人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜   作:札切 龍哦

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いよいよ六周年も近くなり申した…。

色々と一区切りついた今、改築をやるか六周年記念をやるか、六周年から夏イベをやるか考え中です。

そのシンキングの暇を作る際にもマテリアルを活用させていただきます。さて…何をやれば読者の皆様に報いられようか…

いつも、本当にありがとうございます。申し訳ないのですが、御礼の言葉がすっかり品切れでございます…!


マテリアル〜大いなる國の主〜

 

○大国主命(おおくにぬしのみこと)

「こんなにも強く優しい人々が生きているのか

スクナビコと国作りを頑張った甲斐があったな」

 

真名:大国主命

性別:男性

クラス:ルーラー(冠位)

身長:175cm

体重:68kg

出典:日本神話

地域:古代日本

属性:秩序・善・地

好きなもの:物づくり・DIY・散策・温泉

苦手なもの:義兄弟との別れ・猪

 

○ステータス

筋力:A 耐久:B 敏捷:B

魔力:A+ 幸運:B+ 宝具:A++

 

○スキル

・真名看破:A+

直接遭遇した全てのサーヴァントの真名及び

ステータス情報が自動的に明かされる。

ただし、隠蔽能力を持つ相手には幸運判定が必要。

日本出身、あるいは日本で過ごしたことのあるサーヴァント相手だと

看破しやすくなる

 

・神明裁決:A

命令やペナルティを執行するため、

管理を担う聖杯戦争に参加するサーヴァントへ

絶対命令を下せる特殊な令呪を、

全員に対し二画ずつ保有する。

特に日本出身サーヴァントはどれだけ強い意思や

対魔力があっても抵抗できない。

しかしオオクニヌシ自身はあまり使いたいとは思っていない。

 

・国作り:EX

陣地作成の派生スキル。

国作りの神である大国主は「神殿」を超える「神域」を

作り出すことができる。

他のサーヴァントの陣地も相手の実力次第では

自身の領域として取り込んでしまうことも可能。

共に国作りを行ったスクナビコが有していないのは

彼が国作りの途中で離脱してしまったため。

 

・少彦名の義兄弟:A+++

義兄弟である少彦名との絆を現すスキル。

共に日本各地を渡り歩いて協力して国作りを行った。 

神性を含めた複合スキルで「女神の神核」と似ている。

 

・禁厭(まじない):A+

日本在来の魔術もしくは呪術。

スクナビコナとオオクニヌシを祖神としているため有している。

鳥獣や虫の害を払うのに用いたため鳥、獣、虫系の敵に

強力なデバフを与え、呪いや疫病を払うこともできる。

普通の害虫、害獣、害鳥にも効果がある。

こちらは追っ払い、近寄らせなくなるだけにしている。

また雨乞い、雨払いもできる。

土木作業で大活躍間違い無し。

 

・国津神の大親分:EX

国津神の長であるオオクニヌシの力を示すスキル。

縁結び、商売繁盛、武力、雷、水、土木、建築、酒作り、医療など

多くの加護を司るオオクニヌシは国津神達にとても慕われている。

「カリスマ」「対魔力」「心眼(偽)」「黄金率」等の複合スキル。

 

・素兎の恩返し:A

ワニ(現代で言う鮫)を騙したことで皮を剥ぎ取られ、

八十神に騙されてさらに痛がり苦しむ素兎に助言して全快させ、

その恩返しに「貴方こそがヤガミヒメと結ばれる」と

予言されたことから有しているスキル。

窮地において「直感」が発動し、

「窮地の智慧」の効果も併せ持つ。

 

○宝具

『八十神を討ち果たせし三種の神器

(やそがみをうちはたせしじんき)』

ランク:A+ 対神宝具

 

「義父上、そのお力をお借りします」

 

スサノオより譲り受けた「生太刀(いくたち)」「生弓矢(いくゆみ)」、

スセリヒメの「天詔琴(あめののりごと)」の太刀・弓矢・琴の三つの神器。

これらを駆使してオオクニヌシは横暴な八十神達を討ち果たした。

「生太刀」は自身に強力なバフと対神特攻を付与する。

「生弓矢」は自身に対神特攻を付与し、

放たれた矢にはホーミング効果を持つ。

「天詔琴」は自身と味方全体の体力とバッドステータスを回復させ、

「ガッツ」を付与する。

 

