人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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「教えた通りに作れば、きっと大丈夫。貴方の王も友達も、きっと美味しいと言ってくれるはずよ、シャナ」

「ありがとう!ネフェル、式ちゃん!」


「お礼を言うのはこちらよ。私が友達を作るなんて、思ってもみなかったわ。ふふふっ・・・新鮮で、素敵な想い出をくれたお返しは、いつか必ずしてあげる」

「そんなの、一緒にいてくれるだけで――」

「ふふ、それがあなたの望みなら、私が必ず叶えてあげる。『あなたや私達が離れないよう』、一度だけ、力を貸してあげるわ」

「――式ちゃん・・・?」

「今はナイショ。ふふっ、その時が楽しみね・・・」

「式の言葉は詩のよう。清らかな声で、素敵な想いを届けてくれる。彼女の言葉を、楽しみに、胸を踊らせながら待ちましょう?シャナ」

「うん!二人とも、また明日ね――!」

「あなたたちに、ラーメスの祝福を――」

「ふふっ、また明日。――いいものね。明日がある、というのは――」


至尊の君よ、どうか永遠に

カルデア、英雄王の一室

 

 

巨大な玉座、カーペット、シャンデリア。獅子のぬいぐるみ、壁画の紋様、広大なキングサイズのベッド、王の食事を行う食卓など。最高級にして至高の家具を取り揃えた、数多の部屋の中で最も豪華、かつゴージャスな間取りと広さを誇る王のみに赦されし巨大な部屋

 

 

その一角、キッチンにて上機嫌に料理に励む者が一人・・・

 

 

 

「ら~♪ら~♪ら~ら~♪」

 

コズミックなエアの旋律を口ずさみながら、手際よく午後なおやつをてがけ、作り上げるはエア。英雄姫、ギルガシャナ・ギルガメシアである

 

《フッ、甲斐甲斐しく料理に勤しみおって。よもや我が厨房に立つとは思ってもみなかったわ》

 

愉快げに笑うは英雄王ギルガメッシュ。魂として語りかけ、肉体はエアに一任している

 

「ふふっ、柄にも無いことをやった方が楽しい!英雄王が仰有った通りだと思いますよ?」

 

今の英雄姫の姿は王の衣装『賢王の装束』を身に纏っている。キャスターなりしギルガメッシュが英雄姫にむけて見繕い仕立てあげたオーダーメイド礼装だ

 

頭には帽子、上半身はほぼ肌着に短いジャケット。英雄姫の至高の肉体を彩り、邪魔をしない装いだ

 

『流石に乳房を露にするははしたなかろう』と胸の部分には形状記憶素材の胸当てがつけられている。右手には黄金の手甲が嵌められ、女性の美徳の一つである指、手を完全に保護している

 

下半身はゆとりのある素材によるだぼっとしたズボンではあるのだが・・・フォウ曰く『スリットだらけじゃないか!凄い!』とされる程にあらゆる箇所にスリットが入れられ、脚の肌が垣間見える攻め攻めのデザインである

 

そして衣装全体に『あらゆる災厄を退ける呪い』がかけられており、これをつけている間、肌の損傷、悪意、劣化などを退ける事が出来る特注品の中の特注品である

 

 

それらは総て――総てを見たひと、ギルガメッシュからの今までの旅路、誰も知らない功労者たるエアへの褒美に他ならない

 

「それに、この衣装をついつい着てみたくて・・・えへへ。似合っていますか?」

 

その場でくるり、と一回転するエアに満足げに英雄王は笑みを溢す

 

 

《うむ。魂、身体に相応しい装いよな。まこと、賢しい我もよい仕事をする》

 

「やったぁ!ふふっ、英雄王の至高の肉体なので当然と言えば当然なのですが!」

 

誇らしげに胸を張るエア。豊かな胸がたゆんと揺れる

 

《ふはは!伊達に部員どもに『服が脇役になるから完全に着せ替えとしては失敗ですよ』と苦笑いで言われただけのことはあるな!うむ、よいぞ!やはり肉体に釣り合うにはデザインも最先端でなくてはな!》

 

上機嫌に笑う英雄王、誇らしげに笑みを溢すエア

 

王と姫でありながらも、そこに立場から生じる軋轢は無く、あるは愉快げな歓談のみである

 

《いずれファッションショーも執り行うとするか。・・・そら、バターケーキ、ケバブ、かりんとうができたのであろう?》

 

「あ、そうでしたそうでした。三人分よそって、と・・・」

 

手際よく英雄王、フォウ、自分のおやつを丁寧によそっていく。フォウにチョコとかは大丈夫なのかを尋ねたら『大丈夫さ!ビーストだからね!というかチョコで死ぬとかビーストの死に様として面白すぎるよ』と胸を張っていた

