人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
恐竜はカッコいいんだよ!!
・真名:アデロバシレウス
・クラス:
・立ち位置(案):味方
・性別:女(メス)
・イメージCV:悠木碧
・出典(?):古生物学
・地域:アメリカ・テキサス州
・属性:中立・中庸・星
「よはそせんなるぞ!うやまえ!」
・ステータス
筋力:E→EX、耐久:E→EX、敏捷:B→EX、魔力:C→EX、幸運:B→EX、宝具:EX
好きなもの:子孫達(と判定したもの)、(食べ物としての)昆虫
嫌いなもの:子孫達を滅ぼすもの、ビーストΩ、(捕食者としての)恐竜
・スキル
真名看破 B+++
ルーラーのクラススキル。直接遭遇したサーヴァントの真名・スキル・宝具などの全情報を即座に把握する。
あくまで把握できるのはサーヴァントとしての情報のみで、対象となったサーヴァントの思想信条や個人的な事情は対象外。
また、真名を秘匿する効果がある宝具やスキルなど隠蔽能力を持つサーヴァントに対しては、幸運値の判定が必要となるが、アデロバシレウスの場合、相手が(生前等において)哺乳類または哺乳類にルーツを持つ存在である場合のみ、相手の持つ秘匿効果を無視することができる。
神明裁決 A
ルーラーとしての最高特権。
召喚された聖杯戦争に参加している全サーヴァントに対して、2回まで令呪を行使できる。他のサーヴァント用の令呪を転用することは出来ない。
ただ、この世界線では別の効果となるらしい。というか、そもそもアデロバシレウスは普通の聖杯戦争に召喚されるサーヴァントではない。
目立たない王 EX
アデロバシレウスの属名が、その名前の通りの効果を得てスキルとなったもの。アデロバシレウスはその小さな体で、夜間を目立つことなく動き回って昆虫を捕食していたのではないかとされている。
いざ気配を断てば、攻撃行動に移り自分から目立たない限り発見はほぼ不可能となるが、いざ「哺乳類の祖先」としての存在感を発揮すれば、自然と味方を鼓舞し力を与える。
「気配遮断」「カリスマ」等の効果を内包した複合スキル。
哺乳類の祖先 EX
アデロバシレウスは、現在発見されている中で最古の哺乳類であり、哺乳類の祖先たる生物の一種であるとも考えられている。その「概念」そのものがスキルとなったもの。実際のところ、全ての哺乳類がアデロバシレウスの子孫であるというわけではない可能性も充分にあるが、このスキルはそうした細かい事実関係なしに概念を付与し象徴するものでもある。
サーヴァントとしてのアデロバシレウスの中核をなす概念ともいえるものであり、このアデロバシレウスが、哺乳類達を中心とした者達に祖先ムーブをするようになったのも、主にこのスキルのせいである。
また、超強力な哺乳類特攻と哺乳類特防をアデロバシレウスに与える。これは、現在哺乳類である者のみならず、哺乳類の血を引く者、元々は哺乳類だったが別の存在に変化した者、生前哺乳類だった者(サーヴァントや神々、果てはゾンビのような存在に対しても)など、哺乳類にルーツがある相手に対してはだいたい効果を発揮する。
さらに、アデロバシレウスが「自分の子孫」だと判定した対象を守る際に、自身のステータス全てに大幅なバフを付与するほか、守る対象が、このスキルで哺乳類判定を受ける相手であれば、さらにそのバフは強力になる。
そして、「自分の子孫」だと判定した対象から武器や道具を借りたり技や技術等を学んだりすることで、それらを修得し満足に扱うことができるようになる。ただし、自分自身による道具の製造能力は現状持っていない。
子孫判定 EX
その名の通り、相手を自分の子孫であると判定するスキル。概念付与と人徳の2つの性質を持つ、ある種の複合スキルのようなスキル。
基本的に、哺乳類もしくは哺乳類にルーツを持つ相手に対しては、出身世界を問わず自動的に子孫判定が行われるが、「汎人類史」は人類、即ち哺乳類が繁栄し紡いできた歴史であるため、このスキルの効果により、条件を満たせば、哺乳類ではない相手に対しても「おまえはしそん!」と子孫判定を与えることが可能となる。
アデロバシレウスに子孫判定を受けた相手は、「アデロバシレウスの子孫」属性を(強制的に)付与され、漠然とながらアデロバシレウスのことを自分の(遠い)祖先だと感じるようになり、強制的ではないもののなんとなーく「言うことを聞こうかな」という気になる。このサーヴァント自身の人の好さ(ヒトではないが)も相まって、アデロバシレウスと正しく心を通じ合わせることができるようになれば、いつの間にか自然と祖先として敬うようになる。