・『神代回帰・出雲大社(かみよかいき・いずもおおやしろ)』

ランク:EX 対界宝具

 

「あぁ 懐かしきこの空気 さぁ神々よ 英雄達よ 

今を生きる我らの愛しき子らのために戦おうじゃないか!!」

 

オオクニヌシの宝具である固有結界。

展開するとオオクニヌシの隠居所である

かつての豪壮な出雲大社が出現し、

そこを中心して大地と草原、湖と森などの

雄大な自然が超広範囲に広がっていく。

結界内では国作りの神であるオオクニヌシの本領が発揮され、

大地も岩も水もオオクニヌシの思うがままになり、

また大穴、山、湖を一瞬で出現させたりもできる。

展開中は味方全体に強力なバフがかかり、

デバフやバッドステータスを無効化する。

この結界内は神代のマナが満ちており、

神々や「神性」持ち、神代の英霊達は

生前の本来の力を発揮することができる。

ただしそれは「人を愛し、その未来を信じるもの」に限定され、

逆に人を玩具・奴隷扱いして自身のことしか考えていないものは

例え神や人類悪・人類愛であろうと

能力・権能などを著しく減退させられ、

外からの力の供給なども完全に遮断される。

なおその眷属も例外ではない。

 

『祟詛・幽冥主宰(すうそ・かくりごとことしめす)』

ランク:A 対軍宝具

 

「やれやれ これはあまりやりたくないんだがな」

 

オオクニヌシの祟神としての力による攻撃。

巨大な闇色の蛇の群れが出現し、敵軍へと襲いかかる。

敵は大ダメージと同時に強力なデバフと『呪い』を浴び、

死んだほうが増しと思える痛みと苦しみを味わうことになる。

この蛇は日ノ本の大地の『澱み』と『穢れ』、

天津神達の支配以前から日ノ本に住まう人々の

国津神への『畏怖』が寄り集まったもので

凄まじい力と穢れと呪いをもち、神や人の区別なく

呪い、祟りを齎すこの蛇を宥め、慰め、鎮めることが

できたのはオオクニヌシだけだった。

国譲りの後に天津神達がオオクニヌシを殺そうと考えるも

この蛇を御することができないために断念した。

国譲りの後、オオクニヌシから日ノ本を奪った天津神へ向けた

国津神達の『怒り』と『憎しみ』も蛇に寄り集まり、

そのため「神性」と属性に天を持つものへは

強力な特攻効果を持つ。

 

○能力

剣と弓を匠に扱い、大地の神としての力で

地面を隆起させて盾にしたり地面に穴を作って

敵を落としたりもできる。

宝具によって味方にバフを、敵に強力なデバフを与える。

 

○真名

大国主命。オオクニヌシとも。

日本神話の国作りの神であり国津神達の長。

大穴牟遅神(オオナムヂノカミ)、大穴持命(オオアナモチノミコト)、

大物主命(オオモノヌシノミコト)、葦原醜男(あしはらしこを)、

八千矛神(ヤチホコノカミ)などを始め多くの別名を持ち、

加護も一番有名な縁結びから水、稲作、土木建築、医薬、

酒作り、経営、武力、雷と多岐に渡る。

 

日本神話屈指のヤンチャボーイで快男児のスサノオの子孫。

スサノオの荒々しい血を引いてか乱暴で横柄な「八十神(ヤソガミ)」と

呼ばれる兄神達と違い、オオクニヌシは柔和な性格をしていた。

ある時、八十神が八上比売(ヤガミヒメ)に求婚へ行くのに

オオクニヌシもついていくことになった。

途中、因幡国で鮫を騙して怒った鮫達に毛を抜き取られ、

泣いている兎と出会う。

意地悪な八十神は兎に嘘を教えてさらに苦しみを与えたが

オオクニヌシは正しい治し方を教えて兎を癒した。

兎はオオクニヌシにヤガミヒメと結ばれることを予言し、

予言通りにはヤガミヒメはオオクニヌシを夫に選んだ。

自分達と違い柔和な性格のオオクニヌシを

八十神達は元から見下し、気に入っておらず、

さらに自分達を差し置いて八上比売と結ばれたことで

殺意を顕にし、二度に渡って殺してしまう。

猪が苦手なのは死因のひとつに猪が関わっているから。

二度とも母親達の助力で蘇生することができたが

執拗に付け狙う八十神達から逃れるために根の国に逃げ込む。

 

