人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜   作:札切 龍哦

2553 / 3000
こちらは特異点予告も含めたものとなっております!

ふかやんさん、ありがとうございました!


マテリアル〜ヘラクレスへの憧れ〜

『皇帝ではなく、英雄となる事を願った男』

 

 

『はっはっは!遠からん者は音に聞け!近くに寄らば目にも見よ!!我こそは偉大なる者、ギリシャに置いて知らぬ者無き大英雄…ヘラクレスなるぞぉ!!』

 

 

クラス:アーチャー?

 

 

真名:ヘラクレス?

 

 

身長・体重:188cm・90kg

 

 

出身地:ギリシャ?

 

 

属性:混沌・善

 

 

出典:史実?

 

 

ステータス:筋力A+? 耐久A? 敏捷A? 魔力A? 幸運B? 宝具?

 

 

クラス別スキル

 

対魔力:C

 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

 

 

単独行動:B?

 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

 

 

固有スキル

 

 

???:EX

 

 

???:A+

 

 

宝具

 

『???』

 

 

Weapon

 

『無銘:棍棒』

 獅子の頭部を彷彿とさせる細工が施された頑丈な棍棒。

 

 

解説:異聞帯に対して備えを続けていた楽園カルデアがある時感知した特異点において君臨しているサーヴァント。ブロンドのショートヘアーに緋色の瞳をもつ、闊達さを感じさせる風貌の青年。自身をヘラクレスと名乗っており、それを証明するかのように獅子の毛皮を加工したマントを羽織っている…のだが、その下に着込んでいる甲冑はローマ帝国のそれである。果たして、その正体は…?

 

 

 

 

 

『真名看破』

 

 

『ああ、そうだとも…。我は…いや余こそは、ローマ帝国における暴君が一人。皇帝としての責務から目を背け、死の遊戯の舞台である闘技場に入り浸り続けた愚か者。そして、大英雄ヘラクレスの生き様に救いを見出した男………ローマ皇帝ルキウス=アウレリウス=コンモドゥス=アントニウスである!!』

 

 

クラス:プリテンダー

 

 

真名:ルキウス=アウレリウス=コンモドゥス=アントニウス

 

 

属性:混沌・中庸

 

 

身長・体重:188cm・90kg

 

 

出身地:ローマ

 

 

出典:史実

 

 

性別:男

 

 

ステータス:筋力A+ 耐久B+ 敏捷B+ 魔力D+ 幸運D+ 宝具A+

 

 

クラス別スキル

 

対魔力:C

 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

 

 

単独行動:A+

 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。ランクA+ならば、宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合ではない限り単独で戦闘できる。

 

 

固有スキル

 

 

英雄憧憬:EX

 ある英雄がその生涯において、自身よりも以前の時代を生きた英雄に憧れ、そうでありたいと振舞う…余人から見れば『狂っている』と称するほどの妄執が固有スキルとして発言した物。

 

 

 『虚仮の一念、岩をも穿つ』と言う言葉がある様に、命を落とす最後の時まで大英雄ヘラクレスであり続けたいと思い続けた彼の妄執は、サーヴァントとして現界した事で本来ヘラクレス本人が所有している宝具と彼の戦闘技術の一端を所有するに至った。

 

 

 伝承に曰く…プリテンダーは信頼していた姉が帝位簒奪を目論んで主導した暗殺未遂計画を知り、政治への意欲を失って表舞台に姿を見せなくなり、親政を行う様になった時には自身をヘラクレスの化身と称して闘技場に入り浸る様になった。

 

 

 民衆などの第三者からは皇帝としての責務から背を向け、闘技場に入り浸る彼を『暴君』と見て嫌悪し煙たがった。だが…大英雄ヘラクレスの生き様は、信頼したはずの相手の裏切りによって心に傷を負った彼にとって、唯一無二の『救い』であったのだ。

 

 

皇帝特権(剣闘士):A+

 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。該当するスキルは騎乗、魔術、芸術、カリスマ、軍略、等。また彼の場合、相手の剣闘士として相応しくない特定の行動(STR以外の攻撃、アイテムの使用、逃走行為、背後からの奇襲)に対し、即座にカウンター攻撃を行う事が可能となっている。

 

 

心眼(偽):A-

 視覚妨害による補正への耐性。第六感、虫の報せとも言われる、天性の才能による危険予知である。

 

