人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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注 マテリアルが類似したのは全くの偶然です。


最終準備マテリアル その4

・真名:シュゴ仮面

・クラス:狂戦士(バーサーカー)

・立ち位置(案):■■

・性別:男

・CV:????

・出典:『王様戦隊キングオージャー』

・地域:チキュー・シュゴッダム

・属性:秩序・悪・人

 

・ステータス

筋力:B+、耐久:A+、敏捷:B+、魔力:D++、幸運:C++、宝具:EX

 

好きなもの:不明

嫌いなもの:不明

 

・スキル

狂化 C

理性と引き換えに各種ステータスをランクアップさせる能力。身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。

……なのだが、どういうわけかこのサーヴァントの狂化スキルはランク相応の力を有しておらず、普段の言動も極めて理知的である。

 

カリスマ B

軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。カリスマは稀有な才能なため、一国の王としてはBランクで十分とされる。

 

戦略 EX

外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。

彼が操る戦略は文字通りの規格外レベルであり、いかなる上位存在であっても思うがままに動かされてしまう。

 

不屈の意志 A

あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を持たない。

 

心眼(真) B

修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

 

扇動 EX

数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りを習得できるスキル。個人に対して使用した場合はある種の精神攻撃として働く。

シュゴ仮面の場合は上位者に対しても力量差の一切を無視して作用し、その相手にとって快い言葉や行動で、相手の言動や考えを思うがままに導くことができる。

 

勇猛 A

威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。

 

■■■■ EX

詳細不明のスキル。効果情報の閲覧不能。

 

■■■■■■■ A

詳細不明のスキル。このサーヴァントの正体に関わっており、宝具の使用に関係するとされる。

 

・武器

剣:どこかしらで適当に見繕った質のいい剣に魔力を通して武器にしたもの。シュゴ仮面の優れた剣術によって立派な武器となる。

■■■■■■■:シュゴ仮面の本来の武器であり、宝具でもあり、変身アイテムでもある。黄金色と黒色を基調とした剣で、刃の根元には、クワガタムシの角(顎)をモチーフにしたスイッチが1本だけついている。

 

 

・宝具

『■■■■■■■』

ランク:EX 種別:対人・対不死宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人

シュゴ仮面の本来の武器である黄金の剣。秘匿されたスキルの1つは、この剣の使用を可能とするものである。

 

クワガタの顎を模したスイッチを2回入力することで、使用者を銀色の戦士へと変身させる。

変身後にスイッチを3回入力することで、必殺技を発動することができるようになる。

 

また、秘匿されている他の宝具にも関わってくるようであるが…。

 

シュゴ仮面(しゅごかめん)

ランク:B 種別:対人(自分)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人

宇蟲五道化の赤い紋章が左眼に施された、顔の上半分を覆う金色の仮面。仮面自体の正式名称は不明。

被っていることで、自分の正体を隠す効果を発揮する。モードレッドの宝具『不貞隠しの兜』と同様の効果であり、装着中は固有スキルや宝具といった固有の情報はマスターでも見ることは出来ず、剣の意匠や戦闘での印象から正体を想起することも阻害する。ただし、一度正体が露見した相手には効果が無くなる。

また、口元は隠れていないが、被っている間は声にエコーがかかる機能もある。

 

(※下記の情報は、シュゴ仮面のサーヴァント情報閲覧時には見ることができない)

 

…そして、この宝具には、シュゴ仮面の正体となる人物の経歴などを踏まえた能力が追加されており、自身の属性やクラス、宝具や一部スキルの情報を秘匿し、あるいは偽装することもできる。

ただし、あくまで「偽装」しているだけなので、この宝具の効果では実際の属性等が変わるわけではない。

 

・外見

黄金の仮面を被り、王族が着るような青い服装に身を包んだ男性。

 

 

・人物

冷静沈着、時に冷徹ともいえるような性格の持ち主。その言動は、時に傲慢な王のようにも見える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真 名 拝 謁

 

 

 

 

 

 

 

 

ラクレス・ハスティー/オオクワガタオージャー サーヴァントマテリアル案

 

・真名:ラクレス・ハスティー

・クラス:詐称者(プリテンダー)

・立ち位置(案):味方

・性別:男

・CV:矢野聖人

・出典:『王様戦隊キングオージャー』

・地域:チキュー・シュゴッダム

・属性:秩序・善・星

 

・ステータス

筋力:B+、耐久:A+、敏捷:B+、魔力:D++、幸運:C++、宝具:EX

 

好きなもの:弟、民、平和

嫌いなもの:宇蟲王一派、民の犠牲

 

・スキル

邪悪なる意志を抱くものは集え EX

「カリスマ」スキルの亜種。軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。

通常時でも、大国を治めるに充分なほどの、Bランク相当かそれ以上の効果を発揮するが、その真価を発揮するのは、「上位存在(自身の主を含む)に反逆する時」「自身の主を助ける時」「自分が先陣を切って人々(戦士か否かを問わず)を率いる時」。

これらの条件が1つでも満たされればその分だけカリスマスキルの効果が高まっていき、3つ全てが揃ったならば、人として最高位…どころか、地球クラスの惑星1つ分の全住民に作用するレベルのカリスマスキルへと昇華する。

宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンとの最終決戦において、チキュー六王国全土の民が、その先頭に立ったラクレス・ハスティーの号令のもと、現国王全員の命令に反逆して加勢に駆け付けたことに由来するスキル。

 

戦略 EX

外交や兵站など大局的に物事をとらえ、戦う前に勝利を決する力。

ラクレスは、怨敵ダグデド・ドゥジャルダンを倒すべく17年にわたって計画を秘密裏に進めており、そのために、自国の民や、敵を含む他国、そして宇蟲王一派ですらも欺き、利用し、そして遂に一族の刃をダグデドに届かせた。

そんな彼が操る戦略は文字通りの規格外レベルであり、いかなる上位存在であっても思うがままに動かされてしまう。彼の計画に知らぬ間に組み込まれ、操られ、味方であれば抱き込まれ…敵であれば、気付いた時には既にその命脈は断たれているだろう。

 

不屈の意志 A

あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を持たない。

宇蟲王打倒の為、あらゆる苦難も罪も一身に引き受け、折れることなく歩き続けた王の証。

 

面従腹背 EX

目上の者に従うふりをしながらも、強烈な反抗心を抱き続け実行した者のスキル。

ハスティー家は長年にわたり、宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンへの忠誠を示しつつ、裏では反逆の機会を待ち続けていた。そして、父・コーサスの死後、ラクレスと弟・ギラの代に、遂にその反逆はなされることとなった。

スキルとしては、自分が従う上位者を害する、もしくは助けるために、その上位者の意思に背くことを内心で決意した際に自動的に発動し、「反逆」のその時まで、自身の真意を対象者に悟られなくする。読心能力等を使ったとしても、本音とは違う耳障りの良い内容しか読み取れない。

そして、これはマスターに対しても何ら問題なく作用し、このスキルが発動したが最後、自身の意に反する内容の令呪を含む命令を一切受け付けなくなる。スキルの効果の一環として、令呪を含む命令を受けたふりをする超々々高精度の擬態も可能であり、ラクレスの演技力と読心対策効果も合わさって、これを見抜くことができるマスターは基本的にいない。

 

 

心眼(真) B

修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。

 

扇動 EX

数多くの大衆・市民を導く言葉と身振りを習得できるスキル。個人に対して使用した場合はある種の精神攻撃として働く。

ラクレスの場合は上位者に対しても力量差の一切を無視して作用し、その相手にとって快い言葉や行動で、相手の言動や考えを思うがままに導くことができる。

 