根の国のスサノオの元を訪れたオオクニヌシは

そこでスサノオの娘スセリヒメと出会い、互いに一目惚れする。

それが気に入らないスサノオはオオクニヌシを

蛇が大量に居る部屋やムカデと蜂が大量に居る部屋に寝かせたり

広い野原の中に射込んだ鳴鏑(なりかぶら)を拾うよう命じておいて

野原に火を放って焼き殺そうとしたり

ムカデがいるスサノオ自身の頭を「頭の蚤取りをしろ」と命じたりと

いびっていじめた。

しかしオオクニヌシはそれらをスセリヒメや親切な鼠の助言、

自身の機転で乗り越える。

スサノオが眠りについたのを見計らい、

オオクニヌシとスセリヒメは駆け落ちを決意して逃げ出す。

fate世界ではオオクニヌシは根気強くスサノオに

スセリヒメとの結婚を認めてもらえるよう頑張るつもりだったが

スセリヒメのほうが我慢できずに押せ押せで駆け落ちすることになり、

スサノオの秘宝である生大刀と生弓矢もスセリヒメが

止めるオオクニヌシの言葉も聞かず

「花嫁道具としてもらっていこう」と持ってきた。

逃げ出したオオクニヌシとスセリヒメだがスセリヒメの天詔琴が

木に触れて鳴り、スサノオが起きてしまう。

スサノオは2人が逃げたことに気づいて追いかけようとするが

逃げ出す前にオオクニヌシがスサノオの髪を柱に結んでいたために

追いかけるのに時間がかかり、

やっと髪を解いたスサノオは烈火の如く怒って追いかける。

黄泉比良坂の堺まで追いかけたところで

自身のいびりを乗り越え、ここまで逃げたオオクニヌシの

知恵と強かさをようやく認め、

「その太刀と弓でお前の兄達を討ち取り、お前が王となれ。

スセリを絶対に幸せにしろよ。この野郎め!!」と

悪態のような荒い激励をオオクニヌシとスセリヒメに送り、

2人を見送った。

それが聞こえたオオクニヌシは地上に出てから

スサノオに向かって心から頭を下げた。

スサノオの激励通り、オオクニヌシは生大刀と生弓矢を

操って八十神達を討ち取り、国津神達の王となった。

八十神達を討ち取ったオオクニヌシは

海からやってきたスクナビコナと義兄弟の契りを結び、

互いに支え合いながら国作りを行っていく。

その途中でスクナビコナが黄泉の国に渡ってしまい、

オオクニヌシは激しく嘆き悲しむもどうにか持ち直し、

大物主神の助力も得て国作りを成し遂げる。

 