 

《面白おかしくない死に様など一つ足りとて知らぬのだがな》

 

「ハラハラしていますよ、ワタシ・・・『大丈夫?復活できる?』って」

 

《意地でも復活するであろうよ。最近は復活芸なるものに執心しているらしいようだからな》

 

「無理していなければいいけど・・・」

 

《愉しんでいるようだ、心配はあるまい。――我の分はとっておけ》

 

王の言葉に、キョトンとする

 

《獣めに噛みつかれるのも面倒なのでな。一時の休息、水入らずで語り合うがよかろう》

 

それだけを告げ、王は意識を眠らせる

 

《蔵に仕舞っておけ。鮮度は保たれよう。有り難く戴くとする。大儀だぞ、エア》

 

「――はい!お休みなさい、英雄王!」

 

丁寧に蔵に仕舞い込み、二人分のおやつを持ちながら・・・エアはフォウの下へ向かった・・・――

 

 

「フォウ~、お待たせ~!おやつ作ったよ~?あ、バターケーキはフォウのバターじゃないから共食いにはならないよ!大丈夫!」

 

ネフェルタリ、式から教わったおやつを持ちながら、白金エプロンを翻し笑顔でフォウに語りかけるエア

 

「さ、一緒に食べよ・・・ん?」

 

(ふふ・・・)

 

フォウは、黄金のパソコンの前で優しげに微笑んでいた。エアには気づいていない様子で、画面を見つめている

 

――あ、解った。カルデア大冒険日記の編纂だな~?

 

ニヤリ、と笑うエア。持ち前の好奇心が顔をだし、フォウがどんな素敵な女の子を見つめているのか確かめちゃおうと画策し、おやつをそっと置き、抜き足差し足でフォウの背後に回る

 

――今度は誰に御執心なのかな?やっぱりアルトリアさん?ナイチンゲールさん?いやいや、シータさん、式ちゃんネフェルタリかなぁ・・・?

 

 

フォウは気づいていない様子である。――アサシンめいてる!ワザマエ!

 

 

(――そーっと・・・はい、けん・・・)

 

パソコンを覗きこむエア、そこには・・・

 

 

(――ぁ・・・)

 

――そこに写っていたのは、『英雄姫』の画像ばかりであった

 

 

笑顔、楽しげに歓談している姿、如何な原理か、英雄王の傍らに魂として在るエアの姿をしっかりと一枚の画像に表したもの、戦いで共に戦っている姿を表したもの。ネフェルタリ、式と女子会を楽しむ姿、寝顔・・・

 

『無銘』から『エア』となり『英雄姫ギルガメシア』となってからの日常、戦闘関わらず、一日一日の一枚一枚を、確かに永遠にした写真を纏めたファイルを、フォウは見つめ、笑っていたのだ

 

 

(エアになってからの無銘は、本当に情緒が豊かになって・・・本当に嬉しいよ。最初から見守ってきた身としては、本当に感無量だ)

 

カタカタと『永久保存』の操作を行う

 

 

――フォウ・・・もしかして、今までのワタシの旅路を、毎日を。記録に残してくれていたの・・・?

 

見た限り、着替えや入浴のプライベートなシーンは見られない

 

つまり、下心なく・・・心から、純粋に。彼は願ったのである

 

(君の旅路を、『口伝』や『あったもの』だけで終わらせたりするもんか。・・・エアには悪いけど・・・『誰にも知られない』だなんて、何よりボクが嫌だからね)

 

 

姫の旅路の記録を。記憶だけでは終わらせない、確かな『足跡』を残すことを

 

 

果てしない運命の中で巡り会えた『姫』を。かけがえのない『親友』が、確かに此処に在るという事実と、因果を

 

永遠のカタチとして、残すために――

 

 

「――フォウ・・・」

 

声に出してしまったことを、エアは自身ですら気付かなかった

 

「ありがとう・・・」

 

・・・親友が、証明してくれたのだ

 

 

自分は、虚ろな亡霊や幽霊ではなく、確かに此処に在る生命であると

 

こうして、為し遂げたもの、為し遂げた事は、確かに――此処にあるのだと――

 

(ふふっ、どういたしまして。心配しないでほしい。君の着替えや入浴シーンは君の許可なく撮ってはいな――ほわぁあぁあぁ!?)