勇猛 A

威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。

 

ハスティー家の血 A

シュゴッダム王家・ハスティー家の血を引く人間であることを示すスキル。

ただそれだけのものであるが、下記の宝具『始まりの王の剣』や『王の金冠と赤槍』を使用するためには必須のスキル。

また、スキルというよりは自身の血筋を示すためのものであるというその性質上、ラクレスが現界している限り無効化され得ないうえ、ハスティー家の遺伝子をその身に得る以外の方法でこのスキルを新たに獲得する方法はない。

 

狂化 -

理性と引き換えに各種ステータスをランクアップさせる能力。

…だが、実際のラクレスはこのスキルのランクが低いどころか、保有してすらいない。宝具『シュゴ仮面』の効果により、自分のクラスを誤魔化すため、ステータスの表記上で有しただけなのである。

 

 

・武器

始まりの王の剣:オージャカリバーZERO。ラクレスの武器であり、宝具でもあり、変身アイテムでもある。黄金色と黒色を基調とした剣で、刃の根元には、クワガタムシの角(顎)をモチーフにしたスイッチが1本だけついている。詳細は宝具欄にて。

王の金冠と赤槍:オージャクラウンランス。基部に黄金の冠がついた赤いランス。詳細は宝具欄にて。

キングスウェポン:変形式の武器。キングオージャーの共通武装で、盾モードを基本としつつ、剣、銃、鎌、弓、爪、そしてオージャカリバーZEROと合体させた薙刀モードへの変形が可能。

 

・宝具

始まりの王の剣(オージャカリバーZERO)

ランク:EX 種別:対人・対不死宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:1人

『オオクワガタ(Oh-Qua God)!』『Lord of the! Lord of the!Lord of the SHUGOD!!』

『オオクワガタ!オージャー!』

シュゴッダム王家・ハスティー家に代々受け継がれている黄金の剣。ハスティー家の者にしか扱うことができず、スキル「ハスティー家の血」の存在はこの剣の使用適格者であることを示す。

 

また、ハスティー家の者であれば、その血に反応して吸収したり、物理的な傷を修復したりすることもできるようだ。

 

クワガタの顎を模したスイッチ「クワガタトリガー」を2回入力することで、使用者を銀色の戦士「オオクワガタオージャー」へと「王鎧武装」させる。

変身後にクワガタトリガーを3回入力することで「オージャチャージ」を行い、必殺技「ロードフィニッシュ」を発動することができる。

 

また、人造シュゴッド・シュゴッドZEROの1体である「ゴッドクワガタZERO」を制御する能力を持ち、さらに他の9体のシュゴッドZEROを呼び出して、人造の巨神「キングオージャーZERO」への合体を指示することができる。

 

───そしてこの剣には、宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンを騙して手に入れた「不死を殺す力」が宿っている。この力の発動自体は条件もなくノーリスクであり、発動すれば、不死能力を持つ相手を始めとした「死なない存在」を殺すことができるようになる。

 

その上、オージャカリバーZERO自体の使用はハスティー家の遺伝子がなければ不可能だが、この剣に宿った不死殺しの力を完全コピーして別の武器に与えることは可能である。そのためには、それを可能とする高い技術力と、不死殺しの力を受け入れるだけの強度を持つ武器が必要となる。

 

 

王の金冠と赤槍(オージャクラウンランス)

ランク:EX 種別:対人(自分)宝具 レンジ:0~ 最大捕捉:1人

『You are! I am! We are the, We are the, KING! KING-OHGER!!』

6色の宝石が埋め込まれた黄金の冠「オージャクラウン」と、真紅の聖なる槍「オージャランス」のセット。オージャランスの基部にオージャクラウンをセットすることで完成する。

 

オージャクラウンは、シュゴッダムに代々伝わる王冠であり、王家の血を引く者が戴冠することで真の王と認められるもの。『始まりの王の剣』と同様、スキル「ハスティー家の血」を持つ者のみがこの王冠の使用適格者と認められる。この王冠はハスティー家の王冠であるとともに、「王の証」と呼ばれる、国を滅ぼす程の強大な力を秘めたアイテムの1つでもある。

 

また、この宝具はシュゴッダム国王の王冠と、それと併用する武器であるため、実弟にして自身の後継者でもあるギラ・ハスティーが味方にいる場合は、ラクレスはこの宝具の使用権を自ら放棄し、ギラが何らかの事情でこの宝具を失っていた場合は、ラクレスはこの宝具の使用権と共に宝具そのものをギラに譲渡する。その場合は、ギラ本人の意思による許諾が無ければ、マスターの令呪があろうとこの宝具をラクレスが使うことはない。

 

赤い宝石部分がスイッチにもなっており、そこを押した後に、「王鎧武装・始祖光来」の掛け声とともに資格者が戴冠することで強化変身を可能とする。ラクレスの場合、金色と銀色が混ざり合った装甲を持つ戦士「キングオオクワガタオージャー」となる。

 

2つを合体させてオージャクラウンランスになると、クラウンを回転させ赤い宝石を押すことで、それらの回数等に対応して様々なシュゴッドの力を解放し、グリップトリガーの入力でその力を行使する。

 

さらにこのオージャクラウンランスは、前述のオージャカリバーZEROによって呼び出されるキングオージャーZEROの操作系統のコアにもなっている。

 

このほかにも、「エクストリームキングオージャー」「ゴッドキングオージャー」への合体や、「キングコーカサスカブト」への変形を指示する能力も持つが、今回召喚されたラクレスはそれらの巨大戦力を保有していない為、使われることはない。

……ただし、それを保有する王様戦隊のメンバーが現れ、共に戦うことになれば、ラクレスもまたそれに乗り込み、共に戦うことはできる。

 

 

人造の守護神(キングオージャーZERO)

ランク:EX 種別:対国・対宇蟲王宝具 レンジ:不明 最大捕捉:1人(操縦者)

『ZERO! ZERO! KING-OHGER ZERO!』

10体の人造シュゴッド「シュゴッドZERO」が合体した、黒と金のカラーリングを持つ巨大ロボット。

ゴッドクワガタZEROを核とし、ゴッドトンボZERO、ゴッドカマキリZERO、ゴッドハチZERO、ゴッドパピヨンZERO、ゴッドテントウZERO2体、ゴッドクモZERO2体、ゴッドアントZEROが合体することによって完成する。

ただ、実際はゴッドクワガタZEROが核となってさえいればよく、オージャカリバーZEROによって本物のシュゴッドの制御を奪うことで、シュゴッドZEROではなくシュゴッドを合体パーツとしてキングオージャーZEROを完成させることも可能。

 

本来のシュゴッド10体が合体した巨大ロボット「キングオージャー」と同等以上の戦闘能力を持つ上、自動操縦機能も持っており、一度オージャカリバーZEROからの合体指示をしておけば、あとは搭乗者なしでも敵と戦ってくれる。

 

武器は、ゴッドトンボZEROの尻尾、ゴッドパピヨンZEROの胴体、そしてゴッドアントZEROが合体して構成された長剣「シュゴッドソードZERO」。

その他、ゴッドクモZEROやゴッドテントウZEROを分離させ独立稼働させることで、敵の動きを封じることもできる。

 

 

シュゴ仮面(しゅごかめん)