オオクニヌシと彼を慕う国津神達が治める日本を見て

太陽神アマテラスは「日本は私の子が治めるべき」と考え、

天津神達はオオクニヌシに国譲りをさせるように動く。

しかし最初に派遣された天菩比命は

オオクニヌシに心酔してしまって帰ってこず、

続いて派遣されたアメノワカヒコは大国主の娘の

下照比売(シタテルヒメ)と恋に落ちて夫婦となり、

同時にあわよくば自分がこの国の王になれたらという

野心を抱いてやはり帰らない。

さらに派遣された雉名鳴女(きぎしのななきめ)は

アメノワカヒコに帰ってこない理由を問うために

彼の住居の前で大きく声を上げるが

天邪鬼の起源とされる女神・天探女(アメノサグメ)に

「この鳥は鳴き声が不吉なので射殺してしまいなさい」と

唆されたアメノワカヒコに射殺されてしまい、

アメノワカヒコも裏切りを許さない高木神によって射殺された。

オオクニヌシは自分達国津神と天津神の争いのせいで

雉名鳴女とアメノワカヒコが死んでしまったことを悲しみ、

天津神に日本を譲ることを決め、

国津神達に「天津神と争うな」と伝える。

国津神達はオオクニヌシが

自分達や日ノ本に暮らす民達が争いで傷つき、

倒れることを何よりも案じてくれていることを理解し、

その言葉を受け入れるものもいたが、

オオクニヌシを慕うからこそ受け入れられないものもいた。

やがて天津神側から建御雷神(タケミカヅチ)と

天鳥船神(アメノトリフネ)がやってくる。

アメノトリフネはオオクニヌシの子である事代主神に国譲りを迫り、

オオクニヌシの言葉を受け入れていた事代主神は国譲りを承諾。

しかし同じくオオクニヌシの子であるタケミナカタは納得しておらず、

タケミカズチに力比べを挑むも敗北。

なおもタケミカヅチに挑もうとする

タケミナカタをオオクニヌシは止め、

国譲りを受け入れることを伝え、

同時に出雲の地に隠居所を建てる許可をもらう。

そして建てられた神殿が「出雲大社」である。

こうして日本はオオクニヌシ達国津神から天津神のものとなり、

アマテラスの息子で磐長姫を怖がって追い返して子孫を短命にし、

妻である咲耶姫の不貞を疑ったニニギがその王となる。

fate世界ではオオクニヌシは天津神達に気を使って

質素なものを自分で建てようとしていたのだが

オオクニヌシを愛し、慕うスセリヒメ達や国津神達、

日ノ本の民たちがそれを許さず、

どんどん豪壮なものになっていき、

最初は当惑していたオオクニヌシも

もともと物作りが好きな性格なため

やがてノリノリになって出雲大社を完成させ、

できあがってから我に帰って「豪壮にしすぎたかな」と反省した。

 

国譲りが完遂したのちも天津神達はオオクニヌシを警戒していた。

オオクニヌシの力は他の国津神達と桁違いであり、

その気になれば天津神側の武神とも互角以上に

戦える力があることを見抜いていたからだ。

そのため天津神達の一部には禍根を断つために

オオクニヌシを殺そうと考えるものもいた。

しかし国譲りが行われても日ノ本の民の多くが

オオクニヌシを慕って信仰しており、

なによりオオクニヌシにはオオクニヌシしか出来ないことがあった。

それは大地の「澱み」「穢れ」と人々の神への「畏怖」が

混ざって生まれた闇色の大蛇を宥め、慰め、鎮めることだった。

この大蛇は強力な上に天津神であろうと

凄まじい呪いと祟りに襲われ、

退治することも鎮めることもできず、

そのためにオオクニヌシを殺すことを

天津神達は断念するしかなかった。

 

オオクニヌシは恋多き男で最初の妻のヤガミヒメや

正妻のスセリヒメを始め多くの妻と子を持ち、

そのためある作品では「日本のゼウス」と言われてしまう。

しかしゼウスと違って周りを悲惨な目に合わせることや

別の生き物に変身して騙し討ちのように

関係を結ぶこともせず、きちんと正面から向き合って

関係を結び、想いを通じ合わせて妻にしている。

ただスセリヒメの激しい性格を恐れて

ヤガミヒメは子を残して実家に帰ってしまったり、

嫉妬したスセリヒメにオオクニヌシが驚いて逃げようとしたりしている。

 

○人物

一人称は「俺」。

周りはオオクニヌシと呼んでいる。

細身だが鍛えられた体つきの穏やかな顔立ちの青年。

大きな白い袋を担いでおり、そこから生太刀、生弓矢、

天詔琴を取り出す。

他にも医薬、果実、菓子などが次々と出てくるが

他のものが手を入れてもただの空っぽの白い袋でしかない。

なお時々スクナビコナが飛び出てきて

オオクニヌシを驚かせている。

 

性格は柔和でとても器が大きい。

剣も弓矢も体術も匠で強いのだが「性に合わない」と本人は言い、

できるだけ争いを回避するように立ち回る。

自身が王・長であることに拘りはなく

愛するもの、大切なものを争いから遠ざけ、護るためなら

なんの躊躇もなくそれを捨てることができる。

グランドルーラーに該当するのも

王位を自ら捨てることで国津神と天津神の

全面戦争を回避・調停したため。

それでも争いを回避できないときは

例えそれが兄であろうと全力で敵を排除する。

そのためか今も国津神達から慕われている。

 

