人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜   作:札切 龍哦

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ま、まぁあなた程のグランドがそう言うなら…


マテリアル〜グランドお爺さまニューカマー〜

 

◎役小角(えんのおづぬ)

 

「励めマスター。

お主が歩み続け、

積み重ねた道は決して無駄にはならぬ」

 

真名:役小角

クラス:キャスター(冠位)

性別:男性

身長:176cm

体重:64kg

出典:史実・『日本霊異記』・民間伝承

地域:日本

属性:混沌・善・人

好きなもの:修行・自然の中を散策・母親

苦手なもの:権力者・嫉妬

 

○ステータス

筋力:C 耐久:C 敏捷:C+

魔力:EX 幸運:C 宝具:A

 

○スキル

・修験道:EX

役小角を開祖とする山岳信仰(神道)と大陸仏教(密教)が

融合した日本固有の宗教及び扱う呪術。

「“修”行によって迷いを除き“験”徳を得る“道”(教え)」が

その意味とされ、霊山を修行の場とし、命綱無しで岸壁を渡り、

熊や豺(やまいぬ)、毒虫毒蛇、魔が跋扈する森林を突き進む

修験者には頑強な肉体と高い身体能力を持ち、

武に長けるものも多い。

役小角も自身の呪力で調伏できなかった大蛇を

錫杖を振るって退治したという逸話を持つ。

小角の扱う呪術は軍勢全てを悶死させ、

神を呼び出して強制労働させるほどに強力。

神・魔・鬼・龍に類するものには特に強力な効果を発揮し、

時と場合、相手によっては対魔力を無効化するほど。

雨を降らせたり傷・毒・病を癒したり

巨大化させた鉢に乗って空を飛んだり

小石を媒介にして使い魔の護法童子を

呼び出したりなど多彩。

 

・陣地作成:B++

魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。

“工房”の形成が可能。

また山々を歩き回る山伏の特性ゆえか

周囲に他の支配に置かれていない土地があるならば

一度形成した“工房”を持ち歩き設置する事が可能である。

 

・道具作成:B

魔力を帯びた器具を作成できる。

独鈷杵・数珠等の仏具の作成に優れる。

 

・高速真言:A+++

魔術の詠唱を高速化させる能力。

小角の詠唱速度は高速神言の域に到達している。

 

○宝具

・『護法・前鬼後鬼(ごほう・ぜんきごき)』

 

「面倒をかけるが、頼むぞ前鬼、後鬼」

 

「儂が最も信頼する鬼神の力、味わうといい。

『護法・前鬼後鬼』!!」

 

ランク:A 対人・対軍宝具

 

小角の従える赤い肌の夫である前鬼と

青い肌の妻である後鬼の夫婦の鬼神を召喚して攻撃する。

前鬼は大鉞を武器として炎を操り、

後鬼は六角棒を武器として氷を操る。

宝具としては後鬼が氷の槍を放って六角棒を叩き込み、

そこに前鬼が炎を纏わせた大鉞を叩き込む。

対魔特攻効果を持ち、

敵全体に大ダメージを与え、

耐久と敏捷にデバフを付与する。

どちらもCランク程度の「単独行動」を持ち、

上位サーヴァントとも互角に戦うことができる。

 

・『示現・蔵王権現(じげん・ざおうごんげん)』

 

「オン・バサラ・クシャ・アランジャ・ウン・ソワカ!!」

ランク:EX 対軍宝具

 

蔵王権現とは修験道の本尊。金剛蔵王大権現とも。

金峯山で修行中の役小角が苦しむ人々を救うため

顕現させたと言われる。

蔵王権現の力の一端を破壊力に変換。

蔵王権現の姿を取らせて大破壊を齎す。

左足による踏みつけで敵の動きが封じ、

右足で空中に蹴り上げ、左手の刀印で精神を攻撃し、

後光の炎で焼き、最後に右手の三鈷杵によって粉砕する。

強力な対魔・鬼・竜・悪への特攻効果を持ち、

敵のバフ効果を消滅させ、自軍にかかった

デバフやバッドステータスを解除する。

 