 但し闘技場外では、このスキルの効果は半減する。

 

 

戦闘続行:C

 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

 

 

宝具

 

『憧憬模倣・射殺す百頭(ナインライブス・アドミレーション)』

ランク:A 種別:対人・対軍宝具 レンジ:1~30 最大捕捉:1000人

 プリテンダー自身の一万二千人を超える剣闘士を殺した逸話にヘラクレスのヒュドラ殺しの伝説が融合し生まれた宝具。

 

 

 百本の矢の高速連射により敵を殲滅する。その速度は百本の矢が同時に放たれたと錯覚するほどであり、矢の一本だけで高位の魔獣一頭を殺すことができる。

 

 

 一点に集中して矢を撃ち込むことも可能であり、その場合矢は一本の極太レーザーのように見える。

 

 

 闘技場に入り浸り、民衆からは暴君として嫌悪されたプリテンダーであるがその実力は本物であり、自ら猛獣を相手取ってこれを討ち倒したり、その生涯において一万二千人もの剣闘士を討ち倒したと語り継がれた。

 

 

『皇帝に非ず、英雄に非ず。この身何者にも成れねども、戦士の魂此処に有り。嗚呼偉大なるローマよ、Morituri te Salutant!(死にゆく者より敬意を捧げます)』

 

 

『籠の中の小英雄(モリトゥーリー・テー・サルータント)』

ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:2人

 円形闘技場にて戦い続けた剣闘士としての人生の象徴たる宝具であり、固有結界とは似て非なる大魔術。

 

 

 円形闘技場での闘いで一万二千を超える剣闘士達を葬り去った逸話の具現。プリテンダーが対象から向けられる敵意を認識すると自動的に展開され、自身と対象を結界内に取り込む。

 

 

 この闘技場の中では剣闘試合の概念により、STRを使用した攻撃以外ではダメージ判定が発生せず、対軍宝具以上に種別される宝具を所持している場合それらは著しく弱体化を余儀なくされる(例を挙げると、エクスカリバーやバルムンクなどの場合は光の斬撃などを放つ事が不可能になると言う感じになる)。

 

 

 またゲイ・ボルクの『因果逆転』の呪いやゲイ・ボウの『治癒不能』の呪いと言った効果も、この結果以内では無効化されてしまう。ただし佐々木小次郎の『燕返し』や宮本武蔵の『六道五輪・倶利伽羅天象(りくどうごりん・くりからてんしょう)』、アサシンの李書文の『无二打』の様な『サーヴァント自身が磨き抜いた武技が昇華された』系統の宝具は弱体化の範疇には入らない。

 

 

『臆病者に死を(ポリケ・ウェルソー)』

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1人

 『籠の中の小英雄』発動中に相手が逃走、時間稼ぎ等によりプリテンダーと真剣に戦わなかった場合に発動できる宝具。

 

 

 プリテンダーが腰に差しているグラディウスを抜き払って天高く放り投げる。するとグラディウスは相手の近くに転移し、その首を切り落とす。

 

 

 これは物理攻撃ではなく罰としての概念攻撃であるため防御不能。情けない戦いをした剣闘士には観客から死を命じられることから。

 

 

Weapon

 

『無銘・弓矢』

 黒い光沢を放つ強弓。プリテンダーが愛用した武器の一つであり、闘技場にて幾多の獣や剣闘士を葬った。

 

 

『グラディウス』

 プリテンダーが腰に差しているローマ帝国を象徴する刀剣。象牙の柄に宝石が嵌め込まれた豪奢な造りとなっている。普段は使用せず『臆病者に死を(ポリケ・ウェルソー)』の際に使用する。

 

 

『無銘・棍棒』

 プリテンダーが大英雄ヘラクレスに憧れ、彼の様な得物を使いたいと作らせた二振りの棍棒。鉄鋲が埋め込まれた単純な造りとなっているが、霊基再臨を重ねると片方は獅子の頭部を彷彿とさせる造りとなり、もう片方はヒュドラが絡みついたかのような造りに変化する。

 

 

能力:伝承において皇帝でありながら闘技場において一万二千人もの剣闘士を屠って見せたとされる様に、対人戦闘においては並大抵のサーヴァントではまず相手にならない実力を持ち合わせる。

 