自らの足でその土地を歩き回り、

自らの手で土地を整え、建物を建て、物を作ることを好んでいる。

派手好きではないがとても凝り性で

結果的に豪壮なものになっていることが多い。

風景や建造物のガレージキットやプラモデル、DIYにハマっており、

スクナビコナと一緒になって作っている。

しかし2人揃って夢中になるあまり神代クラスの加護がかかった

とんでもないものができあがってしまい、

完成してから我に帰って2人して慌てて

加護を消すのがお約束になっている。

 

恋多き男で女性好きでモテる色男。

そういう対象はあくまでも「女神」であり、

また夫や恋人のいる女性には決して手を出さず、

今以上の妻をもらうつもりは無い。

女性に対してとても紳士的で相手の意思を無視しての

無理強いや騙し討ちは絶対にせず、

純粋にお茶したり会話したりするのを楽しんでいて

下心は微塵もなく相手もそれを感じない。

人の女性も美しいとは感じるが

孫や姪っ子を見るような慈愛に満ちている。

スセリヒメ始め多くいる妻と子供達全てをとても愛している。

スセリヒメの激しい嫉妬に最初は驚いて逃げようとしたが

それだけ自分を愛してくれているんだと今では嬉しく可愛く思って

その激しい気性も含めて愛している。

そして古代から現代に至るまでの日ノ本の民全員を

孫や甥っ子・姪っ子みたいに思っていて

とても深く愛している。

 

楽園カルデアの旅路を知り、

義兄弟のスクナビコナもその旅路と縁が結ばれたこと知ってもなお、

自分は隠居した身として見守ることに徹するつもりでいた。

しかし人を自身を崇める奴隷としか思わず、

他の神を排してそれを強行しようとしている存在を知り、

スセリヒメにも背中を押され、

今を生きる愛しい日ノ本の民と

存在は薄まっても今もなお

民の傍にいる国津神達を護るために

楽園カルデアと縁が結ばれたなら全力を尽くすつもりでいる。

 

○人間関係・サーヴァント関係

・スクナビコナ

スセリヒメが「嫉妬するのが馬鹿らしくなるほど仲が良い」と言うほど

強い絆で結ばれた義兄弟。

離れ離れになってしまったときは互いにとて嘆き悲しみ、

再会したときは揃って泣いて喜んだ。

よく一緒に行動していて開墾したり物づくりしたり

温泉に入ったり酒盛りしたりしている。

スクナビコナはこっそりオオクニヌシのもつ袋に入り込んで

それと気付かずに袋から自分を取り出したオオクニヌシが

驚く様を楽しんでいる。

自身の祟り神としての力を好んでいないオオクニヌシだが

スクナビコナに不埒な考えを持っているものには

なんの躊躇もなく全力で祟ることを決めていたりする。

 

オ「あぁ~・・・・ひと仕事した後の温泉は気持ちいいなぁスクナビコ」

スク「そうだねぇ~オオクニヌシ~・・・・」

オ「おいおいそのまま沈んでくれるなよ」

スク「大丈夫だよそんなヘマしないよ~」

オ「好奇心で黄泉の国まで飛んでいってしまったものの言葉は

  あまり信用できんな~・・・・」

スク「うぅ・・・・それを言われるとつらいなぁ・・・・」

オ「はっはっは・・・・もうあんな想いはさせんでくれよ兄弟」

スク「わかってるよ兄弟」

 

・イザナミ

黄泉の国に飛ばされたスクナビコナが世話になったので

とても感謝している。

イザナミは息子であるスサノオがオオクニヌシを

いびってあまつさえ殺そうとしたのを知って

とても申し訳なく思っている。

息子認定しているスクナビコナの義兄弟=オオクニヌシも息子!!と

認定している。

 

オ「スクナビコナが黄泉の国でお世話になり、

  とても感謝していますイザナミ様(深々とお辞儀)」

 