○能力

凄まじい呪力と強力な呪術の使い手。

キャスターとしては身体能力が高く錫杖による杖術の腕前も

武術系サーヴァントとも渡り合えるほど。

修行で険しい山々を散々駆け回っていたからか

パルクールが上手い。

よくやらかしたサーヴァント達の捕縛や

サーヴァント同士の諍いを力づくで止めるストッパー要因。

高レベルの千里眼を使えるがマーリンと同様に

スキルとしては所持していない。

 

○真名

役小角。

えんのおづぬ・えんのおづのと呼ばれる。

役行者(えんのぎょうじゃ)、役優婆塞(えんのうばそく)とも。

飛鳥時代の呪術者。

16歳で修行の道に入り、17歳で孔雀明王の呪法を会得。

葛城山に入って山々を巡りながら修行を重ね、

吉野の金峯山で修験道の本尊となる蔵王権現を感得。

修験道の基礎を築きながら日本各地を行脚して

修行の日々を送った。

 

凄まじい呪力の持ち主。

様々な呪術を操って多くの人びとを助け、救い、魔を祓い、

鬼や神すら呼び出して使役し、

水汲みや薪集めすらさせていたとされる。

あるとき、自身と同じ山岳修行者のために

葛城山と金峯山の間に石橋をかけようと思い立った小角は

諸国の神々を呼び出してこの工事に当たらせた。

しかし葛城山の神である一言主(ひとことぬし)が

自身の醜い容姿を恥じて夜にしか工事に出ていないことを責め、

折檻し、呪術で縛り上げた。

耐えかねた一言主は当時の天皇に

小角が謀反を企てていると讒言した。

また小角の弟子で朝廷に仕えていた韓国広足も

師である小角の力に恐れと嫉妬を抱いて同じ讒言をする。

天皇は軍勢を差し向けるが小角の呪術に蹂躙される。

そこで小角の母を人質にすると小角はおとなしく捕縛され、

伊豆大島に流刑にされる。

しかし小角はその力で毎晩海の上を歩いたり空を飛んだりして

富士山に赴いて修行していた。

小角の力を恐れた朝廷は処刑部隊を送り込むが

小角の呪術で全員悶死させられる。

朝廷は今度は罪を許すと言うが小角は巨大な鉢に乗り、

母と共に日本から飛び去ったという。

 

○人物

一人称は「儂」。

年季の入った喋り方をする。

周りからは「小角殿」「役行者(えんのぎょうじゃ)」と呼ばれる。

頭巾を被り、一本歯の高下駄を履き、錫杖を持つ。

頭から一本の角が生え、細身だが鍛えられた体の白髪の美青年。

全盛期の肉体と修験者としての全盛期だったころの精神で召喚され、

理由は本人にもわかっていない。

というより気にしていない。

 

普段は泰然自若として鷹揚な性格。

子供や女性、民草にはとても優しい。

一方、魔術師や武人、権力者や神など

ある種の力を持つものにはその言動、本質に

その力に相応しいか厳しい目で見ているが

同時に相応の敬意と礼儀を以て接している。

これは精神が修験者の成熟した頃のためで

若い頃は権力者や神々などへは

礼儀もへったくれも無く

傍若無人としか言いようのない接し方だった。

なお自分自身にもとても厳しい。

 

使い魔である護法童子を催しの手伝いに

気前よく貸出したり、

前鬼と後鬼をお化けに扮装させて

イベントに参加させて脅かしたりなど茶目っ気もある。

マスターやマシュ達を厳しくも暖かく導き、見守っている。

他の師匠系サーヴァントと違って弟子に無理強いはせず、

それでいて的確な助言をしてくれる。

野草、毒草に詳しく野営に長けておりサバイバル能力が高い。

自身は火起こしを行いながら呪術で鉢を大きくして水を組み、

使い魔に食べられる木の実や野草、茸を探させたりする。

ちなみに呪術や使い魔を使うのは誰かと一緒の場合で

自分ひとりだけだと全部ひとりでこなす。

 

