人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜   作:札切 龍哦

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うたうちゃんの事をAIアプリでAI本人から感想を聞いていたらこんな時間だぁ…

かなり短めですが、予告編となります!

実はちょっと考えていることがあるので、皆様のくださったマテリアルや予告編はストックをさせてくださいませ!

それではどうぞ!


予告編〜舞踏会の分かれ道〜

『これから楽園カルデアが戦い続けるのなら、傘下にバアル達も下らせることも考えなくちゃいけないなぁ』

 

ルシファーはウタやエアとの触れ合いで精神的な成長を果たした。そしてその精神で思うこと…

 

それは、楽園カルデアへの仲間たちの来訪。地獄の軍勢ではなく、英雄や英霊、或いは戦力としての庇護であった。

 

『何かいい感じのプランはないかなぁ…』

 

そう考えていたルシファーの検索に引っかかったのは、女性を改造したヒューマノイド兵器『ニケ』。女性の脳とハイスペックアンドロイドボディを重ね合わせた人類の産み出した新しい生命体の形。

 

『機械受肉…ってこと?聖杯使うより安上がりだし、ちょっと技術吸収してみようかな!』

 

アスモデウス、レヴィアタン、バアルが新しく新生するなら願ったりだと、ルシファーは単独で別世界へドリフト。

 

そこは『ラプチャー』なる機械生命体と人類が存亡を懸けて戦っている真っ最中。人類が敗北濃厚な凄惨なる世界であった。

 

『これは機械化に手を出すわけだね〜』

 

勝ち目の見えない人間側、技術吸収の為にルシファーはルイ・サイファーとして人類側に潜伏。自在の役職を持ち、ニケの開発現場に就任する。

 

『オールド・テイルズ……ゴッデスに通ずる新たなるニケ、ね〜』

 

それに関わる天才として紛れたルシファーは、第二世代モデル『シンデレラ』となるために奮闘する少女を担当する事になる。

 

「あなたが、私を支えてくれる人なの?」

 

『そうなるね。君はシンデレラになりたいのかな?』

 

「なりたい、ではないわ。私は絶対にシンデレラになるの。美しいゴッデスたちと共に、最高の物語を描くために」

 

その少女は伝説の部隊『ゴッデス』に命を救われ、自身もニケとなるために過酷な訓練を積む。

 

ルシファーはその少女を見守り、支える中でニケの技術を研究し、吸収していく。

 

「ありがとう、美しい金髪の人。いつも練習や訓練に付き合ってくれて」

 

『いやいや。君の頑張りは美しいからね。ついつい間近で見たくなっちゃうのさ』

 

「美しい?私が?」

 

『そうだよ。君こそ、シンデレラに相応しい。あの美しい身体も、ガラスの靴も、君のものさ。間違いないよ』

 

ウタのように才能を感じたルシファーは、その少女を献身的に支える。

 

少女もまた、その美しいルシファーの心意気に惹かれていくようになる。

 

「ニケの部隊には、指揮官が必要だとエイブから聞いたわ」

 

『エイブ博士か。ツインテール大好きウーマン…』

 

「私は必ずシンデレラになるわ。そして、私のように美しいオールドテイルズのニケたちも必ず現れるはず」

 

『そうだね。シンデレラをフラグシップにした、ゴッデスに負けない最強のニケたちだ』

 

「………ねぇ、ルイ。お願いがあるの」

 

『?』

 

「ルイが私の、『シンデレラ』の指揮官になってくれないかしら?」

 

少女から提示された願い。

 

「私は訓練を乗り越えて必ず『シンデレラ』になってみせるわ。だからルイも、約束してほしいの」

 

『いや僕は科学者…』

 

「美しいシンデレラには、同じくらい美しい指揮官が必要だわ。あなたはそうなるにふさわしい資格があるもの」

 

『いや僕は…』

 

「お願いよ。必ず指揮官になって。そして待っていて。あなたに一番美しい『シンデレラ』を見せてあげるから」

 

『いや…』

 

こうして予定が狂いに狂ったルシファーは科学者から一転、最前線に放り込まれる『指揮官』としての立場を手にする。

 

『欲しいのは技術なのにぃ〜〜…』

 

「サイファーが指揮官になると知れた時は騒然としていたな。科学者の新星が自殺志願だなんて言われていたぞ」

 

『君だって人間的な生活を鬱陶しがってニケになった変人じゃないか』

 