イ「あなや!!こ、こちらこそ息子のスサノオが申し訳なく申し開きもありませぬ!昔からあの子はやんちゃで何卒御容赦を!(深々とお辞儀)」

 

オ「いえいえこちらこそ(深々とお辞儀)」

イ「いえいえこちらこそ(深々とお辞儀)」

 

オ「いえいえ」

イ「いえいえ」

スク「・・・・オオクニヌシもお母様もいつまでやってるのさ」

 

〜24時間経過

 

 

 

・アマテラスとアマ公

国譲りを強要したことでアマテラスは後悔はなくても

どこか心苦しく思っており、

それをアマ公も気にしていたが

オオクニヌシのほうはむしろ自分が速く決断しなかったせいで

天津神2人を死なせてしまったことを心から悔いていて

それを伝え合って仲良くなった。

あとスサノオのいびりはアマテラス、アマ公ともに

心から謝罪して気にしていないオオクニヌシを慌てさせた。

 

ア「うちの愚弟がひどいことをして、誠に陳謝…」

アマ公「クゥ〜…(あの子は本当に昔から変わらずやんちゃで…)」

 

オ「お、お二方ともお気になさらず!

  義父上の宝であるスセリを奪おうとするのだから

  俺があんな仕打ちをされるのも仕方ないことですから」

ア「いえいえそれでは私達の気が収まりません!」

 

アマ公「わう!!(詫びの桜餅をどうぞ!)」

 

オ「いやあの本当に気にしてませんから!!」

 

スク「・・・・なんかこれ前にも見た気がする光景だなぁ」

 

・リッカとグドーシとカーマ

愛する日ノ本の民なのに神の思惑で

苦難の道を辿らされた少女と

それを救ってくれた作られた生命の少年と

その2人に救われ、加護する女神。

不甲斐ない自分のせいとリッカに申し訳なく思い、

同時にリッカを救ってくれたグドーシと

2人を加護して絆を結んでくれるカーマに

心から感謝している。

その場で陳謝しカーマすら慌てさせた。

 

オ「日ノ本の民なのに助けることができなくてごめんリッカちゃん。

  リッカちゃんを助けてくれてありがとうグドーシくん。

  その2人を加護してくれてありがとうカーマちゃん(國造土下座)」

 

リ「ふあっ!!?」

 

カ「いや初対面でいきなり土下座とか貴方本当に神ですか…!?いくらイザナミ神系譜の日ノ本の神とはいえ腰低すぎません…!?」

 

オ「この国で生き、暮らす民は俺にとって

  孫や姪っ子・甥っ子も同然。

  そんな子を護れなかったんだ。これくらいして当然だ」

 

グ「例え相手が人や作られた生命や他国の神であっても

  心から感謝と謝意を現す。

  いやはやさすが国津神の長でござるなぁ」

 

リ「あ、頭を上げてくださいオオクニヌシ様!

 こっちこそお礼を言わせてください。

 貴方が素敵な国の礎を作ってくれたから

 今日まで人は生命を繋ぐことができたんです。

 だからこそ私は生まれてグドーシやカーマ、

 夏草の皆やギルや姫様、マシュ達カルデアの皆、

 じゃんぬ達サーヴァントの皆にも会えたんです。

 本当にありがとうございますオオクニヌシ様!!」

 

オ「…そう言ってくれるのか。ありがとう、リッカちゃん…くっ、あなや嬉しき…」

 

グ「オオクニヌシ殿を涙させるとはさすがリッカ殿ですなぁ」

 

カ「ふふふ。リッカさんにかかれば国津神の王だろうとこのようなものですよ。生まれと境遇は狂い果てていようとも、心は正しく誰かと仁義に寄り添う正常なのですから」

 

オ「・・・・お礼といってはなんだが俺の加護を与えたいんだが」

 

カ「えっ!?そ、それはリッグドの守護神にして

  夏草の愛の女神であるこの私を通してもらいませんか!あ、いえ…純粋な祝福なら私は全然…」

 

グドーシ(夏草の愛の女神…?)

