人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜   作:札切 龍哦

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コラボキャラとの本格的な戦闘描写は久しぶりか初だったので、時間と気合をかけて展開を考えたいので何話かマテリアル紹介を挟み時間を確保させてくださいませ。

それに
リアルの方での夜勤+三人退職による人手不足の残業4時間
欠員対応一時間に追われるので、本編は水曜になる予定としています。その間にも本編は予約投稿という形で執筆、投稿しますのでご安心ください。

いつも感想や拝見本当にありがとうございます。やや仕事環境が悪化してしまっているためお頼りする機会が増えてしまうかもしれません。しかしどんな手段であろうと更新は絶やしませんのでどうかこれからもよろしくお願いいたします。


コラボ執筆時間確保マテリアル〜1〜

日野 長光(ひの ちょうこう)

「バーサーカーのサーヴァント 日野長光や

力比べやったら簡単には負けんよ」

 

制作者 雷電タメエモン様

 

真名:日野長光

クラス:バーサーカー

性別:男性

身長:300cm

体重:198kg

出典:史実・『信長公記』

地域:日本・剪定世界

属性:混沌・中庸・人

特技:角力

好きなもの:戦うこと・名前を呼ばれること

嫌いなもの:戦いの邪魔をされること

 

◎ステータス

筋力:EX 耐久:A+++ 敏捷:A+

魔力:C  幸運:D   宝具:A+

 

◎スキル

・狂化(闘):B+

バーサーカーのクラススキルに

長光の在り方が反映されたスキル。

普通に喋り、意思疎通を可能とするが

強いものとの戦いになると途端に制御がしづらくなる。

理性を保っているが血みどろになっても

笑顔で嬉々として戦っている。いわゆる戦闘狂(けんかばか)。

 

・戦神に愛されし者:EX

長光の肉体は人という生物の領域を

完全にはみ出した力を有している。

強靭かつ柔軟な筋肉は砲(おおづつ)、骨は鎧に例えられ、

「戦の神に愛された肉体」と評された。

 

長光は人間なのだがこのスキルは「天生の魔」に近い。

 

・角力:A+++(EX相当)

かくりょく。あるいはすもう。現代の相撲の源流。

現代と異なり殴る・蹴る・関節技・絞め技もある武芸。

 

・魔神の寵愛:EX

討ち果たした魔神・第六天からの寵愛という名の執着。

第六天以外を信長と呼ぶと首を締められる感覚がするらしい。

クラスに関わらず織田信長と相対したときに自動で

自身に強力な対織田信長特攻が付与される。

あと対神特攻も付与される。

「対魔力」「魔力放出」の効果も持つ。

第六天曰く「長光は余だけの鬼神。他のものには渡さぬ」

 

・心眼(偽):A

直感・第六感による危険回避。

虫の知らせとも言われる、天性の才能による危険予知。

視覚妨害による補正への耐性も併せ持つ。

 

◎宝具

『地這天舞・荒御魂(じばいてんぶ・あらみたま)』

「天地(せかい)全てがぼくの戦場。

目覚めよ地の神。刮目せよ天の神。

『地這天舞・荒御魂』!!」

ランク:A+ 対人~対軍宝具

大きく足を上げて強烈な醜足を踏み、

大地を砕いて敵の足場を崩し、起きた風圧の壁で動きを封じ、

舞うように繰り出す蹴りと手刀から大きな真空の刃を放ち、

そこから敵にぶちかましを食らわせ、

最後に渾身の張り手を食らわせる。

相手に強力なダメージと耐久・敏捷への強力なデバフを与え、

同時に味方全体のバッドステータスとデバフを解除して

筋力と耐久にバフを与える。

 

◎能力

規格外の身体能力から荒々しくも迅速で匠な角力で闘う。

単純な膂力なら温羅にも引けを取らない。

血みどろになりながらも笑って楽しんで戦うが

聡明さと頭の回転の速さも持っていて

戦闘中でも相手の実力を冷静かつ的確に分析する。

 

◎真名

日野長光。

汎人類史では「信長公記」に記されている実在した力士で

安土城で開催された織田信長の御前での相撲大会で

面白い相撲と取り、金銀で彩色され平骨に濃を施した扇下や

銀子五枚を下賜されている。

彼はよく似た、しかし異なる世界の日野長光。

 