 

「あっ――!」

 

お互いがお互いを認識し、あわてふためく二人

 

 

「ごめんなさい!ちょっと、その・・・気になって!今度はどんな女の子のレポートを書いていたのかなぁって、ちょっとだけ、気になって・・・!ごめん!本当にごめんなさい!フォウ!」

 

深々と謝るエアに、あたふたと弁明するフォウ

 

(いやいや、謝るのはボクの方さ!キミは気にしないでいい!これは、その・・・なんと、いうか・・・)

 

しどろもどろになりながら、やがて顔を真っ赤にしてうつむいてしまうフォウ

 

(・・・ボクとしたことが、不覚だ。カルデア大冒険日記と同じくらい、キミの画像、キミの専用雑誌、画像を激写・編纂してしまうなんて。・・・いや、とっくにこうなっていたのかもしれない。改めて冷静になると、・・・キミという存在に、ここまで入れ込んでいる自分がいるんだね。そして・・・それが。キミに関われる自分がいることが、こんなに嬉しいだなんて・・・)

 

キュゥウウ、と縮こまるフォウ。頭を抱えながら丸まる姿は非常に可愛らしい。・・・中身を知らなければ、だが

 

・・・保管してあるエアの表情は、殆どが笑顔だ。切り取られた一瞬の瞬間の『姫』は皆、幸せそうに微笑んでいる

 

これは、彼の心の願いが顕れている、そして、誇りだ

 

『ずっと笑顔でいてくれるキミ』への感謝。『キミを、一番近くで見られたこと』への誇り

 

そして、願いだ。未来への願い。

 

 

彼は祈る。祈りを込めて、編纂を続ける

 

『これからも、キミの記録が笑顔で満ち足りていますように。これからの記録が、笑顔のキミで満たされますように』と――

 

(・・・本当は総てが終わったとき、キミとギル、ボクの三人で見返すつもりだったんだけど・・・こうして伝わってしまったのなら仕方ない!)

 

ガバッと顔をあげ、エアの柔らかな胸に飛び込む

 

「フォウ?」

 

 

くりくりと身体を押し付けてくるフォウを、優しく抱き抱える

 

(エア!親友のよしみとして、二つほどボクのお願い、頼みを聞いてほしい!絶対に、絶対にキミに聞いてほしいお願いがあるんだ!)

 

「う、うん!」

 

真っ直ぐに、穢れのない瞳で見上げてくるフォウを、見つめ返す

 

 

(一つは、もっともっとキミの総てを見せてほしい!勝手に撮影して身勝手な噺だけど、ボクはキミの一瞬をもっと、もっと増やしたい!見たいんだ!)

 

・・・そう。フォウは望んでいるのだ。旅の中で紡がれ、生まれていく尊さの、更なる記憶と記録を

 

(キミの旅路を・・・ううん、旅が終わったあと、キミだけの旅路を、人生を・・・一番近くで見させて、残させてほしい!)

 

自分を『人類悪』から脱却させ、自らを『親友』とまで言ってくれた、たった一人の『姫』に。偽らざる想いと願いを告げたのだ

 

『どうか、ずっと一緒にいさせてほしい』と

 

「・・・――勿論だよ、フォウ」

 

優しく、フォウを抱き寄せる

 

「ワタシの方こそ、ずっと、ずっと・・・よろしくね。フォウ」

 

(うん!そして、もう一つ!)

 

柔らかな温もりに目を細めながら、キッと表情を引き締める

 

 

(いいかい、エア。これからの旅路、どんな理由、どんな状況に陥ったとしても!決して、絶対に!『自分を犠牲にする』選択を選ばないこと!いいね、絶対だよ!絶対だからな!)

 

ぱたぱたと身体をよじりながら、フォウは想いを叩きつける

 

(キミがどんな選択をしても、ボクは受け入れるつもりだ!でも、でも――『キミがいない世界』を、ボクは絶対に認めない!誰もが笑顔であろうとも、誰が満ち足りていようとも!ボクは、そんな世界で絶対に笑ってやらないぞ!『ボクを置いていったキミ』を、一生怒ってやる!一生、泣いてやるんだからな!)

 

フォウは捲し立てる

 

キミのいない世界はイヤだ

 

キミがいてくれない世界なんて真っ平だ

 

(『完全無欠のハッピーエンド』に・・・キミがいないなんてこと!絶対に、絶対に認めないからな!絶対に、絶対にキミの、エアの犠牲なんて認めないから・・・だから、だから・・・!)

 

・・・ボクには、キミが、必要なんだ。と

 

(絶対に、絶対に無事に旅の終わりを迎えるんだ!ギルと、ボクと一緒に・・・いいね、エア!約束だよ!ボクとエアの、親友同士の約束だ!もし破ったら・・・ボクからキミを奪った世界なんか、ぶっ壊してやるんだからな!)

