名前 エメル
クラス アヴェンジャー
性別 女性 出身 ケルト ギリシャ
ステータス
筋力 C 耐久 C 敏捷 C 魔力 A 幸運 E 宝具 EX
クラススキル
復讐者 E
復讐者として、人の怨みと怨念を一身に集める在り方がスキルとなったもの。怨み・怨念が貯まりやすい。
周囲から敵意を向けられやすくなるが、向けられた負の感情はただちにアヴェンジャーの力へと変わる。
ただし、本来アヴェンジャー適正を持たないが、後述する無辜の神性の影響でアヴェンジャーとなった関係上ランクは最低限となっている。
忘却補正 E
人は忘れる生き物だが、復讐者は決して忘れない。
時がどれほど流れようとも、その憎悪は決して晴れない。
こちらも、無辜の神性の影響でアヴェンジャーとなった関係上ランクは最低限となっている。
自己回復(魔力) E
復讐が果たされるまでその魔力は延々と湧き続ける。魔力を微量ながら毎ターン回復する。
こちらも、無辜の神性の影響でアヴェンジャーとなった関係上ランクは最低限となっている。
保有スキル
無辜の神性 EX
無辜の怪物と神性の複合スキル。
エメルの霊基に複合された女神アグディスティスの霊基により獲得したスキル。
神話の出来事によるイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった神性。本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
アグディスティスの場合、更に本来持ち得ないアヴェンジャーのクラス適正を獲得してしまう。
自身に毎ターンスター獲得状態、クリティカル威力上昇、通常攻撃前に男性特性の敵の防御強化を解除する状態を付与する。
魔眼 A+
アグディスティスは女神キュベレーと同一視される為か石化の魔眼キュベレイを保有している。
魔力がC以下の者は無条件で石化。Bの者でもセーブ判定次第で石化を受ける。Aの者には石化判定はないが、全能力をワンランク下げる重圧をかけられる。
6つの才 A
エメルが持つ美貌、美しい声、甘美な話術、針仕事の才、知恵、貞節の6つの才を表すスキル。これらの才能により男性を虜にする力を持つ。
敵全体の男性に弱体耐性、攻撃力、防御力、クリティカル耐性低下、強化無効、魅了を付与する。
宝具
エメル生涯ただ一度の嫉妬(エメル ワンス イン ア ライフ タイム ジェラシー)
ランク:B 種別:対クー・フーリン粛清宝具
レンジ:1~50 最大捕捉:50人
物語「クー・フランの病とエメルのたった一度の嫉妬」で語られるエピソード、クー・フーリンとマナナンの妻の浮気現場に50人の武装した侍女と共に乗り込んだ逸話の再現。
エメルに忠誠を誓う50人の武装した侍女が一定範囲内の空間に召喚される。
侍女達は全員が独立したサーヴァントで、宝具は持たないが全員がE-相当の単独行動スキルを有しており、短時間であればマスター不在でも活動が可能。
全員が美女・美少女であり、クー・フーリン以外の敵は一瞬見惚れて動きが止まる。
フェルグス等のサーヴァントがナンパしてきても悪い気はしない者もいる様だが、全員が共通してクー・フーリンがナンパしてきたら塩対応になり、即退去する。
クー・フーリン以外の敵の場合、敵全体に魅了を付与する攻撃を行う。
クー・フーリンに対してのみ攻撃力が上昇し、恐怖、混乱を付与する。
裁決、去勢神罰(ジャッジメント・ゴールデングッバイ)
ランク:EX 種別:対浮気男粛清(去勢)宝具
レンジ:── 最大捕捉:──
無辜の神性によりアグディスティスが獲得してしまった男性特攻宝具。
後述する出来事により歪んでしまった権能を用いた宝具で対女性には一切効果がない。
だが、対男性(雄含む)の場合、極悪な効果を発揮する。
自身に男性を罰する権能を付与する。
この状態で攻撃を繰り出すと自身が与えたダメージの2倍の威力分のダメージを敵男性の股間に与える。
なお、無辜の神性の関係で浮気した事がある者に対してはその人数に応じて威力が倍化していく。ギリシャ版一夫多妻去勢拳。
ちなみに、これでも抑えて宝具を使用しており、最大出力でこの宝具を使用した場合、自身を認識している敵男性という条件を満たせば、条件を満たした相手の股間から遠隔でゴールデンをグッバイさせる事が出来る。
自身にスター獲得、クリティカル威力上昇、超強力な男性特攻、敵男性に対して確率で即死を付与する状態を付与する。
解説