戦国の頃の日本。

日野という山村でひとりの赤子が生まれた。

父親は分からず、母親は赤子を産んですぐに亡くなった。

人々は赤子を気味悪がった。

赤子の額には短いながらも一本のツノが生えていたからだ。

赤子は生後数日にて立ち上がり、

数ヶ月のうちに言葉を理解した。

村人達は恐れながらも殺せば祟りや呪いがあるのではと

手を出さず、赤子は成長。

とてつもない食欲。圧倒的知性。

そして人間離れした腕力は誰の手にも負えなくなった。

名をもらえず、誰も名付けなかった赤子は

「鬼」あるいは「鬼神」と呼ばれるようになった。

 

村人達は『鬼神』を畏れながらもその力を

他の村との田畑に引くための水場の所有権を奪い合う

水争いに利用。

『鬼神』はそこで敵対者が扱う角力を見て即座に体得。

人間離れした力に角力の技が加わり、

『鬼神』は水争いで負けることはなかった。

これに村人達は目を付けた。

『鬼神』の力を利用し、水場だけでなく

米などの農作物や金品を『鬼神』の力を利用して略奪あるいは

『鬼神』への供え物として差し出すよう強要。

他の村は『鬼神』の強さを知っているため、

差し出すしかなかった。

やがて『鬼神』の名は周囲の村一体に広まり、

積み上がっていく供え物に村人達は醜悪な笑顔で喜んだ。

『鬼神』はというと、なんの興味もなかった。

自分を現す名を持たず、周囲からは恐怖しか向けられない

『鬼神』は自分にも周りにも興味を持たず、

ただ淡々と『鬼神』としての役目を果たしていた。

 

日野村は山村ではなく、もはや野盗の根城も同然で

周囲の村々は嫌悪し恐怖した。

そんな日野村に天下統一を目指す第六天魔王・織田信長が

兵を率いて討伐に趣いた。

村人達は織田信長とその兵達を前にして口々に

「全ては鬼神の命でやった」と全ての罪を

『鬼神』に押し付けて命乞いをした。

当の『鬼神』は自身にまったく恐怖を抱いていない

信長を興味深そうに見つめていた。

信長はなんの躊躇もなく鉄砲隊に発砲させ、皆殺しにする。

ふと信長はやはり鉄砲に撃たれて

仰向けに横たわる『鬼神』に近づく。

『鬼神』は銃弾を20発以上浴び、血まみれになりながらも

普通に生きていた。

 

「死なぬか。悪鬼」

 

『鬼神』を見ろしながら信長は笑みを浮かべた

 

「そうみたいや。酷いことしよる。めっちゃ痛いわ」

 

『鬼神』もなんでもないように返答した

 

「なぜ動かなんだ。貴様の力なら抵抗すれば

逃げることぐらいは造作もなかろう」

 

「ボク自身の命にも村の連中にも興味なかった。

それに、ボクを見ても恐怖せんあんたが珍しかったんや」

 

そう言う『鬼神』に信長は楽しげに声を上げて笑った。

 

「悪鬼、貴様の名はなんだ?」

 

「そんなもんない。どいつもこいつもボクのこと

『鬼』とか『鬼神』としか呼ばんかった」

 

信長はぐいと『鬼神』の間近にまで顔を近づけ、

面白いものを見つけたと言わんばかりの笑みを浮かべる。

 

「貴様は余に負けた。今この時より貴様は余のものだ。

今日より『日野長光(ひのちょうこう)』を名乗れ。

その力、余のために振るえ」

 

あまりに身勝手な言葉に『鬼神』はポカンとし、

そして大声で心から笑った。

『鬼神』自身は知りもしないが、

大声を上げて心から笑ったのは生まれて初めてだった。

鉄砲を受けた重傷者とは思えぬ身軽さで飛び起きて着地。

体に力を入れると受けた銃弾が体から押し出されて、

すべて排出された。

その様に兵達は驚き、信長は笑みを深くする。

 

「勝手なこと言いよる。けど、えぇやろ。

ボク(日野長光)は今この時から君(織田信長)のもんや」

 

ここに『鬼神』は『日野長光』となった。

ちなみに

「というか 織田信長って女なんやな」

この世界でも織田信長は女性だった。

 