 

瞳を震わせ、キャウキャウと身ぶり手振りで伝えるフォウ

 

――もしかしたら、フォウは感じているのかもしれない

 

これからの旅路は、生半可なものではないと

 

自分の性格から・・・自己犠牲を選ぶのかもしれない、と

 

『完全無欠のハッピーエンド』の代償に、自分を使うのかもしれない、と――

 

・・・言える

 

今なら言える。フォウの求めている答えが、返答が

 

 

「――勿論。約束するよ、フォウ」

 

そっと、フォウに囁く

 

「ワタシと、フォウと、王の三人で――ワタシ達が望む未来にたどり着こう。必ず、誰も欠けない結末を掴みとろうよ」

 

約束はできない

 

でも、確約は出来る

 

この胸の中にいる親友を、裏切らないと

 

お気楽で、けれど・・・心配性で、とても優しいこの親友を、哀しませることはしない、と

 

この、魂に懸けて――絶対に

 

「いつか、ツーリングをして・・・いつか、この星も飛び出して!まだ見たこともない世界に、必ず皆で一緒に!」

 

フォウを、強く抱きしめる

 

「王と、ワタシと、フォウで――一緒に!」

 

絶対に――この小さな親友を、手放しはしないと――!

 

(――うん!信じているよ、エア――!)

 

答えを得た――そう告げるように、高らかにフォウは声を上げるのだった――

 

 

「よーし!じゃあ早速おやつを食べよう!その後はお風呂であらいっこして、二人で同じベッドで寝ようね!」

 

(うん!キミの身体の汚れ、マーダーしてみせるとも!)

 

「その後はネフェルと、式ちゃんと一緒にお話しして、ギルやファラオ・オジマンディアスの話をして、それから――」

 

希望に満ちた歓談は弾む。当たり前の、かけがえのない時間を紡いでいく

 

 

《――フッ、はしゃぎおって。だが赦す。酔狂とは言うまい。無二の友を得て、この世の総てを謳歌する。――我にも大いに、馴染みのある体験であるのだからな――》

 

そんな姫と獣の絆を、愉しげに、愉快げに。至高の王は眺め続けた――




次回、第六研鑽


今度こそ、この手で――


「マシュ、貴女の中の英霊、貴女を救い、共に在りし英雄の名を・・・オルガマリー・アニムスフィアの名の下に。今こそ貴女に伝えます――」

「――それが、私の中の英雄の名前――」


円卓粛清領域、キャメロット


「貴様らの旅路!誠に痛快であった!よもや貴様らならば、かの魔術王めに勝算を弾き出すやも知れぬと思わせるほどに!」

「ファラオ・オジマンディアス、それは――!」

「敢えて問おう!残り二つの特異点!そしてその先にも!貴様らの未来と旅路は続くものだと!このファラオ・オジマンディアスに告げる気概と確信はあるか!!」


「鐘の音が、聴こえるんだよね。ずっと、なんというか、耳許で――」

【龍なる娘よ。我が前、我が廟の前にて・・・その決意を示すが良い――】


「貴方は――獅子王――!?」

「違う。私は人理を守護し、切り拓く騎士の王。乱心した円卓を諌め、糺し、天に返すものだ」


「とうとうこの日がやって来ました!!円卓粛清七番勝負!行きますよモードレッド!覚悟もろとも皆殺しです!!セイバー殺すべし!!」

「よっしゃあ!円卓潰しはオレの得意分野だぜ!!」


「だから、その・・・私も、御褒美として・・・カルデアに・・・」

「美味しいお米がどーん!どーん!」


「――下らぬ存在(モノ)に、成り果ておって――」

――王・・・

「バカはそっちだ!舌を噛むぞ、真面目にやれ!」

「アイキャンフラァアァアァイ!!」


「『裁き』か――良いぞ。正面からそのおぞましき槍、へし折ってくれる――!!」


「『どう生まれたか』よりも、『どう生きるか』――私はこの言葉を、生涯忘れません」

「マシュ――」


「行きましょう、先輩。私達の望む、旅の果てへ――!」


「聖槍・・・はははははっ!見るもおぞましい・・・ならば見せてやろう、清きものを侵し浸す我が珠玉の庭園を――!!」

「見せてやろう!星の大海を往き、総てを凌駕し蹴散らす人類最古にして最新なる『舟』の輝き、その威光を!たかが星を繋ぎ止める爪楊枝など、一息にへし折ってくれる!!」

「デンデラ大電球、起動!!見るがいい――アメンの愛を!!!」


『英雄姫、お前は私を呼ぶものか。お前は私を拒むものか。聞かせて欲しい。お前の答えを』

――ワタシの答えは、決まっている――


近日、執筆予定



今度こそ、この手で。我が王を、殺すのだ――



「それは総ての疵、総ての怨恨を癒す、我等が故郷――」


乞う、ご期待


「顕現せよ――!!!!!」

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