人理を照らす、開闢の星   作:札切 龍哦

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世界の果て


「・・・おやおや。これは想定外の展開だ」

「果てが、ある・・・なんて」

「恐らく特異点の消滅が始まっているからだろうね。――全く困った。世界は果てがないから面白いのに。誰かに決められた終わりがある世界なんて興醒めもいいところだ」

「あ、モーセ!何処にいくのよまたー!」


「カルデアの皆に合流しよう!君を預けなきゃいけない!僕はラーメスに会って遺跡の探索の許可を貰うか、君と行くか・・・まぁやりたい方でいいかな!うん!」

「つまり――!?」


「『この世界を救おう』って事だよ!今こそ君と僕の神様の威光、示さなきゃいけないときと見た!さぁスフィンクス、導いておくれ!恐らく彼らは『砦』に向かうはずさ!」

「待って待って!置いてかないで――!!」


『マリア、我が部屋の掃除は任せたぞ』

「はい、私は王妃ですけれど、手際のよさ使用人にだって負けないわ、ゴージャス様!」

『それと、お前に逢わせたい者が一人できた。楽しみにしておけよ?』

「まぁ!ふふっ。ブリオッシュやパンを用意して、お待ちしておりますわ!」

『ではな。留守は任せる』

「はい!お気をつけて!ゴージャス様!」


(誰かしら・・・とっても楽しみね!ふふっ・・・仲良くなれれば良いのだけど・・・)


――王妃様・・・ヴィ、ヴィヴ・ラ・ウルク!

《無理に合わせずともよいぞ?ふはは!ぎこちなさが実によい!貴族は似合わぬな、エア!》

――そ、そうですね!自然体、自然体!

(また尊み空間が・・・イイ・・・)


弓バカ一射

「さて、滞在にして二日め。そろそろ行動を起こしてもよい頃合いだ。これ以上の休息は慢心の元となろう」

 

 

 

王、ギルガメッシュが聖都の空を眺め、腕を組む

 

 

 

「マスターめが冠位の暗殺者より出逢い、情報を持ち帰ったのだ。動く機は今であろうよ」

 

 

『まさかグランドアサシンがいるなんてね・・・!何だかマントとか貰ってたし!どうやったんだろう・・・万に一つも勝てる相手じゃないのに・・・』

 

 

――いや、きっとマスターは倒したんだと思う。何となく、そんな気がします

 

そう。武器ではなく、暴力ではなく。敵意を、戦意を挫き絆を紡ぐ

 

そんな戦いを得意とするマスターを、私達はよーく知っているのだから

 

 

『リッカだもの。大抵の無理は通すわよ。大体道理で動く賢い輩がゲーティアや人類悪、滅亡に立ち向かうわけないじゃない。私達皆お馬鹿さんよ』

 

オルガマリーはもう完全に開き直っている。『まぁリッカだし』と納得している様子だ

 

『人類悪を宿す少女・・・事実は小説より奇なりなんてまさかこんな形で痛感するとはね・・・』

 

「故人が戯れや虚言を後世に残すと思うか?織物に織り込まれる糸にはそれなりに意味と意義が宿るものであるに決まっていようが」

 

呆れるロマンを、英雄王が諌める。意味のないものは、歴史にはけして綴られぬ、と

 

《我が残す教訓は一つだ。宝があるなら迷わず取るがよい。この世の悦楽を極めた王の、真理に等しい教訓だぞ、エア》

 

――はい!セーブはきっちり行って、体力を回復してから取ります!

 

(ミミックに噛みつかれても泣かない!)

 

《いや、涙は流れるものだぞ。物理的な痛みと友の苦笑いの相乗でな》

 

楽しげに会話する皆に、騎士王とリッカが合流する

 

「皆さん。山の民の皆様の説得に成功しました。非戦闘者、女性と子供を最優先に・・・東、西の村ともに『裁き』に備え避難を開始します」

 

騎士王は相も変わらず完璧な立ち振舞いにて気品と風格を示す。彼女は深夜遅くまで働き、朝早くに行動を繰り返し、民のために尽力しているのだ

 

――理想の、王・・・

 

 

思わずそんな所感が洩れる。民の為、明日のため、平和のために身を粉にして戦う王

 

人を見定める王、人を魅せる王、人を照らす王・・・そして、人を救う王

 

 

目の前にいる騎士王とは・・・そんな存在なのだと、示された想いだった

 

(お褒めの言葉、痛み入ります。プリンセス)

 

見ると、騎士王は優しく微笑み、こちらに慈しみの視線を送っていた

 

