人理を照らす、開闢の星・序章〜awakening,precious,star〜 作:札切 龍哦
名前 まつ
クラス キャスター
性別 女性
ステータス
筋力 E 耐久 A 敏捷 E 魔力 A 幸運 A 宝具 A
クラススキル
陣地作成 C
魔術師のクラス特性。
魔術師として自らに有利な陣地工房を作成可能。
道具作成 B
魔術師のクラス特性。
魔力を帯びた器具を作成可能。
(諸事情により隠蔽)騎乗 B
乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。乗り物という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
生前に纏わるとある事情により獲得したスキル。
頑なにとある人物に隠そうとしている。
保有スキル
呪術 B
古来からアジア、中東、南米などに伝わっている魔道。あるいは古典的呪術の類。
まつが操る呪術は『ダキニ天法』と呼ばれ、地位や財産を得る法(男性用)、権力者の寵愛を得る法(女性用)といった権力を得る秘術や、死期を悟る法がある。
まつは権力者の寵愛を得る法(女性用)を〝他者に〟使用する。
高速詠唱 D
魔術の詠唱を高速化するスキル。一人前の魔術師でも一分は必要とする大魔術の詠唱を半分の三十秒で成せる。
学問や武芸に通じた女性として知られるまつは主に和歌を歌う。
友誼の証明 C
敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことができる。
聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。
まつは秀吉との和議や徳川幕府との交渉を行った実績からこのスキルを有する。
生存の閨 B
防御に特化した、「フェロモン」の亜種スキル。
「自身の魅力」「場の魅力」「行動の魅力」を状況に応じて最適な形で組み合わせる事により、まつは「自分が死ぬ確率の低い領域」を構築し運用する。
生存続行 EX
魔力による身体強化防御と蘇生術式を併せ持つ複合術式。
まつがとある理由により開発し、編み出したオリジナルの術式であり、高い生存能力を発揮する。
自身に防御力大幅上昇、重複可能なガッツを3回付与する。
宝具
金銭傀儡兵
ランク:E~A 種別:対軍宝具
レンジ:─ 最大捕捉:─
前田利家の金銀財宝、銭等の資産を消費し、素材とした傀儡兵を錬成し、敵軍を攻撃する術式。
きっかけは守銭奴たる夫・前田利家が、そこそこの金銭でそこそこの数の家臣を雇っていたが、佐々成政との戦が迫った時、兵も将も足りないことが露となった事にある。
この時まつは「銭に槍を持たせて戦わせたらどうですか」と皮肉を浴びせたという。
もっとその銭で兵を雇えという意味で言い放った言葉であったが、ふと、これを実現させれば前田利家の守銭奴もましになるのではないかと思い付く。
こうして、誕生した術が金銭傀儡兵である。
前田利家の資産状況によって揃えられる戦力が変動する事からランクはE~Aとなっている。
金銀財宝等で造られた傀儡兵を見た人間はその輝きに魅了されてしまう場合がある。
また、傀儡兵は戦闘終了後に砂の様に崩れ去り、風に乗って跡形もなく消え去るので、宝具に使われた前田利家の資産はほぼ回収不可能である。
敵全体の人属性の敵に魅了を付与し、人属性特攻攻撃を行う。
解説
戦国大名・前田利家の正室・まつ。
もしくは芳春院とも言う。
母が前田利家の母の姉であるため、利家とは従兄妹関係にあたる。
篠原一計の娘として生まれたが、幼い頃に父・一計が死去してしまい、利家の父・前田利昌に育てられる事となる。
つまりは前田利家からすると、従兄妹であり、義妹であり、相思相愛の恋仲であり、嫁であるという関係性になる。
才女としても知られており、賤ヶ岳の戦いで柴田勝家方に与した利家が敗走した際、越前府中城で羽柴秀吉に会って和議を講じて利家の危機を救ったり、前田家に徳川家康から謀反の嫌疑がかけられた際には、交戦を主張する利長を宥め、それを解消させるため自ら人質となって江戸に下り、14年間をそこで過ごした。
なお、江戸に護送される手配を前田玄以、長束正家、増田長盛の年寄が行っており、家康の大名統制策は内付・五奉行体制に基づいており、その構成員を動員している。
この場合の公儀の拠り所は秀吉遺言覚書であり、これによって家康の公儀としての性格を裏付けることが可能となるから、家康の一方的な権力の乱用とは必ずしも言えないのである。
換言するならば、まつは公人として、豊臣政権の大老の生母としての扱いを受けながら江戸入りに至ったことを知らしめるものである。
この間、関ヶ原の戦いで西軍についた次男・前田利政の赦免や娘婿の宇喜多秀家の助命、養育していた利孝の大名取り立てを江戸幕府に直訴するなど前田家のために奔走する。