 また前述にある宝具を発動する事で、複数のサーヴァントが対峙していても強制的に一対一の戦闘に持ち込む事が可能であり、また対軍宝具以上の宝具を所有している場合その宝具を弱体化させる事も出来る。

 

 

解説:第17代ローマ皇帝。五賢帝の一人マルクス・アウレリウスの息子であり、在位中の皇帝を父に生まれた最初の“紫の皇子”である。5歳で副帝に指名され、後継者としての教育を受けて育ち、18歳で帝位を継承した。

 

 

 初めの頃は皇帝として不適格な人間では全く無く、ゲルマン民族と講和を行い、戦争早期終結と予定されていた軍団創設中止で国家財政も安定させるなど五賢帝の一人であるマルクス・アウレリウスの後継者としての片鱗を見せた。

 

 

 しかし頼していた姉のルキッラによるコンモドゥス暗殺未遂事件以降、彼の政治への熱意は失われ、猜疑心に取り憑かれてしまい、実権を振るう側近に政治を全く委ねてしまう。

 

 

 やがて親政を始めた頃になると誇大妄想の様相を露わにし、自身をヘラクレスの化身と名乗りゼウスの息子を称したのである。また剣闘競技に夢中になり、実際の見せ物に出場して野獣を殺したり、皇帝自ら円形闘技場で剣闘士試合に参加、1万2千人もの剣闘士を殺害したと言われる。

 

 

 この事から彼の暗殺計画が持ち上がり、大晦日の夜に夕食の席でマルキアがコンモドゥスの飲むワインに致死量の毒を混入させたが解毒剤を常用していたコンモドゥスは無事であり、あわてた陰謀者らは次の手を打ち刺客を送って入浴中のコンモドゥスを殺害させた。一説によるとどんな武器を取っても大変な使い手であったため、闘技場では殺しようが無かったためだといわれ、その最後は刺客として送られたレスリング教師による絞殺だった。享年31歳。

 

 

 元老院からは記憶の断罪処分を受けたが、死体は歴代のアントニヌス家の皇帝達と共にハドリアヌス廟に葬られ、のちに皇帝セプティミウス・セウェルスが、アウレリウス家の好意を得ようとしてこの刑の適応を免除し、コンモドゥスの記録は回復され、コンモドゥスは神として祀られた。

 

 

人物:ブロンドのショートヘアーに緋色の瞳をもつ、闊達さを感じさせる風貌の青年。獅子の毛皮を加工したマントを羽織り、ローマ帝国で使用されていた甲冑を纏っている。背中には自身が闘技場で使用していた強弓を背負い、腰には豪奢な装飾が施されたグラディウスと二振りの無骨な棍棒を挿している。一人称は『私』。

 

 

 傲慢で尊大な物言いや振る舞いをするが、物事に真面目に取り組もうとする一面を見せる事もある。これは嘗て即位当初、皇帝としてその責務に応えようとした名残であるとのこと。ヘラクレスの事を掛け値なしに尊敬しており、彼の様になりたいと言う想いは人一倍強く、その為かヘラクレスに厚い信頼を預けているイアソンとは馬が合うのか、ヘラクレスの話に花を咲かせるなどして共にいる事が多い。

 

 

 …生前の出来事において彼は一切の反論をする事は無い。自分が犯した所業はどれも自分の身から出た錆である事を、外ならぬ自分自身が理解しているのだから。だが、初めから自分とてあの様に狂った所業に染まっていたわけではない。

 

 

 古代ローマにおける五賢帝の一人であるマルクス・アウレリウスの息子として生を受けた彼は、初め父が統治するローマ帝国を受け継ぐ者として、その期待に応えようとした。

 

 

 ゲルマン民族と講和を行い、戦争早期終結と予定されていた軍団創設中止で国家財政も安定させ、傷病兵の見舞いや戦死者遺族・行方不明者家族への詫びに回り、講和を結んだ際にも敵の捕虜になったローマ人の全員返還に関しては強い意志で押し通しているので、捕虜やその家族に対する気遣いを忘れないなど即位した当初は父であるマルクスから受け継いだローマを好く治めようと精力的に活動していた。

 

 

 だが、そんなコンモドゥスに暗雲が垂れ込める。信頼していたはずの姉・ルキッラが帝位簒奪を目論んで、自身を暗殺しようとしたのである。幸いな事にこの暗殺事件は未遂で終わりはしたが、この事が彼から『皇帝としてローマをよりよく治めよう』と言う熱意を奪い、猜疑心に取り憑かれてしまい、実権を振るう側近に政治を全て委ねてしまう。