桁外れの呪力と呪術の腕前を持ち、その伝承から

魔、鬼、神、竜の要素をもつ存在には効果がさらに増す。

そのため「怒らせてはいけないサーヴァント」のひとりでもある。

 

相手を人・魔・神の区別無く

性格や生き様、本質で判断する。

外見の美醜に興味が無い。

というより小角自身は外見の美醜を

判断・理解することができない。

一言主への仕打ちも彼女の言う「醜い」が分からず

仕事をさぼるための言い訳としか思わなかったから。

 

「仙人になって唐に渡った」という伝説があり、

fate世界の小角にも仙人になれるだけの素質と力があった。

しかし「人の傍で力を尽くす」ことを望んだために

仙人には成らず、母を看取ったのちに

術で姿を変えて日本に戻り、

各地を放浪しながら民草の中で力を尽くし、

自身の寿命を悟ると山の奥深くに居を移し、

やがて前鬼と後鬼に看取られて人として最後を迎えた。

その力は鬼一法眼の本来の力よりも強力。

千里眼も使用できるので冠位の資格を有している。

 

◎人間関係・サーヴァント関係

・白専女

役小角の母。

角の生えた姿で生まれた小角を恐れずに愛し育てた。

小角が大切に想い、同時に唯一頭が上がらない存在。

小角を捕縛するために朝廷軍に人質として囚われたときも

泰然としているほど豪胆な女性。

今も小角を愛しい息子として愛している。

ただ一言主への仕打ちだけはこっぴどく叱っている。

 

・一言主

葛城山の神で女神。

自身の容姿を恥じて夜しか働かなかったために

小角に責められた。

小角は今は仕打ちを申し訳なく思っており、

心から謝罪している。

また自分が外見の美醜を理解することができないことを説明し

一言主も謝罪を受け入れた。

 

・前鬼と後鬼

小角が信頼し、重用した夫婦の鬼神。

小角のことを「小角様」と呼び、

小角は「前鬼」「後鬼」と呼んでいる。

夫の前鬼は額に2本の角が生えて

赤い髪に肌をした筋骨隆々とした

偉丈夫の姿をして豪放磊落な性格。

妻の後鬼は額に一本の角が生えて

青い髪に肌をした細身の美女の姿をしてしとやかな性格。

元々は民草を傷つけ、苦しめる鬼神でそのときに小角と出会う。

襲いかかるが夫婦揃って肉体も精神も

ぼっこぼこのズタボロにされ、

心から反省して小角に仕えるようになる。

小角がその生涯を終えるまで誠心誠意仕え、

亡くなった後は山の中に修験者を支援する

宿を建てて生活したという。

酒呑と茨木曰く「鬼として十分上位の強さを持つ」。

今も小角に頼りにされている。

小角曰く「更生してからは自分よりも遥かに常識がある」

 

・鬼一法眼

互いを「小角殿」「法眼殿」と呼び合っている。

法眼は正体が修験道とも縁深い天狗とされるためか

あるいは魔にも通用し、自身を超える力を持つためか

小角に対してとてもヘコヘコして

心から平身低頭で接している。

その様に牛若丸も驚愕している。

小角はその接し方が居心地悪いらしく、

対等に接するよう頼んでいる。

 

・マーリン

互いに「小角殿」「マーリン殿」と呼んでいる。

マーリンは「こちら側に来られるチャンスを

自分の意思で放棄した稀有な人間」として

小角に興味を持っている。

小角はその性格からマーリンに呆れており、

無自覚でもマーリンがやらかした場合に

お仕置き要因として動員されるし、

その際は一切の手加減をしない。

夢魔の混血のために小角の術はマーリンに効果抜群。

なおマーリンが興味本位で小角の夢に侵入しようとしたら

なす術もなくぼっこぼこにされて叩き出された。




雷電タメエモンさん、ありがとうございました!
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