ところが、利政の赦免の約束は土壇場で反故にされ、ショックから重体となり、幕府の命により伊勢・京で保養。金沢へは立ち寄りすら認められず、慶長19年(1614年)に長男・利長が死去すると、ようやく金沢へ帰国できた。
なお、後に江戸幕藩体制において諸大名妻子の江戸居住制が確立するが、まつはその第一号となった。
ちなみに、まつは豊臣秀頼の乳母でもあるので茶々とそれぞれが知る秀頼について話し合ったりもしている。
また豊臣秀吉及び正室高台院とは懇意の間柄であり、清洲城城下に住んでいた頃から親交があり、前田利家との婚姻では仲人の役割りを果たした。
子供のいない秀吉夫妻のために、四女・豪姫を養女にさせた。まだ数え2歳(満1歳)の子供を手放したことから、高台院との信頼関係が強かったことがよく分かる。
また、三女・摩阿姫は秀吉の側室になっている。
この経緯から茶々とは世界線を越えた反家康同盟なるものを結ぶ事になる。
キャスターとして現界したまつは11歳の少女の姿をしている。
もちろん、この姿が全盛期という訳ではなく、とある事情によって少女の姿での現界を選択している。
その理由は前田利家の霊基状態に関連がある。
前田利家とまつの結婚は前田利家22歳、まつ11歳の頃に行われている。
サーヴァントとして現界した前田利家は全盛期の30代半ばの姿をしているのだが、それに対してキャスターまつの霊基はこの頃の姿をしているのである。
この霊基の差が何を引き起こすのかというと、まつは成長した前田利家を物理的に受け入れる(意味深)事ができなくなるのだ。
前述の通り、まつは利家にとって従兄妹であり、義妹であり、相思相愛の恋仲であった。
まつは結婚後も2人で他愛ない話をしたり、逢い引き(でぇと)したりして愛を深めていくものと、そう思っていた。
しかし、現実は非情であった。
まつの身に起きた事、それは
永禄元年(1558年)、11歳で前田利家に嫁ぐ。
永禄2年(1559年)、 長女・幸姫誕生(まつはこの時、満11歳11か月)
永禄5年(1562年)、長男・利長誕生
永禄6年(1563年)、次女・蕭姫誕生
元亀3年(1573年)、三女・摩阿姫誕生
天正2年(1574年)、 四女・豪姫誕生
天正5年(1577年)、五女・与免誕生
天正6年(1578年)、 次男・利政誕生
天正8年(1580年)、 六女・千世誕生
等々、11歳から32歳までの約21年間で2男9女を産むハードスケジュールが待っていた。
結婚時、既に赤母衣衆の筆頭に抜擢され、槍の又左の異名を持ち、称えられた前田利家と11歳の少女であったまつ、体力差は歴然であった。
嫌という訳ではないのだが、色々と手加減して欲しいと思っており、後々、対策として呪術や魔術を学び、生存続行と名付けた術を編み出すまではたまに命の危機を感じる事もあった。
愛する男(ひと)の腕の中で息絶えるといえば聞こえはいいがあんまりな実情と幼い我が子を残して召される訳にはいかないと頑張って生存の為の術を開発し、自身の侍女等(側室候補)にダキニ天法の権力者の寵愛を得る法(女性用)を使用し、前田利家に送り込んで負荷の分散を図ったりもしていた。
実際、前田利家はまつと仲が良い事が知られているにもかかわらず、側室が5人も存在している。
ちなみに、女性1人が産む子供の数が多かった戦国時代にあっても11人の実子がいる女性は稀有であり、記録が残る限りでは、伊達晴宗の正室久保姫と並んで最も数が多い(その久保姫も第1子を授かったのは20歳前後である)
前田利家共々全盛期の姿で現界してはサーヴァントの務めは果たせないどころか、場合によっては最も不名誉な退去をしかねないという事で結婚当時の姿で現界している。
あと、結婚前に夢見ていた健全な逢い引きをしたいという願いもある。
※あらかじめ無慙に話を通さないと利家は捕まります。
宝具として、前田利家の守銭奴への戒めの為の金銭傀儡兵を持つまつと前田利家が同時に前線に出て戦闘すると前田利家が資産を失ってなるものかと奮起し、攻撃力、クリティカル威力上昇、毎ターンスター獲得のバフが付与される。
まつの魔力(NP)の高まり(100以上)を感じ取るとより必死となり、バフの倍率が跳ね上がったりする。
ちなみに、楽園カルデアに所属するなら資産の心配をする必要がないので、まつは宝具が必要だと思ったなら躊躇う事なく宝具を使用する。
使用後、前田利家の弱体耐性が低下する。
前田利家が守銭奴となった理由は、結婚して早々に笄斬り事件を起こし、妻子を困窮させた事による後悔が原因。
無理矢理無断出撃して功績を挙げようとしたりしたのも一刻も早く困窮から脱する為である。
まつもそれは承知しているがそれによって生前危機に陥ったので、行き過ぎた節制を行った時(そもそも楽園カルデアでは必要ない)には金銭傀儡兵を使い、お仕置きを実行する。
ヘビーアームズさん、ありがとうございました!
追記
末尾部分を追加いたしました!申し訳ありませんでした!