 

オ「リッカちゃんとグドーシくんとカーマちゃんが

  来世でも結ばれるように俺の縁結びの加護と

  リッカちゃんとグドーシくんの間に割って入って

  仲を引き裂こうとするものには

  相手が誰であろうと俺の全力の祟りを与えようと思うんだが」

 

カ「あなたも夏草の愛の神です…偉大なる国津神の長オオクニヌシ様…レッツリッグド…」

リ「手のひら返しが凄いよカーマ!?」

グ「はっはっは。カーマ殿らしいですなぁ」

 

・ゼウス

同じ女好き仲間が来たと思ったら

自分とは女性と接するスタンスが違って困惑。

オオクニヌシはなんであんな接し方を

無節操に女性にできるのか困惑。

 

ゼ「君にはないの?

  女性に対してこう盛り上がってくる衝動」

 

オ「いやもちろんあるが、それは妻にだけだ…。

  俺としてはなぜ妻であるヘラ殿を怒らせてまで女性に手を出し続けられるんだ?」

 

ゼ「くっ、そんな本当の事を言うなんて…!答えづらい…!」

 

スク「おいこら開き直るな主神。

   お前の股間の息子を黄泉の冷気で凍らせるぞ」

 

ゼ「えっ!ゼウスのゼウスを!?」

 

・スセリヒメ

スサノオの娘でオオクニヌシの正妻。

心からオオクニヌシに惚れ込み、愛している。

スサノオ譲りの激しい気性をしており、

その気性を恐れてオオクニヌシの最初の妻である

ヤガミヒメは子を残して実家に逃げてしまった。

オオクニヌシが初めてスセリヒメの嫉妬に晒されたときは

驚いて逃げようとしたがそれをスセリヒメが慌てて引き止めた。

今はその嫉妬すら愛しいとオオクニヌシは思っている。

スセリヒメも激しい気性をしているが

嫉妬は全てオオクニヌシに向かう。

オオクニヌシがきちんとスセリヒメと相手に筋を通してから娶るのと

オオクニヌシが架橋になっているので

実家に戻ったヤガミヒメ含めスセリヒメと他の妻との

関係はとても良好。

スセリヒメはヘラと文通しており、

ゼウスの愚痴に付き合ったりと仲良くしている。

 

スセ「あのさぁオオクニヌシ。

  ヘラってギリシャの女神から手紙届いたんだけど」

 

オ「あぁギリシャの主神ゼウス殿の奥方だ。

  強い気性をしているからスセリと気が合うと思ってな」

 

スセ「ふぅん・・・・・・・・・・・・文章のほとんどが

  旦那の女癖の愚痴なんだけど」

 

オ「やっぱりか。実はな(ゼウスとヘラの神話説明中)」

 

スセ「うわぁなにそれ。

   ヘラもヘラだけどゼウスってそれでも主神なの?

   もはや不幸の神じゃん」

 

オ「まぁ愛はあるけど日本とは随分違うみたいだからなぁ」 

スセ「はぁ~私の旦那がオオクニヌシで本当に良かった」

オ「俺もスセリが奥方で本当に良かったよ」

 

スセ「どうせヤガミヒメとかにも言ってるんでしょ~。

   まぁ本気で言ってるのわかるし嬉しいからいいけどね♪」

 

・スサノオ

日本神話が誇るヤンチャボーイにして快男児。

オオクニヌシの祖先であり義理の父。

最初は娘スセリヒメが惚れたことが気に食わず、

死んでもかまわないというくらいにいびって虐めたが

それを乗り越えたオオクニヌシを認めた。

今では義理の息子として誇らしく思っており、

国譲りの話を聞いたときは姉であるアマテラスの元に

文句を言いに殴り込もうとすら考えたが

争いを避けるために国譲りを決めたオオクニヌシを

尊重してどうにか思いとどまった。

 

 

スサノオ「テメェには言いたいことがある。──幸せにな!!」




雷電タメエモンさん、ありがとうございました!やりとりは多少監修させていただきました!

それではたまには、マテリアルらしいものをこちらも。


リッカの主人公としての『在り方』

原作の主人公達の在り方は『表面はまともだが、本質や本性が狂っている、異常である』であるのならば。

リッカの在り方は【来歴と力と生い立ちは異常極まっていても、その本質や精神はどこまでも正常で、真っ当である】

というのがコンセプトですね!
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