ランク:B 種別:対人(自分)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人

宇蟲五道化の赤い紋章が左眼に施された、顔の上半分を覆う金色の仮面。仮面自体の正式名称は不明。

被っていることで、自分の正体を隠す効果を発揮する。モードレッドの宝具『不貞隠しの兜』と同様の効果であり、装着中は固有スキルや宝具といった固有の情報はマスターでも見ることは出来ず、剣の意匠や戦闘での印象から正体を想起することも阻害する。ただし、一度正体が露見した相手には効果が無くなる。

また、口元は隠れていないが、被っている間は声にエコーがかかる機能もある。

 

そして、この宝具には、ラクレスの経歴、さらにはプリテンダークラスの能力などを踏まえた能力が追加されており、自身の属性やクラス、宝具や一部スキルの情報を秘匿し、あるいは偽装することもできる。

ただし、あくまで「偽装」しているだけなので、この宝具の効果では実際の属性等が変わるわけではない。

 

ラクレス・ハスティーとしての素顔を明かした後は基本的に使用することはないが、マスターの命とあらば再使用することは可能。

 

 

王の双剣(おうのそうけん)

ランク:B+++ 種別:対人宝具 レンジ:1~200 最大捕捉:2人

 

ボシマール「右腕に剣を!左腕には大剣をォォ!!」

ドゥーガ「我らは道具!王の殺意の具現なりィ!!」

ラクレス「戦士達に!シュゴッドの加護があらんことをォッ!!」

 

「王の双剣」の異名を持つシュゴッダム国王の側近、ドゥーガとボシマールを召喚し共闘する宝具。彼らはともに剣を装備し、E+ランクの「カリスマ」とCランクの「軍略」、さらにDランクの「乱戦の心得」とEランクの「単独行動」を持つセイバーのサーヴァントとして現界する。

戦士としては、優秀ではあるものの変身等の特殊能力や伝説の武器などは持たない存在であるものの、一般的な怪ジーム相手であれば十分に戦えるレベルの戦闘力を持つ。

それに加えて、彼ら2人とラクレスの、カリスマと統率力が合わさった時にこそその真価を発揮し、自軍の兵達の戦意を最高潮にまで高め、3人の指揮によって優れた戦術を実現させるとともに、味方全軍の攻撃力と防御力を超強化することができる。

 

 

・概要

とある世界の、宇宙の片隅に存在する惑星・チキュー。かつて「地球」という星から移住してきた民が、故郷の星を懐かしんでそう名付けた星における、「始まりの国」と呼ばれる工業の国「シュゴッダム」の王家・ハスティー家の血を引く男性であり、同国の元国王。

 

父にして先王コーサス・ハスティーの死後に王位を受け継ぎ、表向きは善政を敷いて民にも慕われていたが、その裏では、「民は道具、私が国だ」と唱え、「真の平和は絶対的な力によってもたらされる」とする覇道思想を抱いており、チキューで予言されていた敵対国「地帝国バグナラク」の復活に乗じて、他の4か国…テクノロジーの国「ンコソパ」、美と医療の国「イシャバーナ」、国際裁判所があり中立国である氷雪の国「ゴッカン」、農業の国「トウフ」への侵略を企て、武力による五王国統一をもくろんでいた。

 

その傲慢さ故か他国からの信用はなく、特にンコソパ国王ヤンマ・ガストからは露骨に不信感を抱かれていたが、バグナラク復活の渦中において、他国の王が、それぞれの国に伝わる剣「オージャカリバー」で「王鎧武装」し、民を護る中、自身は事態を静観。

自身が持ちかけた五王国同盟にヤンマが反発したことを利用し、ンコソパを攻め落とし、その上で他の3国をも手中に収める計画を立てていたが、静観を決め込む自身の態度を不審に思った、シュゴッダムの孤児院出身の青年・ギラに問い詰められると、その計画を自ら暴露する。

それを聞いたギラは「邪悪の王」を名乗って反逆を決意すると、ラクレスから王のローブとオージャカリバーを奪い、王の資格を持つ者しか使えないはずのオージャカリバーで「クワガタオージャー」へと王鎧武装。さらに、シュゴッダムが長年動かせずにいたシュゴッド「ゴッドクワガタ」と、それを核とする守護神「キングオージャー」を目覚めさせたギラはバグナラクをも撃退。ラクレスはそれに驚愕しつつも、ギラを反逆者として指名手配した。

 

その後は、ギラを匿ったヤンマのンコソパとの同盟破棄や、トウフの王殿カグラギ・ディボウスキを利用した暗躍を行いつつ、やがてギラが、ゴッカン国王にして国際裁判所最高裁判長でもあるリタ・カニスカに逮捕され連行されると、その裁判に立ち会う。

だが、そこでギラの正体が、自身の生き別れの弟「ギラ・ハスティー」であると証明され、ギラの反逆罪は無罪となるどころか、ギラをシュゴッダム代表とした五王国同盟が締結される事態にもなってしまう。

 

だが、その五王国同盟を堂々と破棄し他国への侵略を宣言し、再びギラを極悪人としてシュゴッダム国民に喧伝。孤児院の子供達を人質にとってギラを決闘裁判に呼び出すと、そこでオオクワガタオージャーに変身し、途中で乱入者もありつつもギラに勝利。ギラは谷底に落ち行方不明となった。

 

その後、バグナラクの作戦で五王国が危機に陥った際、他国に「先に自身に従えば優先的に国を救助する」と駆け引きを持ちかけたが、他国の王たちはギラを加えた5人で、キングオージャーに「三大守護神」と呼ばれるシュゴッドを加えた「レジェンドキングオージャー」を降臨させ、事件を解決。だがラクレスは、真実を知る者がいないのをいいことに、それを自分の手柄にした。

 

カグラギの提案でギラの国葬を行おうとしたが、ギラと、カグラギを含む他4国の王達はそれを利用してギラの生存をアピールし、ラクレスの地位を落とそうとしたが、それは、「狭間の王」を名乗る人とバグナラクのハーフ、ジェラミー・ブラシエリの乱入によって阻まれる。

それ以降、ラクレスはバグナラクに急接近して和平を結ぶが、その裏ではバグナラクの強大な力を利用して他国侵略・チキュー統一を進めようとしていた。その手始めとしてバグナラクと共にンコソパに侵攻したが、ヤンマの意地と復活したギラによって阻まれた。

 

そしてギラと戦闘し、はじめはオージャクラウンの力でギラを圧倒しキングオージャーZERO召喚まで行うものの、カグラギの裏切りでオージャクラウンを奪われ敗北。

居城のコーカサスカブト城に戻ったが、そこは既にバグナラクによって占領されてしまい、バグナラクの傀儡政権となることを余儀なくされた。

 

直後に、「五王国異様事案対策用戦略救命部隊」、通称「王様戦隊キングオージャー」を結成したギラ、他4国の王たち、そしてジェラミーがバグナラクを退けるものの、ラクレスは捕らえられ、ギラにより2度目の決闘裁判を申し込まれた。

 

ギラに対し「負けたら一生牢屋で生きてもらう」ことを条件に承諾し、その間の猶予期間に、トウフから来た政略結婚相手にして人質のスズメ・ディボウスキと結婚した。

 

決闘裁判では、序盤こそ優勢だったが、次第に成長したギラに押されていく。

途中で、幼いころに語ったラクレスの理想を思い出していたギラが温情の言葉をかけるが、ラクレスはそれを突っぱねたところに、側近の1人・ボシマールがオージャランスを手に乱入する。だがそれはカグラギとジェラミーが用意した偽物のランスで、それが爆ぜたことでボシマールは転倒。姿が変わり、バグナラクの宰相・カメジムとしての正体を現した。

 