聞かれていた・・・わたわたと視線を泳がせるエアに、クスクスと笑うフォウ

 

「うむ、御苦労。マスター、護衛にヘラクレス、カルナ、クー・フーリンを呼んでおけ。我等は暫し村を空けるぞ」

 

「了解!行く場所はじぃじに教えてもらった場所と、遺跡だっけ?」

 

マスターの言葉に、一同が頷く

 

 

ここからのスケジュールは少し忙しい。まず、ここから西の村へ飛び、かの村の頭目と合流。話をつけていただいていた煙酔のハサン。総勢三名のハサンと共に、マスターが伝え聞いたという『囚われしハサン』を救出に向かう

 

呪腕のハサンさんが言うには『今のリッカ殿に協力しない翁はおりますまい』と深く頷いていたので戦力は在るものとする。そして首尾よく救出を終えた後に、返す刃で砂漠の遺跡に飛び、『獅子王』の真の目的を把握するために挑む

 

 

そして即座に現地の太陽王の玉座に謁見し、準備が整ったことを伝え、軍備を整える。それに一日を使う

 

「太陽王の謁見までを一日でこなす。我等が特異点に来てから三日足らず。獅子王の裁き、目的が不明瞭な以上そう時間はかけられぬ。――決戦の準備は、今日で整えねばならぬということだ。貴様ら、覚悟はよいな」

 

 

英雄王の言葉に、皆深く頷く

 

 

「行こうよ!皆!一気呵成にガンガンいこう!」

 

リッカが高々と拳を突き上げ

 

 

「『『おーっ!!』』」

 

マシュ、オルガマリー、ロマンが後に続く

 

「ベディヴィエールの容態は深刻です。絶対安静を旨とし、獅子王の謁見まで力を蓄えさせなくては」

は」

 

「任せる。――恐らくヤツ無しでは獅子王の打倒は果たせまい」

 

ふむ、と考え込む英雄王

 

――ヴィマーナに座標を入力します。最短ルートを通る場合、ワープを使用する場合の二パターンをエレシュキガル様、シドゥリ様に伝えました。・・・返信『任せるのだわ!』『承知しました』、と。航行可能です。フォウ、管制をお願いできる?

 

(任せてくれ!嬉しいな、キミの役に立てるというのは!)

 

キャウキャウと歓喜の鳴き声をあげるフォウに感謝の撫で撫でを送り、王に万端を告げる

 

《御苦労であった。飴をやろう》

 

――わぁい!ありがとうございます!

 

こりこりと、口一杯に広がる甘みと酸っぱさを堪能するエア。やっぱり美味しい!

 

(ハムスターみたいになってるよエア!)

 

――おいひぃ!

 

モゴモゴしながら満面の笑みで笑うエアを目の当たりにし、ほわわんとわたあめになるフォウ

 

――なんだかフォウも美味しそうに!?

 

そのままクルクルと回転し、竜巻となり復活するフォウ

 

(ふぅ!――あ、今ので人型を維持しても問題ないくらいには貯蓄込みのプレシャスパワーが貯まったみたいだ。よしよし!)

 

――フォウ、人型になれるの!?凄い!

 

《ほう?採算が合ったか?やるではないか。家計簿を任せられる程度には家庭的になったか?》

 

フォウが胸を張る。フフン、と誇らしげだ。可愛いのでもう一回撫でるエア

 

(ぶっちゃけもう無限に等しいくらいに貯まってるけど、これから先どれくらい使うか解らなかったから控えてたんだ。今ので、『人型の形成に使うプレシャスパワー』が、『自動生成』で賄えるようになったからね!そのうち見せてあげるよ!)

 

――フォウの人型かぁ・・・!この旅で、楽しみがまた増えたなぁ!

 

(比較だったら化け物にしかなれないけど、至尊の獣なら話は別だ!獣型、人型、プレシャス・ガーディアンモードと形態変化するからお楽しみにね!)

 

――うん!

 

 

《成る程、消滅芸は伊達では無かったと言うわけか。だが仮にもエアと肩を並べて歩くならば、絶世の造型は当然と心得ろよ?》

 

からかう英雄王に、フォウはピシリと答える

 

(見た目は女性になると思うよ。魂は男性だけどね。多分・・・アーサー辺りが驚くんじゃないかなぁ)

 

――どんな姿でも、フォウはフォウだよ!自信を持って!ワタシ、楽しみにしてるからね!

 

(うん!)

 

白いレンガになって、ガラガラと崩れていくフォウ

 

――フォウ――!?

