似サーヴァントとして召喚される。
此度の限界においてはティターン12神の一角であるヒュペリオンの擬似サーヴァントとなっている。
更に彼女を召喚した存在により『擬似サーヴァントに改造サーヴァントのエッセンスを与えた複合サーヴァントの運用』の実験体となっており、改造された旧約聖書に登場する神獣である「ベヒーモス」、「リヴァイサン」、「ジズ」と複合されている。
保有スキル
狂化(精神保護)EX
バーサーカーのクラス特性で、理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。カサンドラの場合ステータス増強の恩恵より自己の精神の防衛のために狂うしか無いため通常の狂化の運用ができない。
カサンドラを召喚する場合必ずこのスキルを保有している必要がある。
神性B
巫女として太陽神ヒュペリオンをその身に下ろしているため獲得。
完全なる生命EX
ベヒーモス由来のスキル。
世界の終末が訪れるまで神以外のいかなる存在であっても彼女を害する事はできない。
このスキルにおける世界の終末とは全ての並行世界及び並行世界論の範疇外である領域外の世界全てが滅びる時である。
太陽神の巫女EX
アポロンの神殿の巫女であった事と彼女の起源である「太陽」が結びついて生まれたスキル。その身に太陽神からの祝福を宿し、その力を高める。更に彼女が太陽神の擬似サーヴァントになる場合には更なる恩恵すら獲得できる。
ただしあまりにも力が強すぎるため太陽神からの呪いも加護として受け取ってしまい呪いを与えた太陽神の予期せぬ形でその力を高めてしまう。
未来予知EX
カサンドラがアポロンから授かった権能クラスの祝福。
可能性を読み取り感じ取る力ではなく運命を決定し、因果律の改変を可能とする未来決定能力。その影響によりカサンドラ以外の未来視、未来予知、未来予測は無効化される。
彼女が見た未来は運命で必ず起こる事となるため必ず発生する。
ただしカサンドラのみ見た運命を変える方法を知っており、カサンドラを予知を信用すれば変える事ができるのだが...
不信の祝福EX
カサンドラはいずれアポロンに弄ばれた挙句に捨てられる運命まで皮肉にも見通せてしまったためアポロンからの愛を拒んだ。
その事で怒ったアポロンによって正しいことを告げているにもかかわらず誰にも信じてもらえなくなるという祝福という名の呪いをカサンドラにかけた。
カサンドラの予言を誰も信じる事ができない。
いかなる真実を見抜く力でもいかなる嘘を見抜く力であっても彼女の発言を真実として捉える事が出来ず相手にされない。
仮にカサンドラがこの呪いを受けている事を知っていたとしても「誰もこの呪いがかけられている事自体を信じる事が出来ない」ためどれだけ強靭な精神力や精神干渉耐性/無効を保有していても誰も信じない。
更に令呪で「カサンドラの予言を信じろ」と言う類の命令を他のサーヴァントに使用したとしても消費した令呪の数に関わらず自動的にキャンセルされる。
アポロンの呪いと「カサンドラの予知は誰も信じない」と言う信仰が合わさった結果。このスキルは如何なるスキル・宝具でも絶対に解除されず無力化できない。
暗黒太陽の権能EX
彼女に宿るヒュペリオンの権能が狂化と霊基の改造の影響で変質したもの。
性質が反転し捻じ曲がった太陽の権能である。
ただし信仰していたアポロンの所存するオリュンポス12神とは敵対していた太陽神の為その黒炎が彼女を焼き続ける。
天の災厄EX
彼女に宿らされた改造された神獣ジズの力。
天・空に関連したありとあらゆる天災、厄災、災害を発生させる。
その災厄は全ての天を汚染して破壊する。
海の災厄EX
彼女に宿らされた改造された神獣リヴァイアサンの力。
海・水に関連したありとあらゆる天災、厄災、災害を発見させる。
その災厄は全ての海を災害で侵食する。
地の災厄EX
彼女に宿らされた改造された神獣ベヒーモスの力。
大地に関連したありとあらゆる天災、厄災、災害を発生させる。
その災厄は全ての大地を粉砕し、蹂躙する。
???
???
宝具
汝、世界を焼く灼熱(ヘリオスフィア・ハイペリオン)
種別:対星宝具
ランク:EX
レンジ:測定不可
最大補足:レンジ内全域
彼女に宿るヒュペリオンの権能。
自らの魔力で衛星軌道上に暗黒の人工太陽を作り出す。この人工太陽は実際の太陽が出来ることは全て行える。
この暗黒太陽は常に天に存在し、決して沈むことは無い。
地表の温度を70℃以上にまで上昇させ、対城宝具相当の威力を持つレーザー光線のようなビームを放って攻撃することもできる。
更にこの宝具を発動している限り如何なる方法でも天候は変化せず、夜が訪れることは無い。
なんらかの理由でこの太陽が撃ち落とされる場合やカサンドラが消滅する際はこの人工太陽を暴走させ、地表に落下させる事で星の全てを焼き尽くす事が可能となる。
関連人物
ヘクトール
立派な兄。
ただ、必要だったはいえアキレウスとの一騎打ちは無謀だったと思っている。
アキレウス
トロイアと戦争をしたギリシャ軍の大英雄。
その圧倒的な力に彼女の心は既に折れていた。
オデュッセウス
トロイの木馬の所有者
私の予言を信じないにしろ、いくら天啓があったとはいえ、あんな明らかに危なっかしくて危険なものを城内に入れますかね普通。
パリス、ヘレネー
お前達さえいなければ!お前達さえいなければ!
ゴッホ、アスクレピオス
シンパシーを感じる。
オリオン「………」
「これ最後!?」
アルテミス「酷い神様もいたものね!リッカの視界に入ったら射殺さなくちゃ!」
オリオン「お前の兄貴だよお前の!まぁ…アポロンはこーゆーことするよなぁ…」
若干伏せた部分もあります!コーンモロコシさん、ありがとうございました!
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