その後も決闘裁判が再開され、説得を突っぱねながら、中継で民が見ている中で「民は道具」と叫ぶ。やがてギラに敗北し、崖下へと落ちていった。

 

 

……そして、ギラがシュゴッダム国王となり、地帝国バグナラクとの決着がつき、ジェラミーがバグナラクを「狭間の国バグナラク」として新生させて王と認められた2年後、チキューが宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンと、彼が率いる「宇蟲五道化」の脅威に晒される中、ダグデドによって六王国の王達が遥か遠くの「地球」に飛ばされ、そこから帰還するまでの、チキュー時間での半年の間に、「シュゴ仮面」として復活。

五道化たちがバグナラクを滅ぼし他4国を掌握する中、自身はシュゴッダムを掌握し、スズメと共に他4国の富を吸い上げてシュゴッダム国民に無償供与するというやり方で支持を得ていた。

 

六王国の王達は、奪われた4国を取り返したが、その中で最後となるンコソパ奪還作戦の中で、五道化の1人ゴーマ・ローザリアが戦死する。実はこの時、ラクレスは「五道化の1人を確実に消す」為、カグラギと協力した上で、別の五道化であるヒルビル・リッチに甘言を吹き込み、彼女が危機に陥った際にゴーマを身代わりにするよう仕向けていたのであった。

それをダグデドに勘付かれたラクレスだが、動じることなく「自分を五道化に入れてほしい」と申し出た。

 

その後、ヒルビルの協力のもとで他国の王を足止めし、シュゴッダム国民を「新天地に旅立つため」として、王城であるとともにシュゴッドであり、かつ宇宙船でもあったコーカサスカブト城に収容。

自身はギラと決闘するが、途中で王様戦隊を裏切ったカグラギがラクレスにオージャクラウンランスを投げ渡したことで、ラクレスはキングオオクワガタオージャーへの強化変身を遂げ、ギラに勝利した。

 

その活躍を気に入ったダグデドは、ラクレスに「暴虐のラクレス」の二つ名を与え、決闘前にラクレスが要求した「不死身を殺す力」をオージャカリバーZEROに与える。それを受け取ったラクレスはオージャカリバーZEROを振りかぶり……。

 

 

 

────ダグデドを斬った。

 

 

 

その理由を語るには、まずラクレス王の秘密を語る必要がある。

 

…ラクレスとギラの父・コーサスは、ダグデドへの忠誠の証という建前で力を要求。それに戯れで応じたダグデドが当時の王妃(コーサスの妻で、ラクレスとギラの母)に自身の力を送ることで懐妊させ、これによってギラが生まれたが、王妃は間もなく亡くなった。

そんな生まれのギラだったが、ラクレスは彼を「たった一人の弟」として大切にしていた。

 

だがある日、コーサスはラクレスに命じ、ギラにある「未知の料理」を食べさせた。ギラにとって思い出の味となり、まだ幼かったラクレスによって「レインボージュルリラ」と命名されたそれを、指示通りギラだけに食べさせたことを、王の間でコーサスに報告するラクレスの前に、突如、意識が混濁し半狂乱で剣を振り回すギラが現れる。ギラはラクレスやコーサスの事を忘れていた。

 

…レインボージュルリラの正体は、昆虫型機械生命体シュゴッドの1体、後にギラの相棒となる「ゴッドクワガタ」のコア及び魂「シュゴッドソウル」。ギラはこれを幼少期に体内に取り込んでいたため、後にギラがラクレスに反逆する時まで、ゴッドクワガタが動かなかったのだ。

 

コーサスの目的は、これ以降も引き続きシュゴッドソウルをギラに食べさせ続けることで、ギラの感情をも失わせ、特異な力を持つギラをダグデド討伐の道具に変えることだった。

だが、最愛の弟をそのような存在にすることを幼いラクレスが納得できるはずもなく、ラクレスは父に猛反発。ギラを父から遠ざけてしまう。

 

「僕がギラを護るから、ギラはギラのままでいて」…ラクレスがそうギラに語った頃、父・コーサスはダグデドへの逆心に気付かれてしまい、宇蟲五道化の2人、カメジム・ウンカとグローディ・ロイコディウムと交戦。オオクワガタオージャーに王鎧武装して、壮絶な戦いの後、戦死していた。

 

これを受け、ダグデドは人類に見せしめを行うべく、のちに「神の怒り」と呼ばれる事件を起こす。ダグデドの指示のもと、グローディが操作した大量のセミシュゴッドの死骸による、各国への襲撃事件。

シュゴッダム含めあらゆる国の民達が蹂躙され殺戮されていく中…「何もせず傍観すること」。それが、次代の王となった優しきラクレス少年への、ダグデドの最初の命令だった。

 

この時から、ラクレスは、自身が邪知暴虐の王となることも覚悟のうえで、ダグデドへの反逆を決意し、17年にわたる壮大な計画が幕を開けるのだった。

 

まずは、表向きは「キングオージャーの力を独占し五王国を支配下に置く傲慢な王」として、ダグデドが望む人間とバグナラクの争いを遂行。その裏で、ベダリアやコフキといったシュゴッダムの優秀な研究者たちにオージャカリバーZEROの修復や城の秘密の調査を行わせつつ、さらにはキングオージャーZEROを建造し、準備を整えていた。

その一方で、記憶をなくしたギラを孤児院に預け、戦いから遠ざけつつ1人の人間として育つことができる環境を用意していた。

 

…が、ラクレスにとって予想外なことが起こる。バグナラクの襲撃の日に城に乱入してきたのが、よりにもよってそのギラであったこと。そして、自身の予測より早く、ダグデドから引き継いだ「シュゴッドに干渉する能力」を覚醒させていたことだった。

これを受けて、ラクレスは計画を修正。戦力を蓄えつつ、敵として戦うことでギラの心身を鍛え、機が熟したら王座と戦力を譲り、ダグデド討伐を託すことにした。

 

シュゴッダム内部ですらダグデドに監視されていると感じたラクレスが利用したのは神の怒り事件の際にトウフの王座についたディボウスキ兄妹。

ラクレスは二人の狙いに気付いたうえで、彼らが宇蟲王にマークされていないであろうことと、きっと自分に反逆すべくギラに協力するであろうことを読んで、三大守護神の一角・ゴッドカブトや、王の力たるオージャクラウンランスをギラに横流しするよう、仕向けていたのだった。

ただその一方で、スズメは共に過ごす中でラクレスの本心を悟り、全ては知らないまでも、彼の同志となることを決意していた。

 

ギラは心身共に強く成長し、「反逆者」の汚名を被りながらも自分の行動で信頼を勝ち取ることに成功していたが、バグナラクの動きから、シュゴッダム城内にいるダグデドのスパイの存在に気付いていたラクレスは、王座を譲る前にこれだけはハッキリさせておかなければならないと考えていた。

だが努力むなしく、ギラとの2度目の決闘裁判の時が訪れ、ラクレスはいったんギラを牢に閉じ込めて保護することを考えていた。

 

そこに、思わぬ幸運が舞い込む。なんとそのスパイ…ボシマールに化けたカメジムが、決闘裁判の場に乱入し、ジェラミーとカグラギの罠にかかって正体を明かしてくれたのだ。

唯一の懸念事項が解消されたことで、ラクレスは中継で国民に見られている中で「邪知暴虐の王」としての顔を晒し、民衆からの信頼を失墜させながらギラに敗れることで、見事王座を譲りつつ表舞台から姿を消すことに成功した。

 