いわば、姉ビームだの母レーザーだのといったものに近い性質を持つもの…かもしれない。
ただし、このスキルの本領はそこではなく、「アデロバシレウスの子孫」属性を付与された相手を対象にした、自身の他のスキルや宝具の発動のための起点となるところにある。
…ちなみに、哺乳類や哺乳類にルーツを持つ相手ではない対象を子孫判定するためには、その相手が基本的にはアデロバシレウスより後の年代に生まれており、かつアデロバシレウスがその対象を少なからず気に入っている必要があるため、自分の祖先や不俱戴天の敵に子孫判定を付与して相性有利を得る、みたいなことはできない。まあ、「このこは哺乳類じゃないけど、いいこだからよがまもる!」みたいに思えば子孫判定できてしまう、割とガバガバなものではあるが。
夜行性 B-
生き物の性質の一種。昼は休み、夜に活動する性質のこと。アデロバシレウスの生態は判明していないことが多く、夜行性であるというのも現在有力な学説でしかないが、サーヴァントとしての性質ゆえにこれを保有した。
夜間での活動において、暗所ゆえの視界の悪さや眠気等のデバフを受けなくなる。これを活かして、アデロバシレウスは夜中でも子孫達の様子を見守るのである。
…本来であれば、昼間の活動に逆にデバフがかかってしまうスキルでもあるのだが、アデロバシレウスは意図的に、このスキルにやや弱体化補正をかけており、それによって、基本的に昼夜を問わない活動を可能としている。
変化 C
文字通り「変身」する。東洋のサーヴァントは「借体成形」とも呼ばれている。
アデロバシレウスはサーヴァント化にあたり、トガリネズミに近いとされる本来の姿と、人型の姿を切り替えることができるようになっており、基本的には人型で過ごす。
・武器
クロー:自分の牙をイメージした武器。基本的にはこれを両手に装備して戦う。
子孫達の武器:子孫たる哺乳類が作り上げた武器達を、人型となったアデロバシレウスは扱うことができる。
・宝具
『
ランク:EX 種別:対生命体宝具 レンジ:0~∞ 最大捕捉:1匹~∞
「うやまうがよい!よはおまえたちのとおいとおい、とおーーーーーいそせん!『
アデロバシレウス。それは、2億2500万年前に生息していた最古の哺乳類であるとされる生物であり、人類を含む現代の哺乳類の祖先ではないかと考えられている。
その研究結果や学説等が由来となった宝具であり、このサーヴァントの根幹をなすもの。宝具名のルビの意味は、英語で「超古代の哺乳類」。
哺乳類の一種であるホモサピエンス(人類)が繁栄した歴史・汎人類史そのものを触媒として、絶大なる力を得る。元々生物として強大な存在であったとは今のところ考えられていないアデロバシレウスが、サーヴァントとして強力無比な力を振るえる理由である。
この宝具は、哺乳類のマスターに召喚されるか、哺乳類が繁栄した世界において召喚されるかのどちらかによって発動する常時発動型の宝具であり、「自身のマスター(哺乳類)」と「哺乳類が繁栄した歴史およびその痕跡」の両方が無くならない限り、いかなる理由においても…たとえビーストΩによってであっても、その効果全てを失わない。
ちなみに、もしもアデロバシレウスよりも古い哺乳類の存在が確定した場合にこの宝具の効果がどうなるかについては、アデロバシレウスは口をつぐんでいる。…とはいえ、これといったデメリットがあるわけでもなく、このアデロバシレウスの宝具の表記名がちょっと変わり、自分より古いその哺乳類が、この宝具を自分より強い効果で保有するだけなのだが。
……だが、この宝具の真価はそこには無い。この宝具には、常時発動型の前述の効果に加えて、任意発動永続型である「真の力」がある。それは、「所有者の子孫に対する、あらゆる存在がもたらす影響の完全なる塗り替え」にある。
哺乳類…いや、正確には、「この宝具の所有者が、自分の子孫であると判定した存在」、即ち「アデロバシレウスの子孫」属性をもともと持つあるいは付与された存在全てを対象にして、「おまえはよのしそん!」として、その他のあらゆる上下関係をごり押しで押し退けることによって、ありとあらゆる“他者からの影響”…いわゆるバフ・デバフであったり加護や呪いであったりといった類のものを完全に否定し、自分の影響下へと置き換えてしまうのだ。否定し塗り替える対象となる効果はアデロバシレウスの意思で取捨選択ができるので、良い影響だけ残して悪い影響を塗り替えることも可能。