 

「よし!では早速向かうとするか!者共、ヴィマーナに・・・」

 

「よう!お疲れさん!これから西の村へ出立かい?」

 

王の声に、きさくに声をかけるは大英雄アーラシュだ。やけに笑顔で、そわそわしている

 

 

「良かった良かった。英雄王さん、騎士王さん。ちょいとマシュとマスターを借りてもいいかい?」

 

――予感がする

 

「どしたの?アーラシュさん」

 

「私達が、何か?」

 

・・・なんだか、あの笑みは見たことがある

 

 

「いやいや、せっかく村にはるばるお越しいただいた勇者の皆様の思い出作りに貢献したいなぁと思ってよ。騙されたと思って来てみちゃくれないかい?」

 

《・・・不気味な提案よな。ヤツに限って愉悦案件というわけではあるまいに》

 

――あの笑みは、確か・・・そうだ

 

「・・・よい。赦す。だが怪我はさせるなよ?」

 

「そこは誓う。絶対ヘマはしねぇよ」

 

確か・・・あ、待って!二人とも!返事は――

 

「解った!いこいこ!」

 

「はい!思い出作りとは一体なんなのでしょう・・・!ワクワクします!」

 

「・・・(直感で全てを察した)」

 

ご武運を、と小さく頷く騎士王

 

――あの笑みは、王がキャストオフをする前の・・・!

 

《――――――――成る程、そう言うことであったか。ふはは!問題はあるまい!マシュはともかくマスターはな!》

 

(トラウマにならないといいけど・・・祈っとこ)

 

察する王、祈る獣。案ずる姫

 

 

待って二人とも!英雄観点の出来事は全て規格外だから!絶対無礼構みたいに心に深い傷を――!!

 

届かぬ思い、行ってしまう二人の背中

 

《まぁ良いではないか。何事も経験よ。さて、ヴィマーナにて先回りと行くか!》

 

あの二人に待ち受ける運命を察しウキウキで足を運ぶ英雄王。騎士王の手を掴み、ヴィマーナに引き上げる

 

「さぁ、特等席で眺めようではないか!ヤツの一射をな!」

 

「・・・貴方も人が悪い」

 

(大丈夫大丈夫。ダイジョーブ博士の人体実験やスパロボの99%くらい大丈夫)

 

あぁ、二人が行ってしまう。嫌な予感がしているのに止められない。トメラレナカッタ・・・

 

――せめて二人とも、お気をつけて――!

 

エアの魂の叫びは、空しく山に吸い込まれていった・・・

 

 

村の外れ、崖の先

 

「来たかマスター!待ちくたびれたわ!だが赦す!さぁ、位置につけ!」

 

ノリノリで声をかける太陽王オジマンディアス

 

「わははははは!流石は余のマスターにサーヴァント!豪胆だのぅ!」

 

同じく征服王イスカンダル

 

「え、何やってんの二人とも」

 

二人は一様に変な格好を、体勢をとっていた。

 

「そこに潰れた家の屋根を粘土で補強した土台がある。よく見てみろ、取っ手が付いているな?」

 

マシュとリッカが見ると成る程、言う通りに土台があり、カカトが入る穴もある

 

 

「取っ手をつかんで穴に足を入れる、と。ヨツンヴァインの形になるね」

 

何かを察したのか、童子切安綱を抜くリッカ

 

「先輩!?」

 

「お、ヤル気満々だなマスター!マシュはマスターの隣な。しっかり掴んでろよ。時速300㎞は出るからな」

 

「――――――――――――はい?」

 

現実逃避気味の返答を返すマシュ

 

【オッケ、安請け合いは二度としない!兄貴、優しく運んでくれてありがとう!】

 

ブイの字に安綱を振るい空間を切り裂き、鎧を装着し取っ手を掴み足を入れる  

 

「え、や、いや。あの、アーラシュ・カマンガー。何を、して、いるの、ですか?」

 

困惑ぎみに聞くマシュ。アーラシュは自慢の肉体にて力仕事を容易くこなし、答える

 

 

「何って、土台に縄を張って固定、そのまま特大の矢に繋いでる――よし、準備は出来た。角度はこんなところか。今日は追い風だ!西の村の手前までは飛ばせるぞ!」

 

「フハッ!!ハハハハハハ!!勇者の射撃、よもやこの身で体感できようとはなぁ!!」

 

上機嫌、限界突破し笑うオジマンディアス

 

「何事も経験!!一先ずぶち当たればなんとかなるものだぞぅ?わははははは!!」

 

豪放磊落に笑い飛ばすイスカンダル

 