自由の身になったラクレスの次の目的は、ダグデドに取り入って、不死を殺す力を手に入れること。そのために、スズメが届けてきてくれた、三大守護神の一角・ゴッドスコーピオンの毒を使って自身を仮死状態にし、死んだことにしてダグデドに接触。「シュゴ仮面」としての任を賜った。

 

そして、事ここに至ってようやくラクレスの本心の全てを理解したカグラギの協力も得て、ゴーマを殺して五道化の座に座るチャンスを得て、「ギラを殺すため」という名目で不死を殺す力を得ることに成功。ようやく、ダグデドへと刃を向けることができた。

 

 

弟・ギラとの共闘でダグデドと戦い、満身創痍の身となりながらもオージャカリバーZEROをギラに託したラクレス。

ギラも、何も語られなくとも、「邪知暴虐」に堕ちながらただ民を救わんとしたラクレスの志を汲んで、遂にダグデドを斬り裂いた。

そして、ギラはラクレスの想いを受け継ぎ民を救うことを宣誓。安心し、ギラを激励しつつ倒れるラクレスだが、イシャバーナ女王にして稀代の天才医師ヒメノ・ランをはじめとした他国の王達の尽力で、一命をとりとめた。

 

その後は、「宇蟲王に与し多くの民を傷付けた罪人」として、ゴッカンの国際裁判所でもあるザイバーン城の法廷に立ち、最高裁判長リタの前で真実の全てを語るラクレス。

その上でラクレスは、「『神の怒り』での対応をはじめとして多くの民を見殺しにした自分は『最悪の王』として語り継がれるべきであり、自分の行為が、宇宙を救うという大義や自分への情けで正当化されてはならない」と語り、裁判記録の抹消と自分への処断を望んだ。

 

それを受け、リタはラクレスに「死罪」を言い渡す。だがその上で執行猶予を設け、「宇蟲王を倒すために、王様戦隊の道具として生きろ」と命じた。

…そう。宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンは、五道化の1人、ミノンガン・モウズの体内で自身のバックアップを創り復活していたのだ。

ラクレスはもちろんこの命令に応じ、17年の時を経てようやく、弟・ギラと再び手を取り合うのだった。

 

…その後のラクレスは、各国でたらい回しにされながら雑用をしているが、文句1つ言わず黙々と業務をこなし続けていた。その中で、各国の「王の証」に封印された力の真実をヤンマに語り、力を正しく使うため「六王国同盟のリーダーを決める」ことを提案する。

その戦いの中、ダグデドの力を受け継いだギラと、特殊な精神構造を持つカグラギを除く王様たちは、ヒルビルの洗脳を受けて本格的な仲間割れを始めてしまう。

だが、カグラギの時間稼ぎと、「王の証」の力に酔ったヤンマを拳を交え説得したギラ、そして正気に戻ったヤンマの尽力で、ヒルビルは戦死し事態は収束。

今回の件を教訓としたヤンマが、「リーダーを決めない対等な六王国同盟」を締結することを提案し、他5国に受け入れられたことで同盟が成立。これもまた、ラクレスの思惑通りであった。

 

そんなラクレスにも災難が襲い掛かる。それは彼がイシャバーナで雑用をしていた時の事。攻め込んできたミノンガンの攻撃を受けたギラ、ヤンマ、ヒメノの精神だけが幼い子供の状態にまで退行し、また、ゴッカン国王リタの側近であるモルフォーニャ、及びミノンガンの攻撃から自分を庇ったスズメの精神もまた10年以上昔に戻ってしまったのだ。

その当時のスズメはまだラクレスの真意を知らず、トウフの為にラクレスの寝首を搔くことを狙っていたため、突如としてラクレスを殺そうと刃を向けてきたのだ。

しかも間の悪いことに、その様子を見たギラがモルフォーニャに助けを求めるも、罪人の子であったモルフォーニャ(本人は無罪)もまた、両親を逃がすために鍵開けを覚えた脱獄常習犯の時の人格に戻っており、全く取り合おうとしない。そのため癇癪を起こしたギラが、「シュゴッドに干渉する能力」を暴発させてゴッドクワガタを呼んでしまったのだ。

それにいち早く気付いたラクレスは、スズメを取り押さえながら、ギラを「お兄ちゃんは大丈夫だから」と必死になだめ、なんとかギラを落ち着かせてゴッドクワガタを帰らせることに成功した。

それ以降は、眠ってしまったギラが起きないように寝かしつけたり、「高い高い」をしてあげたりとギラをあやし続け、その間にリタとカグラギがミノンガンを永久に封印したことで能力が解け、ギラやスズメ達5人は無事に元に戻った。

 

次に王様戦隊と対峙した五道化は「静謐」のグローディ。王になりたてのラクレス少年が民を見捨てざるを得なかった、あの大災害「神の怒り」を引き起こした張本人であった。

ラクレスもまた王様戦隊に属する者として「六王国異様事案対策用戦略救命部隊対『神の怒り』避難計画」に加わり、元側近のドゥーガらと連携しながら民を守り戦うが、逃げ遅れた女性・ナナホシにその手を拒まれてしまう。…彼女はかつての「神の怒り」で家族を失っており、自分達を「見捨てた」ラクレスを恨んでいた。しかし、ラクレスが心からの謝罪と誠意、そして「誰も見捨てない『新しい王達』」の存在を伝え、その1人たるギラも加わって説得したことで、ナナホシはラクレスの誠意を認めてその手を受け入れ、ドゥーガに伴われて避難していった。

そして、各国の王達が全ての民を、地下にある狭間の国バグナラクの領土に避難させた後、ギラからの避難勧告を拒否し、17年前の落とし前を付けるべく自身も戦うと宣言する。その言葉を見越していたギラは、笑みを浮かべつつ兄にオージャカリバーZEROを返還した。

再びオオクワガタオージャーに王鎧武装したラクレスは、ゴッドアントのパイロットとなって六王国の王達と共にゴッドキングオージャーに乗り込む。ゴッドキングオージャーは、グローディが操るデミシュゴッド達の死体をその火力で全て消し去ると、巨大化したグローディを神の一刀で見事撃破する。

そして、避難計画は見事な大成功をおさめ、チキュー全土を巻き込んだ2回目の「神の怒り」における死者はゼロ。ラクレスもギラに腕を引かれる形で王様たちと肩を組み、喜びを分かち合うのだった。

 

…そして、いよいよ始まるダグデドとの最終決戦。しかし、チキュー全土の「お片付け」を決定したダグデドの力はあまりに強大であり、王様戦隊たちは、チキューの民たちをコーカサスカブト城に乗せて宇宙に避難させる「避難計画ゼロ」を発令。

ラクレスは避難民の中で唯一、民どころか側近にすら伏せられたその真実を知りつつ、民たちの避難を先導して自らも避難場所に向かった。

しかし、違和感を覚えた側近たちが、王達の命を破って、自分に託されたカプセルの中を開けると、そこには「王の証」が入っていた。そして、バグナラク国王ジェラミーの側近・ゲロウジームが手にしたヴェノミックスシューターから起動された記録映像によって、民たちも王様たちの真意を知ってしまった。

ギラに全てを託したあなたが、それでいいのか…そう問われたラクレスは叫んだ。いいわけないだろう、と。王様戦隊は数千年現れない奇跡だ、だからこそ彼らは民を生かすことを選べたのだと…ラクレスは苦悶の表情を浮かべて叫んだ。

 

……しかし、側近たちは言う。王様戦隊は奇跡だからこそ、自分達にそんな奇跡は起こせない。チキューの未来を切り開けるのは王様戦隊だけだと。だからこそ、逃げずに自分達も戦うのだと。

その意志に…ラクレスも賛意を示す。側近達を率いて出撃しようとするラクレスだったが、シュゴッダム国民の1人であるゴローゲが彼らに叛意を見せ、王の証を側近たちから奪おうとする。

…だがその直後、傷だらけのもう1人のゴローゲが現れ、「そいつは偽物だ」と叫ぶ。普段からやたらと声が大きかったゴローゲは、その声の大きさゆえに本物であることの証明となり、偽ゴローゲ…カメジムが正体を明かす。避難民を殺すつもりで潜んでいたのだ。

あまりに多すぎる借りがある相手であるカメジムを倒すべく、オージャカリバーZEROを振るうラクレス。

だがその時、王鎧武装をしようとした彼と、カメジムの前に現れたのは…死の国・ハーカバーカからカメジムを迎えに来た……地帝国バグナラクの国王・デズナラク8世だった。

 

 

────「我々は!チキューの全国王に反逆し!宇蟲王に反旗を翻すッ!!