それは、いかなる神仏や悪魔の加護であっても、呪いであっても何であっても関係ない。例え……神が人類の全てに刻んだ、「原罪」であったとしても。この宝具にかかれば、関係なく打ち消されてしまう。
例え自分よりも古い神であったとしても、自分を創った神であったとしても、何ら関係はない。アデロバシレウス自身の生きた時代がそもそも神代だったとしてもそんなことどうでもいい。自分はこの者達の祖先である、という、自身の根幹たる概念に基づく強い自負を根底に発動するこの宝具の影響は、ありとあらゆる存在を凌駕するのである。
故に、アデロバシレウスのこの宝具を打ち破ることができるものは、「アデロバシレウスよりも古い時代を生きていると証明された」「神ではない」「哺乳類」が持つ「宝具『最古の哺乳類』」しかないのである。
・概要
アデロバシレウス。動物界脊索動物門脊椎動物亜門四肢動物上綱単弓類哺乳形類アデロバシレウス属の生物。属名「アデロバシレウス」は「目立たない王」の意味を持つ。
現在見つかっている中では、2億1000万年前の生物「エオゾストロドン」よりもさらに遡って最古であると言われる、化石種の哺乳類、あるいは哺乳形類の生物。人類を含む哺乳類の遠い祖先であるとも言われる。
時代にして中生代三畳紀後期、2億2500万年前に生息していたとされている。アメリカ合衆国テキサス州のチンリ層群から発見された生物であり、西暦1989年に、糞化石の中から欠損した頭骨の一部が発見された。推測される外見は現在のトガリネズミのようなもので、大きさは10~15㎝程であったとされている。
頭骨には、哺乳類の祖先にあたる獣弓類と同じ特徴もあるが、眼窩に存在する視神経孔、蝸牛の付着点である岬角の存在など、他の獣弓類には無く哺乳類にのみ見られる特徴も多い。
生態は不明点も多いが、現在では、夜行性で昆虫食の生物であったと推測されている。
また、繁殖形態としては、卵を産むことによって子孫を残していたという。
…このサーヴァントは、そんな生物「アデロバシレウス」に、「哺乳類の祖先」という概念そのものが何らかの要因で融合することにより、誕生した存在である。また、通常の聖杯戦争においてこのサーヴァントが召喚されることは絶対にない。
・外見
白っぽい灰色の髪をもつ、幼い少女のような見た目。瞳は金色に輝き、白基調の衣装はどことなく神聖さを感じさせる…かもしれない。
本来の姿に戻ると、同じく白っぽい灰色の毛並みをもつ、トガリネズミに似た15㎝程の小さな生物となる。
・人物
一人称は「よ(余)」。文字にすると平仮名・片仮名中心で喋る。性別は女、つまるところこのアデロバシレウスはメスであるが、これはたまたまそうなっただけ。
基本的に尊大な物言いで、だいたいの相手に対しては、自分を「祖先」だとして敬うよう言ってくる。この性質は、このサーヴァントが「哺乳類の祖先」という概念そのものが組み込まれたサーヴァントであるためであり、スキル「哺乳類の祖先」によるものである。
が、言動こそ尊大なものの、見た目や雰囲気はただの幼い子供なので、そのままでは威厳も何もあったものではない。
とはいえ、自分が祖先であるということをただ口癖のように主張するだけではなく、祖先としての自覚はきちんと持っており、子孫にあたる、人間を含む生物達のことを区別なくかわいがり、何かにつけて世話を焼いたり力を貸したり面倒を見たりしようとする等、深い優しさを持つ存在でもある。が、その外見の幼さや雰囲気の子供っぽさゆえか、逆に世話を焼かれることも少なくない。
いわば、ロリ系サーヴァントとママ系・おばあちゃん系のサーヴァントの両方の属性を併せ持つ存在…といえるだろうか。
しかも、哺乳類やその血筋を引くもの、神性に転じた人間のような「かつて哺乳類であったもの」等の相手のみを子孫判定するのかと思いきや、自分より後の時代に生まれた存在であれば、気に入った相手を中心にしつつ、あんまり分け隔てなく子孫判定してしまう。
ただ、あくまでアデロバシレウスは中生代三畳紀の生物なので、人類等の様々な知的生命体が築いてきた文明社会のルールについては疎い部分も多い。無論、聖杯からの知識としては充分に得ているが、適応し切れずに周りからフォローされることもある。
現在は擬人化した姿ではあるが、元々はただの古生物。普通、サーヴァントとして召喚されるような存在ではない。
それがこうしてサーヴァントとして現界したことには、この生物が「現在分かっている中での、人類(を含む哺乳類)の最古の祖先」であると推測されていることと、ビーストΩの存在が関わっているようだが…?