 

 

 そんな彼の心の拠り所となったのが、古代ギリシャの英雄たちの物語だった。特に彼の心を強く引き付けたのが…大英雄『ヘラクレス』の生涯だった。神々によって翻弄され、己が家族を手にかけてしまうと言う悲劇を前にしながらも、決して折れる事なく立ち上がり、十二の難業を成し遂げた…そんな彼の生涯は、血を分けた肉親の裏切りによって心に深い傷を負ったコンモドゥスにとっては、何よりの『救い』だったのだ…。

 

 

 次第に彼は自身をヘラクレスの化身と称して振舞う事が多くなるが、これも己の心の傷を少しでも癒そうという彼の考えだった。ヘラクレスの様に振舞っている間だけは、辛い過去を忘れられたから。そうして闘技場に出て剣闘士達を相手にし出したのも、ヘラクレスの勇敢な背中を追いかけたいと言う…コンモドゥスの切実な思いがあったから。その実力は確かであり、あらゆる武器での演舞や試合で優れた成績を残してはいた。

 

 

 だが、民衆らはそんなコンモドゥスの苦悩を理解する事は無かった。皇帝としての責務から目を背け、野蛮な剣闘士業に必死に明け暮れる…人々はそんな彼を『英雄』ではなく『暴君』として嫌悪した。やがてそんな彼の生涯は、暗殺と言う形で幕を閉じる。

 

 

 暗殺に備えて解毒剤を服用してはいたが身動きを取りづらくなり、さらに武器を持つ事も出来ない状態で絞殺されると言うその末路を…彼はこれと言った感情を抱いてはいない。自分の行いは人々からすれば到底受け入れられないという事を、自分自身が理解していたが故に。

 

 

 ただ一つ心残りがあるとするなら…それは自分の実力が届くかどうかだった。自分が憧憬を抱き、彼の様にありたいと願った…あの大英雄にこの力がどれほど届くか否か。それを確かめられなかった事が何よりも残念で仕方なかったのだが…。

 

 

マスターとしての立ち位置:通常の聖杯戦争などにおいても召喚が可能であるサーヴァント。マスターである魔術師の指示に従う事についてこれと言って思う所はなく、大人しく指示に従う。だが皇帝だからと言って媚び諂う様な態度は生前の事もあって却ってNG。下手をすると怒りをかって殺害される事も…。

 

 

 逆に彼の事を対等な関係…仲間や友と言った関係を求める様なマスターであるなら、彼は喜々として協力を惜しむ事は無いだろう。

 

 

知名度:☆4

 世界史…特にローマ史に詳しいのならその正体を察せられるであろうサーヴァント。

 

 

人物関係

 

 

ヘラクレス:自身が憧れ、彼の様にありたいと想いを寄せて止まない大英雄。通常のカルデアで召喚され、バーサーカーとなっている彼を見ても嬉しさを露にするだろうが、楽園カルデアにおける理性を持った状態のヘラクレスと邂逅を果たせたのであれば狂喜乱舞する事間違いなし。

 

 

『おお、おおおおおおおお!!あれは…あれは、あれこそは!!まごう事なき大英雄ヘラクレスか!!こうして同じ旗の下、共に戦える事になろうとは…マスターよ、貴公には感謝してもしきれぬ!!……それで、厚かましい願いだとは承知している。だが、敢えて言わせて貰いたい!大英雄ヘラクレス、どうか私との尋常な立ち合いを!!私はずっと貴方に憧れてきた!!もし貴公との立ち合いが叶うのならば、我が生涯此れに勝る喜びは無し!!』

 

 

イアソン:アルゴノーツを率い、冒険譚を成し遂げた人物。ヘラクレスが信を置く彼の事もコンモドゥスは良く思っており、時々ヘラクレスの武勇伝などをイアソンから聞こうと食堂で話をする事が多々ある。

 

 

『イアソン殿か…うむ、知っておる!ヘラクレス殿を含めたギリシャの英雄達アルゴノーツを引き連れての冒険譚…私は書物などで何度も読み返したとも!そんな彼とも出会う事が出来た事、心から嬉しく思う!』

 

 