聞けェェェェェッ!この場においては逃げる者こそが正義だ!だが王に背く…邪悪なる意志を抱く者は集え!共に王を救うぞォォォォォッ!!!」

 

 

ラクレスはチキュー六王国の全国民を率い、ダグデドにより満身創痍となった王様戦隊のもとに駆けつける。民たちの覚悟を受け止めた弟・ギラと共に王鎧武装したラクレスは、無数の民を率いて自らも戦場に立ち、ダグデドが嗾けた無数の怪ジームや宇蟲五道化の再生怪人達を相手に、陣頭指揮を執りながら剣を振るう。戦えぬものや負傷者を下がらせ、オオクワガタオージャーの力で民をも守りつつ戦っていた。

…しかも、援軍はラクレスら「今の国民達」だけではなかった。死の国・ハーカバーカへの案内人でもあるギラの幼馴染・デボニカが現れてダグデドの攻撃からギラを守ると、彼女が開いた「死の国の扉」から、イシャバーナ先代国王夫妻のディードとメタリー、ゴッカン先代国王のカーラス・デハーン、トウフ先代王殿のイロキ、ジェラミーの母であり「6人目の英雄」の妻でもあるネフィラ・イドモナラク・ネ、そしてラクレスの側近であったボシマール……今は亡き先人たちが、援軍として駆け付けたのだ。

ディードとメタリーはイシャバーナの民たちに加わって負傷者の治療にあたり、カーラスとイロキは後継者たちからオージャカリバーを借り受けて、それぞれパピヨンオージャーとハチオージャーに王鎧武装。ネフィラは生前同様の圧倒的な強さで再生怪人グローディを蹂躙し、デズナラクはギラたち今の国王を叱咤激励して、自身とも因縁のあったカメジムと対する。

ラクレスはドゥーガと共に、ボシマールと再会。「王の双剣」とその主が高らかにその口上を叫び、また陣頭指揮を執りながら自分達も剣をとって戦う姿に、兵達の戦意が再び高揚した。

……そして、死の国ハーカバーカを統べし、初代シュゴッダム国王ライニオール・ハスティーも、現世に駆けつけた。彼はラクレスのオージャカリバーZEROを借りてダグデドの手下を殲滅し、ダグデドに斬りかかって啖呵を切る。

「古き呪縛を過去に葬り、新たな時代に受け継ぐ。果てなき連なりの先で、命は永遠に繋がってゆく」…と。

 

そして、王達は本当の最終決戦に挑む。今度こそ、宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンを討ち果たすために。

ラクレスもまた、シュゴッダム国民のひとりとしてギラに従いダグデドと対する。

その中で、ラクレスは、自身のあらゆる恨みを剣に籠め、ジェラミーやデズナラクと共にカメジムを追い込む。最終的にカメジムは、死の国に戻るデズナラクによって、強引に死の国へと引きずり込まれることとなった。

 

王様戦隊に追い詰められたダグデドは巨大化。そんな中、ライニオールの言葉にヒントを得た王様たちは、ンコソパの技術者とコフキが作り上げた器に民の命を結集させて、遂に「超絶怒涛究極完全体キングオージャー」を完成させる。

宇宙そのものたる「ダグデドの部屋」にて、ダグデドと1対1の決闘をする、完全なるキングオージャー。同じサイズにはなったものの、ダグデドはやはり強い。とはいえ、王様戦隊は立ち上がった。民の意思、シュゴッドの意思、そして王様戦隊の意思を重ねて。

炎に燃えながら、渾身の一撃を叩き込みダグデドを追い詰めるキングオージャー。その機体は徐々に崩れていく。その一撃は、ダグデドの部屋の「壁」を文字通り打ち砕き、眩い光の中に消えていった。

人間大サイズに戻ってしまったダグデドは、その頭部にあったクマムシ型の小さな本体を、王様戦隊の最後の一撃で切り裂かれ、遂に…命を落とす。宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンの討伐は遂に成り、王様戦隊は全チキュー民に笑顔で迎えられた。

ラクレスもまた、弟と笑顔で抱擁を交わし、涙ながらに家臣たちと喜びを分かち合う。

キングオージャーとなったシュゴッドたちは、その機体を失っていたが、ゴッドクワガタ以外は魂たるシュゴッドソウルをヤンマに託しており、ゴッドクワガタのシュゴッドソウルは依然としてギラの中にあるため、ヤンマによる機体の修復を待つこととなった。

 

その後、チキュー統一国家計画は王様たちのくだらないケンカでご破算となったが、六王国どうしの協力関係は依然として継続されており、そんな中でラクレスの姿はゴッカンの罪人の中にあり、雪かきに励んでいた。

スズメとの夫婦関係は円満であり、彼女曰く「笑顔が増えた」とのことだ。

 

…現在の彼の足跡で明かされているのはここまでであり、この先にある、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」と呼ばれる者達と出会い、また「獣電戦隊キョウリュウジャー」と呼ばれる者達と再び交わる王様戦隊の物語において、ラクレスがどういった活躍をするのかの詳細は現状不明である。

 

だが英霊として召喚を受けたラクレスは、異なる世界であれ、マスターが民の為に戦うならば…快く力を貸してくれるであろう。

 

 

・外見

シュゴ仮面の時と打って変わり、王族の衣装というのは変わらずとも、カラーリングが赤と黒を基調としたものに変わり、素顔も晒している。

 

 

・人物

基本的に冷静で理知的な人物。なおかつ、戦士としての実力、為政者としての才覚、策謀をめぐらす知恵、さらには民を想う仁徳と、王としての優れた資質を兼ね備えている名君たり得る存在。

また、長年にわたり「傲慢なる邪知暴虐の王という裏の顔」を装い続けたことから演技力も高く、自国・他国を問わずチキューの民たち、さらには宇蟲王ダグデドをも騙し切っていた。

 

しかし、ダグデド打倒のための計画の中で自分の無力さを嫌というほど実感しており、優秀な能力に反して自己評価は極めて低い。曰く、「私は弱く愚かな卑怯者だ」とのこと。

 

マスターとの関係は、藤丸リッカや藤丸立香のような、“人としての善性を持つ”「人類最後のマスター」に召喚されたような場合は基本的に良好であり、王としての才覚を惜しげもなく発揮しつつ、真名や本心を隠すこともなくマスターを支えてくれるだろう。

…たとえ、異聞帯を滅ぼす旅路となったとしても。彼はマスターの痛みを共に背負いながら戦い抜いてくれるはずだ。

 