クー・フーリンの妻エメルが楽園に参入を試みるにあたって、自身の霊基だけでは弱いと感じ、同様の悩みを持っていた神霊アグディスティスと手を組んでモリアーティと同じ様に霊基を強化した結果誕生したサーヴァント。
人格は基本エメルだが、宝具・裁決、去勢神罰を使用する時は宝具出力の調整の為にアグディスティスの人格が表面化する。
無辜の神性についてはアグディスティスの失恋と誤解によって発展した大惨事が原因になっている。
神話の記述
アグディスティスはアッティスという青年に恋した。だが、アッティスはアグディスティスの追求から逃れペシヌスの王の娘と結婚しようとした。そこでアグディスティスは、その結婚式に乗り込んで姿を現したが、アグディスティスの姿を見たアッティスと王は狂乱して、自ら去勢した後に死んだ。
あるいは、アグディスティスとアッティスは相思相愛であったがアッティスは身内のすすめで、ペシヌス王の娘とめあわされることとなった。
結婚式が盛大に執り行われ、今まさに婚礼の歌が流れんとするその時であった。
嫉妬に狂ったアグディスティスが乱入してきたのである。
女神の怒りのほどはすさまじく、参列した人々を怒りにまかせて手当たり次第に狂わせ、瞬く間にあたり一面を血の海に変えてしまった。
そしてアッティスも突如理性を失い、自らを去勢し、血まみれになりながら自らの命を落とすことになった。
という説もあり、この2つの伝承によって男性を去勢させる(特に浮気者だと効果的)という能力を得たが、真相は異なる。
真相
アグディスティスがアッティスに恋したところまでは同様だが、アッティスは既にペシヌスの王の娘との結婚を決めており、それを理由に求婚を断った。
アグディスティス失恋のショックを受けるものの、アッティスの幸せを願いその結婚を祝福しようとした。
しかし、それが失敗だったのだ。
要因としては
アッティス及びペシヌスの王と家臣達がギリシャとしては珍しく〝ギリシャの神々の脅威〟を正しく認識していた事。
アグディスティスは元々土着の地母神であり、〝純粋なギリシャの神ではない〟為、良識を備えていた事。
そして、お互いがそれぞれの事情について正しい認識を持っていなかった事が悲劇を呼んだ。
アッティス側から見た時、自身が〝ギリシャの女神〟を振ったばかりに神罰を下しに式に乱入してきた様にしか見えず、国の危機が訪れた様に感じてしまった。
アッティスと王と家臣達男性陣は娘達の生存と国の存続の為に、女神への謝罪として自分達を去勢し、そのまま死に至ってしまったというのが真相である。
この真相が正しく伝わらず、歪んだ状態で伝承された結果、絶え間なく新しいものを生み出す権能と誕生と死、愛と豊穣に関係する地母神としての権能を万全に使用する事が難しくなってしまっている。
ちなみに、神話ではアッティスとアグディスティスは親子であるとされているが、元々アッティスはフリギア地方を起源とする青年神であり、アグディスティスはガラティア地方に起源がある為、血縁関係はない。
エメルは生前、ケルト故に浮気は停められないという事で仕方無く浮気を容認していたが、アグディスティスの無辜の神性の影響により、浮気を容認出来なくなっており、もしもクー・フーリンのナンパ現場に遭遇しようものなら、宝具・裁決、去勢神罰を用いてクー・フーリンのゴールデンを遠隔で捻ってくる。
コンラについては生前から気にかけており、コンラの正体を看破し、クー・フーリンを制止しようとしたほどで結局停められなかった事を後悔している。
楽園にいる時はコンラを自分の子供の様に可愛がろうと決めている。
……流石に息子が娘になっていたのは驚いた様だが……
聖杯への望み
エメルは受肉して、クー・フーリンと子供をつくる事、生前から子供ができない事を気にしていた為、今度こそはと密かに願っている。
アグディスティスは生み出す権能を持つ地母神としての自身の認知・証明。
実は事実が歪んでしまった影響で、後に自身の信者達が生み出す為に必要なゴールデンを自らグッバイしだす様になり、色々本末転倒な事になってしまった為、正しく神としての力を振るいたいという願望があったりする。
そしてこれはエメルの願いとも合致しており、受肉さえしてしまえば、自身の権能を用いて双子でも三つ子でも安産させられると豪語している。
後、ロマン夫妻にも目を付けているとかいないとか……
息子が娘になる。
型月ではよくあることだ…
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