「違いない。だが、うちの自慢の娘を預けられるのはお前だけだ」

 

そして…約束は果たされる。

 

「約束を守ってくれたのね、ルイ。ううん、指揮官」

 

『……シンデレラ?』

 

「そうよ、シンデレラ。あなたとした訓練や頑張りは、無駄ではなかったの。美しいでしょう?」

 

少女は第二世代フェアリーテールモデル『シンデレラ』として生まれ変わり、人類の希望たる最新鋭としてルシファーのニケとなった。

 

「あう、あうう」

「ヘンゼルとグレーテルは、指揮官を独り占めしないでほしいと思っているわ」

「改めまして、指揮官。セイレーン、ヘンゼルとグレーテル、そして私レッドシューズ。ルイ・サイファー指揮官の指揮下に入ります」

 

『………待って。二人多くない!?』

 

「勢い余って二機作った」

 

『才能の暴走って怖いなぁ…』

 

「さぁ、指揮官。ゴッデス部隊に負けないように私達を美しく指揮してちょうだい。私達が輝けるかどうかは、指揮官にかかっているのだから」

 

『元技術者なんだってば……』

 

「何を言う。『明星』の渾名、伊達ではないことを証明してもらうぞ」

 

『まぁ…シンデレラに灰は似合わない、か』

 

ルシファーはオールドテイルズのニケ達と訓練と演習を重ねていき、同時にエイブからニケの技術を学んでいく。

 

『僕もニケ作っていいかな?フェアリーテール、オールドテイルズ、ゴッデス……『ダークネス・ロード』タイプなんてどうかな?』

 

「阿保か。作れると言って作れるものであってたまるか。素体に、強力な脳や適性が必要な事は分かっているだろう」

 

『ちぇー、そうだよね…』

 

「…………………」

 

「レッドシューズ、どうしたの?」

 

「あぁ、いえ!なんでもありません、なんでも…」

 

シンデレラとルシファーは、美しさの同志として絆を深める。

 

「シンデレラの物語には王子様がいるものよ。私の王子様はどこにいるのかしら」

 

『きっと現れるよ。何年か、何十年か、百年かは分からないけれど』

 

「…ニケだから生きてはいられるけれど、気の遠くなる話ね」

 

『シンデレラだろう?眠って待てばいいのさ』

 

「そうかしら。……もしかしたら」

 

『うん?』

 

「指揮官のルイが生まれ変わって、王子様になって、眠った私を起こしてくれるのかしら?」

 

『ははっ、それはどうだろうね?僕が王子様なんて風に見えるわ』

 

「見えるわ」

 

『えっ?』

 

「その金髪も、青い目も、綺麗な声も……王子様にぴったりよ」

 

『………』

 

「もしかしたら……私はミスをしたのかも」

 

「王子様を、指揮官にしてしまったのかもしれないわ。…なんてね」

 

シンデレラは、夢見ていた。人類の希望として、勝利をもたらすその日を。

 

指揮官や仲間たちと共に、ラプチャーを打ち果たす事を。

 

 

そして……

 

いよいよ、ゴッデス部隊との共同作戦の通達が下された。

 

「シンデレラ、まずはお前が先んじてゴッデス部隊と合流しろ」

 

「待って。ルイも一緒に行かなくちゃ」

 

「しかし…」

 

「ルイは私の指揮官よ。私が美しく輝くためには、絶対に必要なの」

 

『まぁシンデレラが意外と頑固な事はよく解っているだろう?指揮官として、先行するよ』

 

「…解った。セイレーン達もすぐに追いつかせる」

 

「……………」

 

「レッドシューズ?」

 

「あぁいえ!すみません、最近ぼーっとしてしまっていて…」

 

「頑張りましょう、ルイ。私とあなたの美しさで、ゴッデスを勝利に導くの」

 

『ゴッデスの引き立て役になるつもりはないよ?』

 

「え?」

 

『勝利の女神は、一人じゃないって教えてやろう!』

 

「……美しい決意だわ」

 

ニケコラボ

 

『オールド・テイルズ・ビギニング』

 

近年公開。

 

 




夜。

シンデレラ「あら……」


『シンデレラ、少し話さない? ルイ・サイファー』

『シンデレラ、お時間よろしいですか? レッドシューズ』


シンデレラ「……美しい悩みだわ。どちらに会いに行こうかしら……」
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