『いつも本当にありがとう。来るべきを共に迎えよう』
万魔殿オガワハイム
キラナ『振り返り、アフラ・マズダ勢力のお初お披露目となった次第です。わーい!』
アフラ・マズダ『うむ。アンリマユ…否、そなたの知己、セーヴァーとの絆が明かされた感慨深い一幕でもある。そして、新たに楽園に立ち塞がる事となった新たなる勢力が浮き彫りとなった一幕ともなった』
キラナ『ザッハーク…そして大魔王、サタン』
アフラ・マズダ『我がゾロアスターの神話における最悪の邪龍。アンリマユが従えし悪龍の化身。人類への愛に目覚めたアジ・ダハーカ…否、藤丸龍華並びにアジーカとは不倶戴天となる【本能】』
キラナ『こちらのザッハークは、とても悪く恐ろしい。可愛くないし、アジーカちゃんと違って可愛くない。それと可愛くありません』
アフラ・マズダ『然り。まさか大魔王サタンと協議を結んでいた事には驚嘆する事象であったが…それに対抗するべき力も、かのカルデアには集っている』
キラナ『セーヴァー、アジーカ、アンリマユ。それを束ねる藤丸リッカちゃん。そして…アナーヒター』
アフラ・マズダ『然り。世界を喰らわんとする邪悪の龍に、皮肉にも善悪を越えたゾロアスターの者達が集っている。クルサースパもまた、楽園に招かれている。万全とは言えぬが不足はない』
キラナ『………』
アフラ・マズダ『キラナ・シャーンティ。我が使徒、我が意、我が善よ』
キラナ『はいっ』
アフラ・マズダ『『光輪』を託す日は近い。我が究極の善、絶対たる光。以前それを増やすことは出来ぬと告げたな』
キラナ『がっかり…』
アフラ・マズダ『がっかりする必要はない。『増やす』は出来ぬが『分かち合う』事は出来るのだ』
キラナ『!』
アフラ・マズダ『資格を持つ者を見いだせ、キラナ。そなたが託すに相応しいと信じた者から信じた者へ。善の輝きは移り、繋がり、いずれ巨大なる大輪となる』
キラナ『おぉ〜…!』
アフラ・マズダ『そなたが招かれる日は近い。その日を心待ちにしながら備えるのだぞ』
キラナ『はい!しゅっ、しゅっ。しっしっ』
アフラ・マズダ『…それは?』
キラナ『しゃどーぼくしんぐです。憎きザッハークを…えいえい。必殺けーおー』
アフラ・マズダ『……キラナよ』
キラナ『はい?』
アフラ・マズダ『我等は光、善。シャイニングボクシングと呼称せよ』
キラナ『はい!シャイニングボクシングです!』
アフラ・マズダ(あの世界には、全能が眠っている。それを有せしカルデアには、宇宙の命運が託された。守り抜けるか、善き人々よ…──)
恐怖の大王・アンゴルモア
ニャル【というわけで、こちらも振り返って…というより、罪を精算しようか】
モア「おじさま?」
ニャル【…ごめんよ、モア。君の人生を狂わせ、様々な辛い目にあわせてしまった。心から…】
ピア「はいどーん!!」
ニャル【ぎゃぁー!?】
ピア「記念の振り返りなんでしょ?じゃあ辛気臭いのなんてナシにしようよ。なんつーか、おっさんの申し訳ない気持ちとかめちゃくちゃ伝わってるからさ」
ニャル【ピア…】
ピア「そりゃー、色々彷徨ったし色々苦労もしたよ?でもその果てにこうやって家族になれたんじゃん。じゃあそれ、結果オーライの超ラッキーじゃん?謝ることなんてなんもなくない?」
ニャル【…………】
メシア『その通りです。そして私達に、この星の人々は見せてくれました。慈悲や終末すらも乗り越える、誇らしく猛々しい…生命の輝き。生きる意志そのものを』
ニャル【メシア。そう言ってくれるのか】
『はい。彼等や彼女らならきっと乗り越えてくれる筈です。宇宙に定められたエネルギーの総量。世界を剪定せねばならない宇宙の限界。銀河の飽和により起こる大終末。大いなる宇宙、それらの有する歪みの数々を』
ニャル【…そうだ、そうだな。王の定めた旅路とは宇宙の摂理に挑む旅。世の理に物申す旅だ。並大抵ならぬ旅路ではあるが…彼等や彼女らなら。不可能や悲劇を、満天の星の彩りにしてきた彼等なら】
メシア『えぇ。必ずや成し遂げてくれるでしょう。限りあるものを奪い合う生物の業を越え、真なる宇宙の真理に到達する道を歩むことを』
