人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜   作:札切 龍哦

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残業にて本編を打つ時間が無いので、

フロム風テキストでリッカ達の色々なものを紹介する企画を試みようと思います。

フロムはテキストも味わい深いので一生懸命エミュレータしようと思いますので、お気楽に読んでください!

メッセージと感想は明日以降行います!


フェイト・フロム・テキスト〜リッカ編〜

『童子切安綱』

 

藤丸龍華が帯刀する刀の一振り。紫色の雷を帯びる。

 

龍華の故郷における『天下五剣』に類する神秘殺しの英雄が彼女の守り刀として授けたもの。

 

凄烈なる拵えには、二つの祈りが込められている。

 

最愛なる娘への健やかなる願い。

 

そして、その敵を一切鏖殺せんとする牛頭天王の誓いが。

 

 

『龍哮怨獣斬村正』

 

藤丸龍華が帯刀する刀の一振り。血染めの赤と黒き雷を帯びる。

 

刀工村正が作り上げた『至高の失敗作』の一つ。持ち主も、一切の業も喰らいつくさんとする恐るべき妖刀。

 

新たなる持ち主との長く激しい激闘の末、この刀には祝辞が刻まれた。

 

『生まれてきてくれてありがとう』

 

その言葉は龍哮にとって、万の宿業を平らげるに勝る至福の一口であった。

 

 

『星を穿つ黄金』

 

シューティングスター・オルテギュアー。藤丸龍華が月の女神アルテミスより授かった、アルテミスの神体起動キー。アルテミスの神威そのもの。

 

夜においてあらゆるものを撃ち貫き、月女神そのものから放たれる光は夜の穢れ全てを滅する。

 

神とは求められ、敬われるものであった。

 

与え、奪い、また罰を齎すものであった。

 

だが、その少女はただ真っ直ぐに神の幸せを祈った。

 

故にその女神は、その少女に撃ち落とされた。

 

神を言祝ぐその清廉極まる信仰心に。

 

 

『幽谷のマフラー』

 

藤丸龍華が、山の翁から賜った外套。死の霊炎たる蒼き焔で編まれた死の秘宝。

 

精神を幽谷に潜みし山の翁に繋げ、その暗殺の絶技を宿す。

 

山の翁とは、ハサンを殺すハサンである。

 

暗殺者を殺す暗殺者。その大義の為、得物は大剣を選んだ。

 

その隠密の業は、在りし日の残滓であり、残滓でありながら、その影を踏むものは一人としていない。 

 

『将門公の勾玉』

 

藤丸龍華が東京の守護神、平将門公より賜った至宝たる勾玉。

 

あらゆる状態異常や精神干渉を打ち消し、呪詛を祓う神具。

 

平将門公とは、東京の守護神にして三大怨霊の一角たる存在である。

 

時の朝廷に反し、世界を変えんが為に戦い、討たれた。

 

彼が守護神であるか、祟神であるかは相対するもの次第である。

 

そしてこの勾玉の持ち主にとって、彼は比類なき守護神であった。

 

 

『天沼矛』

 

藤丸龍華が日本の創造の女神、伊邪那美命より賜りし『國造の槍』とされる秘宝の中の秘宝たる至高の槍。

 

日の本の血筋あるところに、あらゆる誓約を無視した創造神の奇跡を巻き起こす創世と豊穣の槍。

 

この槍を何者かに賜わすには、二つの条件が必要とされる。

 

伊邪那美命の釜の飯を食べること。そして元夫たる伊邪那岐命の了承があること。

 

伊邪那美命を信じること、そしてまだ互いに愛が備わっていること。

やかましい母神は幸いにも、比類なき二つに恵まれていた。

 

 

戦技『射殺す百頭・地獄の九所封じ』

 

大英雄ヘラクレスが使用する宝具、ナインライブズにリッカが敬愛する超人の技を掛け合わせた体術の絶技。

 

背中、両腕、両足、頭、腹、手の甲、最後に首を破壊する獣の断頭台にて対象を完全に破壊する。

 

獣の断頭台は『憐憫の断頭台』へも派生する。

 

敵に触れたら必ず壊せ。

神をも越える力を手に入れろ。

 