「え、ぇそんなまさか。笑い話ではありませんしそんなまさ――」「そのまさかだ!酒盛りの定番ネタ、一生忘れられない体験だぞ!土台と矢を繋ぐ、思いっきり矢を放つ。矢、20キロ先まで飛ぶ。一緒に土台も飛ぶ」

 

グッ、とサムズアップする大英雄

 

「な?簡単だろ?」

 

「馬鹿なんですかアーラシュさん――!!!!」

 

マシュの絶叫に神妙な顔持ちで頷くリッカ

 

【これは罰なんだ。全国各地で絆レベル10にしているアーラシュさん大好き(意味深)マスター達の罪を私達が贖うんだ・・・】

 

「先輩!何が見えているんですか先輩!!」

 

「おぉ、見るがいい!勇者の射撃である!さぁマシュ!貴様も早く体勢に移れ!!」

 

「でで、出来るわけありません!そんな方法で、そんな飛行なんて!そんなオカルト有り得ません!」

 

 

『いけるいける。サーヴァントの宝具に物理法則なんて通用しないし』

 

『安心したまえ二人とも!彼にとって10キロや20キロなんて準備運動さ!』

 

『(胃薬を飲む音)』

 

『マリーさんお疲れ様です~・・・』

 

思い思いの所感を漏らすカルデアの皆さん

 

 

「言ってくれるねぇ兄さん!任せな、いい着地地点も見えたからな!」

 

「それは着地地点ではなく落下地点と・・・」

 

マシュを座らせ、強くつかむ

 

【しゃあ、まかせな、良いだろう――皆、心を一つに!大英雄の射撃といったらあれしかない!】

 

「じゃあ行くぜ!!――せー、の!!」

 

 

放たれる――――

 

 

「「「【『人間大砲(ステラ)』ァアァアァアァアァアァアァア――――――――――!!!!】」」」

 

「ぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ――――――――――――――――!!!あ――――――――ぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ――――――――――――――!!!!!」

 

響き渡る絶叫、飛来する弓矢、土台、かけぬける、たかい、はやい、すごい、やばい

 

 

 

【アイキャンフラァアァアァアァアァア!!!!】

 

 

「フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

 

「わははははは!心地好い風だのぅ!!ブケファラスやゴルディアスともまた違う感覚!大英雄の射撃はこれ程のものか!!」

 

 

「各自、いい感じに受け身をとれよ!いや――着地失敗したくらいで怪我するようなのはここにはいねぇかはっはっは!」

 

「きゃあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあ――――――――――――!!!!」

 

風を切り、重力を切り、全てを切り駆け抜けるアーラシュの生体弓矢

 

 

きが つくと わたしたちは ほうだんに なっていた

 

せんぱいは たのしそうに はしゃいでる。まねできない だいすき

 

なんで、なんでこんな。わたしたち、わるいこと、なにもしていないのに なんで

 

 

やだよぅ・・・こんなのひどい あんまりだ

 

 

うぃまーなに かえして 

 

わたしたちを みすてないで えいゆうおう・・・――

 

吹き飛ばされながら、マシュの精神は若干ゼパり

 

 

西の村へ、無事に到着しましたとさ――




「英雄王、騎士王。よくぞ来てくださった。我等が同胞をも、助力してくださるとは感謝の念に堪えませぬ」

「構わぬ。手駒は多ければ多いほどよい。此方としても、誰一人欠けさせてはならぬ拘りがあるのでな」

「なんと気高い王達なのか・・・!まこと忝ない!この煙酔、必ずやお力に!」

「・・・砂漠で御会いしたか?」

――確か、逢ってない・・・よね?フォウ。逢ったなら解る筈だし

(そだねー、しらないねー)

「マスターはすぐさま此方へ来ます。・・・手荒ですが」

「手荒?それはどうい」


こんにちはー!!(どこだ!!)


「ぬぅうっ――!!?」

「はあぁあっ――!!?」

「けほっ!けっほっ!」

「ハハハハハハ!勇者の剛弓!誠に見事なり!!」

「よい速さだ!流石にあの速さは馬では出せんなぁ!わははははは!!」

【あ、どうも!せーひつさんを助けにお力をとやって来ました!】

「ははあっ――!!」

「っっっ――!!」

「リッカ殿、それは解いてくだされ。畏れ多く、山の翁は顔すらあげられませぬ」

あ、ごめんなさい!(くびをだせぃ!!)


「「ははあっ――!!!」」

「な?怪我は無かっただろ?」

「ショタ、ショタ・・・らふむ、ぶけふぁらす・・・」

「・・・精神的外傷が・・・」

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