信長は安土城での大相撲大会に連れ帰った長光を出場させる。

長光は圧倒的強さで優勝。

信長の家臣達にその力を認めさせる。

それから長光は信長の戦に同行。

張り手や蹴り一発で鍛えられ、武装した兵6、7人を

肉を裂き、骨を砕きながらまとめて吹っ飛ばす筋力。

達人の一太刀を受け止めてしまう骨。

放たれた銃弾を完璧に避ける反射神経と動体視力。

獣を超える身軽さと敏捷さ。

あまりに人間離れした強さに信長の兵達も

長光のことを『鬼神』と呼んだ。

しかし日野村でのときとは異なり、

恐れだけでなく純粋な賞賛を込めて呼ばれ、

長光はそれに戸惑いながらも嬉しさを感じ、

戦場で出会う強者との戦いに喜びを感じ、

そんな長光を見て信長も面白そうに微笑んでいた。

この世界でも明智光秀が本能寺の変を起こすも

長光の活躍によって信長殺害は防がれ、光秀は討たれた。

やがて信長は日ノ本統一を完遂させ、

長光に暇を与える。

 

「もうボクは用済みなん?」

 

「たわけ。貴様は余のもの。誰が手放すか。

この日ノ本を見てこい長光。

余と、余の家臣達。そして貴様の力で

平穏をもたらしたこの国を。

そしてまた戻ってこい。余のもとに」

 

それは信長なりの長光への褒美だった。

長光はうなずき、日ノ本を巡る旅に出た。

戦国が終わり、人々は心からの笑顔で暮らしていた。

それを齎した一端を自分が担ったと思うと、

どこかおもばゆい長光はときおり武芸者と立ち会い、

人々と触れ合いながら旅を続ける。

しかしあるときから人々の間に「信長と家臣達が揉めている」

という不穏な噂が広まっていく。

そういう噂が広まっていること事態がおかしいと思い、

長光は嫌な予感を覚えながら安土へと急ぐ。

その間にも噂は不穏さを増していく。

 

たどり着いた安土城はしかし、

旅立った頃とは様変わりしていた。

壁が崩れ、焼け焦げ、炎が燃え盛り、

あちこちに血まみれの兵の骸が散乱していた。

燃える安土城の中を駆ける長光。

たどり着いた謁見の間。

そこには信長の重臣達が

血まみれの動かぬ骸となって倒れていた。

自分に礼儀作法を叩き込んでくれた勝家も。

恐れもせずに自分を友と呼んだ秀吉も。

ビビリながらも信頼してくれた家康も。

 

「帰ったか、長光」

 

骸に囲まれながら目を瞑って

悠然と立つ信長が長光に声をかけた。

 

「・・・・これは君がやったんか信長。

勝家のおっさんも、秀吉(サル)も家康(たぬき)も。

皆、君が殺したんか」

 

「いかにも。全て余が成したこと」

 

「なんでや。なんで殺したんや。

皆、君の家臣やろ。君に必要な奴らやろ」

 

「こやつらは余が成さんとしたことに異を唱えた。

ゆえに誅した。是非も無いこと」

 

信長のやろうとしたことに反対した。

それだけで信長が家臣を皆殺しにしたことを

長光は信じられない思いで聞いた。

しかし長光は旅立つ前の信長と今の信長の気配が

あまりに違うことを感じ取っていた。

 

「柴田のおっさんはともかく、秀吉や家康まで

反対するなんて、君は一体なにしようとしたんや」

 

「この世界を救おうとした。それだけよ。

長光よ、剪定事象を知っているか」

 

「知らんわ。なんやそれ。木の手入れでもするんか」

 

長光の問に信長は笑みを浮かべて

剪定事象のことを説明し、

この世界も剪定事象に認定されたことを語る。

 

「それを覆す術はただひとつ。

空想樹なるものを手に入れ、それを要として

この世界を安定させること」

 

「そんな凄いもん、簡単に手に入るんか」

 

「否。探していたのではこの世界はそれまで持たぬ。

ゆえに余は作り出すことに決めた」

 

「嫌な予感しかせんけど一応聞くわ。

空想樹の材料はなんや信長」

 

「日ノ本の民の命。

戦乱が終わり、平穏へと向かわんとする

活気に満ちた命そのものを糧として空想樹を作り出す」

 

「っふざけんなや!!民の命やと!!