ニャル【あぁ。その日が来るまで支えよう。私の全てを懸け、あの善き人々を。私の家族を受け入れてくれた、素晴らしき方々を…】
モア「はい!おじさま、私達もおじさまを頑張って支えます!大切な人々には、おじさまだって入っているのですから!」
ニャル【モア…】
モア「長い長い旅の果て、やっと出会えた安住の地。それを共に護り素晴らしき日々を過ごしましょう!私達の、第二の故郷を!」
ニャル【…あぁ、あぁ。勿論だとも】
「うふふ…だからこそ、よろしくお願いいたします!おじさま!…いえ!」
「『【お父様!】』」
ニャル【……………、………………〜〜】
モア「お、お父様?」
ニャル【…………果報者だ。私なんぞには勿体無いほどの宝物がこんなにも…】
ピア「まーた泣いてるよ、このおっさん」
メシア『ふふ。まだあなたは、無貌の神であらせられますか?』
ニャル【いや…。私の顔は一つだけだ。ここにある…たった一つだけだよ。我が娘たち…】
〜 召喚回
頼朝「語ることはない」
牛若丸「兄上!?それはいくらなんでもあんまりではありませぬか!?」
頼朝「語ることはない」
牛若丸「あるではありませんか!鎧を纏い我々に立ち塞がった兄上!幕府そのものを宝具とした規格外の兄上!桃子殿と全く互角という兄上!」
頼朝「語ることはない」
「兄上ー!?」
頼朝「あ、ごめんあった」
「兄上!」
頼朝「無慙殿の身体を使ってしまった事は深く詫びねばならないな。彼には私ではなく、もっと相性がよく相応しい神霊がいたのだ。此度は譲ってもらったが…」
「そうなのですか兄上!?それは一体!?」
頼朝「閻魔大王だ」
「!?!?!?」
〜
牛若丸「兄上ー!」
信勝「姉上ー!」
ノッブ【うるさっ!】
頼朝(ガン無視)
〜
〜ドラランド
アテルイ「最新の特異点となりますね」
ヴリトラ【うむ、素晴らしき試練であったの。血湧き肉躍る戦い、ドラゴン共の決戦。見応えバツグンの戦いじゃったわ】
ボルシャック『割と簡単に言うなぁ。まぁ、俺等ドラゴン難民を受け入れてくれたカルデア、汎人類史には感謝しかないぜ。本当、ありがとなぁ…』
バザガジール『ちなみに我々の就職部署は『大終末の潮牙』という場所の侵入者対応だそうだ』
ボルバルザーク『ぐはははははははァ!!敵を叩き潰し味方を護り感謝される!一石三鳥だな!!』
ボルメテウス『お前達はそうなのか?私はカルデア技術開発部のエル預かりとなったんだが』
ボルシャック『あーほら、エル少年が随分お前にお熱だったから呼ばれたんだろ。頑張れよ、イカルガドラゴン!』
ボルメテウス『フッ。僕の希望、最高傑作とまで言われては無下には出来ん。可能な限り、やってみせよう』
アテルイ「……一戦一戦が大決戦になった異聞帯のドラゴン達。最終的に仲間になってくださり本当に良かった」
【試練の突破には報奨として財宝を。奴らにとっては、あの4匹のドラゴンこそが宝となったのじゃ。万事丸く収まって本当に何より。わえもしっかり禊の上で招かれたが故、これより宜しく頼むのぅ。き、ひ、ひ】
アテルイ「……いつまでも過去の遺恨に囚われていては、前に進むことはできません。共に人理の為、頑張って行きましょう」
【おうおう。共に清く正しく美しくじゃ。いやぁー楽しみじゃのー。どんな試練が待っているのか…き、ひ、ひ!特等席で拝見させてもら】
ボルシャック『やるぞテメェらぁ!!ファイ・オー!!!』
『『『ファイ・オー!!!』』』
『悪いやつはぶっ潰せェ!!!』
『『『ぶっ潰せェ!!!!』』』
『清く正しい正義の味方ァ!!』
『『『清く正しい正義の味方ァ!!!』』』
『素敵で無敵なドラゴンファミリィィィィィィ!!』
『『『イエェエェエェイ!!!』』』
【……………………】
「……………………」
【…よろしく頼むの】
「はい」
サタン【……………】
バアル【ここは後書きスペースですが】
サタン【いいんだ。僕はここで】
バアル【良くはありませんが…サタン様がそうなさるのなら】
サタン【うん。僕のことはどうでもいいよ!次はいよいよ…!皆、楽しみにしていてね!】
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