・関連人物
人類を含む哺乳類達:自分の子孫達だと考えている存在。口癖のように敬わせようとしてくるが、彼らへの愛情は強く、分け隔てなくかわいがる。とはいえ、恐竜と同じ時代を生きた野生動物の価値観故か、食物連鎖については何ら否定せず普通に受け入れている。
「おまえたちはみな、よのしそん!」
楽園カルデアの者達(非哺乳類含む):自分を召喚した者達。この中には哺乳類以外の存在もいるが、アデロバシレウスはその辺の区別なく「よのしそん!」と言って大切にする。例え御機嫌王ギルガメッシュだろうが英雄姫エアだろうがお構いなしである。ホムンクルスだろうがデザイナーベビーだろうがAIだろうが、命ある者ならだいたいが「よのしそん」である。ただし、見た目や雰囲気の幼さゆえに逆にかわいがられることも…。
「こらー!かわいいかわいいばっかりいうでない!ちゃんとうやまえー!」
ダ・ヴィンチちゃん「はーい!なでなで四時間まちだよー!」
藤丸リッカ:自身のマスター。ビーストΩが自身に捧げられる供物として産み落とさせた存在ではあるが、アデロバシレウスはそんなこと関係なしに子孫判定を行う。
「ほう、おまえがよのマスターか!…おまえはビーストΩの『くもつ』などではない、りっぱなよのしそんである!ゆえに、ぜったいによがまもるからな!」
リッカ「ありがとうございます!大、大、大ご先祖様!!」
恐竜達:同じ時代を生きた生物達の一部。特に三畳紀を生きた恐竜達は、アデロバシレウスにとっては珍しく「同期」のような存在であるが、一部の肉食恐竜のことはちょっと怖い。
「きょうりゅう…よの『どうき』であるな!……ちょっとだけこわい。たべないで…」
自分より過去の時代の生物達(幻想種等を含む):アデロバシレウスが生きた時代よりもさらに昔の時代に生息していた生物達。こちらは逆にアデロバシレウスにとって敬うべき祖先や先達であり、このアデロバシレウスはちゃんと彼ら彼女らに敬意を持って接する。
「よにも、うやまうべきそせんはおる。よも、『む』からうまれたものではないからな」
神々:大体の神々に対しては、アデロバシレウスはたいして関心がない。ただ、味方であり、かつ自分より後の時代に生まれた者であれば「よのしそん!」判定をしかねないし、子孫判定した者達をいじめる奴は許さない。人間等の哺乳類から神性に昇華された者達に対しては、やはり子孫判定をしてかわいがる。
「よは、かみがみをうやまうそんざいではない。よは、そせんをうやまい、しそんたちにうやまわれるようなそんざいであるべきなのだ」
ビーストΩ:子孫達に「原罪」とかいう訳の分かんないものを刻みつけただけでなく、自分の思うがままに玩弄し、そして滅ぼそうとする存在。アデロバシレウスにとっては不俱戴天の敵。ぜってぇゆるさねぇ。
アデロバシレウスが倒すべき敵であり、アデロバシレウスは彼の影響を否定し塗り替えることができる力を持つが、だからと言ってアデロバシレウスのみでビーストΩを打倒することはできない。アデロバシレウスができるのは子孫達を助け、ビーストΩの毒牙から守ることまで。そこからビーストΩを打倒するのは、今を生きる愛しき子孫達なのである。
「ビーストΩ…よの『ふぐたいてんのてき』であるな。よのしそんたちをすきかってにしようとは…。
……絶対に許さぬぞ……!」
アナザーガタックさん、ありがとうございました!