だが、いわゆる「典型的な魔術師」に召喚された場合は話が変わる。どんな実力者であったとしても、民に悪意を持ち、危害を加えるとラクレスに気付かれた瞬間、令呪も効かずにあっという間に斬って捨てられるだろう。

 

もしも、かつての自身のように、人々や世界のために非道な計画をも実行する、という類のマスターであれば…どうなるかは分からない。マスターの本性やその計画の内容、それに対するラクレスの所感等次第で、ラクレスの出す結論は変わり得るだろう。

 

…このサーヴァントは、別人に成りすましていたわけでもなく、他の存在の役を羽織っているわけでもない。なので、一般的なプリテンダーとは性質の異なる存在であるが、「アイデンティティの崩壊も厭わず、魂レベルで他を騙せる存在」という部分においてプリテンダー適性を得たのかもしれない。

いわば、彼はずっと「『邪知暴虐の王』という役」を羽織り続け、17年にわたってほぼ全ての存在を騙し切ったのである。

 

(※どのクラスにするかという設定に関しては、札切様と協議の上決定しました)

 

 

・関連人物

ギラ・ハスティー/クワガタオージャー:実弟。その正体は、ダグデドの力を母の母胎に受けて誕生した子供であり、シュゴッドとの意思疎通能力や不死身の身体といった特殊能力を持つ存在であったが、ラクレスはギラを「たった一人の弟」として愛し、そして信じていたため、一度は戦いから遠ざけたギラが、自ら戦いの渦中に飛び込んだ際には、巻き込んだことに心を痛めつつもその力を認め、ギラにダグデド討伐を託すこととした。

ギラからは、はじめは民を護る王として尊敬され、後に「邪知暴虐の王」の顔を知られ反旗を翻されるが、やがてラクレスの本心を知ったことで和解した。以降の兄弟仲は幼少期と同様に良好であり、和解後はギラもラクレスの本心をよく理解している場面が多い。

 

コーサス・ハスティー/オオクワガタオージャー:父。ダグデドを討つべくギラを道具として扱おうとする彼に反発したが、父の死後、自身もダグデドへの反抗という同じ道を歩むこととなった。

一方、コーサス自身もギラを道具とすることに罪悪感を抱き心を痛めつつそれを押し殺している様子もあったが、幼いラクレスはそれに気付けなかった。

 

コーサスの妃:母。宇蟲王の力に耐えきれなかったのか、ギラを産んだ後に亡くなっている。関係性は不明。

 

スズメ・ディボウスキ:妻。政略結婚による夫婦関係であり、当初はスズメの側からラクレスの寝首をかこうと虎視眈々と狙っているような関係だったが、スズメが、「民のためには泥にまみれて手を汚す」トウフの精神にも通ずるラクレスの真意に気付いたことで、ラクレスの同志となるとともに本心からの愛が芽生え、ラクレスもまた彼女を信頼した。実際、スズメのサポートはラクレスの計画を大いに助け、ラクレスも「君に出会えたことが、人生最大の幸運だよ」と語るまでに至っている。ラクレスが罪人となった後もスズメはラクレスを一途に愛し続けており、ラクレスもまたまんざらでもない様子…というかラクレス側からの愛もかなり深い。

実は彼女は、トウフの女としてトウフの為に尽くすことを志しながらも、「本当に愛する人のお嫁さんになりたい」というささやかな夢も抱いており、ミノンガンの一件が解決した後にカグラギからもそれを後押しされている。その際カグラギが挙げた「スズメが本当に愛する人」の名がラクレスであり、スズメも否定しなかったことからも、今のスズメが本心からラクレスを愛していることは事実なようだ。

戦後も円満な夫婦関係を継続しており、ラクレス曰く「君(スズメ)といると悲しむ方が難しい」とのこと。

 

ベダリア:シュゴッダムの研究者で、キングオージャーZERO建造およびオージャカリバーZERO修復を担っていた女性。仕事が終われば機密保持も兼ねて処刑されるという取り決めのもとであったが、ベダリア自身もそれを了承した上で、高い忠誠心のもとで職務に励んでおり、ラクレスとの信頼関係も強かった。後に処刑を待たずして、バグナラクの一員・シデジームに殺されてしまうが、コーカサスカブト城についての研究成果を予め、溶けない飴玉のような何かに刻んで飲み込んでおくことで、自分の死後にラクレスに回収してもらった。

そして、最終決戦では明確に顔こそ見せなかったものの彼女も駆け付けていたようで、コフキにヒントを与えて「超絶怒涛完全究極体キングオージャー」の完成を手助けした。

 

ダグデド・ドゥジャルダン:表向きの主君にして、真の宿敵。彼に忠誠を誓いつつ、本心では反逆の機会を待ち続けていた。一度はギラとの共闘で撃破に成功し、ダグデドが復活しラクレス自身の真実が明かされた後も、彼の打倒を目指し続けた。そして、ラクレス達の「反逆」によって奮起した王様戦隊たちによって、遂にダグデドは討ち果たされた。

 

ボシマール(本物):側近。忠誠心と高い洞察力を持つ「王の双剣」の1人であり、ラクレスも信頼を寄せていたのか、彼の死を知った際には、「邪知暴虐の王」の演技中であったにもかかわらず憤怒の形相を見せていた。

……そして、ダグデド・ドゥジャルダンとの最終決戦において、死の国ハーカバーカの門が開いたことで一時的に現世に帰還。途中参戦にもかかわらず戦況をすぐさま理解して的確な陣頭指揮を執るとともに、ラクレスやドゥーガとの再会を果たし、3人で「王の双剣」とその主としての雄姿を見せつけた。

 

ドゥーガ:側近。「王の双剣」のもう1人であり、生真面目で堅物ながら優秀な家臣だが、シュゴッダムが地帝国バグナラクに乗っ取られた際には、計画のためとはいえ一度見捨ててしまったことがあった。自身の失脚後はギラに仕えている。

「対『神の怒り』避難計画」からは久々に共闘しており、彼もまたラクレスの真意を知って強い信頼を寄せている。

 

コフキ:シュゴッダムの研究者で、ベダリアの後を継いで研究を行っていた青年。今度は自分が殺されるかもしれないと分かりつつ、研究の後任を自ら買って出た際に彼が言った、「骨は拾ってくださいね」というベダリアと同じ台詞を受け、ラクレスは彼のことも気に入ったと思われる。

 

ヤンマ・ガスト/トンボオージャー:テクノロジーの国・ンコソパの国王。ラクレスに疑念を抱く他国の王の中で特にラクレスに不信感を抱いていた人物であり、ラクレスの真実発覚後も、それまでの仕打ちからヤンマは複雑な心境であった。ラクレスもそれは当然受け入れている。…が、彼から仕掛けられたブーブークッションの件だけはラクレスも引きずっていた疑惑がある。

 

カグラギ・ディボウスキ/ハチオージャー:農業の国・トウフの王殿様。ラクレスの腹の底を探るべく、妹・スズメを人質に差し出しつつ策を巡らせていたが、ラクレスを利用するつもりが逆にラクレスに利用されていた。やがて宇蟲王との戦いの中で、ラクレスの真意を知ったカグラギは、自らラクレスに協力する道を選んだ。

 

ヒメノ・ラン/カマキリオージャー:美と医療の国・イシャバーナの女王であり、チキュー最高の医師。瀕死の重傷を負ったラクレスの治療を請け負い、見事に快復させた。

 