なにも知らん民を利用するんか!!!」

 

「この世界を護るため。是非もないこと。

それに 人はまた増える」

 

信長は壮絶な笑みを浮かべて目を開いた。

その目には人としての輝きはなく、

機械のような無機質さに満ちていた。

 

「・・・・なんちゅう目をしてるんや信長」

 

「否。余は信長にあらず。

この世界を救う神。『魔神・第六天』なり」

 

信長の言葉に、長光は自分に名を与え、

共に戦場を駆けた信長が失われたことを悟った。

長光は構え、信長も笑みを浮かべて刀を抜く。

 

「貴様も余に歯向かうか長光。神たる余に」

 

「ああ。また増えるから民を犠牲にしてもいいなんてぬかす

うつけもんはボクが殺したるわ」

 

長光はその身体能力と角力で戦うが、

背後の空間から呼び出した数多の火縄銃を放ち、

神速の刃を振るう魔神・第六天の力に圧倒される。

傷だらけになり、血まみれになって倒れる長光。

 

(あかんか 啖呵切ったのに情けないなぁボク)

 

意識が飛びかけたそのとき。

長光の目に勝家の、秀吉の、家康の。

信長を止めようとして殺された皆が目に入る。

死に際の皆の表情を見て、彼らがなにを思ったのかを理解し、

そして自分も同じ思いなことに今気付く。

血を流しながら立ち上がった長光に

止めを刺さんと信長は火縄銃を放つ。

 

長光は腰を落とし、手を打ち合わせる。

轟音と共に凄まじい爆風が起き、

弾丸が全て吹き飛ばされる。

瞠目した信長は長光の気配が変わっていることに気付く。

 

「渡さん。ボクの、皆の『織田信長』を。

『未来』なんかの生贄にはさせん」

 

「『未来』なんかとは。身勝手なことを。

誰に似たのやら」

 

「そら勝手なことをさんざ言いよった名付け親にやろ」

 

「くく。できるものならやってみせろ鬼神(長光)!!」

 

「やったるわ。覚悟せぇ魔神(信長)!!」

 

長光の身体能力が変わった。

高速の数多の銃弾に神速の斬撃全てを見切って避け、

蹴りや腕のひとふりで凄まじい迅さの

巨大な真空の刃を飛ばし、

張り手で空気を振動させる。

その様はまさに『鬼神』。

だんだんと傷を負っていく第六天はしかし、

壮絶な笑みを浮かべながらさらに猛攻を仕掛ける。

 

長光は大きく足を上げ、醜足を踏む。

轟音と共に床が砕け、凄まじい風圧の壁が起き、

銃弾全てを吹き飛ばし、第六天の動きを封じる。

 

「ふはは。まさに鬼神よ!!だが甘い」

 

第六天は笑みを浮かべ、

一気に接近した長光に

神速の一太刀をその頚動脈へと放つ。

 

「甘いのは君や!!」

 

長光は人から外れた動体視力と反射神経で反応。

体で最も硬い額に生えたツノで受け止める。

この防ぎ方にはさすがに驚き、動きを止めた第六天に

長光は渾身の張り手を放ち、第六天の胸を貫いた。

 

「・・・・見事なり。長光」

 

「息あるんかい。そこはさくっと死んどってくれよ」

 

「女子(おなご)の胸を貫いておいてひどいことをぬかす」

 

「ボクをこんだけ傷だらけの血まみれにしといて

今更女子ぶるなや」

 

胸に穴を開け、倒れた信長の目にかつての

輝きが戻ったのを見て長光も座り込み、

項垂れて呼吸を整える。

信長は穴が開いた胸に手をかざす。

その手に、金色に輝く杯が握られる。

 

「貴様は余を未来には渡さんと言ったな長光」

 

「あぁ言ったけど、それがどうかしたんか?」

 

「余もだ。余も貴様をこの世界には渡さん。

この世界と心中などさせん」

 

信長は長光に金色の杯を投げつける。

長光が受け止めると同時に杯が光輝く。

 

「生きよ長光。こことは違う世界で。

生きてその力を知らしめよ。

魔神を殺し、魔王を取り戻した鬼神・日野長光の力を!!」

 

「なんやこれ!?

ちょい待て!!勝手なこと言うなや信長!?」

 

輝きが消えると長光は杯とともに姿を消していた。

 

「さらばだ長光。余だけの愛しい鬼神」

 

愛しさに満ちた笑みを浮かべて目を瞑る信長の上に、

燃える安土城の瓦礫が落ちた。

 

◎人物

一人称は「ボク」。

軽快な関西弁で話す。

白いざんばらの髪に赤い瞳をして

額に短いツノを生やしたスッキリとした端正な顔立ちの青年。

肉体は縦にも横にも大きく、スパルタクスやヘラクレスにも

引けを取らないほど筋骨隆々としている。

素肌の上から黒い陣羽織を羽織り、藍色の四幅袴を履いている。

宮本武蔵と同じで剪定された世界から弾き出された存在。

 