その二つの誓いこそが、この技を必殺たらしめる。

 

 

『雷位開帳・龍哮一閃・雲曜神雷』

 

藤丸龍華が宿業を斬り捨てるために開眼した極みの領域。宮本武蔵の『空』と領域を同じくする、数多の剣士が目指し、その全てが掴めなかった極意の一つ。

 

此方から彼方へ『辿り着く』力こそが雷位であり、全ての目につく森羅万象の距離を踏破する瞬雷の如き剣技の領域。

 

遥か彼方に隠された宿業、魂すらも斬り捨てる絶技にして秘奥。

 

比類なき剣神の証であり、龍華に様々なものを齎している。

 

神をも斬り魔をも退ける神雷の境地。

 

そして、助けるために殺めた比類なき母の鼓動。

 

修羅と羅刹が道を譲るほどに、彼女の手は親しい血に塗れていた。

 

『悪神の龍鎧』

 

リッカに宿る神格、アンリマユとアジ・ダハーカの力が具現化したもの。

 

神の力の具現たる真エーテルで編み込まれており、ありとあらゆる干渉と衝撃を遮断し無効化する。

 

アンリマユはゾロアスター神話の絶対悪であり、アジ・ダハーカはその眷属たる邪悪なる龍である。

 

リッカに宿りし二柱は、しかし本体への害や不調を齎すことなく楽しく静かに暮らしている。

 

二人はリッカをこの上なく信頼し、信用し、そして重宝している。

 

悪意に満ちた人間が、なんの気まぐれか人を助ける。

そんな気まぐれにより、この世に生まれた尊いものそのものな彼女を。

 

 

『アジ・ダハーカ・アンリマユ』

 

藤丸龍華の、その身に宿した神と龍の力を完全開放し自らの姿を悪神龍たる存在へと変化させる、ゾロアスターの悪神の再顕現とも言っていい秘奥義。

 

その咆哮と言葉には、全ての知性体のコミュニケーションの反作用が備わっており、範囲内にいる全ての生命体のコミュニケーション能力と精神を漂白し、自らの糧として食らい尽くす。

 

悍ましき悪神、恐ろしき悪龍。それと知ってリッカは当然のように自らの中へと招き入れた。

 

私は私であることから逃げない。あなた達も、間違いなく私だから。

 

招き入れれた魂達は、自ら達のやり方を使い藤丸龍華の魂を護っている。

それはきっと、恩返しと義理立てであろう。三人は、完璧な関係を築いていた。

 

『親友の手紙』

 

遥かなる天文台、その導きとなった求道師の言葉が綴られている手紙。

 

文字は震え、霞み、滲んでおり、辛うじて読むことができ、執筆者が死の淵で書き込んだ事が見て取れる。

 

どうか、善き旅路を。

 

そこに記されている言葉はすべて、祝福であった。

 

自らの運命への。

 

そして、輝ける生命である貴女への。

 

 

『父との写真』

 

藤丸龍華がシャーレのアダム・カドモンとキヴォトスで撮った写真。

 

眩しい笑顔のリッカと、優しげな笑みのアダムが映っている。

 

リッカにとって、親とは期待であり、重圧であり、傷であり、積みであった。

 

しかし、アダム・カドモンを知った時、彼女は思ってしまった。

 

この人が、私のお父さんだったなら。

 

アダム・カドモンはその願いを真摯に受け止め、彼女の今生の父であろうと誓った。

 

この写真は、互いの魂が親子として結ばれた証である。

 

『カルデアの令呪』

 

リッカの右腕に刻まれた、カルデアのマスターの証たる令呪。

 

三画で一つの紋様であり、サーヴァントに様々な奇跡を齎す。

 

リッカにとって、これは聖痕であり証明である。

 

己がカルデアのマスターであること。

 

そして、自身が世界の為に戦う者であること。

 

その誓いがある限り、リッカが折れることはない。

 

導かれた運命は果たすべき宿命となり、果たすべき宿命は、遥かなる使命となったのだ。

 

愛する世界に平和を齎す、遥かなる使命に。

 




また執筆の時間が無かった場合に色々書き記してみます!


明日からまた、本編をよろしくお願い致します!
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