リタ・カニスカ/パピヨンオージャー:氷雪と司法の国・ゴッカンの国王(女性だが表向き性別不明)。ダグデドに反逆し王様戦隊に救われた後、彼女が開いたラクレスの裁判では、彼女を含めた六王国の王達に自身の真実を語ったが、ラクレスは自分の罪が正当化されることはあってはならないとして、裁判記録の抹消と死罪を望んだ。それを受け止め、またギラ達の意思も受け止めたリタは死罪の判決を下したが、「執行猶予」と称して、王様戦隊の道具として生き、共に宇宙を救うため戦うことを命じた。

 

ジェラミー・ブラシエリ/スパイダークモノス:狭間の国・バグナラクの国王であり、歴史から消された「6人目の英雄」とバグナラクの女性・ネフィラの間に生まれたハーフ。ラクレスは彼に、彼の父親であった「6人目の英雄」が歴史の表舞台から消えたのは、初代シュゴッダム国王ライニオール・ハスティーが彼をわざと逃がしたからであり、その理由は、「彼がその妻ネフィラと幸せに暮らしてほしかったから」、そして「『永遠の命』という危険すぎる『王の証』の力を隠したかったから」というものだったのではないか…という推測を伝えた。

 

ライニオール・ハスティー:初代シュゴッダム国王にして、2000年前の戦いで守護神キングオージャーと共にバグナラクを退け、人類を救った5人の英雄たちの1人(実際には6人だが、6人目は前述の通り歴史から消されていた)。コーサスやラクレス、ギラの先祖でもある。現在は死の国・ハーカバーカを統べている。ラクレスもまた慣例に従い、即位時にハーカバーカに赴きチキューの歴史の真実を彼から聞いていたと思われる。

ギラ達がハーカバーカに行った後、ライニオールは突如現れたダグデドと戦い消滅させられてしまったが、完全に消滅してはおらず、怪人態の状態で一時的に現世に帰還し、最終決戦に加勢。ラクレスからオージャカリバーZEROを借りると、かつての愛剣を手に、短い時間ながら、「創世の剣にして救世の英傑」の圧倒的な強さを見せつけた。

 

デズナラク8世:地上侵略をもくろんだ地帝国バグナラクの王。ラクレスは彼らと争いながら計画を進めており、シュゴッダムを彼らに乗っ取られたことすら、計画の上だった可能性が高い。

そのしばらく後に、王様戦隊によって実行された「対『神の怒り』避難計画」においては、彼が率いていた地帝国時代のバグナラクが侵略のために地上へと空けた大穴もまた、結果的に民の避難に大いに役立つこととなった。

……そして、カメジムの裏切りによって討たれた後は、他の死者たちと同様、死の国・ハーカバーカにいたようであり、ダグデド・ドゥジャルダンとの最終決戦の際にまさかの再臨を果たし、共闘することとなると、カメジムに恨みを持つ者どうしとして共にジェラミーからカメジムへのとどめを任され、最終的にはデズナラクがカメジムを強引にハーカバーカに連れ帰った。

 

ボシマール(偽物)/カメジム・ウンカ:自身の側近に化けていた地帝国バグナラクの宰相…だが、その実はバグナラクをも操っていた宇蟲五道化の1人「虚飾のカメジム」。彼の正体をあぶりだすことが、ラクレスがギラに王座を譲る前の最後の責務であったが、彼の正体が露見し本物のボシマールが死んでいたことを知った際は、ラクレスは「邪知暴虐の王」の演技中であったにもかかわらず本気の怒りを見せた。その上、のちにわかったことだが、彼はボシマールを直接手にかけた仇でもある。

「避難計画ゼロ」の際には直接交戦することとなったが、そこにデズナラク8世がまさかの加勢をしてきた。その後カメジムは、最終決戦の場で、ジェラミーの側近であるゲロウジームの強力な一撃で再生怪人グローディ共々遥か彼方に吹き飛ばされたのち、ジェラミーと、怨みをたぎらせるラクレスとデズナラクに追い詰められ、デズナラクによってハーカバーカに引きずり込まれた挙句、仲間であったグローディからすら責め苦を受けることになった。

 

ヒルビル・リッチ:宇蟲五道化の1人「籠絡のヒルビル」。不死を殺す力を得るためのステップとして自身が五道化に加わるべく、「万が一の為の身代わりを用意すべき」とヒルビルに吹き込んだ。それによって、ラクレスは彼女の洗脳能力を利用してゴーマを戦死させ、空席ができた宇蟲五道化に入りたい、とダグデドに進言することとなる。後にヒルビル自身も、ギラとヤンマに敗れ戦死している。

 

ゴーマ・ローザリア:宇蟲五道化の1人「胡乱のゴーマ」。ラクレスとの直接のかかわりはほぼなかったが、ラクレスの策略によって動かされたヒルビルに、ゴーマはそうは気付かないまま洗脳を受けており、追い詰められたヒルビルの身代わりにされて訳も分からず戦死した。

また、「千里眼の術」や「入れ替わりの術」など、ラクレスの計画の上で厄介な能力(忍術)を数多く備えており、ラクレスは敢えて彼を排除する形に持っていった可能性もある。

 

ミノンガン・モウズ:宇蟲五道化の1人「秘匿のミノンガン」。ラクレスとの直接のかかわりは多くなかったが、彼の能力によって弟と妻の精神が過去の状態に戻されてしまい、ラクレスは苦心することに。しかし、ギラと兄弟としてのひと時を過ごしたり、スズメが自身の夢(=本当に愛する人、すなわちラクレスとの愛)に正直に生きるきっかけとなったりもしたので、ラクレスにとっても悪い事ばかりではなかったのかもしれない。

なお、ミノンガン本人は、リタとカグラギが「王の証」の力を組み合わせ、本来は自分ごと相手を凍り付かせて封印する「氷の秘法」のデメリットを、カグラギの「王の証」の炎の力で打ち消し、自分自身をも燃やしかねない炎の力からは、リタの「王の証」の氷の力で自分達を防御する…という合わせ技で、ミノンガンのみが永久に封印されることとなった。

 

グローディ・ロイコディウム:宇蟲五道化の1人「静謐のグローディ」。ラクレスとの直接のかかわりはなかったが、ラクレスの「罪」の始まりでもありラクレス自身の心をも大いに苦しめた「神の怒り」の実行犯でもあった。彼との決戦の際には、ラクレスも17年前の落とし前を付けるべく参戦し、六王国の王達と共に彼に引導を渡すことで、雪辱を果たすことに成功した。

死の静寂を望んでいたグローディであったが、実際に死んであの世=死の国ハーカバーカに行ったグローディを待ち受けていたのはそれとは正反対の現実…彼を取り囲む無数の死者の魂たちの、おどろおどろしい声であった。

 

楽園カルデアの王達:ラクレスにとっては、未知の世界における未知の国の統治者たち。自己評価が極めて低いラクレスは、「いずれも自身よりは立派な王達だろう」と考えるとともに、ギラが彼らと語らったならばどうなるだろうかとも思っている。

一方で王達の側からすると、能力や性分等も含めた様々な面での「王としての有能さ」「名君の素質」には(個人差こそあれ)一目置いており、王様系サーヴァント達が集まる機会(真面目なものから与太話まで)があればだいたい誰かしらがラクレスをも呼びつけている。ラクレスとしては、偉大な王達の集まりに自分が呼ばれる意味を本気で分かっていないものの、律儀に毎回参加している。

 

ギル「貴様には足らぬものがある。我等を見てとくと学ぶが良い!いざ!」

 

「「「「「王様宴会!ここに開始!!」」」」」

 

 

?????

 

未だ見ぬ、彼を呼ぶ運命のマスター。

 




アナザーガタックさん、ありがとうございました!

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