性格は軽快で気安い。

単純な力仕事にも心良く応じる。

その巨躯から最初は驚かれ、怖がられることが多いが

付き合ううちに愛される。

相手の話をよく聞き、会話することを心から楽しむ。

 

その生い立ちから自身の名と

名で呼ばれること、呼ぶことをとても大切にしている。

それゆえか偽名を名乗る相手は全く信用しない。

 

人の領域から完全にはみ出した肉体と身体能力を持ち、

単純な膂力だけなら鬼神である温羅にも匹敵する。

純粋な人なのだが人という枠が壊れて生まれた逸脱者。

その力は皮肉にも自身を『人』にしてくれた

信長を殺すときに完全に覚醒した。

身体能力だけでなく学習能力も異常に高く、

ものの数日で他国の言語や文字を完全に理解して

使いこなすことができる。

学ぶことが好きで図書館の常連でもある。

他の格闘技を学ぶのも積極的で

ケツァルコアトルに誘われてルチャにも挑戦。

巨躯に関わらず見事に飛び、戦う様を賞賛されている。

 

長く戦場にあったために

戦うことと力比べが大好きで

コミュニケーションの一種と本人は考えている。

どれだけ傷を負い、血まみれになろうと

心から楽しんで戦っている。

だからこそ横槍を入れたり邪魔するものを嫌い、

一切の容赦をせずに叩き潰す。

 

◎人間関係・サーヴァント関係

○魔神・第六天

長光の世界の織田信長の成れの果て。

力は第六天建勲・織田信長に似ているが

いくぶんかランクダウンしている。

長光が口にする信長は彼女のことを指す。

長光の名付け親で剪定される世界から長光を追い出した張本人。

外見は「復讐者」クラスの織田信長の色違いと言えるもので

性格はぐだぐだ時空の織田信長よりも合理主義寄りで

身内への甘さもそこまでではない。

だからこそ光秀の言動を怪しみ、密かに

長光を本能寺の近くに潜ませていた。

第六天へと成ったのは天下のことに思い悩んでいるときに

異国の使節からの献上品の中に紛れ込んでいた

聖杯に触れ、中途半端に千里眼(天下統一)を開眼して

この世界が剪定事象になったことを知ってしまい、

思い悩むうちに聖杯の影響で精神も存在も神へと近づいていった。

長光を世界からはじき出したのもこの聖杯に願いをかけて。

空想樹のことも千里眼(天下統一)で知ったが

中途半端なレベルだったので完成すればどんな事態を

引き起こすかまでは知らなかった。

信長は思考が、長光は肉体が

人からはみ出した存在であり、

互いに無意識ながら仲間意識を持っていた。

長光は信長を友情とも愛とも言える複雑な想いを向けていて

今でも大切に思っている。

信長も長光に愛とも執着とも言える凄まじい想いを向けており、

それが長光のスキルにもなっている。

その実、長光の世界が剪定事象となった要員のひとつは

「切り開くもの(織田信長)が死なず、

押し進めるもの(羽柴秀吉)、完成させるもの(徳川家康)が

大きく成長する機会が失われた」から。

「信長はなぁ。本当に勝手な奴やった。

さんざんボクを振り回して、あげくに世界から放り出しよった。

・・・・それでも、あいつは今もボクの大切な魔王や」

 

○第六天建勲・織田信長

楽園カルデア所属のグランドノッブ。

長光が楽園カルデアに飛ばされたのは

信長の願いを受けた聖杯が開眼させた能力が

ノッブのものだったという縁から。

長光はどんなときでも信長とは決して呼ばず、

ノッブと呼んでいる。

触れ合って「君も確かに『織田信長』なんやな」と感じているが

決して同一視していない。

ノッブが天下統一前に明智光秀に討たれたと知ったときは

とても驚いたがノッブのやらかし性格や身内への甘さを知ると

「そら謀反されるわ」と呆れた。

ノッブが相撲好きなためによく絡まれ、

けっこう仲良くしている。

なおノッブは長光と最初会ったとき

「いやこれで純粋な人とか嘘じゃろ」とこぼした。

なお長光が間違えてノッブを信長と呼ぶと

ノッブも寒気を感じるらしい。

「ボクんとこの信長にノッブみたいな気楽さや

身内への甘さが少しでもあれば・・・・あかん。

それやと謀反されまくるからやっぱなし」

 

○豊臣秀吉

長光の世界では巨躯や力を恐れもせずに

初対面からものすごく馴れ馴れしく接してきて

そこから仲良くなった友人。

サルと呼んでいる。

汎人類史・ぐだぐだ時空では天下人になったと聞いて驚愕。

老害をさらしたことに呆れた。

「サル(秀吉)が天下人!?それホンマなん!!