ネロを含めたローマ組:コンモドゥス自身一応ローマ帝国の皇帝の一人であり、先達ともいえる人物が揃っているのだが、正直あまり近づこうとは思っていない。彼自身、皇帝としてではなく英雄として生きたいと思っている為距離を置きたいと思っているという事。そして…暴君と呼ばれたが故に合わせる顔がないと思っているが故に。

 

 

『ネロ・クラウディウス殿にカエサル殿、カリギュラ殿に…神祖ロムルス殿まで。…益々距離を置きたいものだ。むっ?なぜ彼らと顔を合わせぬのだと?決まっておろう。私にとって皇帝と言う物は呪いの様なものだからだ…私は皇帝としてではなく、ヘラクレス殿の様な英雄としての生涯を往きたかったのだからな。……それに、暴君と語られる振る舞いを行い、皇帝としての責務から眼を背けたのだ。合わせる顔などありはせぬ…』

 

 

リッカ:今回自分を召喚したマスター。大英雄ヘラクレスに教えを受けている事を知ると珍しく嫉妬していたが、それ以上に真っ直ぐな彼女の気性を気に入っており、同じ師の下で教えを受ける仲間になれた事を嬉しく思っている。

 

 

ルキッラ:コンモドゥスにとって姉にあたる女性。史実では放蕩な振る舞いを多々行う様になったコンモドゥスから帝位を奪う為に暗殺計画を立案したとされているが、Fate時空では他の帝政関係者達の暗殺計画を諫めようとするも無理やり旗頭にされていた。姉弟仲は悪くなく、ルキッラを流刑にしたのも実の姉を殺めたくなかった彼の精一杯の抵抗だった。

 




特異点 『剣戟繚乱舞台コロッセウム』『皇帝にも、英雄にもなれなかった男』


 来るべき戦いに備え訓練などに励むリッカやグランドマスター達。そんな彼女達にオルガマリーの指示が飛ぶ。


『リッカ、グランドマスターのメンバーたちに連絡!特異点の反応が出たわ!』


 そうしてリッカと同行する事になったサーヴァントのネロとヘラクレス…そうしてレイシフトを行い、辿り着いた先に現れたのは…巨大としか言いようのない大闘技場だった!


『古今東西の英雄達よ!貴様らに叶えたい願いはあるか!?それを叶える機会を、我はここに設けてやったぞ!万能の願望器…聖杯がここにある!だが、ただで手に入る物は存在せぬ!欲するならば、戦って手にいれよ!!そうして戦い抜いた先、それを保持する我を討ち倒した相手に…聖杯は手に入れられる!だが心せよ…汝らの前に立つのは、万夫不当の大英雄ヘラクレスなのだから!!』


 闘技場の舞台の中央に立ち、高らかに叫ぶ男。その言葉に驚きを隠せないリッカとヘラクレス。何せ当のヘラクレス本人がここにいるのだから…。そうして調べた結果、どうやら集っている英雄豪傑達との一対一の戦いを勝ち抜き続けなければ、聖杯を手に入れられない事が判明。


「成程ね…けど、シンプルで分かりやすい!」


「うむ。戦い続け勝利を重ねていけば聖杯を手に入れられるのだ。これほど解決策が分かりやすい特異点もないだろう」


「うむ!では早速エントリーをするとしようぞ!目指せ優勝である!!」


 そうしてエントリーしようとしたのだが、間が悪く一人しかエントリー出来ない事が判明。そこでリッカが自らの実力を試そうと出場を決意する!


 数多の英雄豪傑達との熾烈な激闘…それらを受けながらも勝ち抜き続けるリッカ。だが、勝ち抜きをして休息をとるリッカは、ある人物の生涯を夢で見るようになる。やがてそれは、自分が最後に戦うであろう…あのヘラクレスを名乗る『何者か』の生涯である事を知る。


 やがて決勝戦、とうとう相まみえたリッカとヘラクレスを名乗る『何者か』。


「…初めて見た時から思っていた。貴様は我が全力を以て討ち倒すに足る相手であるという事に」


「うん。…始める前に言わせてほしいの。貴方の正体…本当の真名を」


「…許す、述べよ」


「ヘラクレス…ううん、貴方の真名は…!」


 そして…ついに激闘の幕は上がる!果たして勝つのは雄々しく咲き誇る龍の華か!それとも大英雄に憧れ、その生き様を追いかけた男か!!


Fate Grand Order 『剣戟繚乱舞台コロッセウム』
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。