はぁ~・・・・あいつも出世しよったなぁ。

けど老害さらしよったんか。なにしてんねんほんまに」

 

○徳川家康

初対面でものすごく怯えられたが

後にその力を信頼されて仲良くなった友人。

たぬきと呼んでいる。

汎人類史・ぐだぐだ時空では秀吉の後の天下人となり、

長い平安の天下を築いたことに驚いた。

こっちでもたぬきと呼ばれることには笑った

「こっちの家康もたぬきって呼ばれてるん?

皆感じることは一緒なんやな。まじウケるわwww」

 

○柴田勝家

長光の巨躯や力を恐れもせず、

信長に仕えるならと厳しく礼儀作法を叩き込んだ。

そのことに長光は感謝していて

密かに父親のように思い、

「勝家のおっさん」と呼んでいた。

汎人類史・ぐだぐだ時空でも「鬼柴田」と恐れられ、

娘の茶々を厳しく指導する姿に笑っている。

「うわぁ~世界が違ってもおっさんは変わらんなぁ。

あの怒鳴り声、懐かしいわ」

 

○明智光秀

長光の世界でも謀反を起こした拗らせ信長フリーク。

長光の世界の光秀が謀反を起こした理由も

汎人類史・ぐだぐだ時空の光秀と同じ。

そのため本能寺の変のことを聞いたとき

「こっちでもかい」と呆れた。

「こっちの光秀も謀反起こしてるんか?理由も同じとか・・・・

明智光秀ってそういう種類の生き物なん??」

 

○藤丸龍華

楽園カルデアが誇るプリティドラゴンガール。

長光のイケメンとその肉体を心から賞賛。

長光もリッカの鍛え上げられた肉体と武芸を即座に見抜き、

その強さを認めるも女子として丁寧に接し、

可愛がられることにリッカは照れている。

今のリッカでは身体能力はもとより

体術でも勝てないらしい。

「こらまたかわいい娘がエラい強さを身に付けとるな。

あぁでも、君の本当の強さはその心か。

君みたいな娘が信長の傍におってくれたら・・・・

いや、ないものねだりはあかんな」

 

○温羅

本物の鬼神。

力くらべで生まれて初めて互角のものに出会い、

そのまま投げ飛ばされたことに驚愕し、

同時にとても嬉しくなった。

温羅は人でありながら膂力だけでも

自分の領域に到達している長光に驚き、

同時に長光と人の可能性に感心して笑った。

よく力比べしたり相撲したりしたあとに宴会している。

あくまでも互角なのは膂力だけで経験の差などで

今の段階では長光は温羅には勝てない。

「はぁ~これが本物の鬼神の力か・・・・

ボクにも届いてないもんがあるんやな。

姐さん、もう一回勝負してくれ!!」

 

○織田信長(ドリフターズ)

漂流者の織田信長。

「ノブのおっさん」と呼んでいる。

小汚いおっさんと思いながらも

その思考や詰めの甘さから確かに織田信長と感じている。

信長は初めて会ったとき「いやこいつが長光とかマジで言ってんの?

俺の知ってる長光は人間の範疇だったんだけど」と呆れた。

「こんなしょぼくれた見た目してても、

やっぱ中身は第六天魔王なんやね。

ほんま、世界っちゅうのは多様やなぁ」

 

○ご機嫌な英雄王ギルガメッシュと英雄姫エア

楽園カルデアが誇る最古の王と至尊の姫。

長光は一目見てその強さと懐と思考の大きさ、

英雄王の傍らに在るエアの存在を理解。

楽園カルデアへの滞在費として

信長から投げつけられた聖杯を差し出した。

英雄王は人でありながらウルクの民に匹敵どころか

凌駕している長光の力に面白みを感じ、

エアは人の可能性の新たなものとして感心した。

「うわぁ・・・・こら見た目も中身も眩しい王様と姫さんやなぁ。

ここが楽園と呼ばれるのも納得やわ」




雷電タメエモンさん、ありがとうございました。次は二話連続、アナザーガタックさん製作のマテリアルを公開予定です。

月曜と火曜にかけて執筆を行いますので、どうぞお楽しみにしていただけたのなら幸いです!

皆様